2019年06月29日

『犬の病気(外耳炎)』






犬の病気(外耳炎)

【犬の病気(外耳炎)】

外耳炎耳道に炎症を起こす疾患です。

耳の垂れ下がっている犬に多く見られます。

耳の垂れ下がっている犬は、風通しが悪いために耳の病気になりやすいのです。


犬が最もかかりやすい病気のひとつです。


悪化すると耳道をふさぐこともあります。



【症状】

・耳に痛いような痒みがあるため、頭を傾けたり、振ったりする。

・後ろ足で耳を掻こうとする。

・前記の初期症状を放置しておくと、酸っぱいような臭いの耳垂れが出てくる。

・耳の近くを触ろうとすると嫌がる。

・黒っぽい耳垢が出る場合は、ミミダニによる外耳炎が考えられる。

・耳が赤く腫れる。



【原因】

解剖学的に耳が垂れ下がっている犬は、風通しが悪い(空気の流れが悪い)ので外耳炎になりやすいです。

典型的な犬種がコッカー・スパニエルです。

その反対に、耳が立っていて、風通しがいいのに外耳炎になりやすい犬種が柴犬です。

柴犬は、アトピー性皮膚炎を持っている犬が多いので、耳が立っているにも関わらず耳道が炎症を起こしやすいのです。


原因として、ミミダニ、細菌、マラセチア菌、真菌などがあげられます。

ミミダニによる外耳炎は黒っぽい耳垢がでます。



【治療】

原因にあった治療が大事です。


例えば、

アトピー性皮膚炎を持っている犬はそれを抑えないとなかなか完治しません。


一方、ミミダニが原因の場合は、ミミダニを駆除しないといくらこまめに洗浄しても治りません。


耳が炎症を起こしているので、こまめに耳道の洗浄をします。

耳道の腫れがひどいと洗浄液が入らないため、外科的に耳道切開をしないといけない場合もあります。


外耳炎にかかったからといって綿棒で耳道をきれいにし過ぎると、耳道を傷つけることになります。

目で見える範囲を優しくこする程度にとどめておいてください。


若いころ外耳炎にならなかった犬も、年をとって免疫力が落ちると難治性の外耳炎になり、なかなか治らない場合もあります。

癌の場合もあるので要注意です。


外耳炎は治りにくく、治療が長期化します。

また、治っても治療を止めるとまた悪化してしまいます。

そして、毎年繰り返すことも多いです。



【予防】

シャンプーの際は、耳に水が入らないように注意しましょう。

耳道をのぞき込んで、汚れていないかこまめにチェックすることが大切です。


また、アトピー性皮膚炎が原因の場合は、アトピー用の処方食にかえると外耳炎になる確率が少なくなります。


耳の内部を清潔に保つことが予防につながりますが、耳掃除のし過ぎによる擦過傷や間違ったケアにより耳の中を傷つけてしまうことが原因になってしまうことがあるので注意してください。


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【かかりやすい犬種】

アメリカン・コッカー・スパニエル

イングリッシュ・コッカー・スパニエル

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

シーズー

柴犬


など。



【早期発見のポイント】

・若いころから、外耳炎になりやすい体質の犬は生涯を通じてなりやすいので注意する。

・耳を振る。

・頭を傾ける。

・酸っぱいような嫌な臭いがする。


耳の垂れ下がっている犬種と柴犬は特に注意が必要です。


日頃から愛犬をよく観察しましょう。

どんな病気でも、早期発見が第一です。



お読みいただきありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 08:07| Comment(0) | 犬の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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