2019年06月25日

『猫の目ヤニに注意する』



猫の目ヤニに注意する。


【目ヤニは色に注意する】

猫は顔を洗う生き物です。

ときどき目ヤニをつけています。

猫の飼い主さんも目ヤニを気にするひとが多いようです。


〈目ヤニはまず色を見ます〉

茶色や薄茶色なら普通です。

白っぽいと外傷。

涙をともなうとアレルギー性の目ヤニの可能性が高いです。

黄色から黄緑色のねばつく目ヤニは猫カゼの可能性が高いです。

他にも肺炎を起こすマイコプラズマという細菌が関与していることもあります。



【ときどき涙目になっている】

猫の涙目とは、流涙症(りゅうるいしょう)のことです。

角膜や結膜炎が原因で涙の分泌が多くなる場合と、涙小管や鼻涙管が狭くなって、涙が鼻に排出されずに外に流れる場合があります。


猫が悲しくて涙をこぼした、という話をたまに聞きますが、猫の涙は感情からではなく、何らかの疾患によって目から溢れ、外に流れるのです。


ヒマラヤンやペルシャなどの短頭種では涙が鼻に排出されにくく、まぶたの外へ出て目元の毛を汚してしまいます。

この汚れが恒常的になると涙ヤケとなって目元の毛が変色してしまいます。

このようなことを気がついたら、お湯を湿らせたコットンか清拭剤で拭いてあげましょう。



【目に白い膜が出ている】

猫の目頭には、眼球を保護する瞬膜と呼ばれる白っぽい膜があり、まぶたを閉じたときに出て、開けたときには引っ込みます。

膜は寝起きに少し見られるくらいで通常は見えません。

(麻酔が効いたときに見られるので、筋肉の収縮と関連していることがわかる)


この瞬膜がずっと出たままになるのは、猫がなんらかの原因で体調を崩しているときだけです。

目の外傷が原因であれば、片方だけに、寄生虫感染など何らかの理由で体調が悪いと両方の瞬膜が出ます。

ごくまれに神経系の異常の場合もあります。


5ad9f8e819ee861d008b4615.png


【目ヤニを取るときの注意点】

①   背後からそっと近づく。顔の正面から近づくと猫は警戒する。

②   お湯で湿らせたガーゼやコットンで優しく拭きとる。デリケートな部分は綿棒で。

③   けっして乱暴に拭き取らない。少しずつそっと拭く。

④   人間用のウェットティッシュは使わない(アルコール分が含まれているので皮膚がただれたりする。目に入ったら大変です)。ペット用の目ヤニ取りシートも市販されています。



【愛猫の健康チェック】

猫を飼っている飼い主さんたちのアンケート調査で健康チェックの目安にしていることは、


・目ヤニ、目の状態。

・普段とは違う行為。

・尿や便の状態や回数。

・体重の増減。

・被毛、皮膚の状態。

・体を触ったときの違和感の有無。

・口臭、歯や口腔内の状態。

・耳垢、耳の匂い、耳の状態。

・肛門まわりの状態。


などです。


ひどい目ヤニは猫カゼが心配。

瞬膜は体のSOS。

猫は目を見て健康状態がわかります。


愛猫の健康を守ってくれるのは、飼い主さんしかいません。

常日頃から、愛猫の健康状態をチェックして、長く一緒にいられるようにしましょう。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 08:12| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください