2020年10月16日

『ハッピーから学ぶ、初めて子猫を育てる人のためのアドバイス!(3) ~「子猫を“より”楽しませる遊びのテクニック」【後編】~』




まず、【前編】をご覧ください。


《子猫がより楽しむ遊ばせ方のコツ4》

猫遊びキーワード = 『上よりも下からの動き』


よく猫じゃらしを猫の頭の上から振ったりする人がいますが、あまり良いとは言えません。

好奇心旺盛な猫はそれでも遊びますが、猫の本能を刺激するという意味からみれば、「上からの動き」よりも「下からの動き」で誘うべきなのです。

(ただし、小鳥の場合は別)


猫じゃらしは動物の姿をしていません、ですが、動物の毛のようなもので出来ていて、動くので猫は捕らえたくなるのです。

そうすると猫じゃらしでも猫の目線に従って「ネズミがちょろちょろしているように」地面を動いた方が捕食の本能を刺激します




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もし、猫の頭の上で猫じゃらしを使う場合は、小鳥を意識して使うといいです。

そうでない場合は、地面を這うように勢いよく(蛇行しながら)猫じゃらしを猫から逃げるように動かすと、猫はネズミを追っかけるようにして必死に走ってきます。

捕まえようとツメや牙を向けてきます。

(その行動はドタバタしたもので笑えます)



猫は本能的に頭の上から来るものを怖がります。

猫の捕食する地上の生き物は猫の目線より低い位置にいます。

ですから、猫の目線の下で動くほうが“狩りっぽい”のです。





《子猫がより楽しむ遊ばせ方のコツ5》

猫遊びキーワード = 『猫が隠れる場所を用意する』


猫が好む場所は、「高いところ」「狭いところ」です。

飼い主が猫じゃらしやおもちゃを隠したりするだけでなく、じゃれながら猫が隠れる場所を作ってあげることも猫の遊びには重要です。


猫は狭いところに逃げたり、狭いところから突然ダッシュしてきたりします。

1つか、2つ、隠れる場所を利用することで猫はさらに喜びます。


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それと猫の運動は短距離走者のようなもので、長時間持続しません。

ドタバタ走り回ったり、激しく動いたりした後は、必ずブレイク(休憩)します。

「遊ぶ→休む→遊ぶ→休む」ということを繰り返します。

そのときに、隠れる場所があると猫はそこで休憩に入ります。

狭い場所に隠れることで身の安全をはかるのは野生時代の名残です。


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また、「隠れる」こと自体が子猫にとっては「面白い」のです。

人間で言えば「秘密基地」を見つけて遊ぶ楽しみでしょうか?


「隠れる場所」は、それ用に作成してもいいし、ちょっとしたことで“すき間”ができれば、子猫はそこに隠れます。



我が家のハッピーは、「壁に立てかけた枕のすき間」「壁とソファーのすき間」「カラーボックスのすき間」などに勝手に入って喜んでいます。


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(ハッピーです)


この「隠れる場所」があることは意外に大切です。

猫は狩りをするときに獲物から身を隠してそっと近づいて襲います。

つまり、猫は獲物を捕らえる直前に「身を隠す」のです。

ですから、隠れた場所に入るという事は、次に「獲物、ターゲットオン状態」なのです。

(子猫の場合、単なる楽しみであることも多いです)

隠れた場所から勢いよく飛び出して獲物(猫じゃらしなど)を襲います。

ただ、猫じゃらしをパタパタ振って遊ぶよりもこういう時の方が猫は目の色を変えるので、面白いですよ!





《子猫がより楽しむ遊ばせ方のコツ6》

猫遊びキーワード = 『ときには猫に攻撃をしかける』


疲れたり、飽きたりしてくると、おもちゃに食いつかなくなります。

そんなときは、猫じゃらしなどで猫に攻撃を仕掛けます。

(当然、軽くですよ!)

