2020年03月06日

『犬にご褒美(おやつ)を与える注意点』




【犬にご褒美を与えることは・・・】

犬をしつけるために(何かを教えるため)に、ご褒美を使うのは効果的です。

ですが、これにはタイミングが重要なのです。

ある行動を学習させるには犬がその行動をした直後に褒美を与えないと意味がないのです。



東京大学の行った研究では、教えたい行動の0.3~2秒以内にご褒美を与えると、快楽物質であるドーパミンが出て神経細胞をつなぐシナプスの結合が強化されることが分りました。


逆にいうと、2秒過ぎると学習とは結び付かずに、単なる“おやつ”になってしまうのです。

単純に犬が得するだけです。

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これは犬が悪さをしたときも同じです。

その行動(悪さ)をした直後に正しくしつければ「これはいけないことなんだ」

と覚えることができますが、しばらく経ってから叱られても犬は出来事と結び付けることが出来ません。

だから、飼い主の留守中にやったイタズラは犬にとっては大昔の出来事なのです。


ただ、最近のペット動画などを見ていると思いますが、けっこう自覚(悪さをした)のある犬がいるのではないか?

と思えるものがあります。

もしかしたら個体差で、実は悪さを自覚している(覚えている)犬もいるのかもしれません。

だとしたら確信犯ですね!



〈犬の豆知識〉

「犬に何かを教えるには、2秒以内にご褒美を与えること!」





【犬も不信感を持つ?】

犬はバカじゃありません。

前回の記事でも書きましたが、けっこう賢いのです。

(個体差があります)


おやつで釣っておいて実際にはなにも与えてくれないと、「この人は自分を騙す。信頼出来ない」と覚えてしまうのです。

犬はちゃんと人間の人柄を見ているものなのです。



京都大学が行った実験にこんなものがあります。

容器を二つ用意して、一方にだけおやつを入れます。

最初におやつを入れた容器だけを見せ、人が指さしで犬に教えます。

犬は容器をのぞいておやつを発見し、おやつを食べます。

次に両方の容器を見せ、空の容器のほうを指さします。

指さされたとおり空の容器に向かった犬はおやつが入っていなくてがっかりします。

最後に、最初と同じようにおやつ入りの容器を指さすと・・・。

これまで素直に指さされた容器に向かった犬が、最後は従わなかったことが多くなったのです。

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この実験から分かったことは、「犬は一度嘘をつかれるとその人を信用しなくなる」

ということです。

犬だって人間と同じように嘘をつかれたら傷ついてしまうのです。


犬を見くびって安易な嘘をついたり、遊びのつもりでからかったりすると、犬の信頼を失いますので、ご注意ください。



〈犬の豆知識〉

「犬は嘘をついた人を信用しなくなる!」



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 11:35| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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