2020年02月28日

『犬の言語記憶力と感情を読み取る能力』




【犬の言語記憶力】

犬は自分たちにとって重要な単語を記憶します

「お手」」「おすわり」「ふせ」などの指示語はもちろんのこと、「散歩」「ごはん」「おやつ」などの生活上の単語は教えなくても覚えます


こんな動画(映像)を見たことありませんか?

飼い主が飼い犬に声をかけています。

でも、犬はその声に反応しません(つまり無視)。

そこで飼い主が犬の気を引くために「散歩」「おやつ」という言葉を発するやいやな、

犬は瞬時に反応し飼い主に寄って来る。

なんてげんきんなやつだ~!

って、思いますよね。


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つまり、犬は人間(飼い主)の言葉をきちんと理解しているということです。

どのくらいの単語を覚えられるかはその犬の知能によって異なりますが、アメリカに住むチェイサーというボーダー・コリーは、「ボール」など計1022個のおもちゃの名前をすべて覚えているそうです。


飼い主さんが「〇〇を持ってこい」というと、チェイサーはたくさんのおもちゃの中から指示されたおもちゃを正しく探し出し、くわえて持ってきます。

おもちゃは飼い主さんから見えない場所に並べられていて、飼い主さんの視線などがヒントになっているわけではありません。


さらには、知らない言葉を言われたときは見たことのないものを取ってくるという機転まで披露したそうです。

チェイサーの場合は、明らかに名前の概念を理解していると言えるのです。


チェイサーのように犬には人間の言葉を覚える能力が備わっています

言語を操ること(話すこと)は出来ませんが、言葉の意味を理解する知性は持っているということなのです。

ですから、犬との会話は十分に成り立つのです。

(ただし、人間が犬の気持ちを理解する能力のほうに問題がありますが・・・)



〈犬の豆知識〉

「犬は人間の言葉(単語)を理解する知性と記憶力を持っている!」





【犬が持つ人間の感情を読み取る能力】

犬が人間の表情を見分けられることは知られていることです。

犬は下等な家畜動物ではないのです。

犬は動物の中でも非常に人間に近い動物と言えるのです。

それを示すのが人間の表情を読み取る能力です。


ある実験では、人間の声のトーンによっても感情を判別出来ることがわかりました。

犬に指示を出す際に、

「笑顔と高い声のポジティブモード」

「しかめっ面と低い声のネガティブモード」

「表情も声もニュートラルモード」の3つのパターンで行ったところ、

「しかめっ面と低い声のモード」では、犬が指示に従うのをためらう傾向があったそうです。


人間の場合も、人にものを頼むとき「やってくれる?」と笑顔で頼むのと「やっといてよ!」と不機嫌そうに頼むのとでは前者のほうが気持ちよく動いてくれますよね。

犬にもそれと同じことが起きたのです。

この実験から犬は単に言葉だけで判断しているのではなく、人間の表情や声で人の機嫌を察していることが判明したのです。


犬だって気持ちよく飼い主さんの指示に応えたいのです。

不機嫌に指示を出されたり、ストレスを抱えたまま接せられても困ってしまうのです。


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なぜ、こうした能力が犬に備わっているのでしょうか?

これは私の個人的な見解ですが、「犬が人間を愛しているから」だと思います。

人間も誰かを愛したらその人の気持ちを知りたくなりますよね。

犬だって大好きな飼い主さんの気持ちを理解したいと思っていると考えられるのです。

だから、人間と共同生活をするようになって、犬はそうした能力を発達させていったのだと思うのです。

犬が好きな人間は多いですが、犬はそれ以上に人間が大好きなのです!


くれぐれも「低い声のトーンやドスのきいた声」で犬に話しかけるのは止めましょう!



〈犬の豆知識〉

「犬は表情や声で人の機嫌を察することができる! だから、犬に指示を出すときは明るい笑顔と高めの声で機嫌よく伝えましょう!」



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 12:17| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月19日

『猫に学ぶストレス解消法!』





【猫は気分屋?】

猫の行動である「爪とぎ」「毛づくろい」「あくび」などの裏には重要な意味が隠されていることがあります。


それはニャンでしょうか?