攻撃したり(刺激する)、逃げたり(おもちゃが)することで猫を刺激するのです。


攻撃されることで、猫は闘争本能に火がつき、ファイトを燃やします!

「やられたらやり返す」それが猫の遊びです。


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猫が追っかけるだけ、攻撃するのが猫だけの遊びよりも、猫のほうも攻撃されて反撃するほうが遊びに多様性がでます。

元々、猫の兄弟どうしの遊びではお互いに噛みついたり猫パンチしたりしながらの狩りの練習をします。

それは攻撃したり、攻撃されたりの遊びです。


「くいつきが悪いな~」「乗ってこないな~」と思ったら、猫じゃらしなどのおもちゃで挑発するといいです。

すると猫は闘争本能をかきたてられて、くいついてきます。


我が家では、ハッピーのノリが悪いときは釣り竿式の猫じゃらしで“痛くないよう”に攻撃します。

すると、反撃に転じてきます!

「やったな~!」

「こんにゃろ~。仕返しだ~!」

ってな感じです!


やったことの無い人は試してみてください。

(ただし、顔などに衝撃をあたえないでください)




《子猫がより楽しむ遊ばせ方のコツ7》

猫遊びキーワード = 『人間がさせたいことよりも猫がしたいこと』


猫は疲れると走らなくなったり、ジャンプしなくなります。

そのときは無理をせず、猫に合わせて猫がその場で出来るじゃれ合いで遊ぶことです。

つまり、走ったりジャンプせずに「ダラダラとじゃれあい」の遊びにもって行くことです。


猫との遊びで重要なのは、猫の気分と体力(身体能力)に合わせることです。

決して、人間の都合で遊ばせないことです。

人間が“させたいこと”で遊ぶのではなく、猫の“したいこと”を察して遊ぶことです。



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猫は気分屋なので、「このおもちゃで遊ぼう」と人間が思っても、違うものや違う方法に興味を持つことも多いです。

そんなときは猫に合わせて遊ぶことです。

強制的に人間側の都合で、犬のように人間に従わせないことです。


そう言った意味で、「複数のおもちゃ」「複数の遊び場」「複数の遊ぶ方法」があることが大切です。


我が家のハッピーは、父ちゃん(わたし)の手もおもちゃと見なされています。

わたしが手で蛇のようなしぐさをします。

(いわゆる蛇拳です。)

すると、離れた場所にいても飛びついて攻撃してきます。

両手(両足?)で手をガッと掴み、牙で噛みつき、猫パンチを繰り出し、猫キックを「これでもくらえ~」とばかりにやってきます。

こちらも猫の兄弟がするように、手でハッピーに噛みつくようなしぐさや突っつくようのことをします。

すると、ハッピーはさらに興奮して、攻撃を激しくしてきます。

ある意味、猫じゃらしなどよりも興奮しています。


ただし、“あま噛み”とは言え、ときには痛いこともありますのでご注意ください。

こうした遊びで猫が強く噛んだりした場合は、必ず「痛いよ!」などと声を出してください。

「声を出す」ことが「それ以上はダメ」という猫の合図なのです。

声を出すと猫は噛まなくなります。

くれぐれもケガにはご注意を!





《子猫がより楽しむ遊ばせ方のコツ8》

猫遊びキーワード = 『数回に1回くらいは成功体験を』


猫じゃらしやネズミのおもちゃで遊ぶのはいいのですが、いつまでたっても猫がおもちゃ(ネズミなど)を捕獲できないで、飼い主さんのほうが勝ち誇ったように「どうだ~」となってしまっては、猫が面白くありません。


数回(3回に1回くらい)に1回くらいは捕獲成功となるように手加減しましょう。

そして大事なことは、そのときに「褒めること」です。


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我が家では、ハッピーがネズミ(おもちゃ)などを捕まえると「そうな~!」「そうだね~!」「ハッピー、上手だね~!」とほめ言葉を連発します。

