2019年10月20日

『愛猫の健康のためにキャットフードをもっと知ろう』





愛猫の健康のためにキャットフードをもっと知ろう!


【総合栄養食と一般食の違いは?】

キャットフードは「総合栄養食」「一般食」の二種類に大きく分けられます。

総合栄養食とは、猫の健康を維持するために必要な栄養素が満たされているとペットフード公正取取引協議会が証明したフードで、フードの他に新鮮な水さえあれば生命の維持ができるというものです。


「一般食」には「総合栄養食」、副食には「一般食」とするのが基本です。

「一般食」には「総合栄養食と与えてください」「おかずタイプ」などと表示されています。

また完全なおやつ用食品はラベルに「間食・猫用スナック・おやつ」などと表示されているので適切に使い分けることが大切です。


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【ウェットタイプとドライタイプ、どちらを選ぶ?】

フードを購入するときには、まずラベル表示を見て総合栄養食を選ぶことを優先しましょう。

ウェットタイプで一般食表示のものは、主食にはしないほうがいいのです。


〈ウェットタイプ〉

水分含有量が75%以上のフードのことです。

排尿量を増すことが出来るので、結石になりにくいです。


特徴は、

食感がよく食いつきが良い。

素材感がある。

水分が多いので意外に早くお腹が空く。

値段は高め。

開封後の保存が効かない。



〈ドライタイプ〉

水分含有量が10%以下のフードのことです。

通称“カリカリ”。

水を多めに飲まないと尿路に結石ができやすい。


特徴は、

腹持ちが良い。

値段は手頃。

開封しても日持ちが良い。

小麦やトウモロコシなどの穀物を多く含むものはアレルギーの原因になることもあります。



【酸化や劣化、賞味期限は?】

フードについては賞味期限や開封後の劣化についても注意が必要です。

ウェットタイプのフードは、開封後はどんどん鮮度が落ちるので、その日のうちに食べきるのが望ましいです。

ドライフードは、開封後も密閉して保管すれば1ヶ月程度は食べられます。

ただし、その間に風味は失せていきます。

空気にふれたり、光にあたったりすることで脂質が酸化して過酸化脂質となってしまいます。

過酸化脂質は、消化器疾患やアレルギーの原因となる可能性があります。

高温・多湿でも酸化は進み劣化します。

ドライフードの出しっ放しは避け、食べ残しは早めに捨てて新しいものに交換しましょう。



【フードの原材料をチェック】

愛猫の健康を守るためには、フードの原材料などをチェックすることが大切です。

飼い主として大事なことは、毎日愛猫にあげているフードにどんなものが含まれているかを知っておくことです。


市販品のパッケージには原材料名と成分が必ず記載されています。

ドライフードには数えきれないほどの添加物が多数記入されています。


チェックすべきポイントは、

「原材料」「合成着色料」「酸化防止剤」の3つです。


まず原材料は、具体的にマグロ、カツオ、牛肉、骨抜きチキンなど、食材がしっかり記載されているものを選ぶことです。

「肉類」「家禽類」などと曖昧に記載されているだけの場合、バイプロダクトや4Dミートと呼ばれる肉の副産物(骨や皮、内臓、くず肉など廃棄物同然のもの)が材料に含まれている可能性があります。

そして記載されている添加物がなるべく少ないものを選ぶことです。



【有害性のある添加物も多いので注意が必要】

人間の食品の添加物は「食品衛生法」によって432種類の添加物が規制されていますが、「ペットフード安全法」では、たった4種類しか規制がありません。

実際には、ペットフードには一般の人に用途が分からない無数の添加物が使用され、いわば使い放題となっています。


添加物の主なものには合成着色料酸化防止剤の2つがあり、天然由来素材でない限りどちらでも猫にとっては有害なものです。

合成着色料には発がん性の危険が指摘されています。

酸化防止剤は主にドライフードの資質の酸化を防ぐために使われ、とくに合成型の酸化防止剤であるエトキシキンは農薬であり、人への使用は認められていません。

BHTやBHAの酸化は発がん性が指摘されています。

これらを含むフードを長年食べ続けることは、猫の健康に良くありません。

毎日与えるフードにどんなものが含まれているのかを、しっかりチェックしてあげましょう。


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【一言アドバイス】

その1

カリカリは空気を抜いて密閉容器で保存する。

冷凍庫ではカビが生えることもあるので、食べきれない分は冷凍庫で保存しましょう。


その2

猫の体は穀物を消化しにくく、アレルギーや肥満の原因となります。

出来るだけフードに穀物が含まれないものを与えましょう。


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【まとめ】

・主食には、総合栄養食を与える。

・尿路結石を防止するには、ウェットタイプのフードが良い。

・ドライタイプのフードを与えている場合は、水を多く飲まないと尿路結石が出来やすくなる。

・カリカリの場合、開封後は密閉して酸化を防ぐ。

(冷蔵庫ではなく冷凍庫で保管する)

・出来るだけ穀物を含まないフードを与える。

・添加物の少ないフードを選ぶ。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 20:10| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月15日

『猫の食欲について』




猫の食欲について!


【猫にとって質の良い食事とは?】

古代エジプトを発症とする家猫は、人間と暮らすようになって数千年の間、自分の食べものは狩猟によって自分で獲得していました。

それがいまでは人から提供される食事ばかりを口にしています。

猫はそれで本当に満足しているのでしょうか?

それは本当に猫が食べたいものなのでしょうか?


猫を飼っている人のほとんどがスーパーなどで購入したキャットフードを買ってきて、お皿にザッとあける。

量が減ったら足す。

愛する飼い猫の食事がこの繰り返しになっていませんか?


飼い主さんの中でキャットフードの細かい成分まで理解している人はほとんどいないのではないでしょうか?

それでも毎日同じようなドライフードを与えてしまう。

猫によっては、毎日同じキャットフードを食することに飽きている猫もいるはず。

(我が家の飼い猫もそうです)

人間だって、いくら好物だからといって、毎日3食同じメニューの食事では飽きてしまうのではないでしょうか?


多くの人が利用しているドライフード(カリカリ)は、栄養バランスもよく、あとは水さえあれば健康に生きられると言われています。

たしかに手軽で手間がかかりません。

人間の側にとっては楽です。

しかし、実際は消化の悪い成分や添加物、アレルギーなどの問題もあります。

愛猫の健康寿命のために食事を見直してみるのもいいのではないでしょうか。


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【ニオイこそ食欲の入り口】

猫の食事について飼い主さんを悩ませることの一つに「好き嫌いの基準が分からない」ということがあります。

いつも食べていたフードを急に食べなくなったり、「これじゃない」とばかりに飼い主さんを見て無言の抗議をしたりするときがあります。

高価なフードを用意しても、ニオイを嗅いだだけでお皿から離れたり、“猫またぎ”して行ってしまうこともあるのではないでしょうか。

味が嫌なのか、飽きたのか、単に気まぐれなのか?

何が気に入らないのか分からず悩まれるものですが、実は猫の判断材料は「ニオイ」なのです。


猫の食べ物に対する嗅覚はとても敏感で、微妙な違いや変化も感じ取ります

いつものフードでも開封後日にちが経ち、酸化が進んでニオイが変っていたり、同じブランドでも素材や添加物が微妙に変わっただけでも食べなくなることがあります。


猫は味覚よりも何よりも、まずニオイで食べるかどうかを判断するのです

基本は「食べない=ニオイがお気に召さない」ということです。

「好き嫌い」の基準もまずニオイなのです。


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【猫の味覚はどうなっているのか?】

すぐれた嗅覚に対して、猫の味覚はどうなっているのでしょうか?

猫は美食家といわれるものの、舌の表面の味覚の受容器・味蕾(みらい)の数は人間の1/15程度しかありません。


〈猫の味覚の特徴は〉

・苦味と酸味には敏感である。

・甘味と塩味はほとんど感知できない。

・アミノ酸の旨味を感知している。


野生では食べ物となる獲物の毒性や腐敗を感知する必要があるため、苦味や酸味には敏感なのです。

また肉食動物の本能として動物性タンパク質を欲するので、そこに含まれるアミノ酸の旨味についても感知しています。

雑食性の犬に対して、代表的な肉食動物である猫は、旨味を感知する能力が犬よりも優れているのです


この旨味への感度が食材の鮮度へのこだわりとして表れてくるのです

食べ物を口に入れた後は、食感と味、そしてエネルギー源を得ているという生理的感覚が総合されて「うまい」という満足感や食べる喜びを得ているのだと考えられています。

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【体調やごはんの与え方にも注意する】

注意したいのは、体調不良で嗅覚が鈍くなっているときも食べなくなるということ。

鼻炎や猫風邪などの感染症で鼻づまりを起こしたり、歯周病や口内炎で食べづらくなっていることもあります。


外因としては、食器や食事スペースにいつもと違うニオイがすると嫌がる猫もいます。

食器洗浄はよく洗い流し、化粧品や殺虫剤のスプレーなどの臭いにも注意しましょう。


猫は生活リズムも食事も共に暮らす人間から大きな影響を受けています。

朝夕の食事タイムが設定されたり、逆に好きなときに好きなだけ食べることができたりと、“飢えとは無縁の環境”にいることで「食べない」という気まぐれな自由も許されるわけです。

また、肉食動物なのに、野菜や果物から人のおやつまで口にする雑食性が生まれたことも、猫の好き嫌いのナゾを深める一因となっています。


なぜか食べてくれないとき、嗜好や偏食によるのか、体調なのか、気まぐれなのか、よく観察して判断することが大事なのです。


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【まとめ】

猫は味覚よりも“ニオイ”で食べるかどうかを判断する。

猫が食べないときは“ニオイ”がお気に召さないのだ。

猫は旨味を感知する能力が高く、敏感である。

猫の好き嫌いも「十猫十色」、飼い猫の好みをよく観察して理解しましょう。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 20:44| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月28日

『猫の老化と向き合う』



猫の老化と向き合う!


【猫の見た目は老けないけれど】

愛猫に長生きしてほしいという飼い主さんたちの願いと、「医・食・住」の改善のおかげで、飼い猫の平均寿命は昔に比べるとかなり延びて、15歳を超えています。

猫との暮らしも、これからはただ長生きしてもらうだけでなく、いかに“幸せな高齢期”を送ってもらいかが課題となってきます。


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【猫の加齢のスピードは人間の4倍】

やんちゃで可愛い子猫の時代は短く、あっという間に大人の猫になってしまいます。

生後2~3ヶ月の子猫は、人でいえば2~4歳にあたります。

それが生後6ヶ月で人なら10歳に。

10ヶ月で15歳。

12ヶ月(1年)で17歳にまで成長します。

満2歳で人間の24歳、以降1年で人間の4年分、つまり4倍のスピードで年を取っていきます。

加齢は早くとも、平均寿命はこの20年ほどで飛躍的に延びて15歳を超え、20年以上生きる猫も多くなりました。


〈猫の年齢と人間の年齢の比較表〉

猫:1歳   ➡  人:17歳

猫:2歳   ➡  人:24歳

猫:3歳   ➡  人:28歳

猫:4歳   ➡  人:32歳

猫:5歳   ➡  人:36歳

猫:6歳   ➡  人:40歳

猫:7歳   ➡  人:44歳

猫:8歳   ➡  人:48歳

猫:9歳   ➡  人:52歳

猫:10歳  ➡  人:56歳

猫:11歳  ➡  人:60歳

猫:12歳  ➡  人:64歳

猫:13歳  ➡  人:68歳

猫:14歳  ➡  人:72歳

猫:15歳  ➡  人:76歳

猫:16歳  ➡  人:80歳

猫:17歳  ➡  人:84歳

猫:18歳  ➡  人:88歳

猫:19歳  ➡  人:92歳

猫:20歳  ➡  人:96歳

猫:21歳  ➡  人:100歳

猫:22歳  ➡  人:104歳



【シニア期からの健康のために】

ライフステージの分類では猫は7歳からシニア期(壮年期)に入り、そこからが長いのです。

老化の兆しが表れるのは10歳頃からです。

見た目はほとんど変わりませんが、10歳は人間なら56歳で、健康への取り組みが大事になる時期です。

人間同様、バランスのよい食事とストレスのない暮らしを守れるように注意が必要です。

そして、出来るだけ健康を保ちながら幸せな20歳を目指していきましょう。


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【老いはどこに表れるか】

猫は年をとっても外見に老いがあまり表れず、見た目はさほど変わりません。

個体差はありますが、10~12歳以上の猫には次のような変化が見られます。

・顔に白髪が目立ってくる。

・目の水晶体が濁ってくる。

・耳が遠くなる。(とくに高音域)

・嗅覚が落ちて食事の反応が鈍くなる。

・噛む力が落ちて軟らかい食事を好むようになる。

・毛づくろいをあまりしなくなる。

・爪とぎをあまりしなくなる。

・高いところへ登らなくなる。



【行動や習慣の変化で老化を知る】

毛づくろいをしなくなると、被毛がパサついて、抜け毛やフケが目立つようになります。

ツメとぎをしなくなれば、ツメの古さや角質が抜けにくくなり、ツメが出っぱなしになったり(床を歩くとカツカツと音がする)、巻きヅメになることもあります。


老化による感覚機能や筋力の低下は、猫の行動パターンも変えていきます。

たとえば、いつも飼い主さんの帰宅を玄関でお出迎えしていた猫が、ある日から来なくなる。

これは聴覚が衰えて玄関に近づく人の足音や気配を感じとれなくなった可能性があります。

また、筋力の低下で足腰が弱ってくると、高いところへ登らなくなります。

猫の些細な「老い」の変化を察知してあげましょう。

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【老いの現実にしっかり向き合う】

老化で筋肉量が落ちてくると、まず後ろ足に影響してくるので、ジャンプ力をはじめ運動能力全体が低下し、俊敏さもかけていきます。

そして猫は、いままで跳べていたところへ跳べない、楽に出来ていたことができない、という現実と向き合うことになります。

いつもの玄関での出迎えや、人が階段を昇るときの同行・後追いがなくなるのも、体がおっくうなせいもあるのです。

徐々に寝床で寝てばかりいることが多くなります。

加齢による老化現象なのか、関節炎などの病気によるものなのか、まず注意深く観察し、不安なときは獣医師に相談しましょう。



【関節炎は加齢のせいと諦めない】

高齢期に入ると、左右に腰を振るような歩き方をしたり、歩行の異常がみられることがあります。

原因の多くは関節炎で、関節の軟骨の減少によって炎症を起こしている状態です。

老猫の場合、「年だから関節炎は仕方がない」と思い込む飼い主さんもいますが、きちんと治療を受ければ改善する例は多いのです。

痛みや炎症を抑える薬の投与で普通に歩けるようになることもあり、コンドロイチンやグルコサミンを含む猫用サプリメントの投与で軟骨の成分を補えるので、諦めることはありません。

関節炎を放置しておくと変形性関節症へ進行し、足を引きずるようになったり、立ったり座ったりの動作も鈍くなり、元気を失ってしまいます。


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【まとめ】

猫は人間の4倍のスピードで年をとる。

猫の老化は見た目には分かりづらい。

関節炎は前足の肘、後ろ足の膝、股関節に出ることが多い。

肥満は関節への負担が大きいので要注意です。

「老い」の些細な変化を見逃さないようにしましょう!



お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 20:34| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月20日

『愛猫の健康長寿のためにできること』



猫は、のんびり長く生きたい!


【猫のご長寿調査】

ある調査で全国の18歳以上のご長寿猫を調べた報告があります。

それによると、意外なものでもあり、納得のいくものでもありました。


〇特別な食事は食べていない。

〇6対4でメスがオスより長生き。

〇室内飼いだけが長寿ではない。

〇性格は甘えん坊が多い。

〇多頭飼いでも長生きできる。

〇純血種でも長生きできる。


人間と同じようにメス(人間だと女性)が長生きするんですね。

オス(男)はツライよ!


