2020年05月30日

『2つの顔を持つ子猫「ビスケッツ&グレイビー」と「フランク&ルイ」の話』




【2つの顔を持つ子猫「ビスケッツとグレイビー」】

アメリカオレゴン州の農場で2つの顔を持った子猫が生まれたことをご存知ですか?


オレゴン州で農家を営むキングさん一家の飼い猫「キーンリー」から生まれた子猫6匹のうちの1匹が普通とは違う猫だった。


子猫は、2つの鼻、4つの目、2つの小さな口を持っていた。

でも脳幹は1つだった。

それぞれの顔で食べたり吸ったり、「ミャオ」と鳴いていた。


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このような猫は「顔面重複奇形」というとても珍しい先天性疾患を持つ猫なのです。


子猫は、「ビスケッツ&グレイビー」と名付けられました。


2つの顔を持つ猫は、ローマ神話のヤヌス神にちなんで「ヤヌス猫」と呼ばれます。



ヤヌス神とは、

ヤヌス(Janus)は、ローマ神話の出入り口と扉の守護神

前と後ろに反対向きの2つの顔を持つのが特徴の双面神。

物事の内と外を同時に見ることができる神。

1年の終わりと始まりの境界に位置し、1月を司る神でもある。

つまり、ヤヌス神とは、「入口の神」「物事の始まりの神」「1月の守護神」なのです。


英語で言う1月(January)の語源(ヤーヌス)となった。

ローマ神話の神は、多くがギリシャ神話に端を発しているが、ギリシャ神話にヤヌス神に相当する神はいません。




2つの顔を持つ子猫が生まれることは稀にあります。

だが、残念なことにヤヌス猫が1日以上生き延びることは極めてまれなのだ。


ビスケッツ&グレイビーは、飼い主さんの愛情を受けて必死に生きました。

最初、とても元気な様子を見せていたビスケッツ&グレイビーでした。


ですが、生後3日後に、ビスケッツ&グレイビーは天国へ旅立ちました。


飼い主のキングさんは、たった3日半の命だったビスケッツ&グレイビーへの思いを語った。

「間違いなく贈り物です。神は何か理由があって、この小さな奇跡を私たちの人生にもたらしました」

キングさんは、一緒に生れた元気な兄弟猫たちは手ばなしても、この猫だけは手元に残すことにしていたのです。


(YAHOOニュースより)




〈ビスケッツとグレイビーは神からのギフト〉

正直、初めてこのヤヌス猫を見た瞬間は、ドキッとしました。


人間は普段見慣れないものに警戒心や恐怖心を抱くものです。


ですが、飼い主のキングさんは、2つの顔を持つヤヌス猫として生まれたビスケッツ&グレイビーを受け入れ愛した。


私は思う。

ビスケッツ&グレイビーの存在とキングさんの気持ちには、多くの人たちが学ぶ何かがあると。


猫が好きな人であっても、もし、2つの顔を持つ子猫が生まれたら、すぐに安楽死させたり、放置して育てなかったり、捨ててしまったりする人もいるでしょう。


見た目には美しいとは言えないかもしれません。

顔が2つもあるなんて、気味が悪い、と思う人もいるかもしれません。

たとえ猫が好きなひとであっても。


でも、キングさんはビスケッツ&グレイビーを神からのギフトとして愛情を注いだ。

感動という陳腐な言葉では表現できないことです。




【2つの顔を持つ猫「フランクとルイ」】

ビスケッツ&グレイビーは残念ながら短命でしたが、アメリカマサチューセッツ州で暮らす1匹の猫(ヤヌス猫)は長年に渡って多くの人に愛されてきた。


マサチューセッツ州ウースターのマーサ・スティーヴンスさんの愛猫もヤヌス猫でした。

2つの顔を持ち、どちらも個性があるため、「フランク&ルイ」と名づけられました。


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フランク&ルイを看た獣医師は「この猫はそう長く生きられない」と告げたという。

しかし、フレンドリーな性格のフランク&ルイは、なんと15年も生きたのだ。


フランク&ルイのようなヤヌス猫が長く生きた例は滅多にないこと。

フランク&ルイは、12歳の時にギネス世界記録に登録された

(2006年「ギネス・ワールド・レコーズ」)


ですが、高齢となり癌にかかってしまった。

飼い主さんのスティーヴンスさんは「苦しむことが予想される」との獣医師の説明を聞いて、安楽死を選択した。


フランク&ルイは、15歳で天国へ旅立った。


飼い主のスティーヴンスさんは、縁があれば、また同じような境遇の猫を飼いたいと考えていると述べた。



〈フランクとルイを愛したスティーヴンスさんは愛猫家の理想的存在〉

二つの顔を持つヤヌス猫を飼うことだけでも尊敬に値するのに、私はスティーヴンスさんの言葉から深い愛の姿を学びました。

「また同じような境遇の猫を飼いたい」


簡単には吐けない言葉、重い台詞であると思う。


自分だったらどうだろう?

と考えると、トラ柄が良いとか、白猫は可愛いとか、そんなことを思ってしまう。


考えてみれば、猫が家族だとするならば、そんなことはなにも価値がないことなのかもしれません。

だって、我が子が生まれたときに美男子でないからがっかりしたとか、美人じゃないから育てる気が薄れた、などと思う親はいないでしょう。

我が子が生まれたことに感謝し最上級の喜びを感じるはずです。


スティーヴンスさんも、きっと“我が子フランク&ルイ”へ無償の愛を注いだと思うのです。




【本当に猫を愛するとは?】

猫を愛するってなんでしょうか?

見た目の美しさ。

優雅なしぐさ。

血統書。

毛並み、色。


でしょうか?


私は猫を愛することと人間を愛することは共通していると思っています。

その人が猫をどう愛するかは、自分以外の人間をどう愛するか、と同じように表れていると思います。


猫の価値を見た目で判断している人は、他人も見た目や肩書などで判断しているのではないでしょうか?


でも、ビスケッツ&グレイビーの飼い主のキングさんとフランク&ルイの飼い主のスティーヴンスさんは、見た目ではなく、猫の魂そのものを愛したのだと思うのです。



愛にも「深い愛」と「浅い愛」があるように思います。

愛にも「強い愛」と「弱い愛」があるように思います。


人が猫を愛する、その愛にもいろいろな色と形があるように思えます。

ビスケッツ&グレイビーの飼い主さんであるキングさんとフランク&ルイの飼い主のスティーヴンスさんは、ヤヌス猫を神からのギフトと受け止め、愛情を持って育てた。

(ビスケッツ&グレイビーは残念ながら短命でしたが)


猫好きの人たちの中で、どれだけの人が同じことができるでしょうか?


生まれたから仕方なく育てるのではなく、神からのギフトとして、見た目に惑わされずに、猫の命を尊いものとして受け止めて育てる。


私は、そこにキリスト教の精神を見た気がします。


ビスケッツ&グレイビー、そしてフランク&ルイが天国でめぐり逢い、楽しくじゃれ合う風景を期待したいと思います。


そして、またそれぞれが飼い主のもとへ生まれ変わってくることを願います。



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 12:34| Comment(0) | 犬と猫のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月29日

『犬の困った行動2(食糞とお尻を向ける)』





【食糞はやめて~!】

飼い犬の食糞に悩む飼い主さんは多いようです。

(食糞とは、犬が排泄した自分の糞を食べてしまうこと)


食糞?


ありえね~!

と、人間ならなりますよね!


でも、どうして犬は糞を食べてしまうのでしょうか?



飼い主としては、愛犬の健康を心配してしまいます。

ですが、健康な糞なら食べてしまっても害が出ることはありません。

大丈夫です。


ただ、飼い主としては“やめてもらいたい”行為の一つですね。


犬が食糞をする理由は複数考えられています。

一つは食べ物のニオイが残っていること。

もう一つは、気になるものとして口にくわえ、弾みで飲み込んでしまうこと。


また、母犬は子犬の糞を食べて処理するという習性があり、子育て期間が終わってもその習慣が残っていたり、子犬が母犬の行動を真似て自分も糞を食べて処理するようになった、ということも考えられます。



そして、最も有力な理由が、トイレ以外の場所で糞をしたなどで飼い主に叱られた、または糞をしたこと(ニオイなど)を飼い主が嫌がったこと。

そのため飼い犬は、「ウンチをすると叱られる。じゃあ、ウンチを食べて隠してしまおう」と思ってしまうのです。


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これが飼い犬における食糞の一番大きな原因ではないかと思われます。



実は、2年前に亡くなった我が家の愛犬も食糞をしていました。

それは、世話をしていた息子が糞の片付けをするのに「ニオイを嫌がった」からと私は思っています。


世話をしてくれる飼い主(息子)が、糞をすると困っている、嫌がっている、そのことを見て食糞をすることによって飼い主に嫌われないようにしようと考えた、と思っています。


このことが当たっているとすると、大事なことは、いくら糞が臭くても飼い主が怒ったり、嫌がったりしてはいけない、ということです。


犬にもプライドがあるのかもしれません。



〈犬の豆知識〉

「犬は飼い主に“嫌われたくない”“怒られたくない”という気持ちから食糞してしまう!」






【尻を向ける犬】

最近では犬も室内飼いが増えました。

中には飼い主の布団(またはベッド)に寄り添い寝ている犬もいるでしょう。


そうしたときに、ふと目を開けると、愛犬がお尻をこちらに向けて寝ている

なんてことありませんか?


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嫌がらせ?


なんて思ったりもします。


ですが、事実は逆で、これは“信頼の証”なのです。


犬に限らず人間でも、前方から来たものはすぐに確認できても、後方から来たものはとっさに対応できません。

ですから、犬は警戒している相手に背中を向けません


また、野外で寝るときは背後を警戒しなくていいように洞窟や樹木を背にしたり、仲間どうしで背中をつけ合ったりして死角をなくします。


それと、お尻のニオイは犬の個人情報ですから友好的な相手にしか嗅がせません



つまり、飼い主にお尻を向けて寝ているということは、「完全に信頼しています」「あなたに背後を守ってもらえるから安心して寝ています」という意味なのです。


さらに言うと、犬が後ろ足を真っ直ぐに伸ばし、お腹を床につけて寝ていることがありますが、この姿勢だととっさに立ち上がれません。

このポーズで飼い主さんに背を向けて寝ているのは、完全に飼い主さんに心をあずけている状態なのです。



〈犬の豆知識〉

「犬が無防備なお尻を飼い主に向けるのは、最高の信頼の証なのです!」



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 13:41| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月22日

『猫の不思議5(忖度力と物理学)』





【猫には空気を読む能力がある?】

犬は、困ったときに“いかにも困った顔”で飼い主さんをのぞき込んでくることがあります。

これは犬の大きな特徴の一つです。


「社会的参照」という心理学用語があり、判断に迷った際に他者の表情を見て行動を決めることをいいます。


ちなみにオオカミにはそうした行動は見られません。


犬は散歩中に、ときたま飼い主さんを振り返りながら歩くことも多いです。



では、猫は?

犬のように飼い主さんの気持ちを「忖度」する能力はあるのでしょうか?


猫に関する実験で、奇妙な物体を見せると飼い主さんをじっと見たという報告があります。

また、それとは逆で、自分で開けられない箱に入ったご飯を与えても、飼い主さんを見ることなく自力で頑張り続けた、という報告もあります。


基本的に、猫は“自分の行動は自分で決める派”です。


ですが、飼い主さんとのコミュニケーション能力もあります。

「お腹が空いたとき」「飼い主さんが悲しんでいるとき」などに、ジッーと、見つめてくるときがあります。


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要するに、気分によるってことですかね!


犬派の人たちは、だから猫は嫌いなんだ!

って、言います。


でも、本当は猫だって犬に負けないくらい人間のことを観察しているし、興味もあります。

ただ、それを顔に出さないんです。

素振りを見せないんです。

要求しないんです。


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これが猫の誤解されているところでもあります。

猫って、控えめで健気なんです。

(自分勝手ともいいますけど)



〈猫の豆知識〉

「猫だって飼い主さんの顔を見て空気を読む能力はある。だけど、そうした素振りを見せない猫ファースト主義なのです!」





【猫は手品を見破る?】

こんなことありませんか?


マジシャンの手にあるはずのおやつが消えたり、右手に持っていたはずのおやつが左手から出てきたりするのを見て、犬は不思議そうに首をかしげている。


これを猫にやってみる。

おやつを使って簡単な手品を猫に見せてみると、“知らんぷり”


手品が下手だなんて言わないでくださいね。



猫に関するこんな実験があります。

箱を振って音がした後に箱を逆さにするとボールが飛び出してくる

箱を振っても音がしない箱を逆さにしてもボールが飛び出してこない


この二つのケースでは、猫は反応を見せることはありませんでした。

(それがどうしたニャー、ってことでしょうか?)


その後、箱を振って音がした箱を逆さにしたのに、ボールが飛び出してこない

また、箱を振って音がしない箱を逆さにしたのに、ボールが飛び出してくる


この二つに猫は反応しました。


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音がしたのにボールが飛び出してこない。

音がしなかったのにボールが飛び出してきた。


この不自然さに猫が箱をジーっと長く見つめた、という実験結果がでています。

猫が予測と違うことが起きたことにびっくりしたと考えられます。


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これがなにを意味するのか?

これらの実験は、要するに物理法則を理解しているか否か、ということです。


この実験からすると、猫も物理法則を理解しているということです。


そう、猫だって賢いのです。

(クールですけどね)


こうした手品で猫と遊ぶのも面白いかもしれません。

でも、あまりイタズラでからかうのは止めましょうね。



〈猫の豆知識〉

「猫だって物理法則を理解している!」



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 12:35| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月15日

『重要なお知らせ! 猫から猫へ新型コロナウイルス感染する!』





【愛猫家には辛いニュース! 新型コロナウイルスが猫から猫へ感染する】

《米医学紙より》

猫を愛し、猫を家族としている方には、今回とても辛いニュースです。

すでに知っている方が多いとは思いますが、万が一、知らない方がいると大変なのでお知らせします。



「新型コロナウイルスが猫から猫へ感染する」

これはショックです。


新型コロナウイルスに関しては、人から猫へ感染する可能性があるとされていますが、今度は、猫から猫へ感染するという研究結果が出されました。



米医学紙「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に13日発表された内容は、「猫から猫へ感染し、症状はまったくでない可能性がある」というものです。


米研究チームは「新型コロナウイルス終息に向けた対策の一環として、猫の間でも感染を広げないことが重要になる可能性がある」と示唆しています。




《東大医科研究所より》

ウイルス感染の専門家である河岡義祐教授らのチーム(東京大学医科学研究所)の研究では、新型コロナウイルス感染症患者からウイルスを分離し、猫の鼻腔内に接種し感染させる研究が行われました。

その後、感染した猫とそうでない猫のペアを3組つくり、同居させた結果、すべてのペアで感染が確認された

これによってウイルスは接触感染によって猫の間で簡単に感染伝播することが明らかになったという。

また、感染した猫からは、明らかな症状は見られなかったという。



河岡教授は、「今回の結果は、猫から人に新型コロナウイルスがうつると示しているのではない。感染者が猫を飼っている場合、猫に近づかないこと。家から出さないことを守って欲しい」と述べています。




《香港で、犬が新型コロナウイルスに感染》

その他にも、2020年3月16日、香港で新型コロナウイルス感染が確認された犬が死亡した事例があるようです。

その犬の犬種はポメラニアン(17歳)。

飼い主である60代の女性が2月に新型コロナウイルスに感染していたといいます。

香港政府が調べたところ、飼い犬のポメラニアンからウイルスの弱陽性反応が検出され、低レベルの感染が確認されたのです。




【愛猫家と愛犬家には辛すぎる】

愛猫はペットにあらず!

愛犬はペットにあらず!

愛猫、愛犬は家族なり!


おそらくペットに愛情を注いだことにない人は猫や犬を「ペット」というカテゴリーにしか分類しないのだろう。


河岡教授のウイルス研究には頭が下がるが、愛猫家としては「猫に新型コロナウイルスを感染させる」という言葉を聞いただけで、吐き気がする。

可哀想でいたたまれない気持ちになる!


それは人類を守るためなのだから、仕方がないし、法律でも許されていることだとはわかっていても、心が痛む。


これらの研究では、猫が死亡したとまでは書かれていないので、実験に使われてしまった猫が新型コロナウイルス感染により死亡しないことをただただ祈るばかりだ。

元気で寿命を全うして欲しい。


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【愛猫、愛犬を守ろう】

「猫から猫へ新型コロナウイルス感染する」


この事実を飼い主がまず知ることが大切です



そして、何よりも飼い主が新型コロナウイルスに感染しないように生活することで、愛猫(または愛犬)を守るしかありません。


飼い主が、愛する我が子(猫)に新型コロナウイルスをうつしてしまい、もし苦しんだり、死なせてしまえば、猫にとっても飼い主にとっても辛すぎる出来事となってしまいます。


おそらくその場合、飼い主はずっと自分を責めつづけて生きていくことになるでしょう。


猫が新型コロナウイルスに感染していると判明すれば、人間の場合と同じようにペットの遺体に触れることも「お別れ」を言うことも出来ないかもしれません。




《愛猫、愛犬を守るために飼い主ができること》

  • 新型コロナウイルス感染がある程度終息するまでは出来るだけ接触しない。
  • 可能な限りマスクをしてペットと生活する。
  • 飼い主が帰宅したら必ず念入りに手洗いうがいをする。
  • 飼い主の肌などをなめさせない。
  • 猫(または犬)を出来るだけ撫でたりしない。
  • 外に生きたがっても絶対に外に出さない。


〈多頭飼いの場合〉 

場所の確保が可能なら、猫たち(猫と猫の)の生活空間を別の部屋などにして隔離させる。(つまり、自宅内別隔離)

(頭数による)

また、食器を別にすることも必要です。

外に出さないことは1頭飼いと同じです。



これはペットを家族と思っている人にとっては、耐えられない生活です。

そこまでやるのか?

と思う方もいるでしょう。


でも言います。

これらの対処法は、人間の家族との間で感染を防ぐ対処法とほぼ同じです。

つまり、ペットに愛情があり、家族と思っているのであれば、人間の家族と同様に「いまは我慢」と「大切なペットを守る」ためにするべきだと考えます。


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新型コロナウイルスの怖いところは、ウイルスが体内に侵入し感染したその時点で、感染に気が付かないことです。

つまり、自覚症状が出るまで感染者自身がウイルス感染した事実を知らずに生活し、周囲に感染を広げてしまうことです。


ペットを愛する人にとっては、人間も猫も同じです。

人間も犬も同じです。

ともに家族であり、守るべき存在であり、愛する存在です。



ペットは自分で新型コロナウイルスから身を守ることは出来ません。

すべては飼い主しだいなのです。


愛する家族(愛猫、愛犬)を守りましょう!!




【心配なこと】

少しだけ心配なことがあります。

単なる危惧で終ればいいのですが、もし、猫や犬に新型コロナウイルスの感染被害が多くなれば、ペットを飼わない人たちから、ペットの存在が差別されるようになることも考えられます。


野良猫は駆除の対象とされ、ペットに関する新型コロナウイルス感染の法律や条例が制定されることもあるかもしれません。

そのとき、ペットと飼い主の意に添わない法ができないことを祈るばかりです。


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いま、新型コロナウイルス感染被害はウイルス感染だけではないとわたしは考えています。

それは「差別」という人間の卑しさが現れていると感じます。


医療現場で必死に治療にあたっている医療従事者の家族は差別されています。

感染病院で働く看護師の子どもが幼稚園から「登園拒否」にあっています。


また、物流を担うトラックドライバーの家族も同様な被害(差別)を受けています。


それらは、新型コロナウイルスに感染したくない、という人間であれば当然の防衛本能でもありますが、一方では「思いやり」「他者への尊重」のない心もとない言動であると思います。

行き過ぎた自己防衛であると思うのです。


はっきりと感染した事実にもとづくのではなく、たんなる憶測で他者をバイキン扱いすることは人間として一番醜い部分であると思うのです。


「新型コロナウイルスは自覚症状がないのに感染していることがある」

ということは、医療従事者や物流を支えるドライバーやその家族に限らず、差別しているその人がすでに感染しているかもしれないのです。


このウイルスの怖いところは、「誰が感染しているのか、非常に見えにくい」ところです。

だからこそ混乱もするのです。


心無い差別が人間の間で起こるようなら、ペットに新型コロナウイルスが広まってしまったら、どうなるかは不安でしかありません。


ペットを愛する人にとって、大切なことは、肝に命じなければならないことは、

「ペットは自分で新型コロナウイルスから身を守れない」

「ペットが新型コロナウイルスに感染する場合、飼い主から感染する」

(外にでないペットの場合)

