2020年04月24日

『猫を襲う突然変異した猫コロナウイルス! ~ペットを守ろう~』




【猫を苦しめる突然変異したコロナウイルスによる難病】

世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスですが、人間から猫に感染することがあるとお知らせしました。

ですが、別の話があります。


猫の間で、突然変異したコロナウイルスによる難病があり、多くの猫と飼い主が苦しんでいるのです。

この猫を苦しめる難病は、猫腸コロナウイルスの突然変異によって発症する猫伝染病腹膜炎(FIP)と呼ばれるものです。


猫伝染病腹膜炎(FIP)は、有効な治療方法が確立されておらず、“不治の病”とされ、致死率はほぼ100%と言われています。

発症してから数日で死亡してしまうケースが多いようです。

(平均生存期間9日、1年生存率5%未満。)


どんなに早期発見したとしても手の施しようがないという、猫にとってはとても怖い病気です。

猫好き、猫を家族と思っている人にとっては、新型コロナウイルス感染に匹敵するほど怖いことです。



〈FIPとは〉

FIPの原因となる猫コロナウイルスは、多くの猫がすでに保有していて、通常であれば健康面に影響することはありません。

突然変異を起こした場合のみ、FIPウイルスとなり、全身のどこかの機関に感染して致死率の高い症状を引き起こします。




〈FIP(猫伝染病腹膜炎)の症状〉

FIPには独自の症状はありません

ですから、飼い主さんも気づきにくいのです。

症状は、発熱、食欲不振、体重減少、貧血、下痢などの症状があらわれます。


こういった症状は他の病気でよく見られる症状ですから、FIPに感染していてもFIPであると気が付きにくいのです。



こんな症状があったらFIPを疑う!


ウェット型

・「腹水」や「胸水」が溜まる。

・腹水が溜まるとお腹がタプタプする。

・胸水が溜まると見た目にはあまり変化はないが、肺が圧迫されるため呼吸が苦しくなる。


ドライ型

肝機能、腎機能の低下や、脳神経などに作用して発作などの症状がでる。

・脊髄に影響すると手足のしびれなどを引き起こす。



〈FIPの検査は?〉

FIPの原因となる猫コロナウイルス自体を保有しているかどうかは、血液で抗体検査を行い調べます。

(人間の新型コロナウイルス検査と同じく、PCR検査でわかります。)


ただし、猫コロナウイルスとFIPウイルスの区別をつけることは非常に困難です。

ですから、現れた症状と各種検査によってFIPの診断が下されます


より確定的な診断を望む場合は、臓器の一部を切り取って検査し、その中にFIPウイルスの有無を調べることになります。

ですが、検査結果が出るまで1週間を要するため、その間に死亡してしまうこともあります。

また、外科手術をすることは猫の体力を奪うことにもなるので、現実的には有効な検査とは言い難いのが現状です。




〈FIPにかかりやすいのは?〉

FIPにかかるのはやや純血種が多い傾向があります。

年齢で言うと、5歳以下と10歳以上の割合が多い。

オスとメスでの違いは見られません。

これは比較的という意味なので、ミックス猫でも、どの年齢でも発症する可能性はあります。


問題は、“多頭飼い”をしているケースです。

発症した猫とのトイレ共用による排泄物からの感染、食器の共用グルーミンングによる唾液からの感染の可能性があります。


ですから、性別や年齢よりも、多頭飼いによってリスクが高くなる、と思ったほうがいいです。




〈FIPを発症してしまったら〉

現在、認可されている薬で有効な治療法はなく、FIPを発症した場合は対症療法しかないのが現状です。

抗炎症薬を投与して症状を緩和、ウイルスの増殖を抑えるなどを行い・・・。

あとは、残念ながら、残された時間を少しでも楽に過ごしてあげるしかないのです。

(飼い主さんにとっては胸をえぐられるような悲しみですね)


実質的に症状を緩和させることしかないので、FIPにかかった猫の治療をめいっぱいすることを希望する人もいれば、投薬など猫に負担がかかるようなことはしないで自然に任せる人もいます。

飼い主さんが苦渋の決断をするしかありません。



海外で開発されたFIP用の新薬で効果が現れたという報告もありますが、日本においては認可されていないのでいまのところ使用できません。

残念です!



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【愛猫を新型コロナウイルスから守るために】

ベルギーで新型コロナウイルスが猫に感染したと報道されました。

飼い主が発症した後、猫にも嘔吐などの症状がみられ、便から新型コロナウイルスが検出されました。

新型コロナウイルスは人間から猫に感染するのです。

(他の動物にも感染することが判明している。)

感染するといっても人間から人間への感染ほど心配する必要はありませんが、だからといって安心したり油断してはいけません。



ウイルス伝染症は基本的には、種別(犬から猫、人間から猫など)を越えて伝染することは無いと考えられていますが、新型コロナウイルスは未知のウイルスであり、ウイルス学者や生物学者、医師などの専門家であってもその全貌を理解している人は現時点ではいません。


ですから、まずは飼い主さんが新型コロナウイルスに感染しないように全力を傾けるしかありません。

心配ならば室内でのマスク使用をおススメします。


中国では、愛犬に防護マスクをさせる人も出ているようです。

防護マスクを購入するのもペットにさせるのも大変ですが、日本でもペット用のマスクが必要であると思います。

(ペットは嫌がると思いますが・・・)

人間用のマスクが不足する現状ですが、ペット用のマスクもペットを守るために必要であると思います。

どこかの企業で開発すれば売れると思いますが・・・。

それが、ペットと飼い主を助けることになるのですが・・・。


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FIPおよび新型コロナウイルスに感染しないようにと、飼い主さんの責任は重いですが、ペットは家族です。

愛猫、愛犬を守りましょう!



お読みいただきありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 13:01| Comment(0) | お知らせ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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