中には猫エイズ陽性でも20年以上生きた例もあったそうです。

猫に品種などによる格差はないということです。



【大事なのは食べる喜び】

天寿を全うした猫も含め、ご長寿猫に共通して言えることは、最後までよく食べているということです。

しっかり食べること

これが元気のバロメーターであり、長寿の秘訣です

そこでは「猫が食べたいものを食べる」という自由が守られることも重要です。

たくさん食べられなくなって1回の食事量が減るなら回数を増やしたり、喜んで食べる好物があれば、ときどきそれをあげるようにして、食べる喜びを持続させることも大切です。


猫は12歳頃から筋肉量が落ちて、体重も減ってくるのが普通です。

でも、食べていれば、まだまだ元気でいられます。


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【ほどほどの距離感で支える】

もう一つご長寿猫に共通して感じるのは、束縛がなく自由であることです

猫にもQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)があります。

長生きする猫は、老いたり病んだりしても猫らしさを失わず、人と寄り添いながら一定のレベルでQOLが保たれています。


安らげる居場所があり、食の不安も危険や恐怖もなく、落ち着いて、いわばのんびりと暮らせることが大切です。

そこにはもちろん人のむくもりと愛情があります。

ただし、けっして猫をかまい過ぎず、拘束もせず、ほどほどの距離感で接していることが、QOLの適切な支えとなっているのです。

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【医・食・住の変化が猫を変えた】

1990年代からの「医・食・住」の改善によって、日本の飼い猫は飛躍的に平均寿命を延ばしてきました。


「医」は、避妊手術の徹底、ワクチン接種の普及、医療や薬の進歩です。


「食」は、食事とキャットフードの質の向上、とくに総合栄養食の普及です。


「住」は、完全室内飼育の一般化。

外に出ないことで喧嘩傷による感染症や事故に遭うことが劇的に減りました。


少し前までは家猫の寿命10年、外猫の寿命5年と言われていました。

それが2016年には日本の猫の平均寿命は15.04歳で、さらに延びることが予想されています。

そして猫はただのペットではなく、共に暮らす愛情の対象へと変わってきているのです。



【健康寿命のために出来ること】

これからはただ長生きするだけではなく、“健康で長生き”をめざしてほしいです。

「医・食・住」のさらなる改善と人の意識の向上で、それは可能なはずです。

愛すべき猫と長く幸せに暮らすために、飼い主さんにできることは次の3つです。


  • ワクチンや健康診断を積極的に受けさせ、猫の健康状態に常に注意する。
  • 猫が喜び本当に体にいいものを食事として与える。
  • ストレスの少ない快適な環境を提供し、愛情をもって猫とふれ合う。

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【まとめ】

好きなものを好きなときに食べさせる。

医療ケアを常にする。

ストレスのない室内でのんびり自由に暮らす。

飼い主さんの愛情をいっぱい受ける。



お読みいただきありがとうございました




posted by チャミーの父ちゃん at 08:14| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月01日

『シニア猫にやさしい家』



シニア猫にやさしい家!


【シニア猫がのんびりできるオウチが何より大切】

猫の10歳はターニングポイントで、この頃から猫自身も老いを感じ始めるようです。

運動機能が低下し、活発だった猫も徐々にのんびりと毎日を過ごすように変わってきます。


そんなシニア猫にとって望ましい住まいは、お気に入りのくつろぎ場がいくつかあり、よけいなストレスを受けない“やさしい家”です。

ちょっとした室内の工夫で空間が和らぎます。

シニア猫には、愛情あるサポートが必要なのです。



【負担軽減の工夫をする】

猫のためのやさしい空間作りには、お年寄りがいる家のバリアフリー化の考え方が応用できます。

段差や傾斜がきつい場所を改善し、移動時の負担を少しでも減らしてあげましょう。

猫は高い場所での休息を好みますが、足腰が弱ってくると好きな場所へも登らなくなります。

家具のてっぺんに見張り場があるような時、別の家具や板材で階段状のステップをつけたり、板を斜めにしてスロープをつけたりする工夫で改善できます。

登りやすくなれば、またお気に入りの場所として復活するのです。


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【トイレもバリアフリーで】

猫はオシッコを我慢してしまうと泌尿器疾患の原因ともなります。

我慢しなくてもいいように、トイレが騒がしくない清潔な場所に置き、行きやすい環境をつくりましょう。

トイレ容器側面の高さがつらくなることもあるので、ステップを置いたり、スロープをつけたりしてバリアフリー化をしましょう。

スロープの傾斜は15°にすることで足腰への負担が軽く済みます。

踏板表面にはPVCメッシュ加工素材を使用すると滑り止め効果があります。


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【水飲み場を増やし運動も】

高齢になると懸念されるのが、水を飲む量が減ることと運動不足です

水は飲みたいときに飲めるように水置き場は3~4か所に増やしましょう。

置き場所は猫が好む居場所の付近で(1つは寝床から近いところに)通り道は避けます。

水はこまめに交換をします。

また年をとって寝床にいる時間ばかり増えると運動不足で増々筋力が低下してしまいます。

飼い主さんは1日5分でもいいので猫と一緒に遊ぶ時間をつくり、運動をさせましょう

長い時間はもたないので、狩りごっこやボール遊びなど短期集中型でいいのです。

じゃらし玩具には興味を示さなくなった老猫が、壁に当てたレーザーポインタの光を追う遊びには夢中になる、という例もありますので、いろいろ試してみましょう。



【まとめ】

シニア猫にとって大切なことは、人間の高齢者と同じです。

〇バリアフリー化。

〇水分を多く取る。

〇少しの運動。


飼い主のちょっとした工夫で、シニア猫に暮らしやすく、のんびりと過ごせる毎日を過ごさることが何よりです。



お読みいただきありがとうございました。




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2019年07月30日

『シニア期の猫の食事を見直す』





シニア期の猫の食事を見直す!


【シニア期・高齢期の食事の選び方】

シニア期の猫は活動量も代謝量も落ちているので、若いときと同じ成猫用のフードを食べ続けるとカロリーを取り過ぎてしまいます

カロリー過多は肥満を招きやすく、糖尿病などさまざまな病気の心配が増えます。

ゆえにシニア食は低カロリーを基本とします。

ただし猫は体重1㎏あたり人間の6倍のタンパク質を必要としていることを忘れてはいけません。


キャットフード売り場には「10歳から」とか「15歳が近づいたら」など、年齢別・ライフステージ別のフードがいろいろ置かれています。

シニア期(7歳~)からのフードは成猫用よりも低カロリー、低タンパク質、低マグネシウムのものが増え、腎臓ケア・泌尿器疾患対策をうたうものが目立ちます。


年齢表示は飼い主側には便利ですが、年齢は合っても、あなたの愛猫の体質や健康状態に合うとは限りません。

パッケージの表示やセールスコピーにただ頼るのではなく、成分表示も自分の目でよく見るといいです。

愛猫の健康寿命を願うなら、以下の点に留意して良質なフードを選びましょう。


〈シニア期の食事見直しのポイント〉

〇できれば無添加(添加物不使用)のものが理想。

〇できればグレインフリー(主原料が肉・魚で穀物不使用)が理想。

低カロリーのもの(100gあたり350~389KCal)

〇成猫気に比べて低脂質のもの(資質13~20%)

〇腎臓に不安がある場合は低タンパク質のもの(タンパク質25~35%)

〇痩せに不安がある場合は高タンパクのもの(タンパク質~70%)


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【シニア食を食べてもらうには】

「シニア期だよ、体にいいんだよ」と言われても、猫は食べたいものを食べるだけで口に合わないものは食べてくれません。

いくら健康のためを考えた食事でも食べないと意味をなさず、食べる自由と喜びを奪ってしまっては健康にも逆効果になってしまいます。

シニア食にシフトする際、もし、猫の食欲が落ちるような場合は、次のことを試してみてください。


①  それまで食べていたフードに少しずつ混ぜ、徐々にその割合を増やしていく。

②  切り替えの際に好きなトッピングを多めに加える。

③  ウェットタイプや手作りのものはレンジで38℃前後に温めて出す。嗅覚が低下したシニアを臭いで刺激する。

④  食器を台に乗せて食べやすくする。

年を取ると、屈んで食べると口からこぼしやすくなるので食器の位置から高くなるようセットする。台の高さは6~8センチが目安。



【遺伝性疾患や体質に配慮して】

現在は健康でも、遺伝性の病気があったり、健康診断で病気になりやすい傾向が見つかった場合、療法食的なものが必要になってきます。

発症しないように食事で予防するという考えで、掛かり付けの病院との連携をはかります。


たとえば猫には肥大型心筋症(遺伝性心臓肥大)という病気があります。が、症状が軽ければ心臓負担軽減の食事療法で対応できます。

鶏肉や魚などの低脂肪高タンパク質の食材と野菜などをフードプロセッサーで練って与えたり、スープの作り療法食を与えるのも効果的です。


【まとめ】

フードの成分表をチェックして、飼い猫にあったフードを選びましょう。

フードは、低カロリー・低タンパク質・低マグネシウムを与えましょう。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 08:18| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月27日

『猫の死亡原因トップの病気は?』



猫の死亡原因トップの病気は?


【やっぱり怖いあの病気】

愛猫にずっと元気で長生きしてほしいと願うなら、まず飼い主が猫の病気に関する正しい知識を身につけておくことが大事です。


猫の発症率が高く、寿命にも関わってくる病気の代表的なものが泌尿器系疾患です

病気になる猫の半数近くが泌尿器系の疾患で、12歳以上の猫の1/3が発症するといわれています。


ペット保険会社のデータでは、12歳以上の猫の死亡率の1位が泌尿器系疾患で、全体の30%以上を占めています。



【泌尿器はどんな構造か】

泌尿器とは尿を作り排泄する気管の総称で、左右2つの腎臓、尿管、尿道と、一つの膀胱から構成されています。

尿管、膀胱、尿道を合わせて「尿路」といい、腎臓と尿管までの「上部尿路」と、膀胱と尿道の「下部尿路」に分かれ、オスとメスでは構造が異なります。


病気でとくに多いのは膀胱炎尿石症などの下部尿路疾患と慢性腎不全です。

下部尿路疾患はオスに多くみられ、慢性腎不全は高齢になるほど増えてきます。



【なぜ慢性腎不全が多いのか】

猫の先祖リビアヤマネコは砂漠地帯で暮らしていたので、あまり水を飲まなくても水分を体内で効率よく利用し、濃縮された尿を出す体の構造をしているとされます。

猫もその体を継承しています。


腎臓は血液をろ過して尿を作る装置です。

濃い尿を出すことで猫の腎臓は常に負担がかかり、加齢とともに疲労し、徐々に機能が低下していきます。

猫の腎臓に約20万個あるといわれるネフロンの60%が壊れると、血液のろ過が正常にできなくなり、老廃物が排出されずに腎不全の症状が現われます。

慢性腎不全は長い年月をかけて生じる病気で、15歳以上では15%の発症率とされています。



【膀胱炎や尿石症にも注意】

濃縮された尿は、ミネラルが固まって結晶や結石ができやすくなり、膀胱炎や尿石症などの下部尿路疾患を起こしやすくなります。

これは若い猫でも起こります。

さらにオスは尿道が細長くS字にカーブしているので結石ができると詰まりやすく重症化しやすいです。


一方メスは尿道が短いため細菌感染による膀胱炎になりやすいとされますが、そう多くはありません。

これらの疾患は初期であれば食事療法や投薬によって抑えることが可能です。

オスは結石ができやすい体質になっていないか定期的に検査をしてもらいましょう。



【健康寿命のために定期検診を】

高齢の猫は慢性腎不全や尿石症、腫瘍によって寿命を縮めてしまう例が大変多いです。

腎臓は肝臓とともに沈黙の臓器と呼ばれ、変化が外に表れにくく、病気の症状がでたときはすでにかなり進行しています。

また猫の腫瘍は70%以上が悪性で、発見時すでに病状が進んで治療できずに亡くなる例も少なくありません。

しかし定期検診を受けていれば早期の発見・治療が可能だったケースは多いのです。

健康寿命を願うなら、年1回は検診を受けさせることが重要です。


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【水をたくさん飲んでもらうには】

〇室内の数か所に水を用意する。

〇まめに取り替え、常に新鮮な水を用意する。

〇多頭飼いでは容器ごとこまめに取り替える。

〇容器はヒゲのあたらない広口のものを使用する。

〇老猫や冬季に冷たい水を飲みたがらない場合は、湯冷ましを与えてみる。



【まとめ】

泌尿器系疾患の予防には、ふだんから水をたくさん飲むこと。



お読みいただきありがとうございました。



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2019年07月25日

『猫の便に血がまじる』





猫の便に血がまじる!


【便に虫がいた】

便ほどお腹の中を雄弁に語るものはありません。

色や形状や量でその日の体調がわかります。

健康であればコロッとしているものです。


まれに便表面に白く動くものを見つけることがあります。

これは瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)の老熟した片節(体の一部)です。

寄生したノミを毛づくろいしたときに飲み込んで感染してしまいます。


猫条虫も同じように片節が便中に排出されます。

条虫の卵を食べたネズミを捕食して感染します。

片節はこたつなどでお腹が温まると排出されることが多く、肛門周りについていたり寝床に乾燥した片節が落ちていたりします。


また、3~12㎝ほどの白い輪ゴムのような猫回虫が見られることもあります。

子猫では母乳を介して感染し、寄生すると発育不良となり衰弱してしまいます。

万一見つけたら動物病院でしっかり駆除してもらいましょう。


外出自由な猫の場合、蛇やカエルを捕食して感染するマンソン裂頭条虫が寄生することもあります。

便に寄生虫らしきものが出たときは、写真を撮るか、可能なら便ごとジップロックなどで密封して病院へ持参してください。



【便に血が混じっている】

便に血が混じる血便には、血の付着のしかたによって以下の4種類に分けられます。


〇便に赤い血が混じっている血便。

 小腸や大腸の前半での出血が考えられます。


〇便全体が黒っぽい血便。

 口腔から小腸など肛門から離れた場所での出血が考えられます。

 鉤虫(こうちゅう)という寄生虫によっても小腸内で出血することがあります。


〇便表面に鮮血が付着する血便。

 大腸の後半から肛門付近の出血が考えられます。


〇赤い下痢。

 食物アレルギーや細菌感染などで胃腸炎を起こしていると考えられます。

 出血の箇所によって血便の色が変わってくるので、発見したらよく観察し、写真でも撮っ   

ておきましょう。

病院が近所であれば血便そのものを持参してもいいです。

(時間が経過すると変色してしまうので不可)

嘔吐や下痢などがないか猫の様子もよく観察して獣医師に伝えてください。

猫は元気でも感染症などの可能性もあるので早めに病院へ連れて行くことです。


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【下痢が続いている】

水様便やゆるい便が続く下痢の原因には、体調不良や食べすぎ、消化不良、ストレス、乳糖不耐症など一過性のものと、感染症や寄生虫による慢性的なものがあります。

一過性と思ったのが食事を抜いても治らず、2~3日も下痢が続くようなら診察を受けるべきです。

その際、便を密封して持参し、寄生虫検査もしてもらいましょう。

子猫は猫汎白血減少症(猫パルボウイルス感染症)でひどい下痢をおこすことがありますが、3種混合ワクチンの接種で予防できます。

すでに感染した子猫だと衰弱が早く命にもかかわるので、治療を急ぐ必要があります。



【4日間便通がないと要注意】

猫は普通、1~2日に1回排便をします。

排便が4日間ないときは便秘と判断され、牛乳を与えたりフードを見直すなどして様子を見ます。

それでも便通がなく吐き気も出るようだと、動物病院で浣腸か手技排便を行うことになります。


便秘気味の猫には水溶剤や座薬などの下剤がありますが、猫自身が体を動かすようにしたり、繊維質の多い食事に切り替えるなど、なるべく猫に負担がかからない方法を探すようにしたいです。


運動不足解消のために、飼い主が協力して遊ぶ時間を増やすことも大事です。



【まとめ】

こんなときは必ず寄生虫検査をしましょう。

・外で子猫を拾った。

・迷い猫を保護した。

・野良猫を家で飼うことにした。

・外出自由な猫が下痢をする。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 13:17| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月24日

『猫のオシッコがでない』




猫のオシッコがでない!


