
【猫の遊びと本能】
猫って遊び好きですよね!
でも、夢中で遊んでいると・・・。
カミカミ、ケリケリ。
牙を立てて噛みつき!
抱え込んでキック!
なんてこと、猫を飼っている人であれば一度は経験あると思います。
猫の遊びの多くは生得的(生まれ持った)なものです。
どんなに利口に見えても、飼いならされた飼い猫でも、本能は失われません。
また、猫にとって遊びは狩りの能力を鈍らせないための練習でもあるのです。
ですが・・・。
おもちゃでも人の腕が相手でも、じゃれているうちに本能がよみがえり、つい力が入ってしまいます。
猫は獲物をしとめ、最後にあがくときに致命傷を与えて確実に息の根を止めることに快感を覚えるものです。
落ち着いて遊んでいるときはツメを出しませんが、だんだん本能が姿を現してきて、本気になってくると、鋭いツメが出てきます。
猫に噛みつかれて、抱え込まれてネコキックをされて喜ぶ人もいるとか・・・。
飼い猫であっても本能は完全に失われないのです。
ご注意を・・・。
〈猫の豆知識〉
「猫は遊んでいるうちに本能がよみがえって本気になってくる!」
【猫は気配を消す】
猫は「それ無理じゃん!」と思う狭いところにも入って隠れようとします。
段ボール、家具のすき間などの狭い空間が大好きです。
猫が狭いところに入りたがるのは、身の安全を確保するためです。
また、狩りをするために気配を消す目的もあります。
猫にはヒゲレーダーという優れものがあります。
猫が目的の場所に入れるかどうかは、ヒゲで計測します。
対象物の幅や空気の流れなどを察知する空間認識するのにヒゲレーダーが働くのです。
飼い猫となると、気配を消す本能も薄れ気味ですが、本能は本能!
やっぱり本能には逆らえないのです。
気づかれないように気配を消したいのです!
ですが、ときとして「頭隠して、尻隠さず」なんてことも・・・。
「それで隠れているつもりか?」って、突っ込みたくなることもしばしば。
猫は本能的に狭いところに入ると落ち着くようです。
その日の気分で入る場所を選んだりします。
だから、猫が隠れられる場所を複数設置してあげるといいのです。
〈猫の豆知識〉
「猫は隠れるのが好きすぎ!」
お読みいただきありがとうございました。