ほめ言葉を言いながらハッピーの頭などを撫でてあげます。


犬じゃないんだぞ、と思うかもしれませんが、猫だってほめてもらえば嬉しいんです。

(顔にだしませんけど)


また、猫は捕獲に成功すると獲物をくわえて他の場所へ持って行こうとします

実は、ここが重要です。


猫科の動物は捕食するとその場で獲物を食べることはせず、外敵から身を守り安心して食事ができる場所へ運んで食事をします。

その習性は家ネコ(飼い猫)にも残っています。


猫は獲物を捕らえて、別の場所に運ぶ。

これで狩りが完了するのです。


ですから、猫がおもちゃなどを運ぶことを邪魔してはいけません。

別の部屋、部屋の端っこ、自分の小屋などに運んだら、そこでほめてあげるのです。


そのためには、ずっと飼い主が勝利するのではなく、猫に花を持たせてあげましょう。

猫は得意げに獲物を運ぼうとします。


こうしたことが猫の狩りの本能を刺激する猫遊びなのです。





【市販のおもちゃだけが遊び道具ではない】

《猫が勝手に選ぶおもちゃ》

我が家のハッピーは、「メモ用紙などの紙を小さく丸めたもの」「一口チョコの包装紙(ビニール)を丸めたもの」に強く興味を持ち、喜んでおもちゃとして遊んでいます。


特に「一口チョコの包装紙(ビニール)を丸めたもの」は大好きで、私がチョコの包みを開けようとすると寝ていても起き出して寄ってきます。

「とうちゃん、それ頂戴!!」

ってな感じです。


「一口チョコの包装紙(ビニール)を丸めたもの」をどうして猫が欲しがるのか?楽しいのか?というと、「子猫の弱い猫パンチでも勢いよく飛び出す」からです。

さらに「自分の口にくわえられる」からです。


市販のおもちゃ(ボール)だと子猫の弱い猫パンチでは、ゆるく動き、距離も大きく動きません。

猫が喜ぶのは「速く動くもの」「大きく動くもの」です。

ですから、「一口チョコの包装紙(ビニール)を丸めたもの」は子猫にとって簡単に素早く飛ばすことができるおもちゃなのです。

また、小さくて軽いので子猫の小さな口でも加えて運ぶことができます。


我が家のハッピーは、猫パンチをしてサッカー選手のように飛ばして遊び、飛んだ先に行って咥えて別の場所へ運び、ポトッと落としてまた猫パンチをして飛ばす、という遊びを何回か繰り返して自分で遊びます。

また、私が包装紙を指でゴンパチして勢いよく飛ばすと、ダッシュして追いかけます。

(その姿は笑えます)


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(上記3枚はハッピー)




《飼い主の手も猫にとってはおもちゃとなる》

先ほども述べましたが、我が家では「私の手」もハッピーのおもちゃです。

私が手で「蛇」のような形を作り、いまにも襲い掛かるように挑発すると、必ず「やったろか~!」と、手に飛び掛かってきます。

猫パンチ!

噛みつき!

猫キック!

と攻撃技のラッシュです。


もちろん“あま噛み”ですが、それでも成長して歯が大きくなると、痛いときがありますから、そのときは「声をだす」ことです。

猫の兄弟同士の遊びでも、相手が強く噛んだときに噛まれたほうが声を出すと、噛むのを辞めます。

それが猫の暗黙の合図だからです。

ですから、飼い主さんが自分の手を使って遊ぶときに痛いほど噛むときは声を出して注意を与えるのです。

(洋服越しだと少し痛くありませんが、袖がボロボロになる可能性がありますのでご注意ください)


この遊びは「天敵との戦いの練習です。

猫はハンターとしての本能を持っていますから、戦う遊びが意外に好きなのです。

(そもそも狩りの疑似体験が闘いですけど・・・)