【苦しそうな鳴き声は緊急事態】

猫がトイレにうずくまったまま、ふだん聞かない低い声で「アオーッ」などと鳴いたら「つらい、苦しい」と言っているのです。


原因は膀胱炎尿道結石による排尿困難、あるいは便秘です。

尿もなかなか出ずに、ポタリと垂らしたり血尿をともなえば、ほぼ間違いなく下部尿路疾患です。

とくにオスの尿道は細いので、結石ができると尿道が詰まってしまい(尿道閉塞)、激痛をともなうのです。

我慢することが多い猫が呻き声を上げるのですから、よほどの痛みなのです。


苦しげに嘔吐する様子もあれば、急性腎不全から尿毒症を起こしている可能性があり大変危険な状態です。

早急に動物病院で尿道を開通させる必要があります。

一刻の猶予もないと考えすぐに猫を病院に連れて行ってください。



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【排尿困難は尿道結石が多い】

尿が詰まり気味のときは、尿道結石の疑いあり、尿中にザラザラしたものやキラキラした結晶が見えることがあります。

これが泌尿器管で作られたマグネシウム、リン、カルシウムなどのミネラル成分の結晶や結石です。


猫の尿は通常は弱酸性で、アルカリ性になるとミネラルが結晶化しストルバイト結晶に、酸性だとシュウ酸カルシウム結晶が出来やすくなります。

結晶で最も多いのがストルバイト結晶によるもので、これは療法食で溶かすことが可能ですが、シュウ酸カルシウム結晶は溶かすことが出来ません。


結石を予防するには、尿を弱酸性から中性に保つこと

そして尿が濃くなると結晶化が進みやすいので、猫になるべく水分をとらせて、スムーズな排尿を促すことです。



【いつもと違うことに敏感になる】

泌尿器系に問題が生じている猫は、トイレ以外の場所でオシッコをしてしまうことがよくあります。

病気によって尿意も変調をきたしていると考えたれますが、いつもと違う行動をとることで飼い主に自分の異変を知らせているとも考えられます。


猫は我慢強い一面があっても、本当につらいときは飼い主に頼ることも知っています。

あえて粗相をしてしまう理由を飼い主は早めに理解してほしいと思います。



【尿路結石を予防するには】

〈尿路結石の予防〉

・水をたくさん飲んでもらう。

新鮮な水をいつでも飲めるように常時数か所に水の容器を用意しましょう。


・ウェットフードを取り入れる。

ウェットタイプは8割近くが水分なので、水をあまり飲みたがらない猫や飲水量が足りないときの水分補給になります。

スープタイプもおすすめです。


・ミネラル含有量の少ないフードをあげる。

結晶・結石の原料になるミネラル分(マグネシウム、カルシウム、リン)の含有量を抑えたフードを与えましょう。


・消化のよい良質なフードを選ぶ。

泌尿器疾患の予防に配慮していることをうたうフードでも、穀物使用量が多い消化の悪いものは逆効果になることがあります。


・トイレは清潔に使いやすくする。

オシッコを我慢することのないようにトイレはいつも清潔にしておきましょう。


・尿の㏗を中性に保つ。

気になるときは犬猫犬用の㏗試験紙で酸性・アルカリ性をチェックできます。



【尿路結石になったとしても】

人間の尿路結石もそうですが、腎臓に結石があるだけでは痛みなどは発生しません。

腎臓に出来た結石が尿管に入ってくると痛みを伴います。


ですから、レントゲン検査などで獣医師に“石があります“と言われても、すぐに命を落としたり手術する必要はありません。


ですが、結石の予防や食に注意する必要はあります。

特に水分を多く取れる環境を整えることが大切です。



【まとめ】

水はいつでも飲めるように数か所に用意してあげましょう。

特にオスは詰まりやすいから普段から水をたくさん飲むようにさせましょう。

オシッコが出ていないようなら、尿路結石の疑いがあります、すぐに病院に連れて行きましょう。


お読みいただきありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 21:08| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

『猫のオシッコが近くなる』




猫のオシッコが近くなる!


【愛猫の排泄をチェック】

ふだんの健康管理の基本といえるのが排泄のチェックです。

猫の体調の変化は、尿や便の回数・量・色などに表れやすく、何度もトイレへ行く、トイレ時間が長くなる、下痢や便秘をするなど、病気の兆候や症状が排泄行動に表れることも多いのです。

毎日のトイレ掃除では排泄物をよくチェックし、ストレスのない排泄ができているか注意する習慣をつけましょう。



【オシッコチェックはとくに大切】

愛猫の排泄の様子をまめにチェックすることは、病気の早期発見のためにも重要です。

猫には膀胱炎や尿路結石など、猫泌尿器症候群(FUS)と呼ばれる泌尿器系の病気が多く、頻尿、血尿などの症状が表れたら、できるだけ迅速な対応が必要となります。


トイレ掃除の際には尿の量や回数、色を確認する習慣をつけ、猫がトイレにいるときと排泄前後の様子におかしなところはないか注意し、体調の変化を早く察知できるようにしましょう。



【尿や便に体の状態が表れる】

毎日のトイレチェックを健康チェックの機会と意識していれば、尿量の変化や下痢・血便・便秘などの異常にも早く気づくことができます。

オシッコの量が増える多尿は腎臓病や糖尿病が疑われ、高齢の猫は特に注意が必要です。

下痢は一過性の消化不良のこともあれば、感染症や寄生虫が原因の場合もあり、安易に見過ごしてしまうのは危険です。

尿や便は猫の体の中の状態を教えてくれます。

トイレチェックをぜひ健康管理に役立ててください。



【頻尿は下部尿路疾患のサイン】

猫は泌尿器系のトラブルが多く、排尿に病気のサインが表れることが多いのでオシッコチェックは大変重要です。


猫のオシッコは通常1日1~3回で、食事や水分摂取量によって多少変動しますが、日に4~5回以上もトイレへ行くようだと頻尿と言えます。


頻尿の原因となるのが下部尿路疾患と呼ばれる膀胱から尿道にかけてのトラブルで、膀胱炎、尿道結石、膀胱腫瘍などの可能性が考えられます。



〈次のような症状が見られたら下部尿路疾患のサインと考えます〉 

・日に何度もトイレへ行く。

・トイレに行ったばかりですぐにまた行く。

・トイレにいる時間が長い。

・トイレ以外の場所で排尿する。

・尿の出が悪い。

・血尿が出る。

・尿のにおいがキツくなる。

・尿が白っぽく濁る。

・尿にキラキラした結晶が見える。

・排尿時の痛みで鳴く。



【尿の色が赤くなった】

トイレチェックでは、尿の色やにおいにも注意します。

健康な尿の色は薄黄色。

においもさほどキツくありません。

赤みを帯びたり褐色にみえるときは血尿など異常のしるしです。

トイレの砂やシートは白色系のものを使うと色がわかりやすいです。


血尿は尿中に血液が混じった状態で、薄赤色から全体が真っ赤になる尿まであり、血液が濃ければ尿から血液臭がするほどになります。

また部分的に血の塊が混じることもあります。

原因は泌尿器である腎臓、尿管、膀胱、尿道の経路からの出血です。

膀胱炎では細菌感染や結晶などで膀胱粘膜を傷つけて出血が起こります。

こうなると猫は頻繁にトイレにいきたくなるのです。


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【多尿は腎臓病や糖尿病のサイン】

1日の排尿回数が増える頻尿に対し、1日の排尿量が増えることを多尿と言い区別します。

多尿の多くは腎臓疾患や糖尿病によって起こる症状で、水をたくさん飲む(多飲)ことも特徴です。


尿量は食事の内容や環境によっても変動しますが、体重1㎏あたりおよそ18~20mlが1日の尿量の目安です。

体重4㎏の猫なら1日72~80mlが平均的尿量で、それを超えるようなら多尿と判断します。



【砂の固まりでも尿量がわかる】

トイレにペットシートを使っている場合は、使用前と使用後のトイレ容器の重さを計ることで尿量の目安になります。

砂を使っている場合は尿量を厳密に知るのは難しいので、掃除のとき砂をすぐ捨てずに、濡れたり固まっている砂をよく見る癖をつけておくことです。

平常時の尿量を砂の固まりの大きさや重さで把握しておきましょう。

いずれにしろトイレを見て明らかに量が増えているときは多尿と判断することです。



【多尿を引き起こす病気】

「慢性腎不全」

高齢の猫に増える。

水をたくさん飲みたくさん出す多飲多尿が症状の特徴。


「糖尿病」

高血糖となり、飲水量が増えて尿量も多くなる。


「子宮蓄膿症」

子宮内に膿がたまる病気で、抗利尿ホルモンが抑制されるために尿量が多くなり、水を多く飲む。


「甲状腺機能亢進症」

全身の新陳代謝が活発になり、腎臓の血流量が増加して多尿となる。



【まとめ】

しょっちゅうトイレに行くのは危険信号!

頻尿も多尿も血尿も、原因となる病気は軽視できないものばかり。

日に何度もトイレにいくようになったら、動物病院に行きましょう。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 19:39| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月13日

『お尻や陰部をなめる』




お尻や陰部をなめる!


【陰部の不快感がそうさせる】

猫は綺麗好きで体中を毎日グルーミングします。

もちろんお尻をなめるのも忘れませんが、お尻をなめる頻度がやけに多いと感じているなら注意が必要です。

お尻をあまりにも熱心になめるのは、病気のサインかもしれません。


お尻を床に擦って歩いていたからといって、笑ってはいけません。

四足歩行動物だってそのくらいのことはできます。

前足2本でお尻を擦りながら前進する。

猫にしれみれば擦り技を一つ身につけたようなものです。


このしぐさは、肛門の両脇にある肛門嚢あるいは肛門腺に分泌物がたまった不快感から擦り歩きをするのです。

細菌感染を起こすと膿がたまってなめるので、それで飼い主が気づいたりします。


メスの未避妊猫で陰部からおりものや汚れがあると、子宮蓄膿症を疑います。

子宮内に膿がたまって陰部から流れ出すことで陰部をなめるようになります。

なめても少しの量ならともかく、多量となると猫の体調も悪くなります。

早めに診察を受けましょう。


オスでは尿路結石や膀胱炎でも不快感から陰部をなめます。



【お尻をなめてばかりいる】

猫は肛門や陰部、そしてお尻全体をなめてきれいにします。

ただ、老猫になると、汚れを気にしなくなるらしく、その回数も減少します。


けっしてなめ無精になったわけではありません。

肛門を頻繁になめるようであれば、先に述べた肛門嚢炎によるものや、何かできものを機にしているのかもしれません。


下痢が続いても肛門がただれた気にすることがあります。


長毛猫だとなかなかお尻を見る機会はありませんが、たまに異変がないか確認してみましょう。


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【お尻をなめるときに考えられる病気】

『条虫症』

条虫症とは、猫に寄生する条虫という寄生虫に観戦することで発症する病気です。

条虫に寄生された猫は、下痢や体調不良、食欲不振、体重減少といった症状が見られます。


そんな条虫ですが、小腸に寄生する特性があるため肛門から出てくる場合があります。

この肛門から出た条虫の白い紐のような物体が気になってお尻をなめるのです。


もし、お尻から条虫が見えたとしても無暗に引っ張ってはいけません。

獣医師の指示に従いましょう。



【まとめ】

お尻を擦ったり、何回も舐めたりするのは不快感や疾患の疑いがあります。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 07:53| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月12日

『猫の夜鳴きがうるさい』




猫の夜鳴きがうるさい!


【夜になると鳴き始める】

猫が夜鳴きをするのは、問題行動かというと、そうではありません。

猫はそもそも夜行性であり、夜間や未明に発揮される狩猟本能によって、昼間は寝て体力を温存していることがほとんどです。


現在の室内飼いでは、なかなか狩猟本能が発揮される機会はありません。

ただ、要求したいものがあれば昼でも夜でもお構いなしです。

とくに活発になる夜間は自己主張もはっきりします。


飼い主を悩ませるその要求とは、空腹だ、トイレが汚れている、寂しいからかまって、部屋から出して、などです。


問題な行動と捉える前に、そうした行動をとらせる原因を考えることも飼い主としては大事です。


睡眠の邪魔をされるのであれば、寝る前にも少量の食事を置いたり、トイレは夜間でも清潔にしておくことです。

昼間に5分でも10分でも狩りごっこして遊ぶのも有効です。

猫によっては高齢になってから、たびたび夜鳴きで悩まされることもあります。



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【神経症が原因のことも】

高齢となり健康寿命が過ぎると、猫は脳や神経が衰えてまれに痴呆症状を起こすことがあります。

また目や耳の衰えから不安になって鳴く場合もありますが、これは一種の強迫神経症だと考えられます。

猫がそうした状態のときこそ、寄り添ってあげることで、猫はやはり家族だと実感するのです。



【まとめ】

飼い主に嫌がられることをやってしまうのは、猫なりの理由があるのです。


お読みいただきありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 20:19| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月11日

『猫のアレルギーやノミ、ストレス』





なめたり咬んだりやめられない!

【なめては咬むのを繰り返す】

皮膚病で最もよく見られるのがアレルギー性皮膚炎です。


・アトピー性皮膚炎

 免疫反応が過剰となって起こり、かゆい発疹がでます。


・食餌アレルギー性皮膚炎

 特定の食材に対してアレルギーを発症します。


・アレルギー接触性皮膚炎

 食器や首輪など皮膚や粘膜に接触するものがアレルゲン(原因物質)となります。


・ノミアレルギー性皮膚炎

 ノミ過敏症に伴う皮膚炎と吸血によるかゆみがあります。


また、ネコハジラミは表皮の剝型を食べるのでかゆくて皮膚をよく舐めます。

感染症では真菌性皮膚炎などがあり、皮膚に赤いリング状の跡が出来ます。


猫の下顎部に発症する猫挫創(猫ニキビ)は、顎の下だけにかゆくてもなめられませんが、家具の角などで擦ることはします。

スタッドテイルと呼ばれる尾の背部付け根にある分泌腺の炎症も脂っぽくてかゆがります。


アレルギーの原因と思われるものは除去し、自己免疫系や遺伝的要因が考えられるなら、サプリメントや食事の改善で治療していきます。



【後ろ足でボリボリ体をかく】

猫は、後ろ足で耳を掻くことがあります。

ノミの吸血による痒みだと、耐え切れずに痒いところを咬むことがあります。

もし大量にノミが発生したときは、ノミ駆除剤を塗布して駆除します。

地肌に細かい砂を散りばめたように見えるのはノミの糞で、シャワーで流すと糞が溶けて赤い泥水となって流れます。

室内が一年中温かいと孵化に好条件となって、一年中発生してしまいます。

ノミの卵や幼虫は床に落下しているので掃除機で吸い取り、猫の寝床用のタオルなどはまとめて処分しましょう。



【ストレスによる強迫行動】

猫には、前足や内股の一定の場所を舐め続ける舐性皮膚炎(しせいひふえん)という病気があります。

これは猫自身のストレスによる強迫行動であり、無意識になめてしまっているのです。


犬でも常道障害による舐性皮膚炎があり、尻尾を咬む自傷行為もあります。

猫の場合、不安やストレスから逃れるために転移行動が過度なグルーミングとなった自傷行為だと考えられます。

これは猫の内的な疾患であり、運動不足や多頭飼育など生活環境のストレスが強いことが要因として考えられます。

猫の舌はザラザラで硬く、なめすぎると皮膚が失われて筋組織が露出してしまうこともあります。

そうなってしまう前に、飼い主が原因に気づいて対処してあげることが大事です。

生活環境を改善し、ストレスを和らげることが予防と症状緩和につながります。


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【猫がかゆがる皮膚病・アレルギーリスト】

・アトピー性皮膚炎

・食餌アレルギー性皮膚炎

・アレルギー接触性皮膚炎

・ノミアレルギー性皮膚炎

・耳ダニ症

・真菌性皮膚炎

・日光皮膚炎

・好酸性肉芽腫症候群



【まとめ】

あまり熱心に舐めていると皮膚炎になることもあります。

舐めたり咬んだりやり過ぎるのは、皮膚病のサイン。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 20:04| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月10日

『愛猫の呼吸が荒い(息の乱れ)』




息の乱れは体の異変!

