2019年07月11日

『猫のアレルギーやノミ、ストレス』





なめたり咬んだりやめられない!

【なめては咬むのを繰り返す】

皮膚病で最もよく見られるのがアレルギー性皮膚炎です。


・アトピー性皮膚炎

 免疫反応が過剰となって起こり、かゆい発疹がでます。


・食餌アレルギー性皮膚炎

 特定の食材に対してアレルギーを発症します。


・アレルギー接触性皮膚炎

 食器や首輪など皮膚や粘膜に接触するものがアレルゲン(原因物質)となります。


・ノミアレルギー性皮膚炎

 ノミ過敏症に伴う皮膚炎と吸血によるかゆみがあります。


また、ネコハジラミは表皮の剝型を食べるのでかゆくて皮膚をよく舐めます。

感染症では真菌性皮膚炎などがあり、皮膚に赤いリング状の跡が出来ます。


猫の下顎部に発症する猫挫創(猫ニキビ)は、顎の下だけにかゆくてもなめられませんが、家具の角などで擦ることはします。

スタッドテイルと呼ばれる尾の背部付け根にある分泌腺の炎症も脂っぽくてかゆがります。


アレルギーの原因と思われるものは除去し、自己免疫系や遺伝的要因が考えられるなら、サプリメントや食事の改善で治療していきます。



【後ろ足でボリボリ体をかく】

猫は、後ろ足で耳を掻くことがあります。

ノミの吸血による痒みだと、耐え切れずに痒いところを咬むことがあります。

もし大量にノミが発生したときは、ノミ駆除剤を塗布して駆除します。

地肌に細かい砂を散りばめたように見えるのはノミの糞で、シャワーで流すと糞が溶けて赤い泥水となって流れます。

室内が一年中温かいと孵化に好条件となって、一年中発生してしまいます。

ノミの卵や幼虫は床に落下しているので掃除機で吸い取り、猫の寝床用のタオルなどはまとめて処分しましょう。



【ストレスによる強迫行動】

猫には、前足や内股の一定の場所を舐め続ける舐性皮膚炎(しせいひふえん)という病気があります。

これは猫自身のストレスによる強迫行動であり、無意識になめてしまっているのです。


犬でも常道障害による舐性皮膚炎があり、尻尾を咬む自傷行為もあります。

猫の場合、不安やストレスから逃れるために転移行動が過度なグルーミングとなった自傷行為だと考えられます。

これは猫の内的な疾患であり、運動不足や多頭飼育など生活環境のストレスが強いことが要因として考えられます。

猫の舌はザラザラで硬く、なめすぎると皮膚が失われて筋組織が露出してしまうこともあります。

そうなってしまう前に、飼い主が原因に気づいて対処してあげることが大事です。

生活環境を改善し、ストレスを和らげることが予防と症状緩和につながります。


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【猫がかゆがる皮膚病・アレルギーリスト】

・アトピー性皮膚炎

・食餌アレルギー性皮膚炎

・アレルギー接触性皮膚炎

・ノミアレルギー性皮膚炎

・耳ダニ症

・真菌性皮膚炎

・日光皮膚炎

・好酸性肉芽腫症候群



【まとめ】

あまり熱心に舐めていると皮膚炎になることもあります。

舐めたり咬んだりやり過ぎるのは、皮膚病のサイン。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 20:04| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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