2020年09月18日

『猫好きを装い、猫を虐待、転売するために騙して引き取る「里親詐欺」に要注意!』




【虐待目的の里親詐欺が急増中‼】

動物好きを装い(嘘をついて)、猫を引き取る。

しかし、その目的は家族として迎い入れるのではなく、「虐待」または「転売」。

近頃、そんな「里親詐欺」が急増中です!!



《「里親詐欺」とは?》

里親を探している保護主や飼い主、保護団体から猫を騙して引き取る行為。

目的は虐待、虐殺、転売など非道な行為です。


コロナで自粛生活の時間が増えたこと、SNSが発達、充実したことが「里親詐欺」に拍車をかけています。

ネットのSNSでは、婚活アプリのように「里親を探している人」と「里親になりたい人」のマッチングサイトも増えています。

しかし、そこに付け込んで里親詐欺を働く悪い人間がいるのです。


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【里親詐欺の被害を知る】

「虐待」「虐殺」「転売」、これらを目的として猫や犬を引き取る行為は許しがたい行為です。

また、詐欺罪であり、動物愛護法違反でもあります。



こうした悪質な「里親詐欺」を出さないためには、まず里親詐欺について知ることが必要です。




《里親詐欺の実態》

〈SNSを利用した里親詐欺〉

最近多いのがSNSを利用したもの。

「SNSを利用した譲渡」、これが里親詐欺の起こる危険性が高いのです。

SNSでの譲渡では、「複数のアカウントを作って多重応募をするケースが多い」です。

匿名のアカウントやフォロワーがいない、ネット上での活動がほとんどない、などというのは偽アカウント(裏アカウント)の可能性が高いです。


SNSでの譲渡の場合は、アカウントをきちんと調べ、SNS上での活動(発言、つぶやきなど)を調べることが大切です。



〈リアルな場での里親詐欺〉

掲示板やSNSのみならず、「通常の譲渡会」などのリアルな場で、堂々と里親詐欺が横行しています。

里親詐欺は堂々と、保護団体に接触し、譲渡会に参加してきます。


ある保護団体では次のような“窃盗”があったそうです。

保護団体の人が、譲渡希望者と1対1で面談中、お茶を入れようと席を立ったときに猫をさらって逃げた。

そんな信じられない“強盗”のようなケースもあります。


また、保護団体よりも譲渡してもらいやすいのではと考えて、保護猫カフェを訪れて猫好きを装い里親詐欺をする人間もいるようです。




《里親詐欺の形態(手口)》

里親詐欺の形態(手口)は主に以下の4つです。



1.動物虐待を目的とするもの

猫好きを装い、時には偽装した家族関係を作ってまで譲渡希望者として現れます。

目的は、ストレス解消のために虐待する、または命を奪うという異常行動願望を満たすためなどです。

このケースは、明らかに異常者と見ていいでしょう。

ですが、譲渡会や保護団体などには猫好きと偽っていますので、安易に信用してしまうと猫の命が奪われる、または猫が不幸になることになります。



2.転売・再譲渡を目的とするもの

譲り受けた猫を別の里親に引き渡し、医療費などをだまし取るケースがあります。

また、三味線の皮にするために業者に転売するケースがいまだにあります。



3.動物実験用に転売することを目的とするもの

動物実験用に転売するケースがあります。

これはどうしても需要があるものなので、密かに売買が行われている現実があります。

しかし、犬と猫は愛玩動物です。

家畜の動物と同じように動物実験用に使用するのは、間違っています。

科学者や生物学者などは、科学の発展、医学の進歩にばかり意識がいき、小さな命の大切さを尊重しない傾向があります。

動物実験に犬や猫を使用する科学者たちへも非難の目を向ける必要があります。



4.アニマルホーダーが目的なもの

アニマルホーダーとは、「異常な動物コレクター」のことです。

この場合は、ある程度動物への愛情は持っていることが多いですが、その愛情は非常に偏ったものであり、身勝手な愛情でしかありません。

面倒見切れないほど多頭飼いしていて、家族として生活するというよりも、コレクションを集めるような感覚で動物を引き取るのです。

ですから、「この人は動物好きなのだな」と思って譲渡すると間違うこともあります。

衛生面や健康面が不十分な劣悪な環境で飼育されるのは虐待と同じです。



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《里親詐欺に騙されないための注意点》

里親詐欺は焦って里親を募集している人を狙ってきます。

「〇日までに里親が見つからなければ保健所に行くしかない」

「入院するから緊急募集」

など、緊急性を以って里親を募集している人の弱みに付け込んできます。



「保護活動をしているので今すぐ猫を引き取れます」

「子猫を全部引き取ります」

「格安料金で里親探しを代行します」

など、親切なフリをして近づいてくることもあります。



「ケージもトイレも設置」

「猫の飼育経験もあり」

「戸建てで妻は専業主婦」

などと譲渡されるための好条件を提示してくる場合があります。



単身者への譲渡を警戒する保護団体の決まりを逆手に取り、夫婦や家族を装って、猫を譲り受けようとする詐欺師が増えています。

犯罪者などの悪い人間は必ず物事の盲点をついてきます。


保護団体は「単身者不可」ということを改善することによって、保護対象者を増やすことで里親詐欺にあわないようにする努力も必要だと思われます。



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【里親詐欺への対策】

1.譲渡契約書の用意と身分証明書の提示を必ず行う。


一番大切なことは、引き取る人の素性です。

身分証明書を必ず提示してもらい、譲渡契約書には氏名、住所、連絡先などを必ず記入してもらうことです。

万が一、SNS上でしか連絡が取れないなどがあれば譲渡はしないことです。



2.譲渡費用を求める。


里親詐欺の中には身分証明書を偽造する人がいます。

そこで譲渡条件に譲渡費用のお願いをすることで、里親詐欺を防ぐ要因となります。

ただし、譲渡費用はあまりにも安価だと効力がなく、高すぎると譲渡が滞っていまいます。

また、正当な理由がなく費用を求めることも保護団体側が売買目的となりかねてしまう恐れもありますから、注意が必要です。




3.譲渡する前に必ず引き取り希望者の自宅環境を確認する。


多頭飼いではないか?

トイレ、食器、スペースなど飼育する環境がととのっているか?

これは里親詐欺を防ぐためには絶対に必要です。




4.受け渡しは相手の自宅で行う。


受け渡しに「そちらに引取りに行きたい」と交渉してきても、相手の飼育現場である自宅に譲渡する側が出向き、現地で再度飼育環境を確認してから譲渡することです。



5.トライアル期間を設ける。


1週間~2週間のトライアル期間を必ず設けて、「相性」を確認し、その間に里親の素性に怪しい点があれば譲渡しないための最終的見極めの期間を設けることです。



6.アフターフォローを導入する。


譲渡したらおしまいという保護活動をしているところもあるようですが、それでは里親詐欺をしてください、と言っているようなものです。

譲渡した後こそ大切です。


譲渡した先で動物(猫や犬)が幸せに生活しているかどうかを確認することは里親詐欺を防ぐ最終的方法です。

また、そうした情報を把握し、発信することで、譲渡希望者の増加にもつながります。

確認と言っても、メールで写真や感想を送ってもらうだけで簡単に確認できます。

ここが保護活動の詰めの部分です。

譲渡件数が多いからといって手抜きをせずに、必ず確認する態勢を整えることが譲渡する側の責任となります。



7.保護団体や保護猫カフェなどの横のつながりを構築する。


保護団体や保護猫カフェなどの横のつながりを構築することで、情報のやり取り、情報の共有をすることで里親詐欺を防ぐことに繋がります。

同一人物が短い期間で多重応募しているなどをチェックする仕組みを整えることが重要です。



(参考情報は、YAHOO!!ニュース)




【里親詐欺は許さない!!】

いずれにしても譲渡する団体や個人が責任を持つことが必要です。

安易な譲渡は里親詐欺を見抜けず、猫を不幸にし、命の危険にさらしてしまいます。


詐欺師は巧妙に嘘という鎧で相手を騙してきます。


動物の保護活動をしている人たちの中には「お人好し」のタイプの人もいます。

「お人好し」は悪いことではありませんが、詐欺師から見ると格好の餌食となってしまうのです。



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保護した猫の幸せのために譲渡したのに、虐待されたり、動物実験に使われたりしたのでは、何のための保護活動なのか分からなくなってしまいます。

保護活動をする団体も個人も、里親詐欺を防ぎ、保護猫や保護犬を守るための知識や見解が必要です。

また、世間が関心を向けることも大切です。


犬や猫にも個性があります。

愛情を感じ、愛情を与えられることができる犬や猫を虐待する悪質な里親詐欺から守らねばなりません!




最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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posted by チャミーの父ちゃん at 13:25| Comment(0) | ペット問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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