このように各家庭の猫の個性でおもちゃ以外に、猫が自分でおもちゃと認定するものがありますから、それを飼い主もおもちゃとして認めてあげることです。


猫は犬と違って自分の好みを通したいという気持ちが強いものです。

おもちゃ選びも猫次第です。



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【まとめ】

ここにあげたキーワードを沿うようにすれば、きっと飼い猫との楽しい時間を過ごせると思います。


また、ここにあげた方法はいわゆる「コツ」なので、各家庭、猫の個性、飼い主の個性、環境の違いで遊び方は千差万別だと思います。

それぞれの家庭で、飼い主と愛猫とが独自の遊びを見つけることが大切だと思います。


「遊び」は、飼い猫との身体と心の成長には欠かせないものです。

「遊び」は、飼い猫との楽しいコミュニケーションの時間です。

「遊び」は、愛猫と飼い主との大切な思い出です。


愛猫と楽しいときをお過ごしください!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 12:00| Comment(0) | ハッピー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月09日

『ハッピーから学ぶ、初めて子猫を育てる人のためのアドバイス!(2) ~「子猫を“より”楽しませる遊びのテクニック」【前編】~』




【子猫にとって遊びとは?】

前回、子猫にとって「遊び」とは、狩りの本能を満たすものであり、飼い主とのコミュニケーションをはかることであり、身体と心を発達させるために必要なことだと述べました。


猫を愛する飼い主にとって、飼い猫との“遊び”は「至福の瞬間」と言えるでしょう。

夢中で遊ぶ飼い猫の姿に癒され、増々愛情を強くする、そんな瞬間ではないでしょうか。



また、最近は猫の肥満が問題になっています。

明らかに「食べすぎ」「運動不足」な猫もいます。


これは基本的に飼い主の責任ですが、猫にも個性がありますから、「食いしん坊」の猫もいるのです。


ですが、人間でもそうであるように、「食いしん坊」は、「怠け者」だったりします。

猫の食いしん坊も、運動嫌いであることがあります。


猫の肥満も人間と同じように病気のリスクが高まります。

また、万が一なんらかの手術をするときに脂肪があると手術が難しくなります。


飼い主が甘やかして食べ物を上げすぎる→バクバク食べてしまう→肥満になる→運動不足になる→ますます怠け者になる→肥満が増加する→病気のリスクが高まる。

という連鎖が起きてしまいます。


しかし、こう言う飼い主の方はいませんか?

「えっ、うちの子(猫)は痩せてますけど・・・」


実は、見た目には痩せて見える猫、小食な猫でも体内に脂肪が付いているケースがあります。

(わたしが以前飼っていたトラ猫のチャミーがそうでした。小食だし、見た目に太っているとはとても見えませんでした。ですが、獣医師に「脂肪が多い」と言われました。)


つまり、小食な猫でも、見た目には太っていない猫でも脂肪がたまっていることがあるのです。


では、どうしたらいい?


結局、人間とほぼ同じです。

食事制限と運動しかないのです。

よほど肥満している猫以外は食事制限の必要ありませんが、どの猫でも必要なのが「運動」です。

猫にとって「運動」とは、「遊び」です


猫も人間と同じように高齢となってくると、動かなくなります。

ですから、大切なことは子猫の頃から運動(遊び)の習慣をつけることです。


その遊びには、「猫が興味をもってちょっと楽しむもの」と「猫が興味津々で夢中で遊ぶもの」があるように思えます。


子猫のうちに遊び(運動)の習慣をつけることは、飼い主の喜びでもあります。

是非、コツをつかんで楽しく遊びましょう。




【猫がより楽しむ遊びのコツとは?】

遊び方のコツなんて知ってるよ!

と、猫育てベテランの方は退屈かと思いますが、意外に猫育てベテランの方でもコツをつかんでいない方がいらっしゃるのも事実のようです。

(今回は特に猫育て初心者向けの内容です)



前回の記事で子猫にとって良いおもちゃは猫の本能である狩りを疑似体験させてくれるものだと述べましたが、遊び自体が同じ意味となります。




《子猫がより楽しむ遊ばせ方のコツ1》

猫遊びキーワード = 『捕食』


猫の狩りの対象は?

ずばり、「ネズミ(小動物)」「小鳥」、それと「昆虫などの小さな生き物」が主なものです。


ですから、子猫と遊ぶときにこの「捕食」ということを中心に考えて遊ぶことによって、猫の楽しみは増えるのです。


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もちろんいろいろな遊び方があり、猫の個性によっても違いがありますが、この記事では猫全般に共通する遊びという概念で述べていきます。


人間の子どもとの遊びと猫の遊びの違いは、根本的に猫の遊びは、「捕食」することが猫の本能を刺激するものであるという点にあります。


ですから、おもちゃなどを使っても「生き物の動きにする」ことで猫はよりよく楽しみます

「ネズミが逃げる」→「猫は捕まえたくなる」

「小鳥が飛んでいる」→「猫は捕まえたくなる」

このようにどのようなおもちゃを使用しても、「小動物のような動き」を真似することで猫は本能を刺激されます

作られたおもちゃに生き物としての動きを飼い主が吹き込むことで猫はより楽しく遊ぶことができるのです。


この「捕食」というのが猫遊び全般に関わっている重要なポイントです!





《子猫がより楽しむ遊ばせ方のコツ2》

猫遊びキーワード = 『隠れたかと思ったら逃げる(現れる)』


猫じゃらしを振っても猫が喰いついてこない!

なんて悩みをお持ちの方いませんか?


猫じゃらしや釣り竿などのおもちゃで遊ぶときにより良く猫に興味を持たせるためには、この『隠れたかと思ったら逃げる(現れる)』というキーワードが大切となります。


猫は「そこにあるもの」よりも「隠れようと逃げるもの」に興味を持ちます

ですから、猫じゃらしを猫の前にちらつかせたりして誘ったあとに、ずっと猫じゃらしを猫に見せたままでは、興味は半減してしまいます。

(もちろん猫は遊びます。個体差もあります)

ですが、より猫が楽しむ方法は、「現れる」→「隠れる」→「また出てくる」→「また隠れる」というものです。


猫の習性として、「逃げるものを捕まえたくなる」というものがあります。

ずっと、猫じゃらしなどのおもちゃを猫の目の前に出したままだと、飽きるのが早くなります。

そうではなくて「出ては隠れる」「隠れたはずなのにまた出てくる」という動きをすると猫は捕食の本能を刺激されます。


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猫と遊ぶときに「どうもノリが悪いな~」と思ったら、「現れたかと思ったら隠れてしまう」「隠れたかと思ったら逃げる(現れる)」というキーワードを思い出してください。






《子猫がより楽しむ遊ばせ方のコツ3》

猫遊びキーワード = 『素早い動きと静止状態をおりまぜる』


猫という生き物の特徴は、「動体視力」がとても優れている点です。

これは猫の捕食対象の生き物がネズミや小鳥、昆虫などの小さくて動きが速い生き物を捉えるために必要な能力です。


おそらく動体視力に関しては犬よりも猫のほうが優れていると思われます。

猫が興味をそそられるものは、「素早く動くもの」です



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ですから猫じゃらしなどのおもちゃを「素早く動かし、ピタッと止める」

「止まったかと思ったらまた素早く動く」こうした動きをされると猫は本能を刺激されて飛びついたり、捕まえたりしたくなるのです。


逆にあまり良くない遊ばせ方は、「のそのそとおもちゃを動かす」「子猫が追いつかないほどずっと素早く動かす」というやり方です。

ずっと猫が追いつけないほど素早く動かすのは疲れますから、こうした方はあまりいないと思いますが、のっそりとおもちゃを動かして遊ばせる方がいます。

それでももちろん猫は動いているものに反応しますが、より良い遊ばせ方ではありません。

同じリズムでずっと猫じゃらしを振るなどは、猫にとってはあまり良くない遊びです。


大事なことは「素早く動きこととゆっくりと動く(止まるを含む)」という動作を織り交ぜることです。




「子猫を“より”楽しませる遊びのテクニック」【後編】に続く。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。








posted by チャミーの父ちゃん at 13:28| Comment(0) | ハッピー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月02日

『ハッピーから学ぶ、初めて子猫を育てる人のためのアドバイス!(1) ~「子猫と遊びの関係」と「良いおもちゃ選び」~』





【子猫を初めて育てる人へのアドバイス】

今回は、ハッピーというスコティッシュフォールドの子猫(メス)を育てている経験からの学びをお届けいたします。


子猫(猫)をすでに飼っている人、猫育てにベテランの人にとってはよく分かっていることかもしれませんが、初めて子猫を育てる人のために「子猫の遊び」「子猫にとって良いおもちゃ選び」についてのアドレスをいたします。



《子猫の飼育で大切なことは?》

我が家のハッピーは生後3ヶ月でやってきました。

ただいま、生後4ヶ月を少し過ぎました。

(10月2日現在)


生後まもなく~半年くらいは、飼い主にとっては、眼の中に入れても痛くないほど“可愛くて仕方がない時期”だと思います。

この可愛さは人間の赤ちゃんと同じような感覚でしょう。


人間の赤ちゃんが成長し、自分の足で歩き、外界に興味を持ちだし、コミュニケーションが取れるようになって、親などと遊ぶことは子どもの成長にとって大切なことです。

また、幼稚園児くらいの年齢の子が他の子どもたちと遊ぶことにも多くの意味があります。


人間の幼児に“遊び”が重要なのは、体の成長(運動神経など)を促し、脳を活性化(知的成長)させ、さらにコミュニケーション能力を発達させるからです。



子猫の子育ても同じような意味があります。


子猫の遊びは、通常であれば母猫と兄弟によってなされます。

兄弟たちとじゃれ合いながら狩りの仕方を覚え、コミュニケーションを取り、身体の運動機能を高めます。

子猫にとって運動は仕事と同じ。

運動することは体と脳の発達を促します。

また、心の成長にもつながります。



母猫が育てる場合、「危険な場所」「危険な生き物」「狩りの仕方(餌の見つけ方)」などを教えます。

また、兄弟間のじゃれ合いの中から猫同士のコミュニケーション能力を発達させ、同時に猫の本能である「狩り」を学びます

子猫にとって「遊び」はとても重要なのです。



子猫は飼い主と遊ぶことで、身体を発達させることができます。

子猫は飼い主と遊ぶことで、考える能力を伸ばすことができます。

子猫は飼い主と遊ぶことで、猫の本能(狩り)を満たすことができます。

子猫は飼い主と遊ぶことで、飼い主への愛情と信頼を深めていきます。

子猫が飼い主と遊ぶことは、猫の成長のために大切なことなのです。




【子猫のための良いおもちゃ選びとは】

《子猫のおもちゃについて》

人間が子猫と遊ぶときは、たいてい猫用のおもちゃをなどを使うと思います。

いまはいろいろなおもちゃが販売しています。


個人的な感想を言わせてもらえば、人間の発想で作られたおもちゃは猫にとって「あまり興味をひかないもの」「面白くないもの」も多くあります。

どれがそうかというと、営業妨害になるので言えませんが、あくまでも個人的な感想だと前置きして言うならば、猫の「本能」を刺激するものが「良いおもちゃ」と言えます。

猫の本能とは、ずばり「狩り」です


猫は家ネコとなっても狩りの本能を失っていません。

猫の身体機能は狩りをするためにあると言ってもいいのです。

ですから、子猫の身体の成長には狩りの疑似体験が大切なのです。


結局、子猫に狩りの疑似体験を感じさせてくれるおもちゃが猫にとって良いおもちゃとなります。

人間が「これがいいと思ったのに、あまり喜んでないな~」ということがあると思いますが、それは猫の遊びが「狩り」を前提にしているので、人間の子どもの遊びとは根本から違っているからです。

ですから、子猫の遊びには「狩り」を意識したおもちゃ選びと“遊ばせ方”が重要なのです。




《おすすめのおもちゃ》

あくまでも個人的な感想でありますが、私がハッピーと遊びに使うときに有効だと思うものを紹介します。

(猫にも個体差がありますので、その猫によって反応の違いはあります)


猫の狩りの対象は?

