2019年09月24日

『逆立ちする子犬とキレる子猫』




『逆立ちする子犬とキレる子猫』


【子犬は逆立ちしてご飯を食べることがある】

子犬が後ろ足を浮かせて食事をしている姿を見たことありませんか?

個体差もありますが、逆立ちしてご飯を食べたりする子犬はけっこう存在しているようです。


ご飯にガッツいて首に力が入り、前足を中心として後ろ足が持ち上がってしまう、マヌケ(失礼しました)な恰好です。


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思わず笑っちゃいますよね!


別に子犬は、飼い主を笑わせようとしているとか、サーカスに出演しようとしているとか、お笑いタレントを目指しているわけじゃありません。

あしからず!


本当のところは、子犬の時期は、特に体の割に頭が大きく、重たい頭を支えるために前足の筋肉が発達するのです。

つまり、後ろ足の発達が前足より遅れているのです。


また犬は太古の昔から人間と狩りに行き、獲物に噛みついて振り回すため必然的に上半身が発達していったのです。


もちろん、子犬にそんな自覚はありません。

ですから、逆立ちをしながらご飯を食べていても本人(子犬)は真面目に食事をしているので、決して笑わないようにしましょう!

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〈子犬の豆知識〉

子犬の前足はムキムキで、後ろ足はヨボヨボなんです




【子猫は離乳が早いと一生イライラした性格】

イライラしてよくキレる子猫を飼ったことはありませんか?

飼い主が遊んであげようとしても、猫パンチして怒っていたりしませんか?

突然キレ出したり、噛みついたり、猫パンチをしたりと・・・。

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たしかに猫にも十猫十色の性格の違いがありますが、ここで言いたいのは単なる性格の違いというのではありません。


ヘルシンキ大学の研究によると、子猫は離乳が早いと攻撃的な性格になるそうです。


早期に離乳をした猫は毛布や布団を「チュウチュウ」と吸ったり、布団を踏み続けたりします。


これは「もっとママのおっぱいを吸いたかった~」という鬱憤(うっぷん)を憂さ晴らししているのです。


以前に我が家で飼っていたトラ猫のオス(チャツー)は、通い猫の母猫が産んだ子猫を引き取って飼うことにしたのですが、母猫と引き離すのが早かったようで、よく夜中に息子の布団に潜りこんで、息子のパジャマをチュウチュウと吸っていました。

それにとてもキレやすい性格でした。


ですから、キレる子猫にさせないためには母猫と十分一緒に過ごさせることが大切なのです。

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〈子猫の豆知識〉

子猫は離乳が早いと一生イライラしています



お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 20:50| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月20日

『ペットロスを理解し、癒そう!(感情の解放)』





ペットロスを理解し、癒そう!(感情の解放)

ペットロスを理解し、癒すための言葉。


『ペットロスを癒すためには、感情の解放が大切』


ペットロスになってしまったら、悲しみを封印しないことです。

悲しみを無理に抑え込んで我慢しようとすると、悲しみはより深くなります。


ペットロスの悲しみや苦しみを心の奥に隠したり、無理に我慢したりすると苦しみや悲しみは一見鎮静化したように見えますが、心の中にしっかりと残ってしまいます。

それが日常のふとした瞬間に噴き出してきます。


ですから身の周りにペットを亡くして悲しみに暮れている人がいたら、我慢させてはいけません。

ペットを亡くして直ぐに理性的に受け止めて考えられる人なんていません。


大切なことは感情の問題です。

誰だって「いつまでも悲しんでいたい」とか「ずっと落ち込んでいたい」と思っているわけありません。

落ち込んでいれば、悲しんでいれば、きっと周りの人に心配をかけていることは理解しています。

頭脳では理解しているのです。


だけど、悲しいのは頭脳ではありません

心です


心が涙を流しているのです。

心が悲しんでいるのです。

それは理屈じゃないんです。


だから、ペットロスの人に理性的に語りかけて、理性的に立ち直らせようとしても無理です。

問題は感情なのですから。


悲しみの封印は、事の解決に一切役に立ちません


逆に感情を解放させることです

泣きたかったら思い切り泣くことです。

泣いて泣いて、泣き明かして涙が枯れるまで泣くことです。


誰かに話を聴いて欲しかったら、言葉が出てこなくなるまで話を聴いてもらえばいいんです。


もし、誰も話を聴いてくれる人がいなかったら、独りごとでもいいから口に出すのです。

目の前に話を聴いてくれる優しい人がいると思って。

また、亡くなった愛犬、愛猫に語りかけるのです。

一人でしゃべっているからといって変人になってしまったなんて思わなくていいのです。

ただし、部屋で一人にいるとき、誰にも聞かれない環境で行ってくださいね。


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心のマイナスの感情を解放してください。

悲しみを心から言葉や表情として吐き出してください。


吐き出し尽くしたら、きっと自然に前を向くことができます。

いつの間にか笑顔がでるようになります。


ですから、ペットロスの悲しみを心の奥に封印しないで、解放してください。


悲しみの解放が、生きる力を呼び戻してくれます


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あなたの悲しみが癒えるよう、祈っています。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 16:48| Comment(0) | ペットロスを理解し、癒そう! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月15日

『猫の食欲について』




猫の食欲について!


【猫にとって質の良い食事とは?】

古代エジプトを発症とする家猫は、人間と暮らすようになって数千年の間、自分の食べものは狩猟によって自分で獲得していました。

それがいまでは人から提供される食事ばかりを口にしています。

猫はそれで本当に満足しているのでしょうか?

それは本当に猫が食べたいものなのでしょうか?


猫を飼っている人のほとんどがスーパーなどで購入したキャットフードを買ってきて、お皿にザッとあける。

量が減ったら足す。

愛する飼い猫の食事がこの繰り返しになっていませんか?


飼い主さんの中でキャットフードの細かい成分まで理解している人はほとんどいないのではないでしょうか?

それでも毎日同じようなドライフードを与えてしまう。

猫によっては、毎日同じキャットフードを食することに飽きている猫もいるはず。

(我が家の飼い猫もそうです)

人間だって、いくら好物だからといって、毎日3食同じメニューの食事では飽きてしまうのではないでしょうか?


多くの人が利用しているドライフード(カリカリ)は、栄養バランスもよく、あとは水さえあれば健康に生きられると言われています。

たしかに手軽で手間がかかりません。

人間の側にとっては楽です。

しかし、実際は消化の悪い成分や添加物、アレルギーなどの問題もあります。

愛猫の健康寿命のために食事を見直してみるのもいいのではないでしょうか。


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【ニオイこそ食欲の入り口】

猫の食事について飼い主さんを悩ませることの一つに「好き嫌いの基準が分からない」ということがあります。

いつも食べていたフードを急に食べなくなったり、「これじゃない」とばかりに飼い主さんを見て無言の抗議をしたりするときがあります。

高価なフードを用意しても、ニオイを嗅いだだけでお皿から離れたり、“猫またぎ”して行ってしまうこともあるのではないでしょうか。

味が嫌なのか、飽きたのか、単に気まぐれなのか?

何が気に入らないのか分からず悩まれるものですが、実は猫の判断材料は「ニオイ」なのです。


猫の食べ物に対する嗅覚はとても敏感で、微妙な違いや変化も感じ取ります

いつものフードでも開封後日にちが経ち、酸化が進んでニオイが変っていたり、同じブランドでも素材や添加物が微妙に変わっただけでも食べなくなることがあります。


猫は味覚よりも何よりも、まずニオイで食べるかどうかを判断するのです

基本は「食べない=ニオイがお気に召さない」ということです。

「好き嫌い」の基準もまずニオイなのです。


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【猫の味覚はどうなっているのか?】

すぐれた嗅覚に対して、猫の味覚はどうなっているのでしょうか?

猫は美食家といわれるものの、舌の表面の味覚の受容器・味蕾(みらい)の数は人間の1/15程度しかありません。


〈猫の味覚の特徴は〉

・苦味と酸味には敏感である。

・甘味と塩味はほとんど感知できない。

・アミノ酸の旨味を感知している。


野生では食べ物となる獲物の毒性や腐敗を感知する必要があるため、苦味や酸味には敏感なのです。

また肉食動物の本能として動物性タンパク質を欲するので、そこに含まれるアミノ酸の旨味についても感知しています。

雑食性の犬に対して、代表的な肉食動物である猫は、旨味を感知する能力が犬よりも優れているのです


この旨味への感度が食材の鮮度へのこだわりとして表れてくるのです

食べ物を口に入れた後は、食感と味、そしてエネルギー源を得ているという生理的感覚が総合されて「うまい」という満足感や食べる喜びを得ているのだと考えられています。

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【体調やごはんの与え方にも注意する】

注意したいのは、体調不良で嗅覚が鈍くなっているときも食べなくなるということ。

鼻炎や猫風邪などの感染症で鼻づまりを起こしたり、歯周病や口内炎で食べづらくなっていることもあります。


外因としては、食器や食事スペースにいつもと違うニオイがすると嫌がる猫もいます。

食器洗浄はよく洗い流し、化粧品や殺虫剤のスプレーなどの臭いにも注意しましょう。


猫は生活リズムも食事も共に暮らす人間から大きな影響を受けています。

朝夕の食事タイムが設定されたり、逆に好きなときに好きなだけ食べることができたりと、“飢えとは無縁の環境”にいることで「食べない」という気まぐれな自由も許されるわけです。

また、肉食動物なのに、野菜や果物から人のおやつまで口にする雑食性が生まれたことも、猫の好き嫌いのナゾを深める一因となっています。


なぜか食べてくれないとき、嗜好や偏食によるのか、体調なのか、気まぐれなのか、よく観察して判断することが大事なのです。


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【まとめ】

猫は味覚よりも“ニオイ”で食べるかどうかを判断する。

猫が食べないときは“ニオイ”がお気に召さないのだ。

猫は旨味を感知する能力が高く、敏感である。

猫の好き嫌いも「十猫十色」、飼い猫の好みをよく観察して理解しましょう。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 20:44| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月06日

『老犬の介護に疲れたら』




老犬の介護に疲れたら!


【完璧を目指すと長続きしません】

老犬となり介護が必要になったとき、飼い主は愛犬のために一生懸命介護する方が多いでしょう。

愛犬のためにと思って頑張るのです。

しかし、犬は話すことが出来ないので、介護していると「本当に愛犬のためになっているのかな?」「自分で歩くことが出来ないのに、こんな状態で幸せといえるのかな?」と飼い主は悩むことも多いと思います。


老犬の介護は、オシッコや便の処理をしたり、食事を与えたり、粗相をしたら洗濯をしたりと、やることは増える一方です。

ただでさえ忙しい毎日を送っているのに、つきっきりで介護するのはストレスを感じてしまうでしょう。

将来を悲観したり、疲労でイライラしたりしてしまうこともあるでしょう。

そうした自分に自己嫌悪してしまって落ち込むこともあるでしょう。

愛犬の介護にはストレスがつきものだと割り切りましょう。

完璧を目指すと長続きせず、心の余裕がなくなってしまいます

決して無理をし過ぎないことが肝心です


今の日本社会では、愛犬の介護をするということが日常的なことになっていないので、世間の理解はまだまだされていないのが現状です。

人間の場合は、介護を手助けしてもらえる制度が増えていますが、愛犬の介護にはありません。


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【自分一人で抱え込まない】

人間の介護の場合は、想像力が働くので周りも大変さをある程度理解してくれます。

でも、犬の介護の場合は、誰に相談していいのか悩んでしまいます。

犬を飼ったことがない他人にとっては、飼い主が疲れたとき、そばにいれくれた犬、気分がいら立っているときもいつも普段通りに接してくれた大切な存在なのだということは、理解しづらいのです。

話してみて、理解してもらえないことほどつらいことはありません。


基本的には、かかりつけの獣医師に犬の介護について相談するのが一番いいでしょう。

犬が若いときから獣医師は面倒を見てきたのですから。

そういった意味でも飼い犬の主治医を持つことは重要です。


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【愛犬を預ける】

〈動物病院に預ける〉

どこの病院でもやっているとは断定できませんが、犬の介護に疲れたときは、動物病院で預かってくれます。


〈ペットシッターに預ける〉

動物病院に預けるのは、愛犬が怖がるなどの理由で敬遠する方におススメなのが、ペットシッターに頼んで自宅で老犬を見てもらうことです。

ペットシッターなら、床ずれを起こさないように寝返りをうたせてもらったり、排便、排尿をさせてくれます。

罪の意識(罪悪感)を感じる必要はないのです。

少しの時間でも誰かに助けてもらうと、気分的に随分と違ってきます。

何もかも自分でしようなどと抱え込まないで、いろいろな人の手を借りて介護すると随分違いが出てきます。


飼い主もずっと犬の介護に追われているとストレスが溜まり病気になることもあります。

そうなると飼い犬の介護どころではなくなってしまいます

変に気真面目に考えずに旅行や気晴らしをして、命の洗濯をすることで、また元気に愛犬の介護をすることができます。

愛犬にとっても飼い主が元気を失っていくのは悲しいものです

飼い主が元気であってこそ、愛犬の介護が出来るというものです



【犬を介護している人と話をする】

いまはネットが普及している時代です。

犬の介護をしている人とサイトなどのインターネットを通して交流を持つことが出来ます。

同じような体験をしている人はけっこういるものです。

そうした人たちと交流したり、情報を交換したり、励まし合うことができれば、心強い味方を得たようなものです。

また、その人なりの介護の工夫をしていることも多いので、良い情報を得ることが出来るかもしれません。


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【自分の健康管理はしっかりと】

犬の介護をずっとしていると精神も体も疲れてしまうものです。

自分では元気なつもりでも、ストレスや疲労が蓄積されていることがあります。


・腰痛、膝の痛み。

・頭痛、肩こり。

・胃炎、下痢や便秘。

・風邪をひきやすくなった。

などの症状が犬の介護をするようになってから見られるようなら、飼い主の生活の改善が必要です。


改善には、

・部屋を暗くしてぐっすり寝る。

・ぬるめの湯にゆっくりつかる。

・寝る前にストレッチをする。

・おいしいものをゆっくり食べる。

・肩が凝ったら首をよく回してストレッチする。

・腰が痛くなったら、腰をよく伸ばす。


犬は気持ちを言葉で飼い主に伝えることが出来ません。

飼い主が愛犬の気持ちを汲み取ってあげなければいけません。

飼い主が疲れていたり、イライラしていると、犬の看病をキチンと出来ません。

犬にもそのイライラが伝染します。

だからこそ、飼い主は愛犬のためにも、自分の健康管理をすることが大切なのです。



【考え方を切り換える】

老犬になると、愛らしかった若いときと違って白内障になったり、目ヤニがでたり、夜鳴きするようになったりと変わってきます。

飼い主は使命感に燃えて必死に介護しますが、思った通りに行かなくて、ふさぎ込んだり落ち込んだり、イライラしたりします。

完璧に介護をこなそうとすると大変です。

思い切って肩の力を抜き、気持ちを切り替えましょう。


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【愛犬の介護に大切なことは】

愛犬の介護にもっとも必要なものは飼い主さんの笑顔と愛犬の愛情です

完璧にやることばかりに目が行ってしまうと愛情ではなく、義務感からのお世話になってしまいます。

愛犬にとっては飼い主が世話をしてくれるだけで嬉しいものです。

もっといえばそばにいてくれること。

話しかけ、名前を呼んでくれることが嬉しいのです。

ですから、飼い主の心に余裕がなければいけません。


“この世に完璧なものなどない“

そう思いましょう。


やがて愛犬が天国へ旅立っても、介護のことで後悔することはありません。

愛犬の介護に後悔することがペットロスを重症化させてしまう危険があるからです。


この世は諸行無常なのです。

(すべては移り変わっていくもの)

「無理せず、怠けず」でやればいいのです。

怠けもしないけれど、無理もし過ぎないことが大切です。


愛犬の介護を、愛情をもってしてあげることで、愛犬との絆はさらに深まるのです。

愛犬にとっては、介護が必要なほど衰えてしまいましたが、飼い主が普段より面倒を見てくれるので、幸せな時間が増えたと思っているはずです。



【まとめ】

・完璧な介護を目指すと長続きしない。

・老犬の介護にまず必要なのが、飼い主が元気であることです。

・介護は飼い主の愛情の表現形式にしか過ぎませんから、心の余裕と愛情をもってすることが大切です。

・介護を通して飼い主と愛犬の絆はより深まります。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 14:40| Comment(0) | 犬の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月28日

『猫の老化と向き合う』



猫の老化と向き合う!


