2019年09月06日

『老犬の介護に疲れたら』




老犬の介護に疲れたら!


【完璧を目指すと長続きしません】

老犬となり介護が必要になったとき、飼い主は愛犬のために一生懸命介護する方が多いでしょう。

愛犬のためにと思って頑張るのです。

しかし、犬は話すことが出来ないので、介護していると「本当に愛犬のためになっているのかな?」「自分で歩くことが出来ないのに、こんな状態で幸せといえるのかな?」と飼い主は悩むことも多いと思います。


老犬の介護は、オシッコや便の処理をしたり、食事を与えたり、粗相をしたら洗濯をしたりと、やることは増える一方です。

ただでさえ忙しい毎日を送っているのに、つきっきりで介護するのはストレスを感じてしまうでしょう。

将来を悲観したり、疲労でイライラしたりしてしまうこともあるでしょう。

そうした自分に自己嫌悪してしまって落ち込むこともあるでしょう。

愛犬の介護にはストレスがつきものだと割り切りましょう。

完璧を目指すと長続きせず、心の余裕がなくなってしまいます

決して無理をし過ぎないことが肝心です


今の日本社会では、愛犬の介護をするということが日常的なことになっていないので、世間の理解はまだまだされていないのが現状です。

人間の場合は、介護を手助けしてもらえる制度が増えていますが、愛犬の介護にはありません。


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【自分一人で抱え込まない】

人間の介護の場合は、想像力が働くので周りも大変さをある程度理解してくれます。

でも、犬の介護の場合は、誰に相談していいのか悩んでしまいます。

犬を飼ったことがない他人にとっては、飼い主が疲れたとき、そばにいれくれた犬、気分がいら立っているときもいつも普段通りに接してくれた大切な存在なのだということは、理解しづらいのです。

話してみて、理解してもらえないことほどつらいことはありません。


基本的には、かかりつけの獣医師に犬の介護について相談するのが一番いいでしょう。

犬が若いときから獣医師は面倒を見てきたのですから。

そういった意味でも飼い犬の主治医を持つことは重要です。


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【愛犬を預ける】

〈動物病院に預ける〉

どこの病院でもやっているとは断定できませんが、犬の介護に疲れたときは、動物病院で預かってくれます。


〈ペットシッターに預ける〉

動物病院に預けるのは、愛犬が怖がるなどの理由で敬遠する方におススメなのが、ペットシッターに頼んで自宅で老犬を見てもらうことです。

ペットシッターなら、床ずれを起こさないように寝返りをうたせてもらったり、排便、排尿をさせてくれます。

罪の意識(罪悪感)を感じる必要はないのです。

少しの時間でも誰かに助けてもらうと、気分的に随分と違ってきます。

何もかも自分でしようなどと抱え込まないで、いろいろな人の手を借りて介護すると随分違いが出てきます。


飼い主もずっと犬の介護に追われているとストレスが溜まり病気になることもあります。

そうなると飼い犬の介護どころではなくなってしまいます

変に気真面目に考えずに旅行や気晴らしをして、命の洗濯をすることで、また元気に愛犬の介護をすることができます。

愛犬にとっても飼い主が元気を失っていくのは悲しいものです

飼い主が元気であってこそ、愛犬の介護が出来るというものです



【犬を介護している人と話をする】

いまはネットが普及している時代です。

犬の介護をしている人とサイトなどのインターネットを通して交流を持つことが出来ます。

同じような体験をしている人はけっこういるものです。

そうした人たちと交流したり、情報を交換したり、励まし合うことができれば、心強い味方を得たようなものです。

また、その人なりの介護の工夫をしていることも多いので、良い情報を得ることが出来るかもしれません。


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【自分の健康管理はしっかりと】

犬の介護をずっとしていると精神も体も疲れてしまうものです。

自分では元気なつもりでも、ストレスや疲労が蓄積されていることがあります。


・腰痛、膝の痛み。

・頭痛、肩こり。

・胃炎、下痢や便秘。

・風邪をひきやすくなった。

などの症状が犬の介護をするようになってから見られるようなら、飼い主の生活の改善が必要です。


改善には、

・部屋を暗くしてぐっすり寝る。

・ぬるめの湯にゆっくりつかる。

・寝る前にストレッチをする。

・おいしいものをゆっくり食べる。

・肩が凝ったら首をよく回してストレッチする。

・腰が痛くなったら、腰をよく伸ばす。


犬は気持ちを言葉で飼い主に伝えることが出来ません。

飼い主が愛犬の気持ちを汲み取ってあげなければいけません。

飼い主が疲れていたり、イライラしていると、犬の看病をキチンと出来ません。

犬にもそのイライラが伝染します。

だからこそ、飼い主は愛犬のためにも、自分の健康管理をすることが大切なのです。



【考え方を切り換える】

老犬になると、愛らしかった若いときと違って白内障になったり、目ヤニがでたり、夜鳴きするようになったりと変わってきます。

飼い主は使命感に燃えて必死に介護しますが、思った通りに行かなくて、ふさぎ込んだり落ち込んだり、イライラしたりします。

完璧に介護をこなそうとすると大変です。

思い切って肩の力を抜き、気持ちを切り替えましょう。


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【愛犬の介護に大切なことは】

愛犬の介護にもっとも必要なものは飼い主さんの笑顔と愛犬の愛情です

完璧にやることばかりに目が行ってしまうと愛情ではなく、義務感からのお世話になってしまいます。

愛犬にとっては飼い主が世話をしてくれるだけで嬉しいものです。

もっといえばそばにいてくれること。

話しかけ、名前を呼んでくれることが嬉しいのです。

ですから、飼い主の心に余裕がなければいけません。


“この世に完璧なものなどない“

そう思いましょう。


やがて愛犬が天国へ旅立っても、介護のことで後悔することはありません。

愛犬の介護に後悔することがペットロスを重症化させてしまう危険があるからです。


この世は諸行無常なのです。

(すべては移り変わっていくもの)

「無理せず、怠けず」でやればいいのです。

怠けもしないけれど、無理もし過ぎないことが大切です。


愛犬の介護を、愛情をもってしてあげることで、愛犬との絆はさらに深まるのです。

愛犬にとっては、介護が必要なほど衰えてしまいましたが、飼い主が普段より面倒を見てくれるので、幸せな時間が増えたと思っているはずです。



【まとめ】

・完璧な介護を目指すと長続きしない。

・老犬の介護にまず必要なのが、飼い主が元気であることです。

・介護は飼い主の愛情の表現形式にしか過ぎませんから、心の余裕と愛情をもってすることが大切です。

・介護を通して飼い主と愛犬の絆はより深まります。


お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 14:40| Comment(0) | 犬の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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