2019年06月05日

『猫の老後生活』






飼い主にできる猫の老後生活の改善。



【老いのサイン】

愛する愛猫にも老いは確実になってきます。

一般的には、7歳から「シニア」とされます。


シニア期に入ってからは、飼い主の心がけが愛猫の老後を左右するのです。



【見た目の変化】

〈体格や被毛〉

「痩せてきます」

「白い毛が増えます」

「けづやが衰えます」

うちの子もだいぶ年をとったなぁ~と、はっきりわかる見た目の変化が表れてくるのは12歳くらいからです。

もともとの毛色がなんであれ、毛づやが衰えたように感じます。



〈歩き方〉

「歩き方がゆっくりになる」

「歩きにくそうになる」

若いときより歩き方が、どこかもどかしくぎこちないような歩き方をします。

歩く速度もトボトボと歩くようになります。



〈口の中〉

「歯肉の色がピンクではなくなり、赤黒くなる」

健康な猫の口の中はピンク色です。

それが赤、もしくは黒っぽくなっていたら歯周病などの可能性があります。



【行動の変化】

〈心〉

「見当識障害、空間認識の劣化」

高齢になると、トイレの場所が分らなくなることもあります。


「目的なく歩き回る」

意味もなく歩き回ったりすることがあります。


「記憶力の低下が見られる」

ご飯をもらったことを忘れて、何度もご飯を催促することがあります。

トイレの場所が分らなくなることがあります。


「飼い主や同居猫への振る舞いに変化が起きる」

飼い主への依存が強くなったり、同居猫に対して攻撃的になったりします。


「睡眠サイクルが変わる」

日中の睡眠が増え、夜に起きることが多くなり、睡眠が浅くなります。


以上のような変化が見られたら疾患の可能性があります。

認知症を疑ってください。



〈動き〉

「不安に関連した動きが増える」

老いるということは、体の機能が衰えることなので、猫の精神にも影響し、不安な気持ちが強くなります。


「食べ物への興味が減る」

猫は痛みや不調を表に出そうとしません。

食欲がなくなるということは、なんらかの病気であることが考えられます。


「刺激に対する反応が減る」

遊びなどに興味を示さなくなります。

あるいはいままで興味を持っていたことに反応しなくなります。


以上のような変化が見られたら疾患の可能性があります。

痛みを我慢していたり、関節などに原因があるかもしれません。レントゲン検査などで確認しましょう。



〈鳴き声〉

「過剰な鳴き声をだす」

この場合は、体を触ってあげるほうがいいのか、部屋を明るくすると落ち着くのか、それぞれの状況に合わせて対処法を探っていく必要があります。


「グルーミングをしなくなる。または過剰にする」

猫は、グルーミングをするのが普通です。

ですが、しなくなる、または過剰にするということは、なんらかの原因があるはずです。

飼い猫の普段のグルーミングの回数などを良く把握しておくことが大切です。



以上のような変化が見られたら疾患の可能性があります。

痛みを訴えている可能性があります。

内臓の疾患の疑いがあります。

夜鳴きが活発になれば甲状腺機能亢進症かもしれません。



〈排泄〉

「トイレを失敗する」

トイレの失敗は、泌尿器の疾患が原因かもしれません。

猫も高齢になるとトイレにいくことが億劫になります。


「水をよく飲む」

「トイレに行く回数が増える」

膀胱炎などの泌尿器系の病気の疑いが考えられます。



以上のような変化が見られたら疾患の可能性があります。

腎臓疾患、膀胱炎、尿結石、糖尿病などの可能性があります。



【認知症】

最近の研究では、猫にも人間のアルツハイマー型認知症と同じような脳の病変が発見されたという報告が出ています。

認知機能の低下は治ることはありません。



【その他】

同居猫の存在がストレスになることもあります。

その場合は、できるだけ接触を避けるような配慮をしましょう。


猫への一番の思いやりは「なるべく猫自身に選ばせる」ことです。


猫は「こうしなさい」と押し付けられることがストレスになります。

トイレやフードなども新しいものに変えるのではなく、猫に「好きな方を選んでいいよ」と選択させることが大切です。



【老いのサインに気づいたときにできる10のこと】

1 猫の老いを受け入れること。

2 動物病院の獣医師と信頼できる関係を築いておく。

3 猫の行動をよく観察する。

4 生活の習慣や接し方を工夫する。

 (猫の状況によって対応する。部屋を暗く、または明るくする。よく撫でる。あまりかまわないようにする)

5 生活環境を整える。 

 (室内の動線の見直し、段差の解消、寝床の移動や追加、トイレの数や場所など)

6 食事を見直す。

7 同居猫、動物との関係を観察する。

8 定期健診を受ける。

9 医療行為をどこまでするか、家族、獣医師と話し合う。

10 猫の性格も考慮し、一番いいと思う看取りを考える。



7歳を過ぎたら年に1回は定期健診をすることをおススメします。

シニア期の猫向けの検診は、「身体検査」「血液検査」「尿検査」が基本です。

あわせて「レントゲン検査」「エコー検査」をすると腫瘍などを発見することが出来ます。


他にも「血圧検査」「目の検査」も大切です。

シニア期の猫は高血圧になることも多いのです。

それと加齢になることで眼球が濁る白内障になることもあります。


いずれにしてもシニア期の猫の健康を守るためにも、飼い主さんが愛猫の老いの変化を見逃さずに、早め早めの対処が大切になります。



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posted by チャミーの父ちゃん at 09:24| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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