【猫の見た目は老けないけれど】

愛猫に長生きしてほしいという飼い主さんたちの願いと、「医・食・住」の改善のおかげで、飼い猫の平均寿命は昔に比べるとかなり延びて、15歳を超えています。

猫との暮らしも、これからはただ長生きしてもらうだけでなく、いかに“幸せな高齢期”を送ってもらいかが課題となってきます。


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【猫の加齢のスピードは人間の4倍】

やんちゃで可愛い子猫の時代は短く、あっという間に大人の猫になってしまいます。

生後2~3ヶ月の子猫は、人でいえば2~4歳にあたります。

それが生後6ヶ月で人なら10歳に。

10ヶ月で15歳。

12ヶ月(1年)で17歳にまで成長します。

満2歳で人間の24歳、以降1年で人間の4年分、つまり4倍のスピードで年を取っていきます。

加齢は早くとも、平均寿命はこの20年ほどで飛躍的に延びて15歳を超え、20年以上生きる猫も多くなりました。


〈猫の年齢と人間の年齢の比較表〉

猫:1歳   ➡  人:17歳

猫:2歳   ➡  人:24歳

猫:3歳   ➡  人:28歳

猫:4歳   ➡  人:32歳

猫:5歳   ➡  人:36歳

猫:6歳   ➡  人:40歳

猫:7歳   ➡  人:44歳

猫:8歳   ➡  人:48歳

猫:9歳   ➡  人:52歳

猫:10歳  ➡  人:56歳

猫:11歳  ➡  人:60歳

猫:12歳  ➡  人:64歳

猫:13歳  ➡  人:68歳

猫:14歳  ➡  人:72歳

猫:15歳  ➡  人:76歳

猫:16歳  ➡  人:80歳

猫:17歳  ➡  人:84歳

猫:18歳  ➡  人:88歳

猫:19歳  ➡  人:92歳

猫:20歳  ➡  人:96歳

猫:21歳  ➡  人:100歳

猫:22歳  ➡  人:104歳



【シニア期からの健康のために】

ライフステージの分類では猫は7歳からシニア期(壮年期)に入り、そこからが長いのです。

老化の兆しが表れるのは10歳頃からです。

見た目はほとんど変わりませんが、10歳は人間なら56歳で、健康への取り組みが大事になる時期です。

人間同様、バランスのよい食事とストレスのない暮らしを守れるように注意が必要です。

そして、出来るだけ健康を保ちながら幸せな20歳を目指していきましょう。


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【老いはどこに表れるか】

猫は年をとっても外見に老いがあまり表れず、見た目はさほど変わりません。

個体差はありますが、10~12歳以上の猫には次のような変化が見られます。

・顔に白髪が目立ってくる。

・目の水晶体が濁ってくる。

・耳が遠くなる。(とくに高音域)

・嗅覚が落ちて食事の反応が鈍くなる。

・噛む力が落ちて軟らかい食事を好むようになる。

・毛づくろいをあまりしなくなる。

・爪とぎをあまりしなくなる。

・高いところへ登らなくなる。



【行動や習慣の変化で老化を知る】

毛づくろいをしなくなると、被毛がパサついて、抜け毛やフケが目立つようになります。

ツメとぎをしなくなれば、ツメの古さや角質が抜けにくくなり、ツメが出っぱなしになったり(床を歩くとカツカツと音がする)、巻きヅメになることもあります。


老化による感覚機能や筋力の低下は、猫の行動パターンも変えていきます。

たとえば、いつも飼い主さんの帰宅を玄関でお出迎えしていた猫が、ある日から来なくなる。

これは聴覚が衰えて玄関に近づく人の足音や気配を感じとれなくなった可能性があります。

また、筋力の低下で足腰が弱ってくると、高いところへ登らなくなります。

猫の些細な「老い」の変化を察知してあげましょう。

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【老いの現実にしっかり向き合う】

老化で筋肉量が落ちてくると、まず後ろ足に影響してくるので、ジャンプ力をはじめ運動能力全体が低下し、俊敏さもかけていきます。

そして猫は、いままで跳べていたところへ跳べない、楽に出来ていたことができない、という現実と向き合うことになります。

いつもの玄関での出迎えや、人が階段を昇るときの同行・後追いがなくなるのも、体がおっくうなせいもあるのです。

徐々に寝床で寝てばかりいることが多くなります。

加齢による老化現象なのか、関節炎などの病気によるものなのか、まず注意深く観察し、不安なときは獣医師に相談しましょう。



【関節炎は加齢のせいと諦めない】

高齢期に入ると、左右に腰を振るような歩き方をしたり、歩行の異常がみられることがあります。

原因の多くは関節炎で、関節の軟骨の減少によって炎症を起こしている状態です。

老猫の場合、「年だから関節炎は仕方がない」と思い込む飼い主さんもいますが、きちんと治療を受ければ改善する例は多いのです。

痛みや炎症を抑える薬の投与で普通に歩けるようになることもあり、コンドロイチンやグルコサミンを含む猫用サプリメントの投与で軟骨の成分を補えるので、諦めることはありません。

関節炎を放置しておくと変形性関節症へ進行し、足を引きずるようになったり、立ったり座ったりの動作も鈍くなり、元気を失ってしまいます。


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【まとめ】

猫は人間の4倍のスピードで年をとる。

猫の老化は見た目には分かりづらい。

関節炎は前足の肘、後ろ足の膝、股関節に出ることが多い。

肥満は関節への負担が大きいので要注意です。

「老い」の些細な変化を見逃さないようにしましょう!



お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 20:34| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月20日

『愛猫の健康長寿のためにできること』



猫は、のんびり長く生きたい!


【猫のご長寿調査】

ある調査で全国の18歳以上のご長寿猫を調べた報告があります。

それによると、意外なものでもあり、納得のいくものでもありました。


〇特別な食事は食べていない。

〇6対4でメスがオスより長生き。

〇室内飼いだけが長寿ではない。

〇性格は甘えん坊が多い。

〇多頭飼いでも長生きできる。

〇純血種でも長生きできる。


人間と同じようにメス(人間だと女性)が長生きするんですね。

オス(男)はツライよ!


中には猫エイズ陽性でも20年以上生きた例もあったそうです。

猫に品種などによる格差はないということです。



【大事なのは食べる喜び】

天寿を全うした猫も含め、ご長寿猫に共通して言えることは、最後までよく食べているということです。

しっかり食べること

これが元気のバロメーターであり、長寿の秘訣です

そこでは「猫が食べたいものを食べる」という自由が守られることも重要です。

たくさん食べられなくなって1回の食事量が減るなら回数を増やしたり、喜んで食べる好物があれば、ときどきそれをあげるようにして、食べる喜びを持続させることも大切です。


猫は12歳頃から筋肉量が落ちて、体重も減ってくるのが普通です。

でも、食べていれば、まだまだ元気でいられます。


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【ほどほどの距離感で支える】

もう一つご長寿猫に共通して感じるのは、束縛がなく自由であることです

猫にもQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)があります。

長生きする猫は、老いたり病んだりしても猫らしさを失わず、人と寄り添いながら一定のレベルでQOLが保たれています。


安らげる居場所があり、食の不安も危険や恐怖もなく、落ち着いて、いわばのんびりと暮らせることが大切です。

そこにはもちろん人のむくもりと愛情があります。

ただし、けっして猫をかまい過ぎず、拘束もせず、ほどほどの距離感で接していることが、QOLの適切な支えとなっているのです。

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【医・食・住の変化が猫を変えた】

1990年代からの「医・食・住」の改善によって、日本の飼い猫は飛躍的に平均寿命を延ばしてきました。


「医」は、避妊手術の徹底、ワクチン接種の普及、医療や薬の進歩です。


「食」は、食事とキャットフードの質の向上、とくに総合栄養食の普及です。


「住」は、完全室内飼育の一般化。

外に出ないことで喧嘩傷による感染症や事故に遭うことが劇的に減りました。


少し前までは家猫の寿命10年、外猫の寿命5年と言われていました。

それが2016年には日本の猫の平均寿命は15.04歳で、さらに延びることが予想されています。

そして猫はただのペットではなく、共に暮らす愛情の対象へと変わってきているのです。



【健康寿命のために出来ること】

これからはただ長生きするだけではなく、“健康で長生き”をめざしてほしいです。

「医・食・住」のさらなる改善と人の意識の向上で、それは可能なはずです。

愛すべき猫と長く幸せに暮らすために、飼い主さんにできることは次の3つです。


  • ワクチンや健康診断を積極的に受けさせ、猫の健康状態に常に注意する。
  • 猫が喜び本当に体にいいものを食事として与える。
  • ストレスの少ない快適な環境を提供し、愛情をもって猫とふれ合う。

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【まとめ】

好きなものを好きなときに食べさせる。

医療ケアを常にする。

ストレスのない室内でのんびり自由に暮らす。

飼い主さんの愛情をいっぱい受ける。



お読みいただきありがとうございました




posted by チャミーの父ちゃん at 08:14| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月17日

『ペットロスを理解し、癒そう!(忘れたくない)』



ペットロスを理解し、癒そう!(忘れたくない)


ペットロスを理解し、癒すための言葉。


『ペットを亡くした飼い主の気持ちは、「忘れたくない」』


ペットを亡くした飼い主の気持ちは、「ずっと一緒にいたい」

「たとえ魂がなくてもそばにいてくれると思うだけで心が満たされる」

「忘れたくない」

です。


長年可愛がっていたペットを亡くしたとき誰もが悲しみます。

その悲しみの度合いは人それぞれです。


深く悲しんでペットロスになってしまう方もいれば、死の瞬間は涙を流しても、割と早く立ち直る方もいます。


立ち直りが早い方、あまり深く悲しまないでいる方は、それはそれでいいと思います。

ここで取り上げたいのは、長く悲しみを引きずってしまうペットロスに陥っている方、またはそうした方の家族や友人の方向けの話です。


我が子のように一緒に暮らし育ててきた飼い主さんの多くは、「忘れたくない」「魂は天国へ旅立ったとしても、何らかの形で身近に感じていたい」

そんな風に思うものなのです。


こうした気持ちが理解できない方も、世の中にはいらっしゃるようです。


しかし、他人ならまだしも、家族や大切な友人がペットロスの悲しみを抱えて生きる力をうしなっているとしたら慰めたい、元気を出してもらいたい、と思うのではないですか?


そうだとしたら、一番大切なのは、ペットロスの方の心を理解することなのです。

心を理解すること無しに、励ますことは無理です。


ペットロスを理解していない人の励ましの言葉は心に響きません。

むしろ迷惑な励ましのときもあります。



我が子のようにペットを可愛がってきた飼い主さんたちは、ペットが灰になっても、姿が消えても、声が聞えなくなってもなんらかの形で愛するペットを身近に感じていたいと思うのです。



その心(気持ち)を理解してあげましょう。


愛するペットを忘れないようにする、ずっと一緒にいられるいくつかの方法がありますので、もし慰めるのでしたら、こうしたものをプレゼントするのもいいと思います。



『愛するペットそっくりペットクッションを作る』

(写真から作るオーダーメイドクッションがおすすめです。)

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『遺灰をペンダントに納めていつも身近に感じる』

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『写真を部屋に飾る』

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『亡くなったペットの油絵を部屋に飾る』

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『生前の首輪などをいつも目に付く場所に置いておく』



『遺骨、遺灰から宝石を作っていつも身につける』

 (特殊な方法です)


写真もクッションも遺灰にしても、そこに愛するペットの魂はないかもしれません。

それでも身近に感じられる“なにか”があれば心の傷が癒されるのです。


身体が病気になったら病院に行って薬を飲んだり治療しますよね。

ペットロスを安易に考えてはいけません。

ペットロスも何らかの対処をして癒すことが必要なのです。


ペットロスになる人が弱いわけでも、なさけないわけでもありません。


ただ、愛情が深いだけなのです。


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写真でもクッションでも、“なにか”があることがペットロスからの立ち直りを助けてくれるのです。


“なにか”があることで我が子が側にいてくれるような気持ちになって心が少し満たされるのです。


“なにか”は、人それぞれだと思いますが、わたしがおすすめするのは、わたしがいつもハグして癒されている、愛するペットの姿そっくりのペットクッションです。

(本当にそっくりですよ!)



お読みいただきありがとうございました。




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2019年08月08日

『オス猫も子育てに参加する?(コガネとシャームの子育て記)』






オス猫も子育てに参加する?

コガネとシャームの子育て記


【猫の楽園、猫の島】

みなさん「猫の島」という場所をご存知ですか?