【平常時の呼吸を知っておく】

愛猫が、うつむいて荒い呼吸になったり、口を開けて呼吸をしたりすることは異変です。


猫の呼吸が乱れるということは異変なのです。

ですから、平常時の呼吸を知っておくことが大切です。

愛猫のバイタルサイン(平常時の指標)を記録しておくと、いざというときに役にたちます。

愛猫の安静時の1分間の呼吸数を知っておくということです。


通常の猫の呼吸数は1分間に20~30回です。

週1回のチェックで十分なので、しっかりバイタルサインを確認しましょう。


同時に、呼吸しているときに異常な音がないかもチェックしておきます。

口腔粘膜がキレイなピンク色をしていれば健康です。


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【口を開けた荒い息は危険信号】

猫とは、常に鼻呼吸しているものです。

それが口で呼吸して、鼻づまりや、くしゃみが見られるならば、呼吸器感染症が疑われます。

その中でも、猫カゼにかかると、鼻水、鼻汁、激しいくしゃみで開口呼吸をするようになり、そうなると食事のにおいも分からなくなり、食欲は減退して弱っていきます。


猫カゼから肺炎になると重篤化することがあります。

高熱をともない、湿った咳が出て息も荒くなり、お腹で呼吸しているように見えます。

聴診器で肺の呼吸音を聞くと、濡れた鼓笛のような音に聞こえます。

レントゲンでは不健康な肺が視認でき、白血球は増加します。

肺の組織が壊れると死に到ることがあるので、病院では抗生剤を投与したり蒸気吸入器で肺に薬を送る処置をしたりします。



【万が一のときは気道を確保する】

真夏に部屋を閉め切ると熱中症になります。

ちょっとくらい大丈夫だろうという油断が猫を不幸にさせてしまうのです。


意識がなく、横たわっているのなら、のどを真っすぐにして気道を確保し、呼吸しやすくします。

喉によだれなどが詰まっていれば拭き取ります。

猫が興奮しないように、袋やケージに入れて呼吸の乱れを抑えることです。

そして、体を冷やすことが大切です。



【ときどき咳きこんでいる】

猫には生理現象の咳があります。

鼻や咽頭に異物が入って、ケホケホと刻みにする咳です。

それと咽頭絞扼反射と呼ばれる“逆くしゃみ”があります。

これは勢いよく吸い込もうとして出る正常な咳です。



【咳がつづくときは早めに病院へ】

1日に何回も咳をしたり何日も発咳が続くようならば、室内をよく観察してみます。

もし、タバコの煙などで部屋の空気が汚れているならば直ちに換気をしてください。

猫には清浄な空気が不可欠なのです。


元気がなく食欲もなくなって気づいたときは、すでに発熱があることも。

愛猫が苦しそうに咳をしていては、飼い主はいたたまれません。

呼吸器疾患によるものであれば、しっかり栄養をつけて安静にし、つらそうなら診察を受けます。

また、心疾患による場合もあるので、動画に撮って診察を受けるという方法もあります。



【ストレスによる過呼吸もある】

猫もストレスよって過呼吸となることがあります。

これは過度な緊張によって起こる血圧変化や空気の汚れなどが引き起こし、猫の喘息として観察されています。

原因は、喫煙やハウスダスト、花粉、多頭飼育、大きな声や音、運動不足などのストレスが持続すると起こります。

また興奮しただけでも開口呼吸になることがあるので、病気が生理的なものかは見分けられます。



【まとめ】

猫が、口を開けて「ゼイゼイ」言いうのは相当つらいときです。

目に見えて呼吸が荒くなったり、息が乱れていたら、最も危険な部類です。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 20:14| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月08日

『猫の寝ている様子と甘えのしぐさ』



猫の寝ている様子と甘えのしぐさ!


【寝ている様子がふだんと違う】

猫の語源は「寝る子・寝子」だと言われています。

成猫の1日の睡眠時間は、のべ14~15時間、子猫や高齢の猫では20時間と言われています。

ただし、その眠りは浅く、熟睡は1日3時間程度しかありません

それはとっさの動きに対応するためのエネルギー温存と言われています。

しかし、外敵もいない平和な室内で、緊急事態などあるのかと思ってしまいます。


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寝ている様子がいつもと違うことがあります。

猫が具合の悪いときというのは、逆にあまり寝ていないのです。

傷みがあったり体調がすぐれなければ当然ですが、猫はじっと我慢する習性があるので、一見して体調を見抜くのは難しいのです。


目を閉じて耐え忍ぶ術を心得ているかのようで、隠れたがったり、食事のにおいを避けたり、全体に覇気がなくなります。


寝姿から休息か体調がよくないのか見分けるコツは、猫の目線に目を合わせて、猫のほうが先に目をそらすなら大丈夫です。



【いつもよりくっつきたがる】

猫のほうから近寄ってくれると嬉しいものです。

飼い主にとっては至福の瞬間ですね。


猫は人を見極め、頼れる人には頼ってきます。

頬のにおいを人の足などにこすりつけ、体の一部をぴたっとくっつけてきます。

さらに人の視界を独り占めにします。

猫のくっつきは心の寄り添いでもあります。


ごく日常的な行動なだけに異変にも気づきやすいのです。

たとえば、いつもと違う様子で恐る恐る人の膝に乗りにくるなど。

何らかの心境の変化や心身の異変に猫自身が不安を感じていると、いつもと違う行動が表れます。

こんなとき、食欲や排泄にも異常がないかを確認すると、不調にいち早く気づいてあげられるのです。



【異様に甘えてくる】

猫の甘えには、スリスリ・ゴロゴロ・フミフミの基本3種類があります。

これを覚えておくことで、猫の寄り添い具合がわかり、心の交流も深まります。

しっぽをピンと立てて足元に顔をスリスリこすりつけてきたら、おねだりや機嫌のいいときの挨拶。

ゴロゴロと喉を鳴らすのは、心地いいリラックスのしるし。

前足でフミフミするのは、子猫のときの哺乳を思い出して満足している様子です。

いずれも甘えモードのしぐさです。


意識のときもあれば、無意識のときもあります。

さらに、小さな声でニャッときたら本気の「甘えたい」

大きな声でニャーときたら何かの「要求」をしています。


言葉のない猫だけに、こうした意思表示から心の内面が見えてきます。

もし、ふだんあまり甘えてこない猫が異様に甘えてくるなら、いつもと違う体調の変化を自覚したと思ってください。

体調から心細さや不安を感じ、飼い主を頼りに求めてきているのです。


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【ずっとゴロゴロ鳴らしている】

猫と私たちが共有する思い込みがあります。

それは「猫のゴロゴロはリラックス」というもの。

たしかにリラックスして機嫌がよいときもゴロゴロしますが、ストレスを感じたり、ケガや病気のときもゴロゴロを発します。


このゴロゴロ音の周波数は20~150Hzと低く、この低周波の刺激によってエンドルフィンが分泌され、苦痛を和らげる効果があると解明されています。


さらにゴロゴロの振動が骨密度を高め、治療を早める効果があるとも言われます。

なのに、いまだに思い込みから抜け出せないでいるのはなぜか。

ゴロゴロを聞いた人はすべてこの周波数に、ほかには代え難い心地よさを感じているからでしょう。



【まとめ】

寝姿にも甘え方にも、体調の微妙な変化やゆれる気持ちが反映されている。

いつもと違った甘え方をしたら、どこか具合が悪いかもしれません。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 19:57| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月07日

『急に食欲が落ちたら病気が心配』



急に食欲が落ちたら病気が心配!


【猫は強いストレスで食欲が落ちる】

猫はナイーブな動物で、ストレスが原因で食欲をなくしてしまうことも多いです。

ストレス要因でよくあるのが環境の変化です。


たとえば住み慣れた家にいても、新入りの猫がやってきたり、他の猫の匂いをつけたお客さんがくるだけでも、神経質な猫なら大変なストレスになってしまいます。

自分のテリトリー(なわばり)を侵される不安を覚え、それがストレスになるのです。


家の改築やリフォームもかなりストレスですが、自分の居場所が確保され、飼い主さんが寄り添ってさえいれば、猫も不安が紛れます。


最も警戒すべきなのが引っ越しで、移動のストレスや、まったく違う環境に置かれる不安から逃げ出してしまうこともあるので注意が必要です。


猫は、飼い主家族の構成や関係を読み取る名人でもあり、新たな同居人が来れば、この家にふさわしい人物がどうかまで読み取ります。


その最たる証明は、赤ちゃんがやって来たときです。

猫は有無を言わず赤ちゃんを受け入れ、最重要の存在としてそっとニオイを嗅いだり、そばで見守ったりします。


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【病気による食欲低下を疑う】

食べることこそ健康の源だと思って間違いありません。

よく食べる猫ほど生命力が強く、心身共に健康で長生きすることが多いです。


それだけに愛猫の食欲がないときは心配になります。

食事の時間に声をかけても、食べずに寝床でじっとしているようなときは、体を冷やさないように保温し、吐き気がなければ少量の水を与えます。

水も食事も欲しがらずに顔を背けるようなら、無理強いはしないことです。


食欲低下を起こす病気には、消化器系、泌尿器系など幅広くあり、口内炎や歯周病でも食べなくなります。

数日続いて心配なときは、まず病院で検査を受けるのが安心です。


ほかに、誤飲、誤食や植物などによる中毒、熱中症、ケガなどで痛みがあるときも食欲低下は起こります。


猫にとっては「食べたくない」こと自体が異変です。

体調不良なときも猫はニャアと返事をしてゴロゴロ喉を鳴らし、飼い主への気配りを見せますが、それで油断せず、愛猫の体に何が起こっているのか知ることが大事です。



【異常に食欲があるのにやせる】

たくさん食べても太らない猫はいます。

身体能力が高く、常に突っ走っている若い猫であれば、カロリー消費が高く、たくさん食べても太りません。


ただし、食欲があっても急に背骨や腰の骨が見えるほどやせてきては心配です。

成猫や8歳以上でそのような症状なら、甲状腺機能亢進症や糖尿病の疑いがあります。


動きが活発でむしろ元気になったように見え、攻撃的になったり、落ち着きがなく見えたりしたら、甲状腺の病気が疑われることを知っておいてください。


糖尿病の初期にも、異常に食欲が増し、食べているのに急にやせてくることがあります。

後に食欲もなくなってから病気に気づくことがあるので、そうなる前に愛猫の異変に気がついてあげたいですね。



【甲状腺機能亢進症とは】

原因は、甲状腺の腺腫様過形成の結果、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて起こる病気です。

甲状腺過形成の原因ははっきりわかっていないため、いまのところこの病気の有効な予防法はありません。

ごくまれに甲状腺癌によって発症する場合もあります。治療は、抗甲状腺薬剤を投与する内科の治療法と、腫大した甲状腺を切除する外科療法があります。





【まとめ】

「ご飯を食べたくない」

「食欲が異常にある」

「急に食欲が落ちた」

これらは病気の可能性があります。


愛猫の健康は「食べる」から。

愛猫の健康を守りましょう。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 19:52| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月06日

『猫は、吐きやすい動物』



猫は、よく吐く!


【猫は健康でも吐くことが多い】

猫は吐きやすい動物だと言われています。

人の食道が平滑筋で組織されているのに対して、猫の食道は横紋筋で組織されており自らもどすことが容易なためです。

そのため勢いよく食べたり、食後に暴れたりしただけでも吐いてしまうことがあるのです。


これは急な腹圧変化のためなので心配ありませんが、猫も人間同様、食後はしばらく安静にしていたほうがいいのです。

吐いた後、いつものおすまし顔で元気にしているなら心配ありません。


また、空腹時間が長いと胃液を吐くことがあります

朝方の嘔吐は、自らの胃液に刺激されているためです。

夜間にカリカリの食事をお皿に入れておくと、空腹を回避し、吐かなくなることがあります。


それと、猫の嘔吐で、もう一つ特徴的なものがあります。

それは、ヨガのように腹を何度か凹ませて吐くこと。

初めて猫と暮らす人がこれを見ると、驚いて病気の心配をするようですが、猫にはよくあることです。

これは毛づくろいで飲み込んだ毛やイネ科の草を胃の噴門から吐き出そうとする猫特有の生理現象なのです。

ちょっとびっくりしますが、心配はありません。


【週に何度も吐くと要注意】

猫は吐きやすい動物とはいうものの、毎日吐いたり、立て続けて吐くようならば体に異変があります。

さらに頻繁に吐き続けると胃液も吐き出し、体液が消失されて必要な栄養が摂れなくなります。

とりあえずは飲水飲食を止めて、猫をよく観察する必要があります。


原因を考えるとき、まず与えているフードの酸化を疑います。

高齢で体調が思わしくなければ、胃腸疾患をはじめ、すい臓、肝臓、腎臓などの臓器の機能低下の可能性があいます。


気をつけたいのは、尿路結石が出来やすいタイプの猫で、排尿困難となって吐き始めたら直ちに病院で診察を受けてください。



【毛球症対策にはオリーブオイル】

猫は毛づくろいにより、抜けた毛を飲み込んでしまいます。

毛は消化されず、多くは便に排泄されますが、胃の中にたまってしまうことがあります。

猫はこの毛の固まりを吐き出したいのです。


胃の中での毛の固まりは、毛球と言い、異物となって胃腸の働きを低下させます。

便通が悪くなれば食欲が落ち、やせてしまいます。


対処法として、毛球ケアや毛球軽減のフードや便通を促進する療法食もあります。

食物繊維の多いキャベツやカボチャなどの野菜をフードに混ぜてやっても排泄を助けます。


また、オリーブオイルは大腸内の潤滑油の効果があり、小さじ1杯程度なめさせると、毛球を含んだ便の排出をスムーズにします



【猫草には効用いろいろ】

毛球を吐き出す助けをしてくれるのがキャットグラス猫草と呼ばれる猫食用の植物の葉です。

一般的に市販されているのは牧草のカラスムギ(えん麦)、イタリアンライングラスなどで、これらと小麦、大麦のイネ科の若葉を総称して猫草と呼んでいます。


自由に野外を歩きまわれる猫であれば、地面に生えたエノコログサやオヒシバなどのイネ科植物を好みます。

元々日本の猫はそうした野草を食べていました。

肉食動物の猫にとっての猫草は、いわば胃腸薬のようなもの。



〈猫草の効用〉

・葉脈の食感を楽しむ。

・葉脈の細かなイガイガが胃壁を刺激して吐きやすくする。

・繊維質を摂って排便を促す。


猫草は、ウサギなどの餌として売っているエン麦を鉢にまいて栽培しても猫は好んで食べます。

ただ、猫草に興味を示さない猫もいるので、無理に食べさせなくても大丈夫です。



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【まとめ】

猫はよく吐くけど、回数が多いと要注意です。

猫草(キャットグラス)は、胃にたまる毛球を吐き出す手助けをします。



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 20:14| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月28日

