
ペットロスを理解し、癒すための言葉。
『ペットロスを癒すためには、感情の解放が大切』
ペットロスになってしまったら、悲しみを封印しないことです。
悲しみを無理に抑え込んで我慢しようとすると、悲しみはより深くなります。
ペットロスの悲しみや苦しみを心の奥に隠したり、無理に我慢したりすると苦しみや悲しみは一見鎮静化したように見えますが、心の中にしっかりと残ってしまいます。
それが日常のふとした瞬間に噴き出してきます。
ですから身の周りにペットを亡くして悲しみに暮れている人がいたら、我慢させてはいけません。
ペットを亡くして直ぐに理性的に受け止めて考えられる人なんていません。
大切なことは感情の問題です。
誰だって「いつまでも悲しんでいたい」とか「ずっと落ち込んでいたい」と思っているわけありません。
落ち込んでいれば、悲しんでいれば、きっと周りの人に心配をかけていることは理解しています。
頭脳では理解しているのです。
だけど、悲しいのは頭脳ではありません。
心です。
心が涙を流しているのです。
心が悲しんでいるのです。
それは理屈じゃないんです。
だから、ペットロスの人に理性的に語りかけて、理性的に立ち直らせようとしても無理です。
問題は感情なのですから。
悲しみの封印は、事の解決に一切役に立ちません。
逆に感情を解放させることです。
泣きたかったら思い切り泣くことです。
泣いて泣いて、泣き明かして涙が枯れるまで泣くことです。
誰かに話を聴いて欲しかったら、言葉が出てこなくなるまで話を聴いてもらえばいいんです。
もし、誰も話を聴いてくれる人がいなかったら、独りごとでもいいから口に出すのです。
目の前に話を聴いてくれる優しい人がいると思って。
また、亡くなった愛犬、愛猫に語りかけるのです。
一人でしゃべっているからといって変人になってしまったなんて思わなくていいのです。
ただし、部屋で一人にいるとき、誰にも聞かれない環境で行ってくださいね。
心のマイナスの感情を解放してください。
悲しみを心から言葉や表情として吐き出してください。
吐き出し尽くしたら、きっと自然に前を向くことができます。
いつの間にか笑顔がでるようになります。
ですから、ペットロスの悲しみを心の奥に封印しないで、解放してください。
悲しみの解放が、生きる力を呼び戻してくれます。
あなたの悲しみが癒えるよう、祈っています。
お読みいただきありがとうございました。