福岡県の沖合にある小さな島で、相島(あいのしま)というところがあります。

周囲8キロの小さな島に150匹の猫が自由気ままに暮らしています。


そうです飼い猫ではなく自由猫なのです。

地域猫ともいいますか。

つまり人間の手によって飼われているのではなく、人間のそばに寄り添いながら自由に気ままに猫が暮らしているのです。

ちょっと大げさに言えば、「猫の楽園」とでも言いましょうか。

とにかく、たくさんの猫が人間と仲良くしながら、それでいて人間に拘束されない気ままな暮らしをしている島なのです。


この島はいまでは猫がたくさんいる島ということで観光名所となっていて、島の猫目当てに訪れる人がたくさんいます。

猫好きには大変人気のある観光スポットなのです。



その猫島で起きた意外な出来事をお知らせしたいと思います。


この猫島のメス猫は自分の子育てをするときに自分の子育て場所を決めています。

猫は基本的にテリトリー意識が高いですから、自分の子育て場所に他のメス猫が来ることを嫌います。

それとオスが入り込むことも嫌がります。


なぜオス猫を嫌がるのか?

それは、まだ自分の遺伝子を残していないオス猫がメス猫と交尾をするために子猫を殺してしまうことが頻繁に起きるからです。

子育て中のメス猫は発情しませんから、子猫を殺すことでメスに発情を促し、自分の遺伝子を残そうとするのです。


ですから子育て中のメス猫は、他のメス猫からテリトリーを守りながら、侵入してくるオス猫から子猫を守らなくてはならないのです。



【コガネの子育て】

この猫島にいるコガネというメス猫の子育てに焦点を当ててみましょう。

コガネは昨年島の女王猫であった母猫と姉猫を失って、一匹で子育てをしています。

猫の世界は母親の子育て場所を娘が受け継ぐのです。

コガネの子育ての場所は、母猫から引き継いだ子育てにはもってこいの物置(民家)の中です。


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コガネは春に「ライ」というオス猫と「フウ」というメス猫の赤ちゃんを産みました。

コガネは子猫を寝かしつけると港へ向かいます。

それは漁師が港で水揚げをしているからです。

漁師が売り物にならない魚を集まった猫にあげるのです。

それを目当てにたくさん猫が集まります。

コガネは子猫のために漁師さんが投げてくれた魚をゲットします。

コガネは食事を済ませるとすぐに子猫のいる物置に戻ります。

その間約10分。

人間もそうですが、子育てって大変ですよね。


コガネは他の猫に居場所を知られないように慎重に物置に入って行きます。

そのときコガネの後をオス猫が追っていきます。

そのオス猫は繁殖に失敗した「あぶれオス」です。

子育て中のメス猫を狙って、子猫を殺して、メスを再び発情させて、自分の遺伝子を残そうとしているオス猫です。

こういうとなんだかワルの猫ですね。


でも、これも自然の摂理なのでオス猫とすれば必死なのです。


ただ、人間の目からすれば子育て中のメス猫を狙い、子猫を殺してしまうなどというのは許しがたいことです。

猫の子育てにはこうした実に厳しい環境にあるのです。


このコガネが子育てしている物置の入り口はジャンプして天井とのすき間から入らなければならないので、コガネを追ってきたオス猫はいつの間にか消えてしまうコガネに諦めてどこかへ行ってしまうことがほとんどでした。


それにしても「あぶれオスによる子殺し」は怖いですね。

母猫とすれば、せっかく産んだ子猫が殺されてしまうのは、なんとも悲しい出来事です。

しかし、野生に近い猫島では、オスが繁殖行動を取れるのは強いオスだけなのです。

ですから、競争に負けてしまった弱いオス猫が「子殺し」をして繁殖行動を取ろうとしているのです。

これも自然界では仕方がないのかもしれません。


コガネはオス猫から人気のメス猫なのです。

コガネを狙って多くのオス猫がやってきます。


危険なのはオス猫だけではありません。

安全でオス猫が入ってこない場所というのはなかなかない貴重な場所なのです。

ですから他のメス猫がコガネの子育てしている物置を狙ってくるのです。


コガネは「子殺しのあぶレオス」と「子育て場所を横取りしようとするメス猫」から子育ての場所と子猫を守らなければならないのです。

実に大変だ~!


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【猫の子育て、共同保育】

猫というのは、母猫から子育ての場所を引き継ぐだけではなく、姉などがいる場合に姉猫や母猫と一緒に子育てをするのです。

授乳や見張を交代で行うことで外敵から子猫を守り、確実に子猫を育てます。

これを「共同保育」と言います。

これはあくまで血縁のあるメス猫でのことです。


子育て中のコガネの場所を狙って別の子育て中のメス猫がやってきます。

そのたびにコガネはネス猫を追い払わねばならいのです。


しかも、その争いは食事場所である港も危険が潜んでします。

母と姉を失ったコガネは一匹で食事場所と子育て場所を確保しなくてはならいのです。

きびし~い!


そんなコガネの子育て場所にオス猫がやってきました。

ところがコガネは追い払うどころか親愛の情を込めて鳴きます。

シャームと呼ばれる5~6歳のオス猫は、実は子猫の父親なのです。

ですからコガネは警戒しなかったのです。


そんなシャームが物置の外に出ると、オスの黒猫が睨みつけていました。

シャームは「ウー」という低い警戒音を鳴らして黒猫に近づきます。

シャームは大きな鳴き声を上げて黒猫に挑みます。

オス猫の争いでは、大きな声を上げて鳴いたオスが勝つルールがあるのです。

これを「鳴き合い」と言います。

シャームは顔を黒猫の額にくっつけながら低い唸り声をあげます。

黒猫はシャームの気迫に怯えて退散します。

その後も次々とコガネとコガネの子猫を狙ってオス猫がやってきますが、そのたびにシャームが「鳴き合い」を挑み追っ払います。

ときには取っ組み合いの闘いをすることもあります。


ですが、シャームには守るべき存在があるのですから、負けられません。

シャームは子猫のボディーガードのように守っているのです。



【オス猫は子育てしないという定説が崩れた】

いままで「多くの猫科の動物のオスは子育てに参加しない」というのが定説となっていました。

このシャームの行動はその定説を覆すものだったのです。


いままでの猫界の常識では、オスは複数のメスと関係を持とうとし、特定のメスを助けることはないとされてきました。

ですからメス猫が子育てをしていても、寝っ転がっているだけで呑気なものです。


ところが、シャームはコガネのそばを離れません。

シャームが物置にやってくると子猫のフウとライも近づいて甘えます。

まるで父親であることを知っているとしか思えません。

子猫も自分たちを守ってくれていることを理解しているのかもしれません。


他にもコガネの兄弟猫もシャームと同じように子育てに参加したことが判明しています。

このことにより、オスの見守り行動は普遍的な行動である可能性が出てきました。


そうです、猫もオスとメスが共同して子育てをしているのです。

(もちろんそうでないケースのほうが多いかもしれません)

ですが、調査の結果、シャームという個体だけの行動ではなく猫界にある普遍的な行動ではないかと現在では考えられているのです。

凄いですね~!


他のオス猫から体を張って子猫とコガネを守るシャームの姿には感動を覚えます。


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【コガネの引っ越し】

子猫が生後2ヶ月になるとコガネは引っ越しをします。

それは港でもらう魚に近い場所である必要があるからです。

離乳し始めた子猫の食欲を満たすために魚がもらえる港に近い場所に引っ越したのです。


でも港近くに引っ越すということは他の猫と遭遇する確率が高くなることを意味します。

あるときも大きなオス猫がライに近づきました。

それを察したコガネは臨戦態勢となります。

そこへやってきたのは父親のシャームです。

そうです、物置をでたコガネ親子を引き続き守っていたのです。

(かっこい~!)

しかもシャームは子猫たちに自分の臭いをつけます。

そうすることで他のオス猫から守ろうとしたのです。


フウとライが生後4ヶ月になるとコガネの子育てに変化が見られるようになりました。

フウ(メス)にはお乳を飲ませないようにして、ライ(オス)には喧嘩のような取っ組み合いを仕掛けます。


これには理由があるのです。

これはオスとメスの生き方の違いからくるものなのです。

オス猫であるライは今後、他のオス猫との闘いに明け暮れます。

ですから闘い方を教えていたのかもしれません。

一方、メスのフウとはずっと一緒に暮らします。


そんなとき黒サビのメス猫(コガネのライバル)がフウを狙って来ました。

それを見ていたコガネは「許すまじ」とライバルの黒サビを追っ払います。

それを見ていたフウはコガネに甘えます。

「お母さんありがとう」とでも言いたげです。

なんとも微笑ましいじゃありませんか。


猫って愛情深い生き物なんです。

だから家猫も飼い主のことを愛せるんです。

飼い主を家族だと思って愛しているんです。



【コガネとシャームの関係】

一年が経ちまた新しい猫の恋の季節がやってきました。

コガネを狙って多くのオス猫たちがやってきます。


もちろんシャームもやってきました。

しかし、ブリという大きな黒猫に闘いを挑まれます。

鳴き合いでシャームは負けてしまったのです。

猫の世界は強い猫が繁殖行動取れるのです。

闘いに負けたオス猫は繁殖行動を取れません。


しかし、です。


コガネが黒猫の求愛を拒み、自らシャームに求愛をしたのです。

複数のオス猫から求愛されたコガネでしたが、最終的に選んだのが、なんとシャームだったのです。


素晴らしい!


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そしてまたコガネは子猫を産み、シャームはボディーガードを務めるのです。


しかもシャームはコガネに受け入れられた後に、他のメス猫に求愛しませんでした。


コガネとシャームの猫愛に感動しました。



【まとめ】

我々人間もシャームに見習って子育てをしなければならないな~と感じます。

猫という生き物は、人間の身近な存在であり、人間のような感情と行動を持っているのかもしれません。

猫っていいですよね!



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 21:39| Comment(0) | 感動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月04日

『ペットロスを理解し、癒そう!(ペットロスになる男女比)』



ペットロスを理解し、癒そう!(ペットロスになる男女比)


ペットロスを理解し、癒すための言葉。


「ペットロスになる男女比は、1対7で女性のほうが多い」


ペットロスになる人の男女比は、男性1に対して女性7と圧倒的に女性のほうが多いのです。


どうして女性のほうが男性よりもペットロスになる確率が高いのでしょうか?


それは母性本能と関係があります。

女性は、ペット(愛犬、愛猫)を我が子として育てている、一緒に暮らしていることが多いのです。

もちろん男性だってペットを我が子と思っている方もたくさんいらっしゃいます。

しかし、「我が子」ではなく「ベストフレンド」「相棒」「弟(妹)」など少し違った受け止め方をしている人もいます。

それと男性は理性的に考えることが多いので、「ペットの死」に直面しても、一時期悲しんでも、その後理性が感情のコントロールをして深刻なペットロスに陥ることが少ないようです。


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それにくらべて女性は、感情のセンサーが男性よりも敏感です。

どちらかというと女性は感情の生き物といったほうがいいのかもしれません。


感情的に敏感だからこそペットの死に対して、感情のコントロールを取れなくなってしまう方がいます。


これはどちらが良いとか悪いとかというのではありません。


女性は、妊娠、出産し子育てをするので、子育てということが身近なのです。

犬や猫などのペットは飼い主にとっては「赤ちゃん」あるいは「幼い子供」みたいな存在なのです。


それもペット(愛犬、愛猫)は反抗期のない可愛い子供ですから、可愛くて仕方がありません。

子供を育てたことがある人なら理解できると思いますが、ペットを育てるということは小さな我が子を育てたときの「あの喜び」を思い出させてくれるものなのです。


親と幼い子が一体と感じられた時期の感覚と同じような気持ちになるのです。

だからこそ、その我が子(ペット)を失ったときにペットロスになってしまうのです。


つまり、子育てとペットを飼うということは「非常に似ている感覚」がするのです。


ですから、女性のほうが男性よりもペットロスに陥りやすいのです。


ただ、女性だから必ずペットロスになるわけでもないし、男性でも母性(父性?)が強い方もいますから、男性だってペットを我が子と思って育て、ペットロスになる方もいます。



以前、私はペットロスになる人はペットに愛情を持っていたからです、と述べました。

では、ペットロスにならなかった人は愛情の薄い人なのか、というとそういうわけでもありません。


男女の違いだけではなく、性格の問題もあります。

ネガティブな性格なのか、ポジティブな性格なのか、さっぱりした性格なのか、粘着質な性格なのか、など性格の違いもペットロスに関係しているのです。


別な言い方をすると、男性よりも女性のほうが繊細な性格をしていることが多いので、「愛するペットの死」に関して、男性よりも女性のほうが繊細さゆえに悲しんでしまうことがあるようです。



別な角度から言うと、男性だってペットロスになってもいいじゃない。

女性でも、ペットの死にさっぱりしていてもいいのではないか。

そう思います。


どちらにしても、ペットの死を悲しまない飼い主はほぼいないでしょう。


そして、可能ならペットロスにならない方がいいに決まっています。

ペットロスにならなかったからと言って冷たい人間なのではありません。


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【まとめ】

ペットロスになるのは、女性の方が男性よりも7倍多い。

その理由は「ペットは我が子」という気持ちからなのです。


いつまでもペットロスになっていたら心配ですが、長い人生のなかで一時期ペットのために涙を流して悲しむ日々があってもいいじゃないか。

そう思います。


人生って「悲しみ」がたくさんあるのだし、誰だって「悲しい経験」をすることになるのですから。

「愛別離苦」(愛する者と別れる苦しみ)は、すべての人が味わうことになるのが人生というものなのです。

たとえ別れが来ると分かっていても、それでもペットを飼いたいのです。

人間は「愛」というものが必要な生き物だからです。



お読みいただきありがとうございました。





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2019年08月01日

『シニア猫にやさしい家』



シニア猫にやさしい家!