『猫の肥満に気をつける』




猫の肥満に気をつける。


【猫の肥満が増えている】

愛猫の健康を守るためには、「体重の増減を放っておかない」ことがとても大事になります。

「痩せぎ」「肥満」どちらも問題ですが、最近の傾向として肥満の猫が増えています。


体重測定を習慣化し、ブラッシングやスキンシップの際に、猫の体全体に手で触れることが大切です。


背骨や骨盤の突起が手にゴツゴツ感じられたり、肋骨にはっきり触れるようだと痩せ過ぎです。

逆に太り気味だと体の丸みや脂肪の厚みが手に伝わってきます。


急に痩せる原因として、口内炎や歯肉炎などで食事が取れないことや内臓の病気が考えられます。



【1日の食事の適正量を守る】

人間と同じで、1日の消費エネルギーよりも食事で取るエネルギー量が上回っていれば、猫は次第に太っていき、下回っていれば痩せていきます。


1日に与える食事の基本料は、フードのパッケージに書かれていますが、猫の年齢や環境によって活動量は変わるので、定期的に体重測定をして、愛猫の適正な食事量を割り出すようにしましょう。


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【理想体重の120%超えは肥満】

室内飼いの運動不足から、肥満傾向の猫が増えています。

肥満とは「正常体重(理想体重)の120%以上になった体型」をいいます。


正常体重は、1歳になった頃の体重と言われているので、1歳の誕生日の体重を記録し、真上と真横からの写真を撮っておくと、その後の「太った、痩せた」の判定基準として利用できます。


肋骨がわからず、ウエストラインのくびれがないなら、肥満となります。



【減量は週1%下げるペースで】

肥満は糖尿病をはじめ、肝リピドーシス(脂肪肝)、口内疾患、関節炎、皮膚病などのリスクを高めることが分っています。


もし愛猫が肥満と判断され、減量に取り組むときは、1週間で1%程度の減量のペースを目指してください。


体重が6㎏であれば、0.06㎏(60g)ほどを1週間で減らすことです。

急に体重を落とすよりも緩やかな体重減少を目指します。

総カロリーを減らし、肥満対策用の腹持ちのよい療法食を与えるなどで対処します。


室内での運動量を増やすための工夫も大事です。

遊び時間を5分増やすだけでも違います。

猫にとっては余計なお世話ですが、健康を守るためには大切なことになります。


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【飼い主の意識を変える】

結局、愛猫の肥満を防ぐのは飼い主となります。

かわいいからついついあげ過ぎてしまうと思いますが、肥満になると様々な病気の要因となりますから、猫にとって良いことはありません。


飼い主にとっては、愛情があるから食事やおやつをあげてしまうのですが、そこをグッと我慢することが大切です。


猫は自分でダイエットはしませんから、飼い主が猫の健康を守るしかないのです。


「太っていて可愛い」と言うこともあるかもしれませんが、人間の肥満と同じで、太っていて良いことはありません。

逆に飼い猫の寿命を縮めているかもしれません。

猫の体重管理にまず必要なのは、飼い主の意識を変えることなのです。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 12:44| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月25日

『猫の目ヤニに注意する』



猫の目ヤニに注意する。


【目ヤニは色に注意する】

猫は顔を洗う生き物です。

ときどき目ヤニをつけています。

猫の飼い主さんも目ヤニを気にするひとが多いようです。


〈目ヤニはまず色を見ます〉

茶色や薄茶色なら普通です。

白っぽいと外傷。

涙をともなうとアレルギー性の目ヤニの可能性が高いです。

黄色から黄緑色のねばつく目ヤニは猫カゼの可能性が高いです。

他にも肺炎を起こすマイコプラズマという細菌が関与していることもあります。



【ときどき涙目になっている】

猫の涙目とは、流涙症(りゅうるいしょう)のことです。

角膜や結膜炎が原因で涙の分泌が多くなる場合と、涙小管や鼻涙管が狭くなって、涙が鼻に排出されずに外に流れる場合があります。


猫が悲しくて涙をこぼした、という話をたまに聞きますが、猫の涙は感情からではなく、何らかの疾患によって目から溢れ、外に流れるのです。


ヒマラヤンやペルシャなどの短頭種では涙が鼻に排出されにくく、まぶたの外へ出て目元の毛を汚してしまいます。

この汚れが恒常的になると涙ヤケとなって目元の毛が変色してしまいます。

このようなことを気がついたら、お湯を湿らせたコットンか清拭剤で拭いてあげましょう。



【目に白い膜が出ている】

猫の目頭には、眼球を保護する瞬膜と呼ばれる白っぽい膜があり、まぶたを閉じたときに出て、開けたときには引っ込みます。

膜は寝起きに少し見られるくらいで通常は見えません。

(麻酔が効いたときに見られるので、筋肉の収縮と関連していることがわかる)


この瞬膜がずっと出たままになるのは、猫がなんらかの原因で体調を崩しているときだけです。

目の外傷が原因であれば、片方だけに、寄生虫感染など何らかの理由で体調が悪いと両方の瞬膜が出ます。

ごくまれに神経系の異常の場合もあります。


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【目ヤニを取るときの注意点】

①   背後からそっと近づく。顔の正面から近づくと猫は警戒する。

②   お湯で湿らせたガーゼやコットンで優しく拭きとる。デリケートな部分は綿棒で。

③   けっして乱暴に拭き取らない。少しずつそっと拭く。

④   人間用のウェットティッシュは使わない(アルコール分が含まれているので皮膚がただれたりする。目に入ったら大変です)。ペット用の目ヤニ取りシートも市販されています。



【愛猫の健康チェック】

猫を飼っている飼い主さんたちのアンケート調査で健康チェックの目安にしていることは、


・目ヤニ、目の状態。

・普段とは違う行為。

・尿や便の状態や回数。

・体重の増減。

・被毛、皮膚の状態。

・体を触ったときの違和感の有無。

・口臭、歯や口腔内の状態。

・耳垢、耳の匂い、耳の状態。

・肛門まわりの状態。


などです。


ひどい目ヤニは猫カゼが心配。

瞬膜は体のSOS。

猫は目を見て健康状態がわかります。


愛猫の健康を守ってくれるのは、飼い主さんしかいません。

常日頃から、愛猫の健康状態をチェックして、長く一緒にいられるようにしましょう。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 08:12| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月24日

『猫の風邪』




『猫の風邪』

【くしゃみや鼻水が出る】

飼い猫も『風邪』になります。


いつもと様子が違う、なんか変だな。

そう感じるときがありませんか?

そう感じるとき、猫の体には何かしら変化が生じています。


「くしゃみ」「鼻水」でも、軽く見過ごしてしまわないことが大切です。

飼い猫の健康を守るには、飼い主が些細な変化に敏感になることが必要です。


猫は床面スレスレのところで呼吸しているので、室内をまめに掃除してホコリや抜け毛、ダニなどハウスダストをためない心がけが大切です。


くしゃみがたびたび続いたり、鼻水が出て何日も治らないようだと、鼻炎やいわゆる「猫カゼ」の可能性があります。


ウイルスや細菌感染による猫カゼは、そのままにしておくと、どんどん悪化し衰弱してしまうので、早めに病院で診断を受けましょう。

人間の軽いカゼと同様に考えてしまうのは禁物です。


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【人の風邪に似ているけれど怖い病気】

猫カゼを甘くみてはいけません。


「猫カゼ」とは、猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス感染症)猫カリシウイルス感染症猫クラミジア感染症という病気を総称して呼んでいます。



〈主な症状〉

主な症状は上部気道感染症で、くしゃみ、鼻水、発熱など人の風邪によく似ています。

しかし、体力のない子猫が感染すると重症化することが多く、命の危険におよぶ場合があるので、けっして軽く見てはいけない病気です。


猫カゼは原因となるウイルス・細菌の種類にかかわらず、くしゃみ、鼻水、発熱などの共通の症状の他に、感染種類ごとの症状の特徴もあります。



〈共通の症状〉

くしゃみ、鼻水(鼻汁)、食欲低下、発熱


〈猫ヘルペスウイルス感染〉

角膜炎、結膜炎、目ヤニ


〈猫カリシウイルス感染〉

口内炎、舌炎、よだれ


〈猫クラミジア感染〉

気管支炎、肺炎、角膜炎、結膜炎、目ヤニ



【放っておくとどんどん重症化】

猫カゼになると、食欲も落ちてみるみる元気を失い、くしゃみをした後もつらそうに見えます。


ヘルペスウイルスは角膜や結膜にも感染し、炎症によって組織がくっついてしまったり、角膜が白く濁ってしまうこともあります。

衰弱した子猫によく症状が見られ、慢性化して失明したり、鼻涙管閉鎖の後遺症が残ってしまうことがあります。


ヘルペスやクラミジア感染では、黄色や黄緑のねばついた目ヤニがたくさん出て、目が開かなくなることもあります。

ウイルスや細菌が複合して感染していると重症となり、目から鼻の周りまで炎症でただれることもあります。


厄介なのは、ウイルス性の場合一度でも感染すると、回復した後もウイルスが神経細胞などにとどまり、一生キャリア状態になってしまうことがあります。

鼻炎が慢性化したり、猫の免疫力や体力が衰えたとき、再び症状をくり返す恐れがあります。

しっかり食べて体力をつけ、免疫力を高めておけば再発は抑えられます。



【屋外での猫との接触に注意】

猫カゼは感染した猫からくしゃみ、唾液などで飛沫感染するので、外で他の猫と接触する機会が多いと感染しやすくなります。

食器の共有でもうつることがあり、多頭飼いでは1頭が感染すると、あっという間に他の猫にも感染が拡がってしまいます。


完全室内飼いでも100%安全という保証はありません。

飼い主が外で感染した猫をさわってウイルスを運んでしまうケースもあります。

他の猫に触れたら手洗い、消毒を忘れないことが大事です。


感染した猫のくしゃみやよだれを衣類や靴につけたまま家に運んでしまうケースがあり、猫はそれらのにおいに敏感で、鼻を近づけて接触してしまうのです。



【ワクチン接種で予防する】

猫カゼの予防には、ワクチン接種が最も効果的です。


3種混合ワクチンには、猫ヘルペスウイルス感染症、猫カリシウイルス感染症のワクチンが含まれ、5種混合なら猫クラミジア感染症も含まれます。


外出自由な猫はもちろんのこと、室内飼いの猫でも感染の可能性があるので、最低でもコアワクチンと呼ばれる3種混合は接種しておきましょう。


病院での治療は、まずウイルス特定の検査を行い、カリシウイルスにはウイルスの増殖を抑える猫インターフェロン製剤注射、クラミジアには抗生物質の投与をします。




体力がないときにかかってしまうと治療は大変です。

だから、ワクチン接種が重要です。

人間の風邪とは別物で、人にうつることはありません。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 08:55| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月05日

『猫の老後生活』






飼い主にできる猫の老後生活の改善。



【老いのサイン】

愛する愛猫にも老いは確実になってきます。

一般的には、7歳から「シニア」とされます。


シニア期に入ってからは、飼い主の心がけが愛猫の老後を左右するのです。



【見た目の変化】

〈体格や被毛〉

「痩せてきます」

「白い毛が増えます」

「けづやが衰えます」

うちの子もだいぶ年をとったなぁ~と、はっきりわかる見た目の変化が表れてくるのは12歳くらいからです。

もともとの毛色がなんであれ、毛づやが衰えたように感じます。



〈歩き方〉

「歩き方がゆっくりになる」

「歩きにくそうになる」

若いときより歩き方が、どこかもどかしくぎこちないような歩き方をします。

歩く速度もトボトボと歩くようになります。



〈口の中〉

「歯肉の色がピンクではなくなり、赤黒くなる」

健康な猫の口の中はピンク色です。

それが赤、もしくは黒っぽくなっていたら歯周病などの可能性があります。



【行動の変化】

〈心〉

「見当識障害、空間認識の劣化」

高齢になると、トイレの場所が分らなくなることもあります。


「目的なく歩き回る」

意味もなく歩き回ったりすることがあります。


「記憶力の低下が見られる」

ご飯をもらったことを忘れて、何度もご飯を催促することがあります。

トイレの場所が分らなくなることがあります。


「飼い主や同居猫への振る舞いに変化が起きる」

飼い主への依存が強くなったり、同居猫に対して攻撃的になったりします。


「睡眠サイクルが変わる」

日中の睡眠が増え、夜に起きることが多くなり、睡眠が浅くなります。


以上のような変化が見られたら疾患の可能性があります。

認知症を疑ってください。



〈動き〉

「不安に関連した動きが増える」

老いるということは、体の機能が衰えることなので、猫の精神にも影響し、不安な気持ちが強くなります。


「食べ物への興味が減る」

猫は痛みや不調を表に出そうとしません。

食欲がなくなるということは、なんらかの病気であることが考えられます。


「刺激に対する反応が減る」

遊びなどに興味を示さなくなります。

あるいはいままで興味を持っていたことに反応しなくなります。


以上のような変化が見られたら疾患の可能性があります。

痛みを我慢していたり、関節などに原因があるかもしれません。レントゲン検査などで確認しましょう。



〈鳴き声〉

「過剰な鳴き声をだす」

この場合は、体を触ってあげるほうがいいのか、部屋を明るくすると落ち着くのか、それぞれの状況に合わせて対処法を探っていく必要があります。


「グルーミングをしなくなる。または過剰にする」

猫は、グルーミングをするのが普通です。

ですが、しなくなる、または過剰にするということは、なんらかの原因があるはずです。

飼い猫の普段のグルーミングの回数などを良く把握しておくことが大切です。



以上のような変化が見られたら疾患の可能性があります。

痛みを訴えている可能性があります。

内臓の疾患の疑いがあります。

夜鳴きが活発になれば甲状腺機能亢進症かもしれません。



〈排泄〉

「トイレを失敗する」

トイレの失敗は、泌尿器の疾患が原因かもしれません。

猫も高齢になるとトイレにいくことが億劫になります。


「水をよく飲む」

「トイレに行く回数が増える」

膀胱炎などの泌尿器系の病気の疑いが考えられます。



以上のような変化が見られたら疾患の可能性があります。

腎臓疾患、膀胱炎、尿結石、糖尿病などの可能性があります。



【認知症】

最近の研究では、猫にも人間のアルツハイマー型認知症と同じような脳の病変が発見されたという報告が出ています。

認知機能の低下は治ることはありません。



【その他】

同居猫の存在がストレスになることもあります。

その場合は、できるだけ接触を避けるような配慮をしましょう。


猫への一番の思いやりは「なるべく猫自身に選ばせる」ことです。


猫は「こうしなさい」と押し付けられることがストレスになります。

トイレやフードなども新しいものに変えるのではなく、猫に「好きな方を選んでいいよ」と選択させることが大切です。



【老いのサインに気づいたときにできる10のこと】

1 猫の老いを受け入れること。

2 動物病院の獣医師と信頼できる関係を築いておく。

3 猫の行動をよく観察する。

4 生活の習慣や接し方を工夫する。

 (猫の状況によって対応する。部屋を暗く、または明るくする。よく撫でる。あまりかまわないようにする)

5 生活環境を整える。 

 (室内の動線の見直し、段差の解消、寝床の移動や追加、トイレの数や場所など)

6 食事を見直す。

7 同居猫、動物との関係を観察する。

8 定期健診を受ける。

9 医療行為をどこまでするか、家族、獣医師と話し合う。

10 猫の性格も考慮し、一番いいと思う看取りを考える。



7歳を過ぎたら年に1回は定期健診をすることをおススメします。

シニア期の猫向けの検診は、「身体検査」「血液検査」「尿検査」が基本です。

あわせて「レントゲン検査」「エコー検査」をすると腫瘍などを発見することが出来ます。


他にも「血圧検査」「目の検査」も大切です。

シニア期の猫は高血圧になることも多いのです。

それと加齢になることで眼球が濁る白内障になることもあります。


いずれにしてもシニア期の猫の健康を守るためにも、飼い主さんが愛猫の老いの変化を見逃さずに、早め早めの対処が大切になります。



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そんな愛猫の元気な姿をペットクッションにしませんか?










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2019年06月03日

『猫の健康は歯みがき習慣から』






猫の健康は歯みがきの習慣から。



【猫だって歯が命】

歯の健康は、人間と同じように猫にとっても全身の健康状態を左右します。

愛猫に長生きしてもらうためにも、歯みがきの習慣を作りましょう。



【猫の歯周病】

3歳以上の猫の8割が歯周病の予備軍と言われています。

また、1、2歳の猫の8~9割が口にトラブルを抱えていると言われています。



歯周病がひどくなると痛みが出て、食べることが出来なくなります。

食べることが出来なくなると、肝臓などの病気などに繋がっていくこともあります。


歯のきれいな猫にはまったく口臭がないが、歯にトラブルがあると口臭がひどくなります。


歯周病がひどくなると、歯を抜く手術をしなければなりません。

一度歯周病になってしまうと、なかなか治らないことが多く、一生付き合うことになってしまいます。


歯みがきで予防することがとても大切です。



【猫の歯みがき8つのステップ】

猫は歯みがきを嫌がりますので、最初から歯を磨こうとするのではなく、少しずつ慣れさせていくのが良いです。


① 口やくちびるに触れる。

② 口やくちびるをめくる。

③ 歯や歯肉に触れる。

④ 歯みがきシートで歯に触れる。

⑤ 歯みがきシートで磨く。

⑥ 歯ブラシを歯にあてる。

⑦ 歯ブラシを少し動かす。

⑧ 歯ブラシで磨く。


嫌がる猫に無理やり歯みがきをするのではなく、少しずつステップを踏んで歯みがきの習慣を作りましょう。



【猫の歯みがきについて】

猫の場合、歯垢は1週間ほどで歯石になります。

4日に1回くらいの頻度で歯みがきができれば歯石化を防ぐことができます。


歯肉炎は歯周ポケットのある歯と歯茎のふちの部分から始まっていきます。

歯周ポケットに歯みがきシートは届きにくいので、理想は歯ブラシで歯を磨くことです。


もし、歯ブラシがそうしてもダメなら、綿棒を使って歯みがきをするのも一つの手です。


歯を磨くときは、歯と歯茎のふちを狙ってキレイにしてください。

できれば歯垢がたまりやすい奥歯からキレイにします。

一番悪くなりやすいのは上の奥歯です。


奥歯に届くように歯ブラシを入れ、ササっと軽く3~4往復もできれば大丈夫です。


猫の場合、乳歯の段階から歯みがきをして慣れさせておけば、永久歯に変わってからも苦労が少ないです。

歯みがきで注意しなければならないのは、シートや歯ブラシの誤飲です。

歯みがきが終わったら、褒めてあげたり遊んであげたりすると猫も歯みがきへの抵抗が少なくなります。


一番良くないのは無理やり歯みがきをして、猫が歯みがきを嫌がるようになってしまうことです。

歯みがきをするときは、優しくしてください。


猫も歯みがきで腔内がキレイになると、スッキリすると思いますよ。


愛猫の健康は、歯みがきからです。



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そんな愛する飼い猫のペットクッションを作って癒されませんか?







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2019年05月04日

『猫の甲状腺機能亢進症』



猫の甲状腺機能亢進症


【猫の甲状腺機能亢進症とは】

元気に見えても危険なのが『甲状腺機能亢進症』です。

猫にとっては糖尿病よりも多く見られる病気です。

猫の内分泌疾患で一番多い病気です。



〈甲状腺機能亢進症とは〉

「甲状腺」は体の新陳代謝を促進する甲状腺ホルモンを分泌する期間です。

甲状腺ホルモンが出過ぎると、体の組織の代謝が異常に上がってしまいます。

こうした状態を「甲状腺機能亢進症」と言います。


発症年齢は、中高年の8歳ごろから見られます。

高齢で発症することが多い。


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【症状】

急激な変化が生じるわけではなく、症状が少しずつ進行するので飼い主さんにとっては、気がつきにくい病気です。


〈症状〉

・食欲が増してくる。

・体重が減少する。

・多量に水を飲み、尿の量も増える。

・嘔吐や下痢がある。

・攻撃性が増す。

・落ち着きがなくなる。

・目がぎらつく。

・毛並みが悪くなる。



よく見られる症状は「たくさん食べるのに痩せている」です。

また、性格が変化することもあります。

進行すると心筋障害、高血圧、腎臓病を引き起こすこともありますので注意が必要です。


甲状腺機能亢進症になると、「高齢の割に食欲があり元気」と、一見病気とは思えない様子を見せます。

しかし、おとなしかった性格が急に攻撃的になったり落ちつきがなくなったり性格の変化が現れます。

症状が進行すると、最終的には食べる元気もなくなり、心肥大、呼吸困難などが見られます。



【治療】

血液検査で診断がつきます。


〈治療法〉

・甲状腺を取る手術を受ける。

・甲状腺の機能を抑える薬を飲む。

・専用の食事に切り替える。



「手術」をすれば完治するケースが多く、甲状腺を取り出して完治すれば、その後は治療も必要ありません。


「投薬治療」は一生続ける必要があります。

猫によっては副作用が出ることもあります。

かゆみがでたり皮膚がただれたり、貧血になる、白血球の数値が下がるなどが見られます。


「食事療法」の場合は、決まった食事と水以外は何も与えてはならず、おやつや猫用ミルクも禁止という厳密な方法をとる必要があります。



【予防】

残念ながら甲状腺機能亢進症は、発症する原因がまだ充分に解明されていないので、予防法がないのが現状です。

飼い主さんができることは、日ごろから飼い猫の様子をチェックして、体に異常がないかをこまめに確認するとともに、定期健診を受けさせることで、早期発見、早期治療を心掛けることが大切となります。



〈原因について〉

猫の甲状腺機能亢進症は、1980年代以降に急増しました。

これはちょうどペットフードが普及した時期を重なるため、フードに含まれる何らかの物質が関与しているという説があります。


また、住宅を建築する際に使用される化学物質などが、甲状腺機能亢進症の発症に関与しているという説もあります。



【まとめ】

早期発見し、適切な治療をすることができれば死ぬような病気ではありません。

早く気がつけるように、日ごろから飲水量などを記録して変化に気がつきましょう。



そんな愛する飼い猫のペットクッションを記念に作っておきませんか?



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 07:32| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月03日

『猫の糖尿病』





猫の糖尿病


【猫の糖尿病とは】

飼い猫も肥満から『糖尿病』になります。

人間と同じように、猫も糖尿病になります。

犬と比較すると猫のほうが糖尿病にかかる割合が高いです。


発症年齢は、8歳ごろからです。

10歳過ぎてたら要注意となります。



〈糖尿病とは〉

「血糖値を下げることができる唯一のホルモンのインスリンの量が少なかったり、効き方が弱くなったりすると、血液中のグルコース、つまり「糖」が体内にうまく吸収されず、高血糖の状態となる。その状態が改善されなければ血液中に糖があふれ尿中に出てくる。これを糖尿病といいます」



【糖尿病の症状】

糖尿病の初期は元気で食欲もあるため、発見が遅くなりがちです。


〈症状〉

・水を飲む量と回数が増える。

・尿の量が多くなる。

・食事の摂取量が増える。

・体重が減少する。

・後ろ足の脱力(かかとを接地した歩き方)が見られる。

・全身の脱力が見られる。



病気が進行していくと、食べているのに痩せはじめ、月に数百グラムという単位で体重が減ることがあります。

重度になると元気も食欲もなくなり、嘔吐や下痢の症状が出ます。

最悪は骨と皮だけになるまで痩せ細って死に到ります。


ただ、人間のように糖尿病で失明したり、手足を失ったりすることは少ないです。


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【糖尿病の治療】

糖尿病かどうかは、血液検査尿検査を受けるとすぐにわかります。


〈治療法〉

1 インスリン注射を打つこと。

2 糖尿病用の食事に切り替えること。


1の場合は、飼い主は注射器とインスリン液を購入し、自ら猫にインスリン注射を打つ必要があります。

食後のタイミングで1日2回、12時間おきに注射しなければなりません。



【糖尿病の予防】

予防は「太らせないこと」です。

「過食」と「運動不足」を防ぐことです。


特に人間が食べるような甘い物は確実に太ります。

肥満防止には運動をさせ、食事の量を適度に保つことです。


治療が遅れ重度となると命を失います。

ですが、早めに病気に気がつきインスリン注射を打つことで天寿をまっとうできる病気でもあります。



〈食事〉

フードは、なるべくタンパク質の含有量が多いものを選ぶように心がけると良いです。

それと、ドライフードよりも、ウェットフードの方が、本来猫が食べている食事の組成に近いので、可能な限りウェットフードを選んであげましょう。


また、食事のあげ方ですが一度に少量ずつ数度に分けてあげる工夫をすると良いです。

一度に大量に食べると、血糖値が急激に上がってしまいます。

小分けして食事をさせると良いです。


食事で血糖値のコントロールが上手にできるようになれば、インスリン注射無しで生活することができます。



【まとめ】

過食と運動不足が糖尿病の大敵です。

猫が喜ぶからといって食事をあげすぎたり、人間が食べる甘い物をあげるのは止めましょう。

適度な運動が健康には大切です。


猫は身の危険やストレスを感じると、血糖値が急激に上がります。

できるだけストレスのない穏やかな環境で生活させてください。

食事のポイントは、高たんぱく質、低炭水化物を心がけ、肥満にならないようにしましょう。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 09:39| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月02日

『猫の健康寿命を延ばす7つのコツ(4~7)』




猫の健康寿命を延ばす7つのコツ(4~7)


【愛猫の健康寿命を延ばす7つのコツ】

飼い猫の健康寿命を延ばす7つのコツが『ねこはときめく』です。

猫がのんびりマイペースで、できるだけ自由にストレスなく暮らせること。

共に暮らす飼い主さんの愛情がほどよく伝わること。

自由で気ままな日々に、愛情を感じて安心する、そんな暮らしが健康寿命につながります。





『と』

「トイレはいつも清潔に」

「と」はトイレを清潔に保つこと。


〈トイレを清潔に保つ〉

猫の嗅覚は、人間の数万~数十万倍とされています。

ですから猫は、トイレが汚れていたら気になって仕方がありません。

使用後は早めに掃除するように心がけましょう。

また、トイレの砂にも好みがあります。

粒の大きさや素材の違いの好みがありますので、飼い猫の好みに合わせてください。


〈設置場所にも気づかいを〉

意外におろそかにされているのが、トイレの置き場所です。

設置場所は、猫が落ちついて用を足せる場所を選ぶことが大切です。


常に人目があるところやテレビなどの音がうるさい場所は避けましょう。

常に人に見られる場所は、猫が嫌がりますから避けましょう。

さらに喚起がしやすい場所を選ぶことです。

猫はとてもナイーブな生き物であり、トイレは猫にとってパーソナルスペースでもあります。

猫のプライバシーにも気を使ってあげましょう。


〈多頭飼いの注意〉

猫はトイレに他の猫の匂いがあると困惑します。

ですから多頭飼いの場合は、トイレを複数用意する必要があります。


その場合のトイレの数は、猫の頭数+1が良いとされています。

出来れば、トイレ数=頭数×1.3とするのがベストです。

猫2匹なら、トイレ3個。

猫3匹なら、トイレ4個。

こんな感じです。


〈まとめ〉

猫は清潔好きです。

トイレの扱いで飼い主さんの飼い猫への姿勢が見えてきます。

快適な排泄を促すためにも汚れや匂いは禁物です。

猫にとってトイレはプライベート空間、清潔を保ち、静かに落ち着く場所にしてあげましょう。



『き』

「距離を保って自由を守る」

「き」は距離感です。


〈猫がストレスを感じるとき〉

猫は環境への順応力が高く、我慢強い動物だといわれています。

猫にとって理想とは言えない環境でも飼い主さんに不満をぶつけるようなことはしません。

しかし、猫本来の習性のままに暮らせる環境がないとストレスを感じてしまいます。

猫は、自分のなわばりにいる者に不快な感情をまき散らしてほしくないのです。

共に暮らす人が穏やかで幸せな気分でいてくれると、なわばりに平和な空気が保たれます。

強いストレスが続けば体の異変や病気の原因となります。


〈犬と違うコミュニケーションの取り方〉

猫は犬のように日常茶飯事、コミュニケーションを取り続けることを求めません。

猫はコミュニケーションをとるときも常にマイペースなのです。

ときにはそっとして欲しいときがあるのです。

それは決して飼い主さんが嫌いなのでもなく、いじわるをしているわけではありません。

気分屋と言われてしまいますが、猫はマイペースなのです。


〈まとめ〉

束縛しない適度な距離感が大事です。

人の都合で猫に寄り添ってばかりでは嫌がられます。

無理に干渉せずに、ときには距離を取って自由を守りましょう。

コミュニケーションは猫の気持ちを最優先させましょう。



『め』

「目だし窓から世界にふれる」

「め」は景色の見える「目だし窓」や高い場所から室内を見渡せる「見張り場」です。


〈目だし窓〉

猫が好むのは野生だったころの暮らしです。

猫は身を守るために高いところを好みます。

また高い場所にある出窓などで外の景色をみることは狩猟本能を呼び覚ますことにもつながります。

なにより外の景色を見ながらのんびりと過ごすことは気分転換にもなります。

鳥や虫を発見し、好奇心をくすぐられます。

外界の景色が良い刺激になります。


〈見張り場所〉

猫は本能的に高い場所を好みます。

高い場所にいるのは、身の安全をはかりながら、自分の縄張りを見張るためでもあります。

箪笥や本棚などの高所でくつろげる場所を見つけます。

その際に物が落ちてきたり、すべって猫が高所から落ちたりしないように気をつけましょう。


〈まとめ〉

猫にとって、窓の外に見える季節ごとの変化や野鳥、昆虫、植物などを目にするのは心地よい刺激となります。

また、日光を浴びることは内分泌にも大事なことです。

外の世界を見せて刺激を与えてあげましょう。



『く』

「空間を与えてなわばり確保」

「く」は空間作りです。


〈高低差のある場所〉

猫は広さよりも高低差のある縦の「空間」を必要としています。

猫という動物は駆け上がる生き物なのです。

ですから、高所への上下運動を好みます。

これに最適なのがキャットタワーです。

キャットタワーはどっしりとして安定感のある丈夫なものを選びます。

また、壁に取り付けるキャットステップなども猫は大好きです。

それらのものが用意できない場合でも、猫は勝手に高所を見つけだします。

猫が見つけた高所を取り上げたりせずに、安全を確保しつつ、見守ってあげましょう。


〈隠れ場所〉

猫がなにより欲しいのは隠れ場所です。

基本的に猫は狭いところを好む性質を持っています。

それはあなぐらで生活していたころの名残だといわれています。


トンネル、箱の中、カラーボックスなどの隙間に入り込みます。

猫は体の調子が悪いときや誰にも邪魔されずにゆっくり寝たいときは狭いところや隠れ場所で過ごします。

猫が狭いところや高いところでくつろいでいたら邪魔をしないであげましょう。


〈まとめ〉

におい付けできる空間は全部猫の縄張りです。

走り回ったり上下運動ができる空間が猫の運動不足やストレス解消になります。

猫が落ち着くのは高い場所と狭い隠れ家です。


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【猫はふれ合うのが好き】

猫は人に寄り添い、人のぬくもりを感じて暮らすのが大好きです。

猫にとって飼い主さんは母親であり、兄弟であり、恋人なのです。

だからこそ、猫は人の感情を感じ取っています。


飼い主さんは、優しく話しかけることで愛情を伝え、スキンシップをして安心感を与えましょう。


〈猫が気持ちいいスポット〉

猫が喜ぶスポットを見つけて触れ合うことが大切です。

一般的に猫が心地よく感じるスポットは、「あごの下」「首回り」「耳の後ろ」「額」などです。

猫によっては「尻尾」を触られることを嫌がることもあります。

また、逆に尻尾の付け根をトントンと叩くと喜ぶ猫もいます。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 07:34| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『猫の健康寿命を延ばす7つのコツ(1~3)』




猫の健康寿命を延ばす7つのコツ(1~3)


【愛猫の健康寿命を延ばす7つのコツ】

飼い猫の健康寿命を延ばす7つのコツが『ねこはときめく』です。

猫がのんびりマイペースで、できるだけ自由にストレスなく暮らせること。

共に暮らす飼い主さんの愛情がほどよく伝わること。

自由で気ままな日々に、愛情を感じて安心する、そんな暮らしが健康寿命につながります。



『ね』

「寝ることこそ、長生きの秘訣」

「ね」は寝ること。


〈一日の大半を寝て過ごす〉

猫にとって、睡眠はとても大事です。

離乳期の子猫は20時間ほど睡眠を取ります。

大人の猫では14時間、高齢期の猫では20時間ほど睡眠を取ります。

そのうち熟睡時間は3時間ほどで、あとはうたた寝をしています。


〈寝床は好みがあります〉

猫が好む寝床(ベッド)は、ふんわり柔らかい素材で体がちょうど収まるものを好みます。

猫によって好みはいろいろあるので、いくつか寝床や毛布、ベッドなどを用意して好きに選ばせるのが最善です。

決して人間のほうから押し付けたりしないことです。


猫によっては、飼い主と添い寝が就寝スタイルの猫もいます。

猫は、飼い主さんの側で寝てもお気に入りの場所があります。

無理に違う場所に移動させたりすることは止めましょう。


〈くつろげる場所を知っている〉

猫は自分がくつろげる方法を知っています。

そのため居心地がいい場所を見つけるのが得意です

夏でも冬でも家の中で最も居心地のいい場所を見つけます。

飼い主さんは、猫が見つけた心地よい場所を確保してあげましょう。


〈まとめ〉

猫が寝るのはエネルギーの無駄な消費を抑える知恵です。

猫にとっては、昼寝も立派な仕事です。

寝床にいるときは邪魔をしないで寝かせてあげましょう。

猫の好きなところで好きなだけ寝かせてあげましょう。



『こ』

「コミュニケーションを大切にする」

「こ」はコミュニケーション。


〈スキンシップで心を通わせる〉

猫はスキンシップを好む動物です。

人の手で撫でられたり、抱かれたりしながら、体温や匂いを感じ取り、一緒に暮らす飼い主さんへの愛情を深めていきます。

猫と人は、スキンシップによって心を通わせていくのです。

猫が撫でられ好きなのは、子猫のとき母猫のあたたかい舌でなめられたりマッサージされたりして、安心して眠りについていた記憶があるからです。

ですから飼い主さんに体を撫でられることで安心感を持つのです。


〈甘えしぐさは受け入れサイン〉

スキンシップは、愛情を示すコミュニケーション手段として重要なだけでなく、日常の健康チェックのためにも大切です。

それでも猫は、いつも撫でられたり抱っこされたりを望んでいるわけではありません。

触って欲しくない時もあるし、静かにそっとして欲しいときもあります。

そんなときは干渉しないであげましょう。

猫がスキンシップを望んだり、ふれあいをしたいときはサインをだします。

それは「人の膝に乗ってくる」「スリスリしてくる」「フミフミしてくる」「おねだり鳴きする」などが見られたらコミュニケーションを求めています。


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〈まとめ〉

なでたりブラッシングでのスキンシップやおもちゃで遊んだり、心と体で交流するコミュニケーションを大切にします。

飼い主さん主導でなく、猫の気持ちを尊重し、甘えのサインを見逃さずに上手くコミュニケーションを取りましょう。



『は』

「話しかければ、気持ちは通じる」

「は」は話しかけ。


〈話しかけて安心を与える〉

猫に話しかけることは、「きみのことをいつも気にかけているよ」「きみのことが好きだよ」という意思を伝えるサインとなり、猫を安心させることができます。

たとえ人間の言葉がわからなくても、飼い主さんの気持ちは伝わります。

意味を伝えるのではなく、気持ちを伝えようとすることが大切です。

飼い猫への話しかけは、守られている、愛されているという安心感を与える最もシンプルな手段で、スキンシップとともにコミュニケーションの二大柱といえます。


〈やさしく静かなトーンで話す〉

猫に話しかけるときの注意点が、声のトーンです。

基本的に優しく静かな声で話しかけることが大切です。

一般的に猫は、「女性の高い声」に反応しやすいとされます。

逆に男性の低く響く声は、猫にとってケンカのときの声を連想させてしまいます。

これは動物全般にいえることですが、低く唸るような声をだすときは「恐怖、怒り、不快」などのマイナス感情を表し、よく通る声を出すときは「興奮、喜び」などのプラス感情を表すとされています。

一部の男性が出す低い声を苦手とする猫もいます。

たとえ低めの声であっても、優しく穏やかに話しかけることが大切となります。


〈まとめ〉

言葉は通じなくても、話しかければ気持ちは伝わります。

やさしい声のトーンに猫は安心し、お返事を返してくれることもあります。

話しかけることで愛情という気持ちを伝えましょう。




お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 07:05| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月24日

『猫のガンを知る(注射部位肉腫・口腔内扁平上皮がん)』






猫のガンを知ろう!(注射部位肉腫・口腔内扁平上皮がん)


【猫が掛かりやすいガン】

猫の2大疾病の1つが「ガン」です。


猫の病気で腎臓病などの泌尿器系の次に多い病気が「ガン」です。

その「ガン」の中でも今回は「注射部位肉腫」「口腔内扁平上皮がん」について話していきます。


まずは「猫の2大疾病に注意」をご覧ください。



【猫の注射部位肉腫】

注射部位肉腫とは、主にワクチンなど注射を打った部位を中心に発生する「ガン」です。


〈特徴〉

皮膚や皮下にできる悪性腫瘍で肥満細胞腫に次いで2番目に多いガンです。

再発率が極めて高い。



〈症状〉

皮下に発生する腫瘍

発生する部位は、肩甲骨間後ろ足わき腹頸背部体幹など注射を打つ場所ならどこにでもできます。


一般的な症状はワクチン接種後3か月~3年かけて徐々に大きくなるというものです。

肉腫のほとんどは皮膚と筋肉の間に発生します


注射部位肉腫の発症年齢は8.1歳で、比較的若い猫にも起きてきます。


注射部位肉腫は、肺への転移が多く、太もも以外の場所では手術によって肉腫を完全に取り除くことが難しく、再発率は14~69%です。


潜伏期間は4週間~10年と非常に幅が広く、どの注射が引き金になったのか、獣医師でもわかりません。



〈検査・診断〉

確実に診断するためには、病理組織検査および造影CT検査、MRIが必要です。

その他には、血液検査、尿検査、エックス線検査などがあります。

特に胸部のエックス線撮影は、10~24%の確率で見られるという肺への転移を確認するためにも有効です。



〈治療〉

治療は外科手術が基本で、必要に応じて放射線治療や化学療法を併用します。


手術では、腫瘍周辺をかなり大部分にわたって切除します。


腫瘍を完全に取り切れれば、多くは再発を抑えることができます

ただ、手術は腫瘍の性質を理解した腫瘍外科専門医が望ましいです。



〈予防〉

不必要なワクチン接種や肩甲骨間のワクチン接種を避ける。

ひとつの部位に接種するワクチンは1種類にし、カルテに接種部位を記載しておくといいです。


肉腫ができたとき切除が難しくなるため、筋肉の中や肩甲骨間への注射はさけたほうがいいです。

注射する部位を足の先や手の先、尻尾などにすることが無難ですが、猫が受け入れてくれるかが問題です。

とにかく、同じ個所にばかり注射しないということが大切です。


とはいえ、発症率は1万匹あたり1~3.6匹と推定されていますから、やたらめったに発症するガンではありません。



〈早期発見のために飼い主が覚えておきたいこと〉

次の3つに当てはまったら、受診して生体検査をしましょう。


1 ワクチンを注射した部位のしこりが3か月以上持続する。

2 しこりの大きさが2㎝以上になる。

3 ワクチン接種後、1か月過ぎてもしこりが大きくなる。


大事なことは、注射をした箇所を飼い主が覚えておくということです。

時間がたつと忘れてしまいますから、メモなどを必ず残すようにするといいでしょう。


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【猫の口腔内扁平上皮がん】

口腔内扁平上皮がんは、口のなかに発症する「ガン」です。


〈特徴〉

主に高齢期の猫に発症します。

口の中、歯肉や舌、唇、粘膜などに腫瘍ができる「粘膜型」と、にできる「骨浸潤型」があります。



〈症状〉

「粘膜型」は、粘膜がえぐれるように潰瘍ができるのが特徴です。

左右非対称の口内炎や潰瘍があったら、このガンの疑いがあります。

「骨浸潤型」は、口の中はきれいですが、多くの場合下あごが硬く腫れあがります。


口腔内扁平上皮がんの初期は、歯のぐらつきが見られることが多く、進行すると食欲不振となり体重が減少します。

また、患部からの出血や左右非対称の顔の歪みなどが現れます。


高齢でよだれがでたり、口を痛がる素振りを見せたり、食欲が減少するなどが起きてきます。


病状が進行するにつれ潰瘍が大きくなり、出血したり膿がでたり、悪臭がしたりします。

やがて侵された部分の機能障害が現れます。


口腔内扁平上皮がんの発症年齢は、14歳ごろです。



〈治療〉

治療は外科手術が基本です。

しかし、腫瘍を除去しても再発することが多く、放射線治療や化学療法も効きづらいです。


1年生存率は約10%

多くの場合、半年を超えて生存することは難しいです。

まれに分子標的薬の「トセラニブ」が効くことがあります。


〈予防〉

飼い猫の顔の小さな擦り傷がいつまでたっても治らない。

それどころか、だんだん酷くなってきたら口腔内扁平上皮がんを疑ってください。


口腔内扁平上皮がんになる原因ははっきりしていませんが、煙草の煙など身近な環境に含まれる大気汚染物質が要因と考えられています。



〈飼い主ができること〉

飼い猫の前で喫煙しない。

副流煙は猫にとって害以外のなにものでもありません。

可能な限り禁煙することをおススメします



ガンに限ったことではありませんが、飼い主の普段からの観察と触診が早期発見につながります

日々、猫の様子を把握して変化に気がついてあげましょう。


お読みいただきありがとうございました。







posted by チャミーの父ちゃん at 08:05| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月23日

『猫のガンを知る(肥満細胞腫)』







猫のガンを知ろう!(肥満細胞腫)


【猫が掛かりやすいガン】

猫の2大疾病の1つが「ガン」です。


猫の病気で腎臓病などの泌尿器系の次に多い病気が「ガン」です

その「ガン」の中でも今回は「肥満細胞腫」について話していきます。


まずは「猫の2大疾病に注意」をご覧ください。



【猫の肥満細胞腫】

肥満細胞腫とは、皮膚や粘膜など全身の組織に広く分泌している細胞が腫瘍化した「ガン」です

肥満細胞腫という名前から誤解されがちですが、肥満した猫にできるわけではありません。

名前の由来は、ガン細胞に含まれる顆粒で細胞が肥大していることによります。


〈特徴〉

猫の肥満細胞腫は、猫の皮膚や皮下にできる疾患の中でも最も多く、約25%以上をしめています。

頭頸部や体幹、四肢によくできる傾向があります。


「皮膚型肥満細胞腫」

皮膚の表面に腫瘍が発生します。

皮膚型は「肥満細胞型」と「異形型」に分類されます。


「内臓型肥満細胞腫」

全体的に悪性度が高い腫瘍です。

内臓型は「脾臓型」と「消化器型」があります。


品種では、「シャム」に多いと言われています。



〈症状〉

体表にできものが現れる皮膚型と内臓に腫瘍ができる内臓型があります。


「皮膚型肥満細胞腫」

首や体幹にも発生しますが、頭部、特に耳や耳の根元によく発生します。

1つだけのこともあれば、全身の皮膚に多発することもあります

皮膚型の初期症状としては、体表の小さなできものです。

白色やピンク色をしていて、硬くわずか数ミリの小さなサイズで発症することが多い。

猫にとっては無症状ですが、かゆみを伴うことがあり、患部をしきりに舐めたりひっかいたりして、潰瘍化してしまうこともあります。

放置しておくと、まれに内臓型に発展するリスクがあります。

皮膚型の発症年齢は9歳ごろ


「内臓型肥満細胞腫」

元気がなくなる、体重減少、食欲不振、嘔吐、血便などの消化器症状が見られます。

また、腫瘍は広範囲へ広がり貧血や胸水などを引き起こすことがあります。

内臓型の肥満細胞腫は、特に脾臓に多く発生しますが、見つけることが困難です。

症状からは判別しかねることが多いガンです。

内臓型は早期発見、治療ともに難しいのです。

内臓型の発症年齢は14歳ごろ



〈検査・診断〉

針生検査で診断できます

体にできた腫瘍に細い針を刺して細胞を採取して顕微鏡で見て診断します。

または、超音波検査で診断します。



〈治療〉

皮膚型、内臓型ともに、治療の基本は腫瘍を切除する外科手術です。


「皮膚型肥満細胞腫」

腫瘍部位のみならず出来るだけ広い範囲を切り取る必要があります

周りの皮膚ごと切除することで再発率を減らすことができます。

皮膚型の肥満細胞腫は多発することが多く厄介ですが、外科手術を行えば良好な予後を期待できます。

しかし、完全に取り除けたとしても再発する可能性はゼロではありません。

腫瘍が再び発生する確率は0~24%、ガンが全身に転移してしまう可能性は0~22%です。

再発が起こるとしたら6ヶ月以内に再発するといわれています。


「内臓型肥満細胞腫」

内臓型の肥満細胞腫、特に脾臓にできた場合は、脾臓を摘出する手術を行います

脾臓の摘出手術による生存期間は12~19ヶ月と格段に伸びるという良好な結果もあります。

この場合、脾臓は摘出しても日常生活に大きな不便は発生しません。


一方、消化器型肥満細胞腫は転移していることが多く、摘出手術をしても予後が非常に悪いです。

もし、手術が可能であれば、腫瘍の周りを5~10㎝余分に切除する必要があります。



合わせて化学療法を行う場合、「トセラニブ」という抗がん剤が効果を発揮することがあります。

「トセラニブ」は本来、犬の肥満細胞腫向けに開発された抗がん剤ですが、猫の治療にも効果を発揮することがあります。



〈予防〉

肥満細胞腫には、有効な予防法がありません


肥満細胞腫は見た目も様ざまで、小さいものもあれば大きいものもあり、柔らかいものもあれば硬いものもあります。

皮膚に「できもの」ができたらすぐに受診をして検査してもらうことが重要です

肥満細胞腫は虫刺されに似た見た目のものもあるので、見た目だけで判断することは避けましょう。


猫は犬に比べ、もともと体表にはできものが出来にくい生き物です。

何か異常があれば動物病院を受診してください。


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〈飼い主ができること〉

飼い主ができることは、普段から飼い猫とスキンシップをしてよく体を触ってあげることです。

ただ、可愛がっているだけでなく、しこりや硬いところはないかを調べる気持ちで触診する習慣が早期発見につながります。


肥満細胞腫の場合は、発症しやすい9歳前後と14歳前後の年齢を覚えておきましょう。





お読みいただきありがとうございました。







posted by チャミーの父ちゃん at 07:20| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月22日

