
猫の『おもしろ寝相』
『へそ天』
仰向け姿勢で寝転ぶ姿。
弱点であるお腹(へそ)を天井に向けた猫の究極のリラックスモード!
だらしなさ格別の寝姿。
思わずお腹に「ネコ吸い」したくなります!
『猫のひらき』
「へそ天」から前足、後ろ足をだらーんと伸ばした寝姿。
アジの開きに似ていることからこう呼ばれています。
体の表面積を広くすることで、体温を逃し、涼をとるという利点があります。
夏場や暑いときによく見られます。
警戒感まるでゼロ!
野生では考えられない!
これぞ家ネコの特権!
『ねじり寝』
体の柔軟性を活かし、体をねじった姿勢でぐっすり寝る寝姿。
“ねじり”に個性があるとか、ないとか?
ネコは柔軟動物なり~!
『アンモニャイト』
古代の海洋生物アンモナイトのように、まん丸になって寝るのが「アンモニャイト」です。
体温が逃げにくいため、寒いときによく見られます。
猫ナベに入るときもアンモニャイトとなります。
『ごめん寝』
スフィンクス座りから頭をペタンと下げ、前足に顔をうずめる寝方。
「すまん寝」とも言う。
ただ、「ごめん寝」は、安心は禁物です。
“まぶしい”環境であったり、ストレスが原因でこの寝姿になることがあるからです。
その場合は、飼い主が「ごめんね」です。
猫の『おかしな姿勢』
『香箱座り』
香箱とは、香木を入れた箱のこと。
前足と後ろ足を器用に折りたたみ、お腹の下にしまいこんだ座り方を「香箱座り」と呼びます。
英語では「catloaf(キャットローフ)」=一芹(いっきん)のパンの塊と表現します。
まぁ~お上品だこと!
『スフィンクス座り』
香箱座りから前足だけ伸ばした座り方。
前足がきちんとそろっているとエジプトの石像スフィンクスのような神々しさがあります。
お~、ネコ神様~!
『猫ナマコ』
香箱座りをキメているのにどて~んとした質感がする座り方。
猫ならではのやわらかさ、伸び感が強調された座り方を「猫ナマコ」と呼びます。
さらに尻尾が延びていれば「猫ツチノコ」となります。
これはナマコ?
ナマコではありません、ニャマコです!
『液状ネコ』
猫ナマコ、へそ天、猫開きよりもさらにゆるんでしまった状態を「液状ネコ」と呼びます。
ここまでくると、笑うしかない!
『スコ座り』
スコティッシュフォールドという品種のネコがよくする座り方。
パンダのようにお尻を床につけ後ろ足を投げ出し、前足をだらんと下げたスタイルのこと。
ちなみに、スコティッシュフォールドじゃなくても“あるある”です!
あなたの愛猫はどんな姿で寝ていますか?
愛くるしい姿、おかしな姿勢、面白い寝姿をしていませんか?
日々、愛猫のおかしな格好、おもしろ寝姿を観察することも飼い主の“幸せの瞬間”ですね。
さて、今日の愛猫の寝姿は?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。