猫を飼っていると「それって、いまやることじゃないんじゃないの?」って思うときがありませんか?


そうした行動のことを「転位行動」と呼びます。

転位行動とは、自分の気分(気持)を落ち着かせる行動のことです。



猫科の動物は狩りをします。

ですが、狩りの成功率は約1割しかありません。

つまり、10回のうち9回は狩りに失敗しているということです。

はっきり言うと頻繁に失敗しているのです。


失敗すると気分は落ち込みますよね。

人間もそうであるように猫だって狩りに失敗するとネガティブな気分になるのです。


猫は狩りに失敗するたびに「また失敗してしまった」というストレスを抱えます。

ですが、このストレスを発散する方法を猫は開発したのです。

それが転位行動なのです。


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つまり、嫌なことがあったときに普段行っている日常の動き(毛づくろい、爪とぎなど)をすることで気分転換をしているのです。

落ち込んだ気持ちを立て直し、感情の平安を保とうとしているのです。




【一瞬で変わる猫の気分】

猫は「撫でて~」と甘えて寄って来るときがあります。

そこで飼い主は撫でてあげます。

飼い主が猫の要求にこたえてお腹を摩っていると、今度は急に手に噛みついてくるときがあります。


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なんで??

と、飼い主は思います。


これは猫の気分(気持ち)が一瞬で変化するからです。

これは野生の頃から持っている本能のようなものです。

狩りを失敗ばかりしている猫科の生き物にとっては、いつまでも狩りの失敗に落ち込んでいないで「まっ、いいか!」と気分を変えることが大切だったのです。

その名残なのです。


つまり、猫は転位行動に優れ過ぎているがゆえに、一瞬で気分を変化させることができるが、それが人間には戸惑うことにもなっている、ということなのです。


要するに猫は「自分があまえてもいい状況だったらあまえる」のです。

猫の要求に対して飼い主が応えてくれたら「もういいよ」となるのです。

ですが飼い主がその猫の気持ちに気がつかずに、ずっとお腹を撫でていると「余計な事しないで!」って怒り始めるのです。

このへんが犬とは対照的に違うところなのです。




【人間も行っている転位行動】

転位行動の本来の意味は「ストレスを感じた際に取る、前後の行動とは全く脈絡のない行動」です


要するに転位行動とは、想定外のことが起きてしまったことに対する心のバランスを取り戻す行動なのです。


これは猫だけでなく、人間も普段の生活の中で自然と行っていることなのです。

現時点のマズイ状況を違う状況に変化させようとすることです。


猫の例

「高いところに飛び乗ろうとして失敗した」➡毛づくろい、ダッシュなど=転位行動


人間の例

「人前に立って話をするときに緊張してしまう」➡貧乏ゆすり、頭をかく、顔を触るなど=転位行動



猫という生き物は人間にとても似ているのです。


しかし、猫のほうが人間よりもストレス発散することが上手なのです。

人間も猫のストレス発散に学ぶべきなのかもしれません。


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【まとめ】

猫の気分(気持ち)は一瞬で変化する。

猫はストレスを発散するために転位行動を取る。



お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 11:29| Comment(0) | ペットについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月13日

『猫と人間の不思議な関係』





【猫って不思議】

猫って不思議な生き物ですよね!

抱っこしようと近づくと逃げる。

なのに、不意にやってきてスリスリしてくる。


かまってあげようとしても知らんぷり。

なのに、ふと気がつくとこっちをじっと見つめている。


猫って、分からない???

って、なりませんか?


実はそこには秘密があるのです。

(秘密って程のことか?)




