
ペットロスを理解し、癒そう!(罪悪感…)
ペットロスを理解し、癒すための言葉。
「ペットを亡くした飼い主さんは、なんらかの後悔を抱き、罪悪感を持つことがある」
愛情深い飼い主さんは、ペットが亡くなる前にしてあげたこと、出来なかったこと、そうしたことを後悔してしまうことがあります。
病気をしていてペットが亡くなったのなら、心の準備をする時間もありますが、突然亡くなってしまったときは、飼い主さんの心に後悔という傷をつくります。
ペットの最後にかけた言葉やペットにしてあげたこと、逆にしてあげれなかったこと、そうしたことに後悔の念を抱く飼い主さんが多いようです。
病気でペットが亡くなってしまった場合、
「もっと早く病気に気がついてあげればよかった」
「あのとき手術をしておけばよかった」
事故でペットを亡くしてしまった場合、
「あのとき窓を閉めて置けばよかった」
仕事や学業が忙しくてペットとの時間が減っていた場合、
「もっと遊んであげればよかった」
「もっとペットのことをかまってあげればよかった」
「寂しい気持ちにさせてしまった」
去勢、避妊手術をしていなかった場合、
「去勢(避妊)手術をしておけば、もっと長生きできたかもしれない」
愛犬、愛猫への愛情が深ければ深い人ほど、後悔の念を抱くようです。
性格的な要素もあります。
さっぱりとした性格の人と、くよくよしがちな性格の人とでも違います。
楽観的な性格と真面目で細かいことにこだわってしまう性格の人でも違います。
比較的、真面目でくよくよしがちな性格の人に後悔の念は多いようです。
ですが、一番は愛情の深さです。
愛情が深ければ深いほど、「もっと…」という後悔の気持ちが襲ってきます。
ですが、後悔は執着なのです。
その執着がペットロスの苦しみ悲しみを重くします。
とても残念ですが、「もっと可愛がってあげればよかった」「もっとおいしい物を食べさせてやればよかった」と思っても、どうにもできません。
わたしも昨年の秋に愛犬を亡くしたとき、そうした後悔の念を抱きました。
なにかしてあげたくても、亡くなってしまったらなにも出来ない。
その無念さと無力感に襲われました。
それがペットロスを長引かせます。
もし、ペットを亡くしたときの飼い主さんの行動、飼っていたときのことを後悔しているなら、こう考えてください。
後悔はペットへの愛情の裏返し。
ペットへの愛情が自分の中にしっかりとあったことを確認したら、ペットと過ごした楽しい瞬間を思い出してください。
もし、自分を責めている飼い主さんがいましたら、
「もう後悔しないでいいんですよ」
そう伝えたい。
完全な人生はありません。
完全無欠の人間なんてどこにもいません。
決して愛情が足りなかったわけでもなく、飼い主さんが怠けたわけでもありません。
ただ、いつか別れがやってくることになっているのです。
その別れがそのときだっただけなのです。
してあげれなかったことを数え上げても後悔の気持ちしかやってきません。
それではペットロスは癒せません。
亡くなったペットを生き返らせることも、タイムマシンで過去に戻ることもできません。
そう、過去のことをああだこうだと言っても、なにひとつできないのです。
でも、飼い主さんに出来ることがあります。
それは天国へ旅立ったペットとの思い出を大切にすることです。
ずっとずっと忘れないことです。
それが愛するペットが一番喜ぶことではないでしょうか。
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お読みいただきありがとうございました。