ずばり、「ネズミ」「小鳥」が主なものです。

他には昆虫などです。


つまり、「ネズミ取り」「小鳥捕獲」を感じさせるおもちゃが子猫にとって喰いつきがいいおもちゃとなります。


おススメは次の2つのタイプです。


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上が小鳥を思わせるおもちゃ

下がずばりネズミのおもちゃ



おもちゃは何も市販のものばかりでなくても子猫は楽しむものがあります。

猫用のおもちゃには、ボール(以下の写真のようなもの)が販売されていますが、猫にしてみたら、人口的に作られたボールのおもちゃよりも興味を引くものがあります。


我が家のハッピーは、「メモ用紙などの紙を小さく丸めたもの」「一口チョコの包装紙(ビニール)を丸めたもの」に強く興味を持ち、喜んでおもちゃとして遊んでいます。


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左が市販のボール、真ん中が紙を丸めたもの、右が一口チョコの包装紙を丸めたもの。



それはなぜか?

生後2ヶ月~3ヶ月くらいの子猫だと、まだまだ身体の機能が発達していないので、「大きいもの」「重たいもの」は、遊ぶことは遊ぶのですが、長く続かないことがあります。

その理由は、一言で言うと「子猫には手に余る」からです。


小さな子猫が大きめのボールを転がしても、それほど大きく動かない、また、速く動きません。

ですから、「小さくて軽いもの」が子猫にはちょうどいいのです。


子猫の遊びは「狩りの本能」を満たすことが重要と述べましたが、それを「遊び」ということで説明すると、大切なことは「素早く動く(移動)」することです。


猫は動体視力が優れているため、人間の眼ではとらえられない動きをしっかりと捉えることができます。

ですから、子猫のおもちゃも「小さな力」で「素早く動く」ものが良いおもちゃなのです。


猫は鈍く反応するよりも素早く反応するものにより興味を持つのです。

それは捕食動物としての本能があるからです。

猫が捕食する小動物は捕食されないために素早く逃げます。

ですから、猫は素早く逃げるものに興味津々となるのです。


それと「子猫が口にくわえられるもの」であることも大切です。

(誤飲にご注意ください)

猫も犬も捕食する動物は獲物を狩ったときに、安全な場所に獲物を持っていく習性があります。

子猫もおもちゃをくわえて違い場所に持っていこうとします。

ですが、子猫の口(歯を含む)に持て余す大きさおもちゃだと、口にくわえて運べません。


猫は狩りをすることで捕食の喜びを感じ、安全な場所に運ぶことで、自分の獲物をゲットした満足感を満たします。

ですから、子猫の成長に合わせた大きさのおもちゃの使用が大切です。


市販のおもちゃだけが良いおもちゃではありません。

猫は自分の興味のあるものを自分で見つけます。

飼い猫が興味を持ったものをおもちゃに出来るなら、ぜひおもちゃとして認定して遊ばせてみてください。

(各家庭で違いがあると思います)


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次回は「子猫をより楽しませる遊びのテックニック」についてお届けします。



最期までお読みいただき、ありがとうございました。










posted by チャミーの父ちゃん at 13:24| Comment(0) | ハッピー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月25日