【猫の秘密】

猫はもともと野生の生き物でした。

猫と犬の祖先であるミアキスから猫科の生き物が分かれてきました。

その中にヤマネコがいました。

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人間のそばにいる動物や家畜のなかで猫だけが唯一野生の生き物の中で自分から人間に近づいてきた動物なのです。

他の犬や家畜は人間が捕まえて家畜化し、子供を産ませ、手なずけていきました。

でも、猫だけは猫のほうから人間に近づいてきたのです。


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いまから1万年前に人間が農業をし始めた頃のことです。

同じ時期に西アジアでネズミが増えたのです。


人間は米や小麦などの穀物を栽培し、それを倉庫に入れておきます。

ネズミは人間が倉庫に入れて置いた穀物を狙いだします。

そのネズミを捕食しようとして野生のヤマネコが人間の住む場所にやってきたのです。

猫にとっては“いい狩場”だと思ったのです。


人間の側からすると、大事な穀物をネズミの被害から守ってくれて助かる。

猫もネズミという獲物がいるので生きていける。

こうして人間とヤマネコの“ちょうどいい関係(距離)”が出来上がったのです。


猫は犬や他の生き物と違って、猫のほうから人間に近づいてきたということです。


動物の側から人間に接近してきたということは非常に珍しいことなのです。




【まとめ】

ミアキスから進化したヤマネコの中でリビアヤマネコという種が1万年前にヤマネコの側から人間に近づいてきたのです。


その目的は穀物倉庫にいるネズミを食べるため。

それは人間にとっても好都合なことだった。

こうして人間とヤマネコの共存生活が始まったのです。


やがてリビアヤマネコを祖先とした家ネコが誕生。

現在ペットになっている家ネコはすべてリビアヤマネコにルーツを持つことが遺伝子情報から分かっています。

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人間はヤマネコを家畜化する過程でいろんな模様(白、黒、三毛など)の猫を作ってきましたが、猫の内面は野生のままの状態から変わらなかったのです。


つまり、猫は野生の気分・気質をいまだに残しているがゆえに、人間の言うことを犬のようにきかないのです。


猫にとっては野生の気分のままで、なおかつ人間という愛情を与えてくれる生き物と共存しているつもりなのでしょう!



お読みいただきありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 12:40| Comment(0) | ペットについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月06日

『猫の不思議3(水飲みと赤ちゃん)』



【猫の水飲みの不思議】

猫は不思議な生き物です。

理解に苦しむこともしばしば。


「なんで用意した水を飲まないの!」

せっかくお皿に新鮮な水を入れて用意したのに飲んでくれない。

そんなことありませんか?


しかも、植木の水、お風呂の水、仏壇のお供えの水、金魚鉢の水などまったく予期せぬところで水を飲んでいることがあります。

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なんで?? って思いますよね。


猫には人間には理解できない「こだわり」があるのかもしれません。


はっきりしていることは、猫は小さな器に入った水よりも新鮮な水を好むことです。

蛇口から流れる水が新鮮とわかると、飼い主さんがキッチンに立つと「水をだして」とおねだりする猫もいます。


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おすすめは噴水型の自動給水器です。

器の水が電気で循環しているので、猫には新鮮な水が湧き出ているように見えるのです。

これを猫だまし、と呼びます。(冗談です)


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〈猫の豆知識〉

「猫は本来砂漠地帯の生き物。貴重な水についてはこだわりがある。猫は新鮮な水を好む!」




【猫と赤ちゃん】

猫は気分屋。

ツンデレ。

好き嫌いがはっきりしている。

なんてよく言われますよね。


でも、人間の赤ちゃんに耳や尻尾を掴まれても無抵抗で耐えています。

不思議ですね。

決して猫パンチなんてしません。

ましてや必殺の猫キックなんて絶対にやりません。


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なぜ?


不思議なことに猫は人間の赤ちゃんに対してかなりの我慢強さを発揮します。

猫は赤ちゃんが弱く保護する対象であり、攻撃してくる敵ではないと思っているのでしょう。


これは赤ちゃんのベビースキーマ(「かわいい」「守りたい」という気持ちを起こさせる、姿・形のかわいらしさ)を見て、猫も攻撃性を抑制するのではないかと考えられています。


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また、猫はニオイで自分の子供を区別しますが、他の子猫が鳴いていても反応をしてしまいます。

クールに見えて意外と博愛主義なのかもしれません。



〈猫の豆知識〉

「猫は弱者に優しい生き物!」



お読みいただきありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 13:14| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする