
『逆立ちする子犬とキレる子猫』
【子犬は逆立ちしてご飯を食べることがある】
子犬が後ろ足を浮かせて食事をしている姿を見たことありませんか?
個体差もありますが、逆立ちしてご飯を食べたりする子犬はけっこう存在しているようです。
ご飯にガッツいて首に力が入り、前足を中心として後ろ足が持ち上がってしまう、マヌケ(失礼しました)な恰好です。
思わず笑っちゃいますよね!
別に子犬は、飼い主を笑わせようとしているとか、サーカスに出演しようとしているとか、お笑いタレントを目指しているわけじゃありません。
あしからず!
本当のところは、子犬の時期は、特に体の割に頭が大きく、重たい頭を支えるために前足の筋肉が発達するのです。
つまり、後ろ足の発達が前足より遅れているのです。
また犬は太古の昔から人間と狩りに行き、獲物に噛みついて振り回すため必然的に上半身が発達していったのです。
もちろん、子犬にそんな自覚はありません。
ですから、逆立ちをしながらご飯を食べていても本人(子犬)は真面目に食事をしているので、決して笑わないようにしましょう!
〈子犬の豆知識〉
「子犬の前足はムキムキで、後ろ足はヨボヨボなんです」
【子猫は離乳が早いと一生イライラした性格】
イライラしてよくキレる子猫を飼ったことはありませんか?
飼い主が遊んであげようとしても、猫パンチして怒っていたりしませんか?
突然キレ出したり、噛みついたり、猫パンチをしたりと・・・。
たしかに猫にも十猫十色の性格の違いがありますが、ここで言いたいのは単なる性格の違いというのではありません。
ヘルシンキ大学の研究によると、子猫は離乳が早いと攻撃的な性格になるそうです。
早期に離乳をした猫は毛布や布団を「チュウチュウ」と吸ったり、布団を踏み続けたりします。
これは「もっとママのおっぱいを吸いたかった~」という鬱憤(うっぷん)を憂さ晴らししているのです。
以前に我が家で飼っていたトラ猫のオス(チャツー)は、通い猫の母猫が産んだ子猫を引き取って飼うことにしたのですが、母猫と引き離すのが早かったようで、よく夜中に息子の布団に潜りこんで、息子のパジャマをチュウチュウと吸っていました。
それにとてもキレやすい性格でした。
ですから、キレる子猫にさせないためには母猫と十分一緒に過ごさせることが大切なのです。
〈子猫の豆知識〉
「子猫は離乳が早いと一生イライラしています」
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