【シニア猫がのんびりできるオウチが何より大切】

猫の10歳はターニングポイントで、この頃から猫自身も老いを感じ始めるようです。

運動機能が低下し、活発だった猫も徐々にのんびりと毎日を過ごすように変わってきます。


そんなシニア猫にとって望ましい住まいは、お気に入りのくつろぎ場がいくつかあり、よけいなストレスを受けない“やさしい家”です。

ちょっとした室内の工夫で空間が和らぎます。

シニア猫には、愛情あるサポートが必要なのです。



【負担軽減の工夫をする】

猫のためのやさしい空間作りには、お年寄りがいる家のバリアフリー化の考え方が応用できます。

段差や傾斜がきつい場所を改善し、移動時の負担を少しでも減らしてあげましょう。

猫は高い場所での休息を好みますが、足腰が弱ってくると好きな場所へも登らなくなります。

家具のてっぺんに見張り場があるような時、別の家具や板材で階段状のステップをつけたり、板を斜めにしてスロープをつけたりする工夫で改善できます。

登りやすくなれば、またお気に入りの場所として復活するのです。


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【トイレもバリアフリーで】

猫はオシッコを我慢してしまうと泌尿器疾患の原因ともなります。

我慢しなくてもいいように、トイレが騒がしくない清潔な場所に置き、行きやすい環境をつくりましょう。

トイレ容器側面の高さがつらくなることもあるので、ステップを置いたり、スロープをつけたりしてバリアフリー化をしましょう。

スロープの傾斜は15°にすることで足腰への負担が軽く済みます。

踏板表面にはPVCメッシュ加工素材を使用すると滑り止め効果があります。


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【水飲み場を増やし運動も】

高齢になると懸念されるのが、水を飲む量が減ることと運動不足です

水は飲みたいときに飲めるように水置き場は3~4か所に増やしましょう。

置き場所は猫が好む居場所の付近で(1つは寝床から近いところに)通り道は避けます。

水はこまめに交換をします。

また年をとって寝床にいる時間ばかり増えると運動不足で増々筋力が低下してしまいます。

飼い主さんは1日5分でもいいので猫と一緒に遊ぶ時間をつくり、運動をさせましょう

長い時間はもたないので、狩りごっこやボール遊びなど短期集中型でいいのです。

じゃらし玩具には興味を示さなくなった老猫が、壁に当てたレーザーポインタの光を追う遊びには夢中になる、という例もありますので、いろいろ試してみましょう。



【まとめ】

シニア猫にとって大切なことは、人間の高齢者と同じです。

〇バリアフリー化。

〇水分を多く取る。

〇少しの運動。


飼い主のちょっとした工夫で、シニア猫に暮らしやすく、のんびりと過ごせる毎日を過ごさることが何よりです。



お読みいただきありがとうございました。




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2019年07月30日

『シニア期の猫の食事を見直す』





シニア期の猫の食事を見直す!


【シニア期・高齢期の食事の選び方】

シニア期の猫は活動量も代謝量も落ちているので、若いときと同じ成猫用のフードを食べ続けるとカロリーを取り過ぎてしまいます

カロリー過多は肥満を招きやすく、糖尿病などさまざまな病気の心配が増えます。

ゆえにシニア食は低カロリーを基本とします。

ただし猫は体重1㎏あたり人間の6倍のタンパク質を必要としていることを忘れてはいけません。


キャットフード売り場には「10歳から」とか「15歳が近づいたら」など、年齢別・ライフステージ別のフードがいろいろ置かれています。

シニア期(7歳~)からのフードは成猫用よりも低カロリー、低タンパク質、低マグネシウムのものが増え、腎臓ケア・泌尿器疾患対策をうたうものが目立ちます。


年齢表示は飼い主側には便利ですが、年齢は合っても、あなたの愛猫の体質や健康状態に合うとは限りません。

パッケージの表示やセールスコピーにただ頼るのではなく、成分表示も自分の目でよく見るといいです。

愛猫の健康寿命を願うなら、以下の点に留意して良質なフードを選びましょう。


〈シニア期の食事見直しのポイント〉

〇できれば無添加(添加物不使用)のものが理想。

〇できればグレインフリー(主原料が肉・魚で穀物不使用)が理想。

低カロリーのもの(100gあたり350~389KCal)

〇成猫気に比べて低脂質のもの(資質13~20%)

〇腎臓に不安がある場合は低タンパク質のもの(タンパク質25~35%)

〇痩せに不安がある場合は高タンパクのもの(タンパク質~70%)


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【シニア食を食べてもらうには】

「シニア期だよ、体にいいんだよ」と言われても、猫は食べたいものを食べるだけで口に合わないものは食べてくれません。

いくら健康のためを考えた食事でも食べないと意味をなさず、食べる自由と喜びを奪ってしまっては健康にも逆効果になってしまいます。

シニア食にシフトする際、もし、猫の食欲が落ちるような場合は、次のことを試してみてください。


①  それまで食べていたフードに少しずつ混ぜ、徐々にその割合を増やしていく。

②  切り替えの際に好きなトッピングを多めに加える。

③  ウェットタイプや手作りのものはレンジで38℃前後に温めて出す。嗅覚が低下したシニアを臭いで刺激する。

④  食器を台に乗せて食べやすくする。

年を取ると、屈んで食べると口からこぼしやすくなるので食器の位置から高くなるようセットする。台の高さは6~8センチが目安。



【遺伝性疾患や体質に配慮して】

現在は健康でも、遺伝性の病気があったり、健康診断で病気になりやすい傾向が見つかった場合、療法食的なものが必要になってきます。

発症しないように食事で予防するという考えで、掛かり付けの病院との連携をはかります。


たとえば猫には肥大型心筋症(遺伝性心臓肥大)という病気があります。が、症状が軽ければ心臓負担軽減の食事療法で対応できます。

鶏肉や魚などの低脂肪高タンパク質の食材と野菜などをフードプロセッサーで練って与えたり、スープの作り療法食を与えるのも効果的です。


【まとめ】

フードの成分表をチェックして、飼い猫にあったフードを選びましょう。

フードは、低カロリー・低タンパク質・低マグネシウムを与えましょう。


お読みいただきありがとうございました。





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2019年07月28日

『ペットロスを理解し、癒そう!(穏やかに話しかけ、ゆっくり話してもらう)』



ペットロスを理解し、癒そう!(穏やかに話しかけ、ゆっくり話してもらう)


ペットロスを理解し、癒すための言葉。


「ペットロスで心を痛めている人の話を聴くためには、こちらは穏やかに語りかけ、相手にゆっくりと話してもらう」


ペットロスの人を慰めようとしたのに、嫌な思いをさせることがあります。

そうならないためには、ちょっとした会話術が大切です。


愛するペットを亡くして心を痛めている人に接するときの注意点があります。


まず、当たり前のことですが、愛するペットを失った人は大きな喪失感に襲われて心にぽっかり穴が開いています。

ですから、ちょっとしたことで心を乱します。

普段なら聞き流せることにイラついたり、何気ない一言に傷ついたりします。


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それは強度のストレス状態となっているのです。

ですから精神状態が普段と違っています。


ネガティブな発想に取り付かれています。

人によっては、食欲も減退し、やる気、元気がなくなっています。


そんなときに慰めようとして、何気ない言葉をかけると場合によっては、ペットロスの人の感情を余計に乱してしまいます。

あるいは、なんの慰めにもならないことがあります。


では、そうすればいいのか?


まず、ペットロスで悲しんでいる人の話をたくさん聞いてあげることです。

悲しみに蓋をしてしまうと、悲しみはいつまでも癒えません。


そのときに“穏やかに”語りかけてください。

穏やかに話を聴いて相槌を打ってください。


決して早口で話したり、先を急がせたり、話を遮ったりしないでください。

ペットロスの悲しみを抱えている人に“ゆっくり”話すようにさせてください。


感情としゃべり方は連動しています。

早口で話せば心も急いてきます。

ですから、心を落ち着かせようとするのなら、話し方(しゃべり方)をゆっくりとすることです。

普段早口で話す人でも、あえてゆっくりしゃべるように言い聞かせてください。


そして、そのためには慰めようとしている人が“穏やかに”語り掛け、“穏やかな態度で”相手の言葉を受け止めてください。


聴き手が穏やかに話すことで、ペットロスの思い出を語る人も徐々に心が落ち着いてきます。

意識して穏やかに接してください。


そのときに大切なことは、相手の話を否定しない、悲しみの感情に理解を示すことです。

極端な言い方をすれば、論争をしてはいけません。


ペットロスの悲しみに暮れる人を癒すには、丸ごと相手の気持ちを受け止めようとしてください。

「それは違う」「間違っている」「だけど…」

なんて会話は必要ありません。


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ペットロスに苦しむ人は心に傷を負っているのです。

心から血を流しているのです。

その人に対して、どうして血を流しているのかなど原因の追究をしても何の解決にもなりません。


まず、出血を止めることをしなければならないのです。

ですから、「穏やかに話しかけ」「ゆっくりとしゃべってもらう」のです。


行動と心理状態は連動しているのです。

もっというと、行動に気持ちが寄り添ってくるのです。

気持ちを落ち着かせるために、ゆっくりとペットとの思い出を時間の許す限り語らせてあげてください。


“ゆっくり“とです。


“穏やかに“接してください。


お読みいただきありがとうございました。





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2019年07月27日

『猫の死亡原因トップの病気は?』



猫の死亡原因トップの病気は?


【やっぱり怖いあの病気】

愛猫にずっと元気で長生きしてほしいと願うなら、まず飼い主が猫の病気に関する正しい知識を身につけておくことが大事です。


猫の発症率が高く、寿命にも関わってくる病気の代表的なものが泌尿器系疾患です

病気になる猫の半数近くが泌尿器系の疾患で、12歳以上の猫の1/3が発症するといわれています。


ペット保険会社のデータでは、12歳以上の猫の死亡率の1位が泌尿器系疾患で、全体の30%以上を占めています。



【泌尿器はどんな構造か】

泌尿器とは尿を作り排泄する気管の総称で、左右2つの腎臓、尿管、尿道と、一つの膀胱から構成されています。

尿管、膀胱、尿道を合わせて「尿路」といい、腎臓と尿管までの「上部尿路」と、膀胱と尿道の「下部尿路」に分かれ、オスとメスでは構造が異なります。


病気でとくに多いのは膀胱炎尿石症などの下部尿路疾患と慢性腎不全です。

下部尿路疾患はオスに多くみられ、慢性腎不全は高齢になるほど増えてきます。



【なぜ慢性腎不全が多いのか】

猫の先祖リビアヤマネコは砂漠地帯で暮らしていたので、あまり水を飲まなくても水分を体内で効率よく利用し、濃縮された尿を出す体の構造をしているとされます。

猫もその体を継承しています。


腎臓は血液をろ過して尿を作る装置です。

濃い尿を出すことで猫の腎臓は常に負担がかかり、加齢とともに疲労し、徐々に機能が低下していきます。

猫の腎臓に約20万個あるといわれるネフロンの60%が壊れると、血液のろ過が正常にできなくなり、老廃物が排出されずに腎不全の症状が現われます。

慢性腎不全は長い年月をかけて生じる病気で、15歳以上では15%の発症率とされています。



【膀胱炎や尿石症にも注意】

濃縮された尿は、ミネラルが固まって結晶や結石ができやすくなり、膀胱炎や尿石症などの下部尿路疾患を起こしやすくなります。

これは若い猫でも起こります。

さらにオスは尿道が細長くS字にカーブしているので結石ができると詰まりやすく重症化しやすいです。


一方メスは尿道が短いため細菌感染による膀胱炎になりやすいとされますが、そう多くはありません。

これらの疾患は初期であれば食事療法や投薬によって抑えることが可能です。

オスは結石ができやすい体質になっていないか定期的に検査をしてもらいましょう。



【健康寿命のために定期検診を】

高齢の猫は慢性腎不全や尿石症、腫瘍によって寿命を縮めてしまう例が大変多いです。

腎臓は肝臓とともに沈黙の臓器と呼ばれ、変化が外に表れにくく、病気の症状がでたときはすでにかなり進行しています。

また猫の腫瘍は70%以上が悪性で、発見時すでに病状が進んで治療できずに亡くなる例も少なくありません。

しかし定期検診を受けていれば早期の発見・治療が可能だったケースは多いのです。

健康寿命を願うなら、年1回は検診を受けさせることが重要です。


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【水をたくさん飲んでもらうには】

〇室内の数か所に水を用意する。

〇まめに取り替え、常に新鮮な水を用意する。

〇多頭飼いでは容器ごとこまめに取り替える。

〇容器はヒゲのあたらない広口のものを使用する。

〇老猫や冬季に冷たい水を飲みたがらない場合は、湯冷ましを与えてみる。



【まとめ】

泌尿器系疾患の予防には、ふだんから水をたくさん飲むこと。



お読みいただきありがとうございました。



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2019年07月25日

『猫の便に血がまじる』





猫の便に血がまじる!


【便に虫がいた】

便ほどお腹の中を雄弁に語るものはありません。

色や形状や量でその日の体調がわかります。

健康であればコロッとしているものです。


まれに便表面に白く動くものを見つけることがあります。

これは瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)の老熟した片節(体の一部)です。

寄生したノミを毛づくろいしたときに飲み込んで感染してしまいます。


猫条虫も同じように片節が便中に排出されます。

条虫の卵を食べたネズミを捕食して感染します。

片節はこたつなどでお腹が温まると排出されることが多く、肛門周りについていたり寝床に乾燥した片節が落ちていたりします。


また、3~12㎝ほどの白い輪ゴムのような猫回虫が見られることもあります。

子猫では母乳を介して感染し、寄生すると発育不良となり衰弱してしまいます。

万一見つけたら動物病院でしっかり駆除してもらいましょう。


外出自由な猫の場合、蛇やカエルを捕食して感染するマンソン裂頭条虫が寄生することもあります。

便に寄生虫らしきものが出たときは、写真を撮るか、可能なら便ごとジップロックなどで密封して病院へ持参してください。



【便に血が混じっている】

便に血が混じる血便には、血の付着のしかたによって以下の4種類に分けられます。


〇便に赤い血が混じっている血便。

 小腸や大腸の前半での出血が考えられます。


〇便全体が黒っぽい血便。

 口腔から小腸など肛門から離れた場所での出血が考えられます。

 鉤虫(こうちゅう)という寄生虫によっても小腸内で出血することがあります。


〇便表面に鮮血が付着する血便。

 大腸の後半から肛門付近の出血が考えられます。


〇赤い下痢。

 食物アレルギーや細菌感染などで胃腸炎を起こしていると考えられます。

 出血の箇所によって血便の色が変わってくるので、発見したらよく観察し、写真でも撮っ   

ておきましょう。

病院が近所であれば血便そのものを持参してもいいです。

(時間が経過すると変色してしまうので不可)

嘔吐や下痢などがないか猫の様子もよく観察して獣医師に伝えてください。

猫は元気でも感染症などの可能性もあるので早めに病院へ連れて行くことです。


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【下痢が続いている】

水様便やゆるい便が続く下痢の原因には、体調不良や食べすぎ、消化不良、ストレス、乳糖不耐症など一過性のものと、感染症や寄生虫による慢性的なものがあります。

一過性と思ったのが食事を抜いても治らず、2~3日も下痢が続くようなら診察を受けるべきです。

その際、便を密封して持参し、寄生虫検査もしてもらいましょう。

子猫は猫汎白血減少症(猫パルボウイルス感染症)でひどい下痢をおこすことがありますが、3種混合ワクチンの接種で予防できます。

すでに感染した子猫だと衰弱が早く命にもかかわるので、治療を急ぐ必要があります。



【4日間便通がないと要注意】

猫は普通、1~2日に1回排便をします。

排便が4日間ないときは便秘と判断され、牛乳を与えたりフードを見直すなどして様子を見ます。

それでも便通がなく吐き気も出るようだと、動物病院で浣腸か手技排便を行うことになります。


便秘気味の猫には水溶剤や座薬などの下剤がありますが、猫自身が体を動かすようにしたり、繊維質の多い食事に切り替えるなど、なるべく猫に負担がかからない方法を探すようにしたいです。


運動不足解消のために、飼い主が協力して遊ぶ時間を増やすことも大事です。



【まとめ】

こんなときは必ず寄生虫検査をしましょう。

・外で子猫を拾った。

・迷い猫を保護した。

・野良猫を家で飼うことにした。

・外出自由な猫が下痢をする。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 13:17| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月24日

『猫のオシッコがでない』




猫のオシッコがでない!


【苦しそうな鳴き声は緊急事態】

猫がトイレにうずくまったまま、ふだん聞かない低い声で「アオーッ」などと鳴いたら「つらい、苦しい」と言っているのです。


原因は膀胱炎尿道結石による排尿困難、あるいは便秘です。

尿もなかなか出ずに、ポタリと垂らしたり血尿をともなえば、ほぼ間違いなく下部尿路疾患です。

とくにオスの尿道は細いので、結石ができると尿道が詰まってしまい(尿道閉塞)、激痛をともなうのです。

我慢することが多い猫が呻き声を上げるのですから、よほどの痛みなのです。


苦しげに嘔吐する様子もあれば、急性腎不全から尿毒症を起こしている可能性があり大変危険な状態です。

早急に動物病院で尿道を開通させる必要があります。

一刻の猶予もないと考えすぐに猫を病院に連れて行ってください。



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【排尿困難は尿道結石が多い】

尿が詰まり気味のときは、尿道結石の疑いあり、尿中にザラザラしたものやキラキラした結晶が見えることがあります。

これが泌尿器管で作られたマグネシウム、リン、カルシウムなどのミネラル成分の結晶や結石です。


猫の尿は通常は弱酸性で、アルカリ性になるとミネラルが結晶化しストルバイト結晶に、酸性だとシュウ酸カルシウム結晶が出来やすくなります。

結晶で最も多いのがストルバイト結晶によるもので、これは療法食で溶かすことが可能ですが、シュウ酸カルシウム結晶は溶かすことが出来ません。


結石を予防するには、尿を弱酸性から中性に保つこと

そして尿が濃くなると結晶化が進みやすいので、猫になるべく水分をとらせて、スムーズな排尿を促すことです。



【いつもと違うことに敏感になる】

泌尿器系に問題が生じている猫は、トイレ以外の場所でオシッコをしてしまうことがよくあります。

病気によって尿意も変調をきたしていると考えたれますが、いつもと違う行動をとることで飼い主に自分の異変を知らせているとも考えられます。


猫は我慢強い一面があっても、本当につらいときは飼い主に頼ることも知っています。

あえて粗相をしてしまう理由を飼い主は早めに理解してほしいと思います。



【尿路結石を予防するには】

〈尿路結石の予防〉

・水をたくさん飲んでもらう。

新鮮な水をいつでも飲めるように常時数か所に水の容器を用意しましょう。


・ウェットフードを取り入れる。

ウェットタイプは8割近くが水分なので、水をあまり飲みたがらない猫や飲水量が足りないときの水分補給になります。

スープタイプもおすすめです。


・ミネラル含有量の少ないフードをあげる。

結晶・結石の原料になるミネラル分(マグネシウム、カルシウム、リン)の含有量を抑えたフードを与えましょう。


・消化のよい良質なフードを選ぶ。

泌尿器疾患の予防に配慮していることをうたうフードでも、穀物使用量が多い消化の悪いものは逆効果になることがあります。


・トイレは清潔に使いやすくする。

オシッコを我慢することのないようにトイレはいつも清潔にしておきましょう。


・尿の㏗を中性に保つ。

気になるときは犬猫犬用の㏗試験紙で酸性・アルカリ性をチェックできます。



【尿路結石になったとしても】

人間の尿路結石もそうですが、腎臓に結石があるだけでは痛みなどは発生しません。

腎臓に出来た結石が尿管に入ってくると痛みを伴います。


ですから、レントゲン検査などで獣医師に“石があります“と言われても、すぐに命を落としたり手術する必要はありません。


ですが、結石の予防や食に注意する必要はあります。

特に水分を多く取れる環境を整えることが大切です。



【まとめ】

水はいつでも飲めるように数か所に用意してあげましょう。

特にオスは詰まりやすいから普段から水をたくさん飲むようにさせましょう。

オシッコが出ていないようなら、尿路結石の疑いがあります、すぐに病院に連れて行きましょう。


お読みいただきありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 21:08| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月23日

『老犬に適度な運動をさせる』






老犬に適度な運動をさせる


【老犬をただ寝かせていると】

若いころの愛犬なら、今まで外で音がしたり、他の犬の鳴き声が聞こえたりすると、すぐに起き上がって異変がないか見てまわったと思います。

それが老犬になってくると、寝てばかりになります。

ちょっと耳を動かしたり、目を開けたりするだけで動こうとしなくなります。

以前のように自分のテリトリーに何かあったら大変と見に行ったりしなくなります。


もっと老犬になると、気づきもしないで寝てばかりになります。

年老いてきたから仕方がないと寝かせておく飼い主が多いようですが、ただ寝かせていると寝たきりになってしまいます。



【寝かせているだけではダメ】

猫は犬と違って単独生活の動物なので、飼い主が無理に運動させたり寝ているのを起こしたりするとストレスを感じます。

猫は「寝る子」と書くぐらいでよく寝ます。

老猫になると1日の3分の2ぐらいは寝ていることがあります。


一方、犬は群れ社会の動物です。

いくら老犬になったからといって寝てばかりでは体によくないという自覚を飼い主が持つと犬も運動することに従います。


年老いてきたから寝かせておくのがいいというのは間違いで、適当な運動をさせたほうがいいのです。

老いると好奇心も薄れてくるので、「こんな気持ち良さそうに寝ているのに、起こさなくてもいいか」と思わず、起こして四本足で立たせて運動をさせましょう。



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【運動させるメリット】

加齢にともない筋肉が落ちてきます。

肉付きがよかった肢も骨ばってきます。

骨も骨粗しょう症ぎみになります。

つまり骨がスカスカになるのです。

寝てばかりいると、ますますその傾向が強まります。


重力に逆らって立って歩くと、筋肉の落ち方も緩やかになりますが、使わないで放置しておくと細い肢になってきます。


宇宙飛行士が重力のない宇宙から帰ってきたときに、足が痩せるのと同じなのです。

また、骨折の手術をして足を使わないで、ベッドの上で寝てばかりいると足が細くなるのと同じ原理です。


1分でも2分でもいいから立たせましょう。

立たせることで血の循環がよくなります。

寝てばかりいると、骨が出っ張っている部分、肩甲骨、大腿骨などの辺りに床ずれができます。



【運動の仕方】

ほとんどの老犬は、後ろ足が弱くなります。

そのため、ただ立たせているだけではひっくり返ってしまうし、不安定です。

きちんと立たせるには腰と後ろ足の辺りを支えてあげることが大切です。


犬の介護用品として後ろ足と尻尾を出したらいいだけのものが売っています。

そのような用品を上手に使うことで比較的楽に運動させることができます。


犬の介護用品が手に入らない場合は、腰を吊り上げられるような幅の広いニットなどで代用するのもいいです。


朝晩に5分でもいいので若いときに行った散歩コースを歩いてあげましょう。

犬のペースでゆっくりと歩いてあげましょう。

決して引っ張ったりしないようにしましょう。



【健康状態の確認】

散歩に連れていくときに、はたしてこのスピードでいいのかどうか迷うところだと思います。

心電図をつけて散歩するわけにもいきませんから余計に不安になると思います。

人間の場合なら顔色や表情でしんどいかどうかはある程度判断できるのですが、犬の場合は、毛で覆われているので顔色は見分けにくいです。


〈見分け方〉

・口の中の粘膜、舌の色を見てください。

色がピンクならいいのですが、チアノーゼ、つまり青っぽくなればよくないです。


・舌を横にだらりと垂らすのはよくありません。


・体中で呼吸している(あえぎ呼吸)のもよくありません。


以上のような症状が見られたら散歩を中止してすみやかに自宅に連れ帰り安静にしておくことです。



【まとめ】

運動させないでいるとますます筋肉が落ちるので、運動は必要ですが、無理な運動は逆効果です。

適度な運動を心がけましょう。


お読みいただきありがとうございました。








posted by チャミーの父ちゃん at 08:26| Comment(0) | 犬の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月20日

『老犬の日常生活の注意点』




老犬の日常生活の注意点!


【犬にもバリアフリーの環境を】

人間の場合は、バリアフリー住宅というものがあります。

老犬にもそのような環境があることが愛犬を守ることになります。


若くて元気なときは、庭などの屋外で飼うのもいいでしょうが、老犬になってきたら、やはり室内飼いをおすすめします。

長年外で飼っているのに、いきなり室内飼いは難しいかもしれませんが、それにはちゃんとした理由があります。


老いを迎えると、犬は寒暖差に耐えられなくなり、暑い日が続くと熱中症になりやすく、寒い日が続くとすぐに肺炎になってしまいます。


また、若いときだったら平気で飛び越えていた庭の凸凹にもつまずくというような現象も起きてきます。

そうなると、骨折する危険も増えます。

目も加齢にともない白内障になることも多いので、視力も落ちてきて、障害物にぶつかることも多くなります。

それで目を怪我したり、他のところを傷つけたりします。

ですから、老犬になったら室内飼いをおすすめします。



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【床の注意点】

老犬にとってどんな床が望ましいのでしょうか?


理想は滑らずに歩くことができ、温かみがあることです。

できれば絨毯を敷き詰めることです。

ただし、今はハウスダストなどの問題から絨毯よりフローリングの方が多いと思います。


フローリングの利点は、オシッコなどを漏らしたときにすぐに処理できて、掃除がしやすいということです。

足腰がしっかりしているときは、フローリングでも問題がないのですが、老犬になると後ろ足のふらつきが出てきます。

そうなると滑るフローリングでは怖がって歩かなくなります。


もし、そうなったら床に洗うことのできる毛布、絨毯などを敷き詰めてすべらないようにしてあげましょう。

犬用の滑り止めワックスなども市販されていますので利用するのもいいでしょう。



【段差の注意点】

まさにバリアフリーが理想です。

ワンフロアーに敷居などの段差があると、つまずいて転ぶ危険があります。

前足はそうでもありませんが、股関節に炎症を持った老犬が多くなるので、犬自身は足を上げているつもりでも、後ろ足がついていかずに腰砕け状態になります。

そうなると引っかかって倒れたりします。

家がバリアフリーでない場合は、毛布やバスタオルを敷いて、段差のない環境を作ってあげましょう。

段差を緩やかな傾斜にかえる家具なども売っています。

すべりにくい素材を使いましょう。



【階段の注意点】

足腰がしっかりしなくなってきたら、階段の上り下りは控えた方がいいです。

上るときはまだ事故が少ないのですが、下るのに足を滑らせて脱臼、骨折、打撲などを起こすケースが増えています。

そうならないためには、まず、階段を使わせないことです。

犬の侵入を防ぐペットガードが市販されていますので、それを階段の上り口と下り口に取りつけます。

1万円前後で購入できます。

犬を1日中観察することは難しいので、このバリアフリーをつけておくと階段での事故はなくなります。



【すき間の注意点】

老犬になってくるとすき間に入って行く習性があります。

若いときなら、そこからぐるりと回って出てきたり、後退できたのですが、それができなくなってしまいます。

飼い主さんがいないと、隙間から出てこられなくなりますので、そういう危険を避けるためにも、家具のすき間などは作らないようにしましょう。

それが無理な場合は、留守をするときにお風呂用の柔らかいマットを立ててすき間に入り込めないようにバリケードをしておくと良いです。



【寝床の注意点】

少し前なら外で物音がしたら、起きて様子を見ていた犬が高齢になってくると、寝ていることが多くなります。

長く快適に寝られるように、床ではなく弾力のあるところで寝かせてあげるのがベストです。

テリトリー意識がありますので、暖かく落ち着ける場所に犬用の寝床を作ってあげることをおすすめします。

冬は毛布、夏はバスタオルを敷いてあげましょう。


敷きっぱなしにしないで、1週間に2回は洗濯しましょう。

ノミが繁殖したり、皮膚病の原因になります。



【トイレの注意点】

加齢に伴い膀胱の収縮力が弱まり、漏らすことが多くなります。

自分ではちゃんとトイレで用を足しに行っているつもりでも間に合わないので、若いときよりトイレの面積を広くしたり、トイレをたくさん用意しましょう。

寝床から遠い場所にあると、行くまで漏らしたりして床を汚しますので、近いところに置いてあげましょう。



【認知症が出てきた場合の注意点】

徘徊するなど認知症の症状が出てきたら、家の中をあてもなくグルグルと回り始めます。

そうなるとすき間に入って出てこられなくなり、ずっと鳴いていたりすることになります。

それで、風呂用のマットを繋いで大きな丸いサークルのような形にしておくと、どこにぶつかっても怪我をする危険もないのでおすすめです。



【屋外で飼っているなら】

家の中で飼いたいけど、どうしても無理な場合は屋外になってしまいます。

その場合は、犬小屋、寝床を日当たりの良くて風通しが良いところに置いてあげましょう

もちろん夏は日陰で直射日光が当たらないところにしてあげてください。

室内ではなく、屋外だとどうしても目が届きませんので、寝たきりになったときには、たいへんです。

床ずれなどを起こしてウジがわいたりします。

そうならないためにも、敷物は毎日点検して、汚れていたらこまめに洗ってあげましょう。

また、夜だけでも玄関に入れておくと違います。

外でないと落ち着けない犬は別ですが、そうでなければ、寝ているときは玄関に入れてください。

室内にいると、夜の様子もよくわかります。



【老犬のための室内環境の注意点】

・フローリングは絨毯を敷くか、すべり止めワックスなどを塗る。

・段差は解消する。

・階段に侵入しないようガードをつける。

・すき間はできるだけふさぐ。

・暖かくてくつろげる場所に寝床を置く。

・寝床の近くにトイレを用意する。



老犬の健康を守るのは飼い主さん次第です。

愛する愛犬のために出来ることをしてあげましょう。



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 20:16| Comment(0) | 犬の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月19日

『ペットロスを理解し、癒そう!(悲しみが感謝に変わるとき)』




ペットロスを理解し、癒そう!(悲しみが感謝に変わるとき)


ペットロスを理解し、癒すための言葉。


「愛するペットを失った悲しみが、いつの日か感謝に変わるときがやってきます」


愛するペットを失うことは、自らの半分をもぎ取られたような痛みを帯びた悲しみ。

でも、いつの日か、悲しみから脱して、共に過ごした日々を感謝するときが訪れます。


愛犬、愛猫を失ったときは痛みを伴う深い悲しみに襲われます。

それは自分の胸が本当にナイフで刺されたかのように痛みを感じます。


悲しくて涙が自然に流れます。

街を歩いていても、電車に乗っていても、仕事をしていても、学校に行っていても、ふとした瞬間にペットのことを思い出して胸を傷めます。

気がつくと、また亡くなったペットのことを考えたりしてしまいます。


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心はペットが亡くなったときのままなのに、夜がきて、また朝になる。

時間はペットロスの悲しみに暮れる人を置いてきぼりにします。


無常にも、時間は加速するように過ぎ去っていきます。

それは愛するペットと過ごした日々が遠ざかるようで辛い気持ちになります。


でも時間が経つことで悲しみは弱くなります。

時間は少しずつ痛みや悲しみを奪い去っていきます。

それは痛みという傷を一枚一枚剥がしていくように。



飼い主が一番いやな事。

それは愛するペットを忘れること。

一緒に暮らし、癒しを与えてくれたペットが心の中からいなくなってしまうこと。


悲しみが癒えるということの意味の一つは悲しみを忘れること。

でも、ペットへの愛情があるのなら、それはしたくない。

かといって亡くしたペットのことを考えていると悲しくて仕方がない。

いつまでもメソメソしてしまいます。


でも、

でも、

不思議なことに、やがて悲しみは癒え、愛するペットとの楽しい思い出だけが心に残るようになる瞬間が訪れます。

それがもう一つの悲しみが癒えるときです。


そのためにはペットロスに陥ったとしても「逃げない」「誤魔化さない」ことが大切です。

つまり、「忘れればいい」「死んでしまったのだから考えてもしかたがない」「思い出したくない」「新しいペットを飼えばいい」と悲しみや痛みを避けてしまうと、本当の癒しは得られません。


悲しみや痛みに蓋をして誤魔化してしまうと、心の中に“なにかがたまったまま”になります。

心の奥深くに昇華できない“なにか“を残してしまいます。


そうなると悲しみが感謝に変わる瞬間がやってきません。


悲しくても心が痛くても、愛するペットを失ったことに正面から受け止めるべきです。

いまは悲しくても辛くても、いつの日か必ずペットと暮らした時間が大切な思い出としてペットへの感謝として変わるときが訪れます。


「ありがとう」

涙を流さずに、そう言えるときがやってきます。


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わたしは思います。

愛するペットは飼い主の心の中でずっと生き続けると。


お読みいただきありがとうございました。









posted by チャミーの父ちゃん at 17:48| Comment(0) | ペットロスを理解し、癒そう! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月16日

『犬のシャンプー』




犬のシャンプー


【犬にとってシャンプーは重労働なのです】

シャンプーは犬にとって重労働で、体力を消耗します。

若いころのように安易にシャンプーをするべきではありません。

犬の体調や状況に合わせて洗ってあげましょう。



【状態別シャンプーの方法】

〈心臓が丈夫、または、若いときからシャンプーが好きな場合〉

気候がよく、暖かくて、愛犬の機嫌のいい日にしてあげてください。

長時間に渡ると疲れるので、手際よく行うのがポイントです。



〈心臓が弱っている、または、若いときからシャンプーが嫌いな場合〉

全身を洗うと疲れるので、今日は下半身だけ、次は上半身だけと部分的に洗ってあげるのがいいです。

小型犬は全身を洗うのも部分的に洗うのでもそうたいして違わないように思えるかもしれませんが、犬には負担になります。

心臓が弱っている犬の場合は、獣医師に相談するといいです。



〈動かすだけで心臓の動悸が大きくなる場合〉

ガーゼなどをぬるま湯に浸してよく拭いてあげてください。

それを繰り返すだけで随分きれいになります。


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【排泄について】

出来るだけシャンプー前に排便や排尿を済ませておくと安心です。

老犬となると身体が温まって気持ちよくなり、粗相をしてしまうこともあります。



【ブラッシング】

犬は、人間のように全身から汗をかかないので、ブラッシングだけでもかなりキレイになります。

特に、長毛の犬は、こまめにブラッシングしてあげてください。

毛玉はこまめにほぐすか、ほぐせない場合は、ハサミで注意深く切り取ります。

犬の皮膚はよく伸びるので、誤って皮膚を切らないよう注意してください。



【シャンプー剤】

シャンプーは、必ず犬用のものを使いましょう。

人間用は幼児用であっても使わないでください。

人間の皮膚のPH(ペーハー)は弱酸性ですが、犬は弱アルカリ性なので、人間用のシャンプーを使うと、皮膚のダメージをまねくことがあります。



【乾かし方】

ドライヤーの音を嫌う犬なら、バスタオルを多めに用意して、タオルでよく拭き取ってあげてください。

ドライヤーを嫌がらない犬なら、ドライヤーで乾かします。

ドライヤーは低温に設定し、距離を離してかけてあげてください。

頭を乾かすときは、顔にはなるべく風が当たらないように頭の後ろから風を送りましょう。

床ずれを起こしている場合は、温風では痛いので、冷風をあててください。



【シャンプー後の注意点】

いくら犬が清潔になっても、シャンプーの後に犬が肺炎になったり、下痢したりしては意味がありません。

それではかえって寿命を縮めることになります。

シャンプー後は注意深く見守り、体調に変化があれば、すぐに動物病院に連れて行きましょう。



【まとめ】

こまめなブラッシングだけでも随分キレイになります。

犬にとってシャンプーは重労働、体調や状態に合わせてシャンプーしましょう。


お読みいただきありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 20:10| Comment(0) | 犬の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月15日

『犬の夜鳴き』




犬の夜鳴き


【犬の夜鳴きはほっておかない】

老犬の夜鳴きは若いころの鳴き声とは違います。

今まで聞いたことがない声で鳴き続けます。


〈夜鳴きの種類〉

・低く唸るような声を出す。

・夜になると吠え始める。

・3時間以上吠え続ける。

・昼間は寝ていてあまり吠えない。

・外の物音とは無関係に吠える。

・1ヶ月以上続くことがある。



犬の頭の回路がスムーズに動かなくなったり、神経の伝達物質の分泌状態が狂ってくるので、夜鳴きをします。

加齢による病気のひとつです。


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【治療】

夜鳴きの症状が出たら、動物病院で薬を処方してもらいことをおススメします。

飼い犬が夜中に鳴き通して起きていると、飼い主は眠れません。

薬を飲ませるのは犬に申し訳ないと思うかもしれませんが、飼い主が健康でなければ犬の面倒も見られなくなってしまいます。

心の余裕がなくなると犬との関係も緊張状態になってしまいます。

ですから、動物病院で薬をもらいましょう。


夜鳴きの原因がはっきりしない場合は、抗うつ剤などの薬を処方することもあります。

薬を飲ませているのに、夜鳴きが止まらない場合もあります。

その場合は、動物病院に一旦預けて、どの程度夜鳴きするのか観察してもらうことを考えてもいいのです。

獣医師に実際の様子を見てもらうことも大切です。



【主な薬の種類】

・抗うつ剤

・抗精神薬

・抗てんかん薬



【家でできる治療法】

〈日光浴〉

太陽の光を浴びると、体内時計が正常に戻って夜に寝てくれることもあります。

暑くない日は、昼間にひなたぼっこをさせるのもいいかもしれません。

少し寒い時は、窓越しに日光を当てるといいでしょう。

昼間は起きていたほうが生活のリズムが取れます。

寝ている愛犬を起こして、かわいそうと思うかもしれませんが、夜鳴きをさせるよりはましです。

気にしないようにしましょう。



〈運動をさせる〉 

昼間は寝かせないで、散歩など外に連れ出して運動させましょう。

外に行くと刺激がいろいろありますし、疲れて夜寝るようになります。

昼間の家の中は安全だと思っているので、緊張感がなく寝てしまうのです。

夜騒ぐエネルギーを残さないようにしましょう。



〈頭を使わせる〉

おやつをあげる時などに、頭を使うようにして与えるといいです。

例えば、片方の手におやつを隠して、両手を出し、どちらにおやつが入っているのか考えさせるようなことです。

知育玩具の中におやつを入れて遊ばせるのも一つの手です。



老犬だからといって何もさせないのはよくありません。

諦めないで、適当に刺激を与え、夜は寝るように仕向けましょう。



【夜鳴きはわがままではない】

若いときは聞き分けのいい犬だったから、言い聞かせれば大丈夫と考えるのは間違いです。

言い聞かせることは考えなくていいのです。

飼い主が睡眠不足になってしまいます。

それが原因で飼い主が病気になってしまったら、本末転倒です。


認知症の場合は、病気なので付き添って寝たり、言い聞かせても意味がありません。

認知症の疑いがある場合は、獣医師さんに相談してください。



【まとめ】

出来るだけ昼間に寝かせないで、頭と体を使わせて、夜にぐっすり寝るようにしましょう。

認知症の場合は、認知症の治療が必要です。

飼い主さんが精神的に参らないように、場合によっては動物病院に預けましょう。



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 20:14| Comment(0) | 犬の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

『猫のオシッコが近くなる』




猫のオシッコが近くなる!


【愛猫の排泄をチェック】

ふだんの健康管理の基本といえるのが排泄のチェックです。

猫の体調の変化は、尿や便の回数・量・色などに表れやすく、何度もトイレへ行く、トイレ時間が長くなる、下痢や便秘をするなど、病気の兆候や症状が排泄行動に表れることも多いのです。

毎日のトイレ掃除では排泄物をよくチェックし、ストレスのない排泄ができているか注意する習慣をつけましょう。



【オシッコチェックはとくに大切】

愛猫の排泄の様子をまめにチェックすることは、病気の早期発見のためにも重要です。

猫には膀胱炎や尿路結石など、猫泌尿器症候群(FUS)と呼ばれる泌尿器系の病気が多く、頻尿、血尿などの症状が表れたら、できるだけ迅速な対応が必要となります。


トイレ掃除の際には尿の量や回数、色を確認する習慣をつけ、猫がトイレにいるときと排泄前後の様子におかしなところはないか注意し、体調の変化を早く察知できるようにしましょう。



【尿や便に体の状態が表れる】

毎日のトイレチェックを健康チェックの機会と意識していれば、尿量の変化や下痢・血便・便秘などの異常にも早く気づくことができます。

オシッコの量が増える多尿は腎臓病や糖尿病が疑われ、高齢の猫は特に注意が必要です。

下痢は一過性の消化不良のこともあれば、感染症や寄生虫が原因の場合もあり、安易に見過ごしてしまうのは危険です。

尿や便は猫の体の中の状態を教えてくれます。

トイレチェックをぜひ健康管理に役立ててください。



【頻尿は下部尿路疾患のサイン】

猫は泌尿器系のトラブルが多く、排尿に病気のサインが表れることが多いのでオシッコチェックは大変重要です。


猫のオシッコは通常1日1~3回で、食事や水分摂取量によって多少変動しますが、日に4~5回以上もトイレへ行くようだと頻尿と言えます。


頻尿の原因となるのが下部尿路疾患と呼ばれる膀胱から尿道にかけてのトラブルで、膀胱炎、尿道結石、膀胱腫瘍などの可能性が考えられます。



〈次のような症状が見られたら下部尿路疾患のサインと考えます〉 

・日に何度もトイレへ行く。

・トイレに行ったばかりですぐにまた行く。

・トイレにいる時間が長い。

・トイレ以外の場所で排尿する。

・尿の出が悪い。

・血尿が出る。

・尿のにおいがキツくなる。

・尿が白っぽく濁る。

・尿にキラキラした結晶が見える。

・排尿時の痛みで鳴く。



【尿の色が赤くなった】

トイレチェックでは、尿の色やにおいにも注意します。

健康な尿の色は薄黄色。

においもさほどキツくありません。

赤みを帯びたり褐色にみえるときは血尿など異常のしるしです。

トイレの砂やシートは白色系のものを使うと色がわかりやすいです。


血尿は尿中に血液が混じった状態で、薄赤色から全体が真っ赤になる尿まであり、血液が濃ければ尿から血液臭がするほどになります。

また部分的に血の塊が混じることもあります。

原因は泌尿器である腎臓、尿管、膀胱、尿道の経路からの出血です。

膀胱炎では細菌感染や結晶などで膀胱粘膜を傷つけて出血が起こります。

こうなると猫は頻繁にトイレにいきたくなるのです。


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【多尿は腎臓病や糖尿病のサイン】

1日の排尿回数が増える頻尿に対し、1日の排尿量が増えることを多尿と言い区別します。

多尿の多くは腎臓疾患や糖尿病によって起こる症状で、水をたくさん飲む(多飲)ことも特徴です。


尿量は食事の内容や環境によっても変動しますが、体重1㎏あたりおよそ18~20mlが1日の尿量の目安です。

体重4㎏の猫なら1日72~80mlが平均的尿量で、それを超えるようなら多尿と判断します。



【砂の固まりでも尿量がわかる】

トイレにペットシートを使っている場合は、使用前と使用後のトイレ容器の重さを計ることで尿量の目安になります。

砂を使っている場合は尿量を厳密に知るのは難しいので、掃除のとき砂をすぐ捨てずに、濡れたり固まっている砂をよく見る癖をつけておくことです。

平常時の尿量を砂の固まりの大きさや重さで把握しておきましょう。

いずれにしろトイレを見て明らかに量が増えているときは多尿と判断することです。



【多尿を引き起こす病気】

「慢性腎不全」

高齢の猫に増える。

水をたくさん飲みたくさん出す多飲多尿が症状の特徴。


「糖尿病」

高血糖となり、飲水量が増えて尿量も多くなる。


「子宮蓄膿症」

子宮内に膿がたまる病気で、抗利尿ホルモンが抑制されるために尿量が多くなり、水を多く飲む。


「甲状腺機能亢進症」

全身の新陳代謝が活発になり、腎臓の血流量が増加して多尿となる。



【まとめ】

しょっちゅうトイレに行くのは危険信号!

頻尿も多尿も血尿も、原因となる病気は軽視できないものばかり。

日に何度もトイレにいくようになったら、動物病院に行きましょう。


お読みいただきありがとうございました。





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2019年07月13日

『お尻や陰部をなめる』




お尻や陰部をなめる!


