
【猫に不要な食べ物】
その昔、猫の食事と言えば「猫まんま」でした。
えっ?
「なにそれ?」って、思うか、「そうだよっ!」と思うかで年齢がわかりますよ~!
「猫まんま」の代表的メニューは、ご飯(白飯)に鰹節をかけたもの。
または、人間の食事の残りものに味噌汁などをかけたものです。
(これって、犬飯じゃねっ~!)
なんて、話はさておき、猫に食べさせてはいけない食材があります。
猫育歴が浅い人のなかで、猫にも野菜を食べさせようとする人が稀にいるようです。
ですが、雑食性の犬とは違い、猫は完全肉食動物です。
ですから、野菜の摂取は不要です。
江戸時代以前の日本では伝統的に肉食文化がありませんでした。
なので、猫に魚を与えていた習慣があります。
猫はやっぱり魚が好き!
(サザエさんの影響でしょうか?)
というのは、はずれではないものの、ドンピシャでもないのです。
猫は魚より肉が好きなのです!
ただ、魚も食べます。
この魚の中で注意するものがあります。
それは「鯖(サバ)」です。
サバなどの青魚は猫の体によくありません。
魚を猫にあげるときは、青魚を避けましょう。
基本的に、キャットフードであれば問題はありません。
それと、食べ物ではありませんが、注意が必要なものが「キウイ」です。
キウイはマタタビ科の植物です。
キウイの葉や枝に猫は反応します。
要するに、酔っぱらいます。
キウイを猫の手(足?)の届くところに置かないようにしましょう。
余談ですが、猫の背後に「キュウリ」をそっと置くのは止めましょう!
「なぜ?」って。
猫は、ニョロニョロ、つまり長いものが苦手なのです。
猫の天敵は蛇です。
振り向いたときに背後にキュウリがあると、天敵の蛇が来た~と思ってびっくりすることがあります。
猫は、キュウリを蛇だと勘違いしてしまうほど、蛇が怖いのです。
飼い猫にイタズラしようとして、猫の背後にそっとキュウリを置いて驚かせて、喜ぶのは止めましょう。
爆笑できますけどね!
でも、猫に嫌われますよ!
猫にだって、苦手なものもあれば、プライドもあるのですから。
〈猫の豆知識〉
「猫の健康維持に野菜は不要!」
【猫の苦手な音】
猫って音に敏感ですよね!
それぞれの猫で苦手な音に違いはありますが、共通して苦手な音があります。
〈猫が苦手な音〉
「玄関チャイム」
「掃除機の音」
「ドライヤーの音」
「缶詰を開ける音」
「携帯電話の着信音」
「低~い声」
「黒板をひっかく音」
などです。
大きな音、猫同士の喧嘩を連想させる音、低音の声、自然界にない不自然な音などが苦手なのです。
玄関チャイムがなっただけで、隠れてしまう猫もいます。
猫は聴力が優れているので、ちょっとした音にも反応します。
猫にとって、不自然な音は小さな音量でもストレスになることがあります。
また、音に関連して嫌な経験をすると、余計にその音が嫌いになります。
たとえば、チャイムが鳴る→見知らぬ人が来る→怖い思いをした。
こうした経験をすると、チャイムが鳴ると、「また怖い人が来た」と思って警戒するのです。
意外なのが「人間のくしゃみ」です。
猫は、突然大きな音がするとびっくりするのです。
いまは新型コロナウイルス予防のために猫と接するにもマスクをしたほうが良いです。
くれぐれも外から帰宅して飼い猫にクシャミ爆弾をくらわすのは、止めましょう。
冗談ではすみませんよ!
猫も新型コロナウイルスに感染しますから!
猫は、人間が聞き分けられない音を聞き分けることで、身の安全をはかっているのです。
猫は、静かな空間と時間を好むものなのです。
〈猫の豆知識〉
「猫は突然鳴る大きな音、自然界にない人工的(不自然)な音が苦手!」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
