
ペットロスの悲しみ癒してくれる名曲(平井堅)!
【ペットロスを癒してくれる名曲(PAUL)】
平井堅さんの『PAUL』という楽曲を聴いたことがありますか?
この曲は「大きな古時計」のカップリング曲です。
平井堅さんが当時亡くしたばかりの愛犬ポールに捧げるために作った、切なくも温かいバラードです。
平井さんの愛犬ポールへの想いが伝わってくると同時に、ペットを飼っている人、ペットロスの人たちから共感を得る一曲でもあります。
愛犬ポールは、平井さんが少年の頃いつもそばにいてくれたそうです。
犬って、飼い主さんに忠実でいつも飼い主に寄り添ってくれるステキな生き物なんですよね。
「PAUL」には、辛いときいつも慰めてくれた大切な親友を無くし、切なさと思い出を大切にして生きている平井さんの心情が込められています。
ペット(愛犬、愛猫)は、ほとんどの場合、飼い主さんよりも先に寿命を迎えます。
そんなことは理解していること。
でも、理屈では計り切れない飼い主さんの心情というものが描かれているペットロスの人を慰めるために書かれたような一曲です。
一度でもペットを飼ったことがある人なら、ペットとの思い出、愛情を思い出して泣ける歌なのです。
【泣けるポイント】
泣きべその帰り道 遠回りも出来なくて
うつむいたまま重いドアをゆっくりと開けると
不思議そうに首を傾げ 僕を見ている君がいる
涙の跡がなくなるまで 僕の頬をザラリと舐めた
この詞のすぐ後に「いじめっ子」とあるので平井さんがイジメを受けて辛い思いをしている姿が浮かんできます。
辛いことがあって泣きながら帰ったときに、愛犬ポールが傷ついた平井さんの悲しみに気がつき、慰めている様子が伝わってきます。
何も言わず聞いてくれる君を強く抱きしめたら
苦しそうに僕の胸でキュンと声を上げた
平井さんの苦しみを理解する愛犬ポールと愛犬ポールの存在が平井さんの心の支えとなっていることが、涙を誘います。
ただいまを言う相手も今はいなくなったけど
君と追い駆けたあの夕焼けを僕は決して忘れない
無くした物は数えきれないけど振り向かずに行くよ
君が教えてくれた温もりを胸に抱いて
いつも飼い主を待っていてくれた愛犬が帰宅したときにいなくなるということは、とても切ないことです。
平井さんは愛犬ポールとの思い出を胸に抱いて、愛犬ポールがくれた愛情を大切にして前に歩もうとしている姿が胸を打ちます。
気がつけば声を上げて泣くことも忘れたけど
本当はまだ泣き虫な僕を空から見ていてよ
君を忘れない
ペットロスから少し落ち着いたものの、まだ悲しい気持ちを抱えている姿が目に浮かびます。
まだ悲しくて仕方がない泣き虫の僕を天国(空)から見守って欲しいと願う飼い主である平井さんの心情が切々と伝わってきます。
そして「君を忘れない」という一言にすべての心情が込められています。
愛犬と過ごした日々は忘れようとしても忘れられない大切な思い出なのです。
『PAUL』平井堅
作詞:平井堅
作曲:平井堅
編曲:青山しおり
〈歌詞〉
泣きべその帰り道 遠回りも出来なくて
うつむいたまま重いドアをゆっくりと開けると
不思議そうに首を傾げ 僕を見ている君がいる
涙の跡がなくなるまで 僕の頬をザラリと舐めた
いじめっ子には勝てそうにもないけど頑張ってみるよ
擦り剥いた膝もママには内緒にしておいてよ
何も言わず聞いてくれる君を強く抱きしめたら
苦しそうに僕の胸でキュンと声を上げた
ただいまを言う相手も今はいなくなったけど
君と追い駆けたあの夕焼けを僕は決して忘れない
無くした物は数えきれないけど振り向かずに行くよ
君が教えてくれた温もりを胸に抱いて
気がつけば声を上げて泣くことも忘れたけど
本当はまだ泣き虫な僕を空から見ていてよ
君を忘れない
平井堅さんの『PAUL』は愛犬家に必須の一曲です。
「ハグペット」は、ペットロスの悲しみを乗り越えるための必需品です。