「ペットは飼い主を頼るしかなく、飼い主を頼りにしている」

ということです。


愛するペットを守るために我慢するべきところは我慢し、ペットとの生活を守りましょう。

“自粛疲れ”などと世間では言いますが、ペットと自宅で過ごす時間が増えることは、ペットを飼う飼い主にとっては喜びが増えることでしかありません。

ペットにとってもそれは嬉しいことのはずです。


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ペットたちは飼い主に癒しを与えてくれます。

飼い主は、ペットの愛情に応えねばなりません。



お読みいただきありがとうございました。








posted by チャミーの父ちゃん at 12:52| Comment(0) | お知らせ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月08日

『犬の感情(服従心と嫉妬心)』




【犬が怒られないためにする必殺技がある?】

犬を飼っていると困るのが“イタズラ”ですよね?


飼い主にとって大切なものをイタズラされたら、つい「この野郎~!」と怒りたくなりますよね!



犬にも性格があり、真面目な犬は、「ハッハッ~」と息を吐きながら飼い主の怒りにじっと耐えます。

少し臆病な犬は“しょんぼり”した態度を見せて、飼い主から憐れに思って怒るのをやめるのを待ちます。

そんなとき賢い(?)犬は、飼い主からの叱責回避術を使います!


それは、

「必殺、ゴロン回転腹見せ術!」


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愛くるしい眼でこちらを見ながらゴロンされると「まっ、いいかっ!」って、なっちゃいますよね。


犬が仰向けになってお腹を見せるのは服従の意思表示と言われています。

犬にとって弱点であるお腹をさらけ出す姿はいかにも「降参!」と言っているようですね。


しかし、実はお腹を見せていても、服従の意味ではない場合があるのです。


見分けるポイントは“尻尾”です。


相手に服従するのは、弱気のときですから、服従の気持ちのときはシッポを股の間に巻き込んでいます。

そうではなく、シッポを伸ばしていたり、パタパタと振ったりしているときは、ただ単にリラックスしている状態か、「おなかなでて~」「遊ぼうよ!」というお誘いです。


このポーズをしたときに飼い主さんから優しくしてもらった経験を持つ犬は、飼い主さんに甘えるためにわざと腹見せをすることがあります。


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結局、服従のポーズの“腹見せ”しても、「ごめんなさい」と謝罪しているわけではなく、「もう怒らないで~!」という意思表示なのです。

飼い主さんからの叱責を回避しようとしているのです。

自分が悪いことをしたかどうかは、関係がないのです!



〈犬の豆知識〉

「犬の腹見せポーズは服従のサインや謝罪とは限らない!」





【犬の嫉妬は善か?悪か?】

犬にとって一番大事なこと。

それは飼い主さんからの“愛情”です。


飼い主さんが知らない人と仲良くしていたり、散歩で出会った他の犬をかわいがったりすると、飼い犬は“嫉妬”してしまうのです。

嫉妬のあまり、自宅に来た知らない人の持ち物などにオシッコをしてしまうことも・・・。



カリフォルニア大学が行った実験があります。


飼い主が犬を無視し、おもちゃと楽しげに遊んでいるフリをします。

おもちゃはぬいぐるみの犬、ハロウィンのかぼちゃ、飛び出す絵本の3種類。

この3種類で犬の反応が違っていました。


犬は、かぼちゃの絵本のときはほとんど反応しなかったのに対して、ぬいぐるみのときはぬいぐるみと飼い主の間に割り込もうとしたり、ぬいぐるみに噛みつこうとしたり、飼い主にタッチして気を引こうとする行動に出たのです。


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これが何を意味しているのか?

要するに、「犬にも嫉妬心がある」ということです。

ライバルから飼い主さんの愛情を奪い合うのです。


なぜなら、犬は飼い主さんの愛情のすべてを自分に向けて欲しいからです。

欲張りのようにも思えますが、人間同士の“愛”においても言えますが、「愛とは限定的な特徴を見せることがある」のです。


つまり、特定の間柄での愛情は閉鎖的であり、差別的なのです。

それは「あなたと結婚するから別の人を愛さないでね!」ということです。

ですから、“浮気”は裏切り行為となるのです。


こうした感情と関係は飼い主と飼い犬の間でも同じなのです。

これを人間と犬の関係で言うと、「〇〇ちゃんをわが家の飼い犬とするから、他の犬には愛情を持たないよ!」「飼い主さんのことが大好きだから、他の犬をかわいがらないでね!」っていうことです。

少し硬い言い方をすれば愛情の契約です。


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犬は、動物の中でも人類の歴史とともにずっと一緒に生活してきた“友”と呼ぶにふさわしい動物です。

ですから、人間の感情と同じような感情を持ち、人間の感情を敏感に感じ、人間と愛情を結びたいと思っているのです。

ですから、犬の飼い主への嫉妬心は“悪”ではなく、正当なものであると言えます。


でも、飼い犬が嫉妬するのは、飼い主さんにとって“嬉しい”ことでもありますね。



〈犬の豆知識〉

「犬は飼い主さんの愛情を独り占めしたいと思っている。だから、つい嫉妬してしまいます!」



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 12:47| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月01日

『猫の不思議4(鳴き声と予知能力)』




【猫の言葉はいろいろある?】

飼い猫が何か言いたげな顔をしてジッーと、こちらを見つめていること、ありませんか?


猫の自己主張は、「ガン見」と「ニャー」以外にもあるのです。


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猫と長く暮らしていると、鳴き声から猫の気持ちを読み取れるようになります。

阿吽の呼吸! 

って、やつですか!


でも、ど~も、猫の鳴き声にも種類があるようです。


「ニャ~」=「かまって~」

「ニャッ」=「よお!!」

「シャー」=「なめんなよ~」

「ウ~」=「やったろか~!」

「ニャ、ニャ~」=「会いたかったよ~」

「サイレントニャ~」=「好き~!」



実際に猫の鳴き声には様々な種類があると研究で分かっています。

さらに飼い主さんがそれを聞き分けられるという実験結果もあります。


声の高さ、声の長さ、目つきや体勢(姿勢)など、全身を見るとより気持ちが読み取れます


ただ、なかには声を出して鳴かない猫もいて個体差は大きいようです。



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猫の言葉(気持ち)を理解するコツは、普段からよく観察することです。

表情や体勢、耳の向き、シッポの動きなども合わせれば、愛する猫の気持ちを読み取れるようになります。



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〈猫の豆知識〉

「猫の鳴き声にもいろいろある。猫は飼い主に気持ちを理解してほしいと思っている!」





【猫には予知能力がある?】

地震などの天変地異を予知できる動物がいることは知られています。

猫って、どうなんだろう?


確かなことは、猫は環境の変化を敏感に感じ取っている生き物だということです。

特に、猫は人間よりも「音」に対して敏感です。

そのため、地震の初期微動で見られるP波などの地震波を察知している可能性があります。


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ウトウトしていたと思ったら、ハッと耳を立てたりしたときは、もしかして何かを察知したのかもしれません。

ただ、自宅にいるときに、猫は外の音に反応するときがあります。

「鳥の声」「エンジン音」「他の猫の声」「犬の鳴き声」「近所の人の話し声」など。


ただし、猫に地震などの天変地異を予知する能力があったとしてもそれを人間に伝える言葉がないのです。

残念~!


ヘンな「ニャ~」、異常な「ニャ~」と鳴いたら、もしかしたら・・・です。


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ですが、猫は身を守る時に一目散に逃げることが多いので、飼い主さんに危機を知らせることをせずにさっさと自分だけ退避場所に逃げ込むかもしれません。

そのときは、あしからず・・・。



猫の予知能力は、いまのところ研究途中ですが、猫に予知能力があって、知らせてくれたらありがたいですよね!


音に敏感かどうかも、個体差があるようです。

「のんびり屋の猫」と「臆病な性格の猫」では、察知能力に差がありそうですね。


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〈猫の豆知識〉

「猫は音に敏感! 人間が聞き取れない微細な音を感じている」



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 12:26| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする