2019年07月10日

『愛猫の呼吸が荒い(息の乱れ)』




息の乱れは体の異変!

【平常時の呼吸を知っておく】

愛猫が、うつむいて荒い呼吸になったり、口を開けて呼吸をしたりすることは異変です。


猫の呼吸が乱れるということは異変なのです。

ですから、平常時の呼吸を知っておくことが大切です。

愛猫のバイタルサイン(平常時の指標)を記録しておくと、いざというときに役にたちます。

愛猫の安静時の1分間の呼吸数を知っておくということです。


通常の猫の呼吸数は1分間に20~30回です。

週1回のチェックで十分なので、しっかりバイタルサインを確認しましょう。


同時に、呼吸しているときに異常な音がないかもチェックしておきます。

口腔粘膜がキレイなピンク色をしていれば健康です。


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【口を開けた荒い息は危険信号】

猫とは、常に鼻呼吸しているものです。

それが口で呼吸して、鼻づまりや、くしゃみが見られるならば、呼吸器感染症が疑われます。

その中でも、猫カゼにかかると、鼻水、鼻汁、激しいくしゃみで開口呼吸をするようになり、そうなると食事のにおいも分からなくなり、食欲は減退して弱っていきます。


猫カゼから肺炎になると重篤化することがあります。

高熱をともない、湿った咳が出て息も荒くなり、お腹で呼吸しているように見えます。

聴診器で肺の呼吸音を聞くと、濡れた鼓笛のような音に聞こえます。

レントゲンでは不健康な肺が視認でき、白血球は増加します。

肺の組織が壊れると死に到ることがあるので、病院では抗生剤を投与したり蒸気吸入器で肺に薬を送る処置をしたりします。



【万が一のときは気道を確保する】

真夏に部屋を閉め切ると熱中症になります。

ちょっとくらい大丈夫だろうという油断が猫を不幸にさせてしまうのです。


意識がなく、横たわっているのなら、のどを真っすぐにして気道を確保し、呼吸しやすくします。

喉によだれなどが詰まっていれば拭き取ります。

猫が興奮しないように、袋やケージに入れて呼吸の乱れを抑えることです。

そして、体を冷やすことが大切です。



【ときどき咳きこんでいる】

猫には生理現象の咳があります。

鼻や咽頭に異物が入って、ケホケホと刻みにする咳です。

それと咽頭絞扼反射と呼ばれる“逆くしゃみ”があります。

これは勢いよく吸い込もうとして出る正常な咳です。



【咳がつづくときは早めに病院へ】

1日に何回も咳をしたり何日も発咳が続くようならば、室内をよく観察してみます。

もし、タバコの煙などで部屋の空気が汚れているならば直ちに換気をしてください。

猫には清浄な空気が不可欠なのです。


元気がなく食欲もなくなって気づいたときは、すでに発熱があることも。

愛猫が苦しそうに咳をしていては、飼い主はいたたまれません。

呼吸器疾患によるものであれば、しっかり栄養をつけて安静にし、つらそうなら診察を受けます。

また、心疾患による場合もあるので、動画に撮って診察を受けるという方法もあります。



【ストレスによる過呼吸もある】

猫もストレスよって過呼吸となることがあります。

これは過度な緊張によって起こる血圧変化や空気の汚れなどが引き起こし、猫の喘息として観察されています。

原因は、喫煙やハウスダスト、花粉、多頭飼育、大きな声や音、運動不足などのストレスが持続すると起こります。

また興奮しただけでも開口呼吸になることがあるので、病気が生理的なものかは見分けられます。



【まとめ】

猫が、口を開けて「ゼイゼイ」言いうのは相当つらいときです。

目に見えて呼吸が荒くなったり、息が乱れていたら、最も危険な部類です。


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 20:14| Comment(0) | 猫の病気と健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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