『猫は謎多き生き物(猫の心理と性格)』





【兄弟でも柄が同じでも全然違う性格】

猫は一度に数匹子猫を生みます。

遺伝的に毛の柄(がら)は似ることが多いです。


トラ柄が多い兄弟だったり、サビ柄が多い兄弟だったりと。


でも、一緒に生まれた兄弟猫でも性格はまちまち。


ある方の猫はトラ柄の猫。

近くにもらわれた兄弟猫2匹も同じトラ柄。


でも、もらわれた兄弟のほうは、「ビビり」で「人見知り」。

その方が飼っているトラ猫は「誰にでもお腹を見せる甘えん坊」。

一緒に生まれたのに随分違う。


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人間の場合、双子だと似たような癖があったり、同じタイミングで同じことをしたりすることがあるそうです。


猫の場合、見た目はそっくりで見分けがつかないけど・・・。

性格がまるで違う。


これはどうして?



遺伝子的にみると、同じ柄で血縁関係のない猫よりも、兄弟の方が遺伝的に似る可能性は高いです。


ただし、猫は一度の出産で生まれた同士でも父親猫が違う場合があります。(外猫の場合)

猫の場合、複数のオス猫の子を同じタイミングで妊娠するからです。


また、生育の環境や飼い主さんの接し方などが影響することもあります。


猫という動物は「臆病」な生き物です

これは「やんちゃな猫」でも「暴れん坊猫将軍」でも、猫という基本的性質として「臆病」という性質が宿っているということです。



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ですから、生まれてから「何か怖い思いした」「とてもびっくりした」などと子猫のときの経験がその後の性格に現れることもあります。


人間とちがって、猫の場合一度「怖~い」思いをすると、ずっと忘れません。

トラウマになってしまいます。

人間が知性や理性を発達させて克服するようなことはできません。


ですから、まだ小さい子猫のときに「怖~い」思いをさせないことが大切です。


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一番大切なことは「飼い主さんへの信頼」です。

ビックリたまげても、ビビっても、飼い主さんが優しくしてくれることで、猫は安心していきます。

飼い主さんがいるから大丈夫、と思ってくれれば、猫は本来ののびのびした性質を発揮します。



〈猫の豆知識〉

「猫にも持って生まれた固有の個性がある!」






【猫は謎多き生き物】

猫好きな人でも猫の気持ちが分からなくなるとき、ありませんか?


隠れて1匹で過ごしていたかと思いきや、部屋に戻って飼い主さんの膝に乗ってくる。

「おいで~」と呼んでも来なかったのに、トイレから出ると“出待ち”している。


「気まぐれ」なのは分かっていたけど、理解不能に陥ることもしばしば・・・。


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実は、猫という動物は犬と並んで長年人類の友として連れ添ってきた動物なのですが、犬ほど研究が進んでいないのです。

そのため他の動物と比べるとその生態は謎が多いのです。


動物心理学の研究では「ごはん」を使う実験が大半ですが、猫は「ごはん」につられにくいため、この実験方法が使えません。


また、猫の性格上、知らない場所に連れてこられて、知らない人に囲まれる環境での実験はほとんどの場合はうまくいきません。

(猫かぶってるんですね~!)


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猫の研究が今後進むこと期待しましょう。



ですが、一番大切なことは、飼い主さんが愛猫のことを深く理解してあげることです。

そのためには日頃の観察が重要です。

「何に反応するのか?」

「どんな行動パターンがあるのか?」

「性格はビビりか、やんちゃか?」

「どんなおもちゃが好きか?」

「何に興味を持つのか?」


じっくりと観察していれば、愛猫を理解することができます。

「理解する」とは、「愛する」ことなのです。


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〈猫の豆知識〉

「猫は謎多き生き物。でも、その飼い猫の謎を理解していくことが飼い主さんの愛情!」



最期までお読みいただき、ありがとうございました。







posted by チャミーの父ちゃん at 13:26| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月18日

『猫好きを装い、猫を虐待、転売するために騙して引き取る「里親詐欺」に要注意!』




【虐待目的の里親詐欺が急増中‼】

動物好きを装い(嘘をついて)、猫を引き