『猫のガンを知る(リンパ腫)』





猫のガンを知ろう!(リンパ腫)


【猫がかかりやすいガン】

猫の2大疾病の1つが「ガン」です。


猫の病気で腎臓病などの泌尿器系の次に多い病気が「ガン」です。

その「ガン」の中でも今回は「リンパ腫」について話していきます。


まずは「猫の2大疾病に注意」をご覧ください。



【猫のリンパ腫】

リンパ腫とは、リンパ球が腫瘍化することによって起こる「ガン」です


リンパ球とは、免疫細胞でウイルスなどから体を守るために全身を巡っています。


高齢の猫に発生することが多いですが、猫白血病ウイルスに感染していると若年齢でも発症します。

猫白血病ウイルスに感染している場合は、1~3歳で発症し、感染していない場合は8~11歳の年齢で多く発症します。



〈特徴〉

リンパ球はもともと全身に分布しており、リンパ腫も全身の様々なところ(肝臓・腸・皮膚・腎臓・胸など)に発生します。

進行すると、肝臓や脾臓、骨髄内に入り込んでしまい、臓器の機能を低下させてしまいます。


消化器型、鼻腔内型、縦隔型、多中心型などの型があります。

獣医師の間では、「猫の内科系疾患の王」と呼ばれています

リンパ腫のなかでもっとも多いのが、消化器型のリンパ腫です。

消化器型のリンパ腫の場合、ガン細胞の形によって大細胞性小細胞性に分けられます。

消化管やその周りのリンパ節にできることが多く、発症年齢の中央値は10歳です。



〈症状〉

症状としては、

体重減少、嘔吐、下痢(消化器型)

中高齢の猫の片側から出る鼻血や鼻水(鼻腔内型)

他には、食欲不振、呼吸困難、脚の麻痺などの様々な症状があります。


年を取るとよくある不調のため、飼い主は加齢によるものなのだと思いこみ、発見が遅れることが多いので注意が必要です。


消化器型(腸にできる)・・・症状は嘔吐、下痢(割合43%)


鼻腔内型(鼻の中にできる)・・・症状は鼻づまり、鼻血、呼吸困難(割合6.3%)  


縦隔型(胸の中にできる)・・・症状は呼吸困難、食べ物が飲みづらい(割合5.7%)  


皮膚型(皮膚にできる)・・・症状は皮膚炎のような症状(割合5%以下)  



特に消化器型は進行してから発覚することが多いガンのひとつです。

大細胞性リンパ腫は、消化管の一部が団子状に肥大してしまいます。

小細胞性リンパ腫は、消化管が均一に肥大します。


中高齢の猫で鼻の片側から急な鼻血が出るようなら、鼻腔内型リンパ腫の可能性があります。



〈検査・診断〉

リンパ腫の診断は細胞の検査(針吸引検査)でわかります

さらに病変がどこまで広がっているかを調べるために肝臓、脾臓などの針吸検査や骨髄検査を行います。

その他の検査としては以下があります。

血液検査、血液凝固系検査、レントゲン検査(胸腹部)、超音波検査(心臓・腹部)、尿検査(腎臓の状態を調べる)。


重症度はステージで分類することができます。

ステージ1・・・1個のリンパ節または単一の腫瘍に限られる。

ステージ2・・・複数のリンパ節または腫瘍の病変、または切除可能な消化管腫瘍。

ステージ3・・・全身のリンパ節に波及している、または広範囲の切除不能な消化管腫瘍。

ステージ4・・・肝臓、脾臓に浸潤している。

ステージ5・・・中枢神経、骨髄に浸潤している。



〈治療〉

リンパ腫は全身性の病気であり、抗がん剤で治療します。

抗がん剤に非常によく反応してくれることが分っており、約60%の症例で効果が出ています。

治療を行った場合の平均余命は6~9ヶ月程度で、1年を越せる確率は20%程度と言われています。

さらに猫白血病ウイルスに感染していると治療効果、余命が短いことが分っています。


無治療の場合は、平均余命は1~2ヶ月とされています。


ただし、抗がん剤治療には副作用があり、胃腸障害(嘔吐・下痢)、骨髄抑制(免疫力の低下)、脱毛などが現れます。(個体差にもよる)



〈予防〉

飼い主が気づける症状は、体重減少を伴う嘔吐や下痢です

猫はよく吐きますが、体重が保たれていれば問題はありません。

体重が減少していく場合は要注意です。


猫にとっての1㎏は人間の数倍の意味を持ちます。

体重管理には、人間用の体重計ではなく、10グラム単位で量れるベビースケールが適してします。


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〈飼い主ができること〉

飼い主ができることがあります。

それは「禁煙」です。

家庭内に喫煙者がいる場合、リンパ腫の発症リスクは2.4倍になります。

猫は頻繁に毛づくろいをしますから、副流煙で体毛についた発がん物質を毛づくろいで体内に取り込んでしまいます。


猫の前で喫煙しないように注意しましょう。

また、可能であれば禁煙をおススメします。

なぜならタバコの発がん性物質は家具や壁、飼い主の衣服などについていますから、直接煙を吸い込んでいなくても発がん性物質を体内に取り込んでしまう可能性があるからです。


リンパ腫は猫にとってとても怖い病気です。

しかし、リンパ腫の特徴である、発症する箇所が様々なところに現れ、その症状も様ざまなため飼い主が気づきにくい病気でもあります。

リンパ腫の種類や年齢などで現れる症状が違っているので、なかなか素人には見分けられません。


ですから、よく注意して飼い猫を観察する必要があります。

特に体重減少をともなう食欲不振、嘔吐、下痢には注意しましょう


少しでも食欲不振や下痢などの症状が続いたら念のために受診することが大切なペットを守ることになります。

受診して検査の結果なんでもないと分かれば安心できます。

めんどくさがらずに受診しましょう。



合わせて『猫のガンを知る(肥満細胞腫)』をご覧ください。



お読みいただきありがとうございました。







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2019年04月21日

『猫のガンを知る(乳がん)』




猫のガンを知ろう!(乳がん)


【猫にも多い病気はガン】

猫の2大疾病の1つが「ガン」です。


猫の病気で腎臓病などの泌尿器系の次に多い病気が「ガン」です

その「ガン」の中でも今回は「乳がん(乳腺腫瘍)」について話していきます。


生後1年未満の猫でしたらすぐに避妊手術をしてください。

それを過ぎた猫の場合は早期発見に心がけてください。


まずは「猫の2大疾病に注意」をご覧ください。



【猫の乳がん】

猫の「乳がん」は「乳腺腫瘍」ともいいます

ふつうはメスに発症しますが、極めてまれにオスにもできることがあります。


〈特徴〉

犬の乳がん(乳腺腫瘍)の6~7割が良性腫瘍であるのに対し、猫の場合は約8割が悪性腫瘍です。

猫の乳がん(乳腺腫瘍)は肺などの臓器に転移して短い期間に死をもたらす恐ろしい病気です。

治療も難しく、外科手術を行った時点でリンパ節転移が認められた猫は1年以内にすべて死亡したという研究報告もあります。



〈症状〉

初期症状はほとんどありません。

症状が進んでくると以下の症状が見られます。

🐈 乳頭付近にシコリができる

🐈 お腹を触ると嫌がる

🐈 食欲が低下する

🐈 乳頭が赤く腫れている

🐈 黄色っぽい分泌液が出ている


乳がん(乳腺腫瘍)を放置すると、腫瘍が皮膚を突き破ったような状態となり、傷口から血液や体液が出てきてしまいます。(これを自壊という)

また、悪臭がします。

その悪臭に引き寄せられたハエが卵を産んでしまうこともあります。

自壊が起きる悲惨な状態となってようやく手術を決断する飼い主もいるようですが、この時点では遅すぎます。


発症しやすい年齢としては「11歳頃」と言われています。



〈予防〉

メスの猫を飼い始めた場合は、2回目の発情(1歳前後)までに避妊手術をしてください

できれば生後半年くらいまでに避妊手術をすることがベストです。

そうすると乳がんの発症をほぼ予防することができます。

ただ、避妊手術をしたからといって100%乳がん(乳腺腫瘍)にならなくなるわけではありませんから、安心しないでください。

それでも、避妊手術をした猫と避妊手術していない猫では発症する割合が7倍もの差があるという報告もあります。


1歳以上を過ぎてから避妊手術をしても、乳がんの予防には効果は期待できません。

その場合は飼い主が早期発見することが重要となります。

飼い主が気づける症状は、乳腺部のしこりです

猫には4対の乳腺があります。(合計8個ある)

それは前足の付け根から後ろ足の付け根まで広範囲に繋がっています。

乳腺付近を指などでなでるように触り、日ごろから異常がないかチェックします。

しこり(固い異物)が見つかった場合は早めに受診してください


乳がん(腫瘍)が2㎝以内に治療した場合は、その後の生存期間の中央値は4~5年で、3㎝を超えると生存期間が6か月に縮んでしまいます。

その理由は、腫瘍が3㎝を超えると、多臓器転移率が上がってしまうからです。


特に肺転移した状態となると飼い猫は苦痛を味わいます。

また、症状を改善する治療手段があまりありません。



〈治療〉

早期発見と早期治療で、根治を目指すことも可能です。


乳がんにかかった場合は、可能な限り外科手術を行います。

外科手術によって腫瘍を完全に切除することが望ましい

この場合、乳腺の片側全摘出、または両側全摘出となります。

その違いは腫瘍が乳腺の片側だけにあるのか、両側にあるのかの違いによります。


猫の乳腺のリンパ管はつながっているため、一部を摘出しただけでは腫瘍を取り切れず、リンパ節転移や再発のリスクが上がってしまいます。

ですから、腫瘍のある側を丸ごと摘出します。


ここで乳腺を全部摘出するのはかわいそうだと思ってはいけません。

飼い主としてはそう思うでしょうが、摘出しないと体内でガンが増幅し転移が起きてきます。

さらに患部は膿んでひどい痛みを伴います。

そうなると、ほぼ確実に死んでしまいます。

ですから、乳がんと診断されたら、可能な限り外科手術を行って腫瘍の摘出をしてください


手術後は、免疫細胞療法などを始めます。

おそらくかかっている動物病院によっては治療法に違いがでることがあると思います。


ここでは2つほど紹介いたします。

① 体内にガンの免疫をつくる「樹状細胞がんワクチン」を投与し、ガンと闘う細胞を体の外で活性化して大量に増やしたのちに体内に戻す「活性化リンパ球療法」を合わせて行います。


② 動物用の分子標的薬「トセラニブ」という抗がん剤を投与する。

「トセラニブ」は血管の新生を抑制し、転移の進行を食い止める場合があります。

「トセラニブ」という抗がん剤は、犬用に開発されたものですが、猫の治療にも効果を発揮することがあります。



〈飼い主の心得〉

猫の乳がんも人間同様に、早期発見、早期治療が根治のカギとなります。

普段から飼い猫のお腹を触ってスキンシップをしながら、乳がん(しこり)などのチェックをしましょう!




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【我が家の猫が乳がんになった】

2017年の春頃に飼い猫のお腹を触っていたときに違和感がありました。

猫のお腹ってすごく柔らかいのですが、後ろ足の付け根のあたりに小さな固いものがあったのです。


初めは「これ、なんだろう?」と思っていただけでした。

変だな? とは思っていましたが、飼い猫の様子が普段と変わらなかったので様子をみていました。


それでも小さなシコリが大きくなっていることに気がつき不安になり、掛かり付けの動物病院に行って検査してもらいました。


細胞を取り出して、病理検査に掛けてみて「乳腺腫瘍」と判明しました。

医師から「いわゆる乳がんだ」と言われたときは、本当に目の前が真っ暗になったようでした。

しかも、上記に書かれているように、猫の乳腺腫瘍はほとんど悪性で、転移があると手術をしても意味がないといわれました。

腫瘍が2㎝以内か3㎝を超えているかが判断の分かれるところです。

我が家の猫の場合は2.5㎝くらいでした。


さらに手術後の余命も期待できないと言われました。

もちろん手術代の高額な費用も必要となります。


数日、時間をもらって家族で相談しました。

生後三日で親猫に育児放棄された子猫を引き取り、ミルクを与えて育ててきたので我が子のように思ってきました。

そんな我が子がこのまま苦しむのを見ていられないと思い手術を決断しました。


幸いに、肺や他の臓器への転移は見つかりませんでした。

ですが、片側の乳腺を全摘出しました。


そして我が家の猫の場合は、手術前から服用していた薬(痛み止め兼ガン細胞を押さえる薬)を1年間毎日飲ませました。

猫は毎回嫌がりましたが、猫をおさえて顔を上に向かせて口を開けさせます。

そこへ薬をぽっとと落とした後、薬を飲み込みやすくするためにスポイトで水を入れます。

猫がごっくとしたら放してやります。

これを毎日家族と交代で行いました。


こちらの薬を毎日飲ませました。

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手術後は1か月に一度レントゲンの検査をします。

月一の検査と毎日の薬の服用を続けて一年がたったときに精密検査をして、転移は見られませんでした。


手術前から医師に繰り返し言われたことは「予後は良くない」と言うことでした。

ですが、手術から1年9ケ月経ちましたが無事でいてくれています。


我が家の猫が発症したときの年齢が11歳でした。(12歳を目前としたとき)


いま思うことは、あのとき手術をして良かったということです。


手術中に医師から連絡が入り、「息を小さくしています。このまま手術をしますか?」

と問われました。

それでも飼い主としては、それに願いを込めるしかなかったのです。


手術前に、一緒に避妊手術もしてしまうと話していたのですが、飼い猫のお腹に脂肪がたくさんあって腫瘍を摘出するのに時間がかかってしまったので、避妊手術は出来なくなったと言われました。


麻酔が切れて痛みと恐怖があったのでしょう、翌日にわたしが引き取りに行った時は飼い主のわたしのことが分らないほど脅えながら怒りを露わにしていました。


でも、自宅に戻ると前日に手術をしてお腹を大幅に切ったとは思えないほど動きまわりました。

わたしが普段使っているイスにジャンプしたときは驚きました。

縫ったお腹が開いてしまうのではないかと心配しました。


その後の毎月の検査は毎回無事であること、つまり転移がないことを祈りながら病院に通いました。


いまは13歳と高齢となって一日のほとんどを寝ていますが、それでも大切な我が子です。


心から願うことは「一日でも長くこの子と一緒に暮らしたい」ということだけです。


DSC_0449.JPG



そんな愛する我が子のペットクッションが初夏に届く予定です

いまは楽しみに待っています。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 10:38| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする