2019年06月27日

『犬の病気(アジソン病)』




犬の病気(アジソン病)

【犬の病気(アジソン病)】

アジソン病とは、副腎皮質ホルモンの分泌量が低下することで起こる病気です。

クッシング症候群とは逆です。

別名「副腎皮質機能低下症」といいます。


アジソン病はとても珍しい病気で、その症状も特徴的ではないために、副腎クリーゼまで重篤な症状となって初めて発見されることが多く見られます。

副腎クリーゼの特徴的な症状として、突発性の脱力状態や微熱、呼吸困難、腎不全、意識の消失といった症状となり、迅速な対応が必要となります。


若年齢から中高齢(平均4歳)の発症が多く、特にメスによく見られます。

7~8割がメス犬に発症します。



【症状】

・元気がない。

・疲れやすい。

・体の震え。

・下痢をする。

・吐く。

・多飲多尿。

・体重が落ちる。

・運動失調。


急性だと、急に元気がなくなり、ショック状態を起こし、命に関わります。

症状の進行により、食欲低下、体重の減少、多飲多尿が見られるようになります。

さらに顕著な運動失調が起きるので、散歩に連れていこうとしても嫌がります。



【原因】

なんらかの理由で、副腎皮質自体が破壊され、副腎皮質がほとんど作用しなくなります。

腫瘍や薬剤などが原因で破壊されることもあります。


副腎皮質に指令を与える視床下部や下垂体に異常があって起こる場合(腫瘍)もあります。

また、長期間または大量の副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)治療をしていて突然やめた場合に起こることもあります。これを医原性といいます。



【治療】

急性の場合は、緊急治療(入院医療)が必要です。

慢性の場合は、副腎皮質ホルモンなどの薬を生涯にわたって飲むことになります。


副腎皮質ホルモンの投与を行います。

基本的には生涯を通しての投与となります。

投薬にあたっては、まずホルモンの分泌が低下している原因を確定します。

次に薬の必要量を確認するために、投薬前後の血液検査を行います。

投与量が多い場合には、副腎皮質機能亢進症を引き起こす可能性があるため、注意が必要となります。



【予防】

早期発見、早期治療に限ります。

自宅では、犬の行動や飲水量、尿量、体重が減少していないかなどのチェックを行いましょう。


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【かかりやすい犬種】

グレートデン

ロットワイラー

ポーチュギーズウォータードッグ

スタンダードプードル

ウェストハイランドホワイトテリア

ソフトコーテドウィートンテリア

など。


上記の好発犬種のうち、発症年齢の7割は4歳~7歳と、7歳~8歳のメス犬に見られると言われています。

他にもトイプードルで、若年齢での発症が多く見られます。



【早期発見のポイント】

・副腎皮質ホルモンを急に止めた。

・ふらつく。

・留守番が長い、来客が多いなどストレスを与えることがあった。


こんな症状が出たら動物病院に行きましょう。


日頃から愛犬をよく観察しましょう。

どんな病気でも、早期発見が第一です。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 08:04
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