
猫のオスとメスを直ぐに見分けられますか?
実は、猫のオスとメスの違いは“顔つき”と“体格”である程度識別することができます。
(猫に興味がない人にはチンプンカンプンかもしれませんが)
猫のオスの表情はメスよりもいかつく、体格もメスより骨格ががっちりしています。
(個体差はあります)
慣れないと聞き分けが難しいのですが、猫の声の高低でオスとメスを識別できるのです。
ある研究では、去勢したオス猫は、去勢していないオス猫よりも声が高い傾向があるという結果がでています。
猫の声の低さはホルモンと関係しているからです。
オス猫は去勢すると、声が優しい印象になります。
ただ、ホルモンバランスが変化するので、太りやすくなるので注意してあげましょう。
オス猫は、「ニャー」が、尻上がりに高い声になる傾向があります。
逆にメス猫は「ニャー」が、尻下がりで低音になる傾向があります。
(聞き分けるのは難しいですが・・・)
〈猫の豆知識〉
「去勢したオス猫は声が高くなる。メス猫は声が尻下がりになる!」
【猫の感情を知る方法は】
猫の耳は優れた機能を持っています。
猫の耳は音を効果的に集める「集音装置」なのです。
興味をもった音の方向を素早くとらえるために機敏に向きを変えます。
また、猫の気持ちは「耳」によく表れます。
後ろを向いている猫に名前を呼んでも振り向きもしない、なんてことよくありませんか?
そんなときでも猫は耳だけを動かして反応しています。
そうです、ちゃんと名前を呼ばれたことを認識しているのです。
猫は、耳だけちょっと動かすことで「ちゃんと聞いてるよ!」って、言っているのです。
耳が横にペタンと倒れた状態(通称「イカ耳」)は、困ったときの耳です。
これは不安で攻撃性が高まっている状態です。
この状態のときに猫に触れると攻撃されるので、触らないことです。
「目は口ほどにものを言う」ということわざがありますが、猫の場合「耳は口ほどにものを言う」のほうが当てはまりそうですね。
〈猫の豆知識〉
「猫の気持ちを知るには耳を見るべし!」
お読みいただきありがとうございました。
