2020年10月09日

『ハッピーから学ぶ、初めて子猫を育てる人のためのアドバイス!(2) ~「子猫を“より”楽しませる遊びのテクニック」【前編】~』




【子猫にとって遊びとは?】

前回、子猫にとって「遊び」とは、狩りの本能を満たすものであり、飼い主とのコミュニケーションをはかることであり、身体と心を発達させるために必要なことだと述べました。


猫を愛する飼い主にとって、飼い猫との“遊び”は「至福の瞬間」と言えるでしょう。

夢中で遊ぶ飼い猫の姿に癒され、増々愛情を強くする、そんな瞬間ではないでしょうか。



また、最近は猫の肥満が問題になっています。

明らかに「食べすぎ」「運動不足」な猫もいます。


これは基本的に飼い主の責任ですが、猫にも個性がありますから、「食いしん坊」の猫もいるのです。


ですが、人間でもそうであるように、「食いしん坊」は、「怠け者」だったりします。

猫の食いしん坊も、運動嫌いであることがあります。


猫の肥満も人間と同じように病気のリスクが高まります。

また、万が一なんらかの手術をするときに脂肪があると手術が難しくなります。


飼い主が甘やかして食べ物を上げすぎる→バクバク食べてしまう→肥満になる→運動不足になる→ますます怠け者になる→肥満が増加する→病気のリスクが高まる。

という連鎖が起きてしまいます。


しかし、こう言う飼い主の方はいませんか?

「えっ、うちの子(猫)は痩せてますけど・・・」


実は、見た目には痩せて見える猫、小食な猫でも体内に脂肪が付いているケースがあります。

(わたしが以前飼っていたトラ猫のチャミーがそうでした。小食だし、見た目に太っているとはとても見えませんでした。ですが、獣医師に「脂肪が多い」と言われました。)


つまり、小食な猫でも、見た目には太っていない猫でも脂肪がたまっていることがあるのです。


では、どうしたらいい?


結局、人間とほぼ同じです。

食事制限と運動しかないのです。

よほど肥満している猫以外は食事制限の必要ありませんが、どの猫でも必要なのが「運動」です。

猫にとって「運動」とは、「遊び」です


猫も人間と同じように高齢となってくると、動かなくなります。

ですから、大切なことは子猫の頃から運動(遊び)の習慣をつけることです。


その遊びには、「猫が興味をもってちょっと楽しむもの」と「猫が興味津々で夢中で遊ぶもの」があるように思えます。


子猫のうちに遊び(運動)の習慣をつけることは、飼い主の喜びでもあります。

是非、コツをつかんで楽しく遊びましょう。




【猫がより楽しむ遊びのコツとは?】

遊び方のコツなんて知ってるよ!

と、猫育てベテランの方は退屈かと思いますが、意外に猫育てベテランの方でもコツをつかんでいない方がいらっしゃるのも事実のようです。

(今回は特に猫育て初心者向けの内容です)



前回の記事で子猫にとって良いおもちゃは猫の本能である狩りを疑似体験させてくれるものだと述べましたが、遊び自体が同じ意味となります。




《子猫がより楽しむ遊ばせ方のコツ1》

猫遊びキーワード = 『捕食』


猫の狩りの対象は?

ずばり、「ネズミ(小動物)」「小鳥」、それと「昆虫などの小さな生き物」が主なものです。


ですから、子猫と遊ぶときにこの「捕食」ということを中心に考えて遊ぶことによって、猫の楽しみは増えるのです。


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もちろんいろいろな遊び方があり、猫の個性によっても違いがありますが、この記事では猫全般に共通する遊びという概念で述べていきます。


人間の子どもとの遊びと猫の遊びの違いは、根本的に猫の遊びは、「捕食」することが猫の本能を刺激するものであるという点にあります。


ですから、おもちゃなどを使っても「生き物の動きにする」ことで猫はよりよく楽しみます

「ネズミが逃げる」→「猫は捕まえたくなる」

「小鳥が飛んでいる」→「猫は捕まえたくなる」

このようにどのようなおもちゃを使用しても、「小動物のような動き」を真似することで猫は本能を刺激されます

作られたおもちゃに生き物としての動きを飼い主が吹き込むことで猫はより楽しく遊ぶことができるのです。


この「捕食」というのが猫遊び全般に関わっている重要なポイントです!





《子猫がより楽しむ遊ばせ方のコツ2》

猫遊びキーワード = 『隠れたかと思ったら逃げる(現れる)』


猫じゃらしを振っても猫が喰いついてこない!

なんて悩みをお持ちの方いませんか?


猫じゃらしや釣り竿などのおもちゃで遊ぶときにより良く猫に興味を持たせるためには、この『隠れたかと思ったら逃げる(現れる)』というキーワードが大切となります。


猫は「そこにあるもの」よりも「隠れようと逃げるもの」に興味を持ちます

ですから、猫じゃらしを猫の前にちらつかせたりして誘ったあとに、ずっと猫じゃらしを猫に見せたままでは、興味は半減してしまいます。

(もちろん猫は遊びます。個体差もあります)

ですが、より猫が楽しむ方法は、「現れる」→「隠れる」→「また出てくる」→「また隠れる」というものです。


猫の習性として、「逃げるものを捕まえたくなる」というものがあります。

ずっと、猫じゃらしなどのおもちゃを猫の目の前に出したままだと、飽きるのが早くなります。

そうではなくて「出ては隠れる」「隠れたはずなのにまた出てくる」という動きをすると猫は捕食の本能を刺激されます。


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猫と遊ぶときに「どうもノリが悪いな~」と思ったら、「現れたかと思ったら隠れてしまう」「隠れたかと思ったら逃げる(現れる)」というキーワードを思い出してください。






《子猫がより楽しむ遊ばせ方のコツ3》

猫遊びキーワード = 『素早い動きと静止状態をおりまぜる』


猫という生き物の特徴は、「動体視力」がとても優れている点です。

これは猫の捕食対象の生き物がネズミや小鳥、昆虫などの小さくて動きが速い生き物を捉えるために必要な能力です。


おそらく動体視力に関しては犬よりも猫のほうが優れていると思われます。

猫が興味をそそられるものは、「素早く動くもの」です



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ですから猫じゃらしなどのおもちゃを「素早く動かし、ピタッと止める」

「止まったかと思ったらまた素早く動く」こうした動きをされると猫は本能を刺激されて飛びついたり、捕まえたりしたくなるのです。


逆にあまり良くない遊ばせ方は、「のそのそとおもちゃを動かす」「子猫が追いつかないほどずっと素早く動かす」というやり方です。

ずっと猫が追いつけないほど素早く動かすのは疲れますから、こうした方はあまりいないと思いますが、のっそりとおもちゃを動かして遊ばせる方がいます。

それでももちろん猫は動いているものに反応しますが、より良い遊ばせ方ではありません。

同じリズムでずっと猫じゃらしを振るなどは、猫にとってはあまり良くない遊びです。


大事なことは「素早く動きこととゆっくりと動く(止まるを含む)」という動作を織り交ぜることです。




「子猫を“より”楽しませる遊びのテクニック」【後編】に続く。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。








posted by チャミーの父ちゃん at 13:28| Comment(0) | ハッピー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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