【陰部の不快感がそうさせる】

猫は綺麗好きで体中を毎日グルーミングします。

もちろんお尻をなめるのも忘れませんが、お尻をなめる頻度がやけに多いと感じているなら注意が必要です。

お尻をあまりにも熱心になめるのは、病気のサインかもしれません。


お尻を床に擦って歩いていたからといって、笑ってはいけません。

四足歩行動物だってそのくらいのことはできます。

前足2本でお尻を擦りながら前進する。

猫にしれみれば擦り技を一つ身につけたようなものです。


このしぐさは、肛門の両脇にある肛門嚢あるいは肛門腺に分泌物がたまった不快感から擦り歩きをするのです。

細菌感染を起こすと膿がたまってなめるので、それで飼い主が気づいたりします。


メスの未避妊猫で陰部からおりものや汚れがあると、子宮蓄膿症を疑います。

子宮内に膿がたまって陰部から流れ出すことで陰部をなめるようになります。

なめても少しの量ならともかく、多量となると猫の体調も悪くなります。

早めに診察を受けましょう。


オスでは尿路結石や膀胱炎でも不快感から陰部をなめます。



【お尻をなめてばかりいる】

猫は肛門や陰部、そしてお尻全体をなめてきれいにします。

ただ、老猫になると、汚れを気にしなくなるらしく、その回数も減少します。


けっしてなめ無精になったわけではありません。

肛門を頻繁になめるようであれば、先に述べた肛門嚢炎によるものや、何かできものを機にしているのかもしれません。


下痢が続いても肛門がただれた気にすることがあります。


長毛猫だとなかなかお尻を見る機会はありませんが、たまに異変がないか確認してみましょう。


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【お尻をなめるときに考えられる病気】

『条虫症』

条虫症とは、猫に寄生する条虫という寄生虫に観戦することで発症する病気です。

条虫に寄生された猫は、下痢や体調不良、食欲不振、体重減少といった症状が見られます。


そんな条虫ですが、小腸に寄生する特性があるため肛門から出てくる場合があります。

この肛門から出た条虫の白い紐のような物体が気になってお尻をなめるのです。


もし、お尻から条虫が見えたとしても無暗に引っ張ってはいけません。

獣医師の指示に従いましょう。



【まとめ】

お尻を擦ったり、何回も舐めたりするのは不快感や疾患の疑いがあります。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 07:53| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月12日

『猫の夜鳴きがうるさい』




猫の夜鳴きがうるさい!


【夜になると鳴き始める】

猫が夜鳴きをするのは、問題行動かというと、そうではありません。

猫はそもそも夜行性であり、夜間や未明に発揮される狩猟本能によって、昼間は寝て体力を温存していることがほとんどです。


現在の室内飼いでは、なかなか狩猟本能が発揮される機会はありません。

ただ、要求したいものがあれば昼でも夜でもお構いなしです。

とくに活発になる夜間は自己主張もはっきりします。


飼い主を悩ませるその要求とは、空腹だ、トイレが汚れている、寂しいからかまって、部屋から出して、などです。


問題な行動と捉える前に、そうした行動をとらせる原因を考えることも飼い主としては大事です。


睡眠の邪魔をされるのであれば、寝る前にも少量の食事を置いたり、トイレは夜間でも清潔にしておくことです。

昼間に5分でも10分でも狩りごっこして遊ぶのも有効です。

猫によっては高齢になってから、たびたび夜鳴きで悩まされることもあります。



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【神経症が原因のことも】

高齢となり健康寿命が過ぎると、猫は脳や神経が衰えてまれに痴呆症状を起こすことがあります。

また目や耳の衰えから不安になって鳴く場合もありますが、これは一種の強迫神経症だと考えられます。

猫がそうした状態のときこそ、寄り添ってあげることで、猫はやはり家族だと実感するのです。



【まとめ】

飼い主に嫌がられることをやってしまうのは、猫なりの理由があるのです。


お読みいただきありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 20:19| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月11日

『猫のアレルギーやノミ、ストレス』




なめたり咬んだりやめられない!

【なめては咬むのを繰り返す】

皮膚病で最もよく見られるのがアレルギー性皮膚炎です。


・アトピー性皮膚炎

 免疫反応が過剰となって起こり、かゆい発疹がでます。


・食餌アレルギー性皮膚炎

 特定の食材に対してアレルギーを発症します。


・アレルギー接触性皮膚炎

 食器や首輪など皮膚や粘膜に接触するものがアレルゲン(原因物質)となります。


・ノミアレルギー性皮膚炎

 ノミ過敏症に伴う皮膚炎と吸血によるかゆみがあります。


また、ネコハジラミは表皮の剝型を食べるのでかゆくて皮膚をよく舐めます。

感染症では真菌性皮膚炎などがあり、皮膚に赤いリング状の跡が出来ます。


猫の下顎部に発症する猫挫創(猫ニキビ)は、顎の下だけにかゆくてもなめられませんが、家具の角などで擦ることはします。

スタッドテイルと呼ばれる尾の背部付け根にある分泌腺の炎症も脂っぽくてかゆがります。


アレルギーの原因と思われるものは除去し、自己免疫系や遺伝的要因が考えられるなら、サプリメントや食事の改善で治療していきます。



【後ろ足でボリボリ体をかく】

猫は、後ろ足で耳を掻くことがあります。

ノミの吸血による痒みだと、耐え切れずに痒いところを咬むことがあります。

もし大量にノミが発生したときは、ノミ駆除剤を塗布して駆除します。

地肌に細かい砂を散りばめたように見えるのはノミの糞で、シャワーで流すと糞が溶けて赤い泥水となって流れます。

室内が一年中温かいと孵化に好条件となって、一年中発生してしまいます。

ノミの卵や幼虫は床に落下しているので掃除機で吸い取り、猫の寝床用のタオルなどはまとめて処分しましょう。



【ストレスによる強迫行動】

猫には、前足や内股の一定の場所を舐め続ける舐性皮膚炎(しせいひふえん)という病気があります。

これは猫自身のストレスによる強迫行動であり、無意識になめてしまっているのです。


犬でも常道障害による舐性皮膚炎があり、尻尾を咬む自傷行為もあります。

猫の場合、不安やストレスから逃れるために転移行動が過度なグルーミングとなった自傷行為だと考えられます。

これは猫の内的な疾患であり、運動不足や多頭飼育など生活環境のストレスが強いことが要因として考えられます。

猫の舌はザラザラで硬く、なめすぎると皮膚が失われて筋組織が露出してしまうこともあります。

そうなってしまう前に、飼い主が原因に気づいて対処してあげることが大事です。

生活環境を改善し、ストレスを和らげることが予防と症状緩和につながります。


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【猫がかゆがる皮膚病・アレルギーリスト】

・アトピー性皮膚炎

・食餌アレルギー性皮膚炎

・アレルギー接触性皮膚炎

・ノミアレルギー性皮膚炎

・耳ダニ症

・真菌性皮膚炎

・日光皮膚炎

・好酸性肉芽腫症候群



【まとめ】

あまり熱心に舐めていると皮膚炎になることもあります。

舐めたり咬んだりやり過ぎるのは、皮膚病のサイン。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 20:04| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月10日

『愛猫の呼吸が荒い(息の乱れ)』




息の乱れは体の異変!

【平常時の呼吸を知っておく】

愛猫が、うつむいて荒い呼吸になったり、口を開けて呼吸をしたりすることは異変です。


猫の呼吸が乱れるということは異変なのです。

ですから、平常時の呼吸を知っておくことが大切です。

愛猫のバイタルサイン(平常時の指標)を記録しておくと、いざというときに役にたちます。

愛猫の安静時の1分間の呼吸数を知っておくということです。


通常の猫の呼吸数は1分間に20~30回です。

週1回のチェックで十分なので、しっかりバイタルサインを確認しましょう。


同時に、呼吸しているときに異常な音がないかもチェックしておきます。

口腔粘膜がキレイなピンク色をしていれば健康です。


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【口を開けた荒い息は危険信号】

猫とは、常に鼻呼吸しているものです。

それが口で呼吸して、鼻づまりや、くしゃみが見られるならば、呼吸器感染症が疑われます。

その中でも、猫カゼにかかると、鼻水、鼻汁、激しいくしゃみで開口呼吸をするようになり、そうなると食事のにおいも分からなくなり、食欲は減退して弱っていきます。


猫カゼから肺炎になると重篤化することがあります。

高熱をともない、湿った咳が出て息も荒くなり、お腹で呼吸しているように見えます。

聴診器で肺の呼吸音を聞くと、濡れた鼓笛のような音に聞こえます。

レントゲンでは不健康な肺が視認でき、白血球は増加します。

肺の組織が壊れると死に到ることがあるので、病院では抗生剤を投与したり蒸気吸入器で肺に薬を送る処置をしたりします。



【万が一のときは気道を確保する】

真夏に部屋を閉め切ると熱中症になります。

ちょっとくらい大丈夫だろうという油断が猫を不幸にさせてしまうのです。


意識がなく、横たわっているのなら、のどを真っすぐにして気道を確保し、呼吸しやすくします。

喉によだれなどが詰まっていれば拭き取ります。

猫が興奮しないように、袋やケージに入れて呼吸の乱れを抑えることです。

そして、体を冷やすことが大切です。



【ときどき咳きこんでいる】

猫には生理現象の咳があります。

鼻や咽頭に異物が入って、ケホケホと刻みにする咳です。

それと咽頭絞扼反射と呼ばれる“逆くしゃみ”があります。

これは勢いよく吸い込もうとして出る正常な咳です。



【咳がつづくときは早めに病院へ】

1日に何回も咳をしたり何日も発咳が続くようならば、室内をよく観察してみます。

もし、タバコの煙などで部屋の空気が汚れているならば直ちに換気をしてください。

猫には清浄な空気が不可欠なのです。


元気がなく食欲もなくなって気づいたときは、すでに発熱があることも。

愛猫が苦しそうに咳をしていては、飼い主はいたたまれません。

呼吸器疾患によるものであれば、しっかり栄養をつけて安静にし、つらそうなら診察を受けます。

また、心疾患による場合もあるので、動画に撮って診察を受けるという方法もあります。



【ストレスによる過呼吸もある】

猫もストレスよって過呼吸となることがあります。

これは過度な緊張によって起こる血圧変化や空気の汚れなどが引き起こし、猫の喘息として観察されています。

原因は、喫煙やハウスダスト、花粉、多頭飼育、大きな声や音、運動不足などのストレスが持続すると起こります。

また興奮しただけでも開口呼吸になることがあるので、病気が生理的なものかは見分けられます。



【まとめ】

猫が、口を開けて「ゼイゼイ」言いうのは相当つらいときです。

目に見えて呼吸が荒くなったり、息が乱れていたら、最も危険な部類です。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 20:14| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月08日

『猫の寝ている様子と甘えのしぐさ』



猫の寝ている様子と甘えのしぐさ!


【寝ている様子がふだんと違う】

猫の語源は「寝る子・寝子」だと言われています。

成猫の1日の睡眠時間は、のべ14~15時間、子猫や高齢の猫では20時間と言われています。

ただし、その眠りは浅く、熟睡は1日3時間程度しかありません

それはとっさの動きに対応するためのエネルギー温存と言われています。

しかし、外敵もいない平和な室内で、緊急事態などあるのかと思ってしまいます。


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寝ている様子がいつもと違うことがあります。

猫が具合の悪いときというのは、逆にあまり寝ていないのです。

傷みがあったり体調がすぐれなければ当然ですが、猫はじっと我慢する習性があるので、一見して体調を見抜くのは難しいのです。


目を閉じて耐え忍ぶ術を心得ているかのようで、隠れたがったり、食事のにおいを避けたり、全体に覇気がなくなります。


寝姿から休息か体調がよくないのか見分けるコツは、猫の目線に目を合わせて、猫のほうが先に目をそらすなら大丈夫です。



【いつもよりくっつきたがる】

猫のほうから近寄ってくれると嬉しいものです。

飼い主にとっては至福の瞬間ですね。


猫は人を見極め、頼れる人には頼ってきます。

頬のにおいを人の足などにこすりつけ、体の一部をぴたっとくっつけてきます。

さらに人の視界を独り占めにします。

猫のくっつきは心の寄り添いでもあります。


ごく日常的な行動なだけに異変にも気づきやすいのです。

たとえば、いつもと違う様子で恐る恐る人の膝に乗りにくるなど。

何らかの心境の変化や心身の異変に猫自身が不安を感じていると、いつもと違う行動が表れます。

こんなとき、食欲や排泄にも異常がないかを確認すると、不調にいち早く気づいてあげられるのです。



【異様に甘えてくる】

猫の甘えには、スリスリ・ゴロゴロ・フミフミの基本3種類があります。

これを覚えておくことで、猫の寄り添い具合がわかり、心の交流も深まります。

しっぽをピンと立てて足元に顔をスリスリこすりつけてきたら、おねだりや機嫌のいいときの挨拶。

ゴロゴロと喉を鳴らすのは、心地いいリラックスのしるし。

前足でフミフミするのは、子猫のときの哺乳を思い出して満足している様子です。

いずれも甘えモードのしぐさです。


意識のときもあれば、無意識のときもあります。

さらに、小さな声でニャッときたら本気の「甘えたい」

大きな声でニャーときたら何かの「要求」をしています。


言葉のない猫だけに、こうした意思表示から心の内面が見えてきます。

もし、ふだんあまり甘えてこない猫が異様に甘えてくるなら、いつもと違う体調の変化を自覚したと思ってください。

体調から心細さや不安を感じ、飼い主を頼りに求めてきているのです。


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【ずっとゴロゴロ鳴らしている】

猫と私たちが共有する思い込みがあります。

それは「猫のゴロゴロはリラックス」というもの。

たしかにリラックスして機嫌がよいときもゴロゴロしますが、ストレスを感じたり、ケガや病気のときもゴロゴロを発します。


このゴロゴロ音の周波数は20~150Hzと低く、この低周波の刺激によってエンドルフィンが分泌され、苦痛を和らげる効果があると解明されています。


さらにゴロゴロの振動が骨密度を高め、治療を早める効果があるとも言われます。

なのに、いまだに思い込みから抜け出せないでいるのはなぜか。

ゴロゴロを聞いた人はすべてこの周波数に、ほかには代え難い心地よさを感じているからでしょう。



【まとめ】

寝姿にも甘え方にも、体調の微妙な変化やゆれる気持ちが反映されている。

いつもと違った甘え方をしたら、どこか具合が悪いかもしれません。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 19:57| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月07日

『急に食欲が落ちたら病気が心配』



急に食欲が落ちたら病気が心配!


【猫は強いストレスで食欲が落ちる】

猫はナイーブな動物で、ストレスが原因で食欲をなくしてしまうことも多いです。

ストレス要因でよくあるのが環境の変化です。


たとえば住み慣れた家にいても、新入りの猫がやってきたり、他の猫の匂いをつけたお客さんがくるだけでも、神経質な猫なら大変なストレスになってしまいます。

自分のテリトリー(なわばり)を侵される不安を覚え、それがストレスになるのです。


家の改築やリフォームもかなりストレスですが、自分の居場所が確保され、飼い主さんが寄り添ってさえいれば、猫も不安が紛れます。


最も警戒すべきなのが引っ越しで、移動のストレスや、まったく違う環境に置かれる不安から逃げ出してしまうこともあるので注意が必要です。


猫は、飼い主家族の構成や関係を読み取る名人でもあり、新たな同居人が来れば、この家にふさわしい人物がどうかまで読み取ります。


その最たる証明は、赤ちゃんがやって来たときです。

猫は有無を言わず赤ちゃんを受け入れ、最重要の存在としてそっとニオイを嗅いだり、そばで見守ったりします。


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【病気による食欲低下を疑う】

食べることこそ健康の源だと思って間違いありません。

よく食べる猫ほど生命力が強く、心身共に健康で長生きすることが多いです。


それだけに愛猫の食欲がないときは心配になります。

食事の時間に声をかけても、食べずに寝床でじっとしているようなときは、体を冷やさないように保温し、吐き気がなければ少量の水を与えます。

水も食事も欲しがらずに顔を背けるようなら、無理強いはしないことです。


食欲低下を起こす病気には、消化器系、泌尿器系など幅広くあり、口内炎や歯周病でも食べなくなります。

数日続いて心配なときは、まず病院で検査を受けるのが安心です。


ほかに、誤飲、誤食や植物などによる中毒、熱中症、ケガなどで痛みがあるときも食欲低下は起こります。


猫にとっては「食べたくない」こと自体が異変です。

体調不良なときも猫はニャアと返事をしてゴロゴロ喉を鳴らし、飼い主への気配りを見せますが、それで油断せず、愛猫の体に何が起こっているのか知ることが大事です。



【異常に食欲があるのにやせる】

たくさん食べても太らない猫はいます。

身体能力が高く、常に突っ走っている若い猫であれば、カロリー消費が高く、たくさん食べても太りません。


ただし、食欲があっても急に背骨や腰の骨が見えるほどやせてきては心配です。

成猫や8歳以上でそのような症状なら、甲状腺機能亢進症や糖尿病の疑いがあります。


動きが活発でむしろ元気になったように見え、攻撃的になったり、落ち着きがなく見えたりしたら、甲状腺の病気が疑われることを知っておいてください。


糖尿病の初期にも、異常に食欲が増し、食べているのに急にやせてくることがあります。

後に食欲もなくなってから病気に気づくことがあるので、そうなる前に愛猫の異変に気がついてあげたいですね。



【甲状腺機能亢進症とは】

原因は、甲状腺の腺腫様過形成の結果、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて起こる病気です。

甲状腺過形成の原因ははっきりわかっていないため、いまのところこの病気の有効な予防法はありません。

ごくまれに甲状腺癌によって発症する場合もあります。治療は、抗甲状腺薬剤を投与する内科の治療法と、腫大した甲状腺を切除する外科療法があります。





【まとめ】

「ご飯を食べたくない」

「食欲が異常にある」

「急に食欲が落ちた」

これらは病気の可能性があります。


愛猫の健康は「食べる」から。

愛猫の健康を守りましょう。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 19:52| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月06日

『猫は、吐きやすい動物』



猫は、よく吐く!


【猫は健康でも吐くことが多い】

猫は吐きやすい動物だと言われています。

人の食道が平滑筋で組織されているのに対して、猫の食道は横紋筋で組織されており自らもどすことが容易なためです。

そのため勢いよく食べたり、食後に暴れたりしただけでも吐いてしまうことがあるのです。


これは急な腹圧変化のためなので心配ありませんが、猫も人間同様、食後はしばらく安静にしていたほうがいいのです。

吐いた後、いつものおすまし顔で元気にしているなら心配ありません。


また、空腹時間が長いと胃液を吐くことがあります

朝方の嘔吐は、自らの胃液に刺激されているためです。

夜間にカリカリの食事をお皿に入れておくと、空腹を回避し、吐かなくなることがあります。


それと、猫の嘔吐で、もう一つ特徴的なものがあります。

それは、ヨガのように腹を何度か凹ませて吐くこと。

初めて猫と暮らす人がこれを見ると、驚いて病気の心配をするようですが、猫にはよくあることです。

これは毛づくろいで飲み込んだ毛やイネ科の草を胃の噴門から吐き出そうとする猫特有の生理現象なのです。

ちょっとびっくりしますが、心配はありません。


【週に何度も吐くと要注意】

猫は吐きやすい動物とはいうものの、毎日吐いたり、立て続けて吐くようならば体に異変があります。

さらに頻繁に吐き続けると胃液も吐き出し、体液が消失されて必要な栄養が摂れなくなります。

とりあえずは飲水飲食を止めて、猫をよく観察する必要があります。


原因を考えるとき、まず与えているフードの酸化を疑います。

高齢で体調が思わしくなければ、胃腸疾患をはじめ、すい臓、肝臓、腎臓などの臓器の機能低下の可能性があいます。


気をつけたいのは、尿路結石が出来やすいタイプの猫で、排尿困難となって吐き始めたら直ちに病院で診察を受けてください。



【毛球症対策にはオリーブオイル】

猫は毛づくろいにより、抜けた毛を飲み込んでしまいます。

毛は消化されず、多くは便に排泄されますが、胃の中にたまってしまうことがあります。

猫はこの毛の固まりを吐き出したいのです。


胃の中での毛の固まりは、毛球と言い、異物となって胃腸の働きを低下させます。

便通が悪くなれば食欲が落ち、やせてしまいます。


対処法として、毛球ケアや毛球軽減のフードや便通を促進する療法食もあります。

食物繊維の多いキャベツやカボチャなどの野菜をフードに混ぜてやっても排泄を助けます。


また、オリーブオイルは大腸内の潤滑油の効果があり、小さじ1杯程度なめさせると、毛球を含んだ便の排出をスムーズにします



【猫草には効用いろいろ】

毛球を吐き出す助けをしてくれるのがキャットグラス猫草と呼ばれる猫食用の植物の葉です。

一般的に市販されているのは牧草のカラスムギ(えん麦)、イタリアンライングラスなどで、これらと小麦、大麦のイネ科の若葉を総称して猫草と呼んでいます。


自由に野外を歩きまわれる猫であれば、地面に生えたエノコログサやオヒシバなどのイネ科植物を好みます。

元々日本の猫はそうした野草を食べていました。

肉食動物の猫にとっての猫草は、いわば胃腸薬のようなもの。



〈猫草の効用〉

・葉脈の食感を楽しむ。

・葉脈の細かなイガイガが胃壁を刺激して吐きやすくする。

・繊維質を摂って排便を促す。


猫草は、ウサギなどの餌として売っているエン麦を鉢にまいて栽培しても猫は好んで食べます。

ただ、猫草に興味を示さない猫もいるので、無理に食べさせなくても大丈夫です。



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【まとめ】

猫はよく吐くけど、回数が多いと要注意です。

猫草(キャットグラス)は、胃にたまる毛球を吐き出す手助けをします。



お読みいただきありがとうございました。





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2019年07月05日

『犬の病気(歯周病)』




犬の病気(歯周病)


【犬の病気(歯周病)】

歯周病は、人間と同じく歯垢が溜まって、細菌感染します。


歯垢の細菌が原因となり歯肉が腫れたり(歯肉炎)、歯を支えている歯周組織が破壊されてしまう病気です。

歯周病が進行すると、歯を支えている顎の骨がどんどん溶けてしまい、最終的には歯が抜け落ちたり、ひどいときには下顎が骨折してしまうこともあります。

また、炎症部位の粘膜では血管に細菌が入り込み、心臓病や腎臓病の引き金になることもあります。


一旦かかるとなかなか治りません。

3歳を越すと、80%以上の犬が歯周病にかかっています。



【症状】

・シャンプーしたばかりなのに臭いがします。(これは口臭です)

・よだれが出やすく、そこに膿や血が混じります。

・よだれが透明ではなく、赤くなっている。


多くの場合、歯石による汚れや口臭、歯肉の腫れなどで歯周病を疑います。

ひどくなると歯の動揺がみられたり、鼻炎、下顎の骨折などを起こすこともあります。

鼻炎はとても多いです。



【原因】

歯に付着する歯垢(プラーク)が原因です。

歯垢は、食べ物のかすと細菌の固まりです。

これが炎症を引き起こします。

歯垢が溜まると歯石になり、歯と歯茎の間につきます。

そこにポケットができて、細菌感染するという仕組みは人間と同じです。

それで歯茎から、出血したりします。



【治療】

全身麻酔をかけて、歯石の除去をして歯をキレイにします。

歯石がひどい場合は、抜歯することもあります。

その後、止血剤や抗生剤で炎症を止めます。

一度、歯石を取ったから、もうそれで終わりということはありません。

加齢とともに口腔内の細菌数が増えるので、歯周病になりやすいものです。


麻酔がかけられるような状態なら、年に一度ぐらいの割合で、動物病院で歯石を取ってもらうのが理想です。

人間のように、犬の場合は歯の治療を局部麻酔で出来ないことが多いので、その点は掛かり付けの獣医師さんと相談しましょう。



【予防】

一番の予防は、歯みがきです。

生後すぐのうちから歯みがきの習慣をつけることが大切です。

歯周病になってから、あわてて歯磨きをしようとしても、歯肉炎などの痛みがあるのでさせてくれません。

歯肉炎は予防できる病気なので、乳歯の時期から、しっかり歯磨きしましょう。


乳歯は、生後4ヶ月から生後6ヶ月の間に、永久歯に抜け替わります。

永久歯になれば、一生その歯で暮らします。


犬の最終的な歯の数は、切歯3本、犬歯1本、臼歯(きゅうし)6本で、上下左右合計で42本になります。


また、食事に関していえば、柔らかい缶詰を食べている犬のほうが堅いドライフードを食べている犬よりも歯垢がつきやすいです。

歯垢がつきにくいドライフードも出ています。


すでに老犬で、歯磨きさせてくれない犬は、あくびをした時などに、奥歯を見てください。

老犬になっても健康な歯は白いです。

もし、黄色や茶色に変色しているようなら、間違いなく歯周病です。

予防は出来ませんが、歯周病の悪化で歯が抜けることもあることを知っておいてください。


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【かかりやすい犬種】

加齢に伴い、歯周病になる犬は多いのですが、若くてもチワワ、トイプードル、マルチーズなどの小型犬は、口の中の細菌数が多いので、歯周病になりやすい犬種といえます。



【早期発見のポイント】

・食べる速度が遅くなる。

・歯磨きを嫌がる。

・よだれが増える。

・よだれに血や膿が混じる。

・体をきれいに洗っているのに臭いがする。


歯周病は、他の病気と違って、すぐに生命の危機を感じないため、ほおっておく飼い主さんが多いようですが、人間と同じように歯の健康は、食事と関係し、食事が体力を維持させますから、歯磨きをするなり、治療するなりして、愛犬の健康を守りましょう。


お読みいただきありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 09:05| Comment(0) | 犬の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月02日

『ペットロスを理解し、癒そう!(罪悪感…)』




ペットロスを理解し、癒そう!(罪悪感…)


ペットロスを理解し、癒すための言葉。


「ペットを亡くした飼い主さんは、なんらかの後悔を抱き、罪悪感を持つことがある」


愛情深い飼い主さんは、ペットが亡くなる前にしてあげたこと、出来なかったこと、そうしたことを後悔してしまうことがあります。


病気をしていてペットが亡くなったのなら、心の準備をする時間もありますが、突然亡くなってしまったときは、飼い主さんの心に後悔という傷をつくります。


ペットの最後にかけた言葉やペットにしてあげたこと、逆にしてあげれなかったこと、そうしたことに後悔の念を抱く飼い主さんが多いようです。



病気でペットが亡くなってしまった場合、

「もっと早く病気に気がついてあげればよかった」

「あのとき手術をしておけばよかった」


事故でペットを亡くしてしまった場合、

「あのとき窓を閉めて置けばよかった」


仕事や学業が忙しくてペットとの時間が減っていた場合、

「もっと遊んであげればよかった」

「もっとペットのことをかまってあげればよかった」

「寂しい気持ちにさせてしまった」


去勢、避妊手術をしていなかった場合、

「去勢(避妊)手術をしておけば、もっと長生きできたかもしれない」


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愛犬、愛猫への愛情が深ければ深い人ほど、後悔の念を抱くようです。


性格的な要素もあります。

さっぱりとした性格の人と、くよくよしがちな性格の人とでも違います。

楽観的な性格と真面目で細かいことにこだわってしまう性格の人でも違います。


比較的、真面目でくよくよしがちな性格の人に後悔の念は多いようです。


ですが、一番は愛情の深さです。


愛情が深ければ深いほど、「もっと…」という後悔の気持ちが襲ってきます。



ですが、後悔は執着なのです。

その執着がペットロスの苦しみ悲しみを重くします。


とても残念ですが、「もっと可愛がってあげればよかった」「もっとおいしい物を食べさせてやればよかった」と思っても、どうにもできません。


わたしも昨年の秋に愛犬を亡くしたとき、そうした後悔の念を抱きました。

なにかしてあげたくても、亡くなってしまったらなにも出来ない。

その無念さと無力感に襲われました。


それがペットロスを長引かせます。


もし、ペットを亡くしたときの飼い主さんの行動、飼っていたときのことを後悔しているなら、こう考えてください。


後悔はペットへの愛情の裏返し。

ペットへの愛情が自分の中にしっかりとあったことを確認したら、ペットと過ごした楽しい瞬間を思い出してください。



もし、自分を責めている飼い主さんがいましたら、

「もう後悔しないでいいんですよ」

そう伝えたい。


完全な人生はありません。

完全無欠の人間なんてどこにもいません。

決して愛情が足りなかったわけでもなく、飼い主さんが怠けたわけでもありません。


ただ、いつか別れがやってくることになっているのです。

その別れがそのときだっただけなのです。


してあげれなかったことを数え上げても後悔の気持ちしかやってきません。

それではペットロスは癒せません。

亡くなったペットを生き返らせることも、タイムマシンで過去に戻ることもできません。


そう、過去のことをああだこうだと言っても、なにひとつできないのです。

でも、飼い主さんに出来ることがあります。

それは天国へ旅立ったペットとの思い出を大切にすることです。

ずっとずっと忘れないことです。


それが愛するペットが一番喜ぶことではないでしょうか。



リンク先

愛するペットを忘れないためにおススメなのが「ハグペット」です。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 20:48| Comment(0) | ペットロスを理解し、癒そう! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする