
【猫はとってもキュート】
猫って、どうしてあんなに可愛いのでしょうか?
科学的に考えてみましょう。
キュートで可愛いと思う代表格なのが「赤ちゃん」でしょう。
人間の赤ちゃんは、丸い顔、大きい目、小さな鼻や口、広く突き出た額、まん丸のほっぺ、短い手足など、小さくてかわいいパーツだらけ。
こうした特徴のことを「ベビースキーマ(幼児図式)」と呼びます。
実は、猫はこのベビースキーマ(図式)にぴったり当てはまっているのです。
子猫はもちろんのこと、大人になってもあどけないかわいらしさが失われにくいのです。
そのため、私たち人間にとって「かわいい!」という脳への刺激となり、それが「守りたい」という感情につながると考えられているのです。
要するに、母性本能や父性本能を刺激されるのです。
よく、「犬派」「猫派」といいますが、犬派の人は犬をパートナーとして捉えているところがあるように思えます。
一方、猫派の人は、猫を「我が子」と見る方が多いという印象があります。
猫は、小さくて赤ちゃんみたいなんですね!
滑らかな毛並み、ふかふかの肉球もかわいい要素ですね。
猫は、ぬいぐるみのように人間がかわいいと思う要素がつまっているのです。
〈猫の豆知識〉
「猫をかわいいと思う理由は、心理学でも証明されている。理屈抜きでかわいいのが猫なのです!」
【猫のいろいろな愛情サイン】
猫は犬に比べると愛情表現は控えめです。
猫は「気まぐれ」と、よく言われますが、ときどき「好きのサイン」を送ってきます。
猫がたまらなくかわいいと思う瞬間です。
猫は、けっして冷たい生き物ではありません。
猫だって犬に負けないくらい愛情を持っている生き物です。
ただ、犬とは愛情の表現が違っているだけなのです。
「犬は好きだけど、猫は好きじゃない」
という人がいます。
その理由は猫が犬のように直情型の分かりやすい愛情表現をしないからだと思います。
ですが、犬視点で見ずに猫特有の愛情表現を理解することで猫嫌いの人も猫好きになるのではないかと思っています。
〈猫の愛情サイン〉
シッポを立てる。
体をスリスリこすりつける。
ゴロゴロ喉を鳴らす。
無声で口だけ開けて「ミャー」と言う。
布団に入りこんで来る。
目が合うと目を細める。
足にまとわりつく。
寄ってきてゴロンと転がってお腹を見せる。
手などをやさしくなめてくる。
猫同士でなめあうグルーミングは猫間の「好きのサイン」です。
これはもともと親猫が子猫にする行動です。
愛情なくしては行いません。
猫は猫なりにスキンシップして愛情を示しているのです。
〈猫の豆知識〉
「猫は控えめですが、ちゃんと愛情表現をしている愛情深い生き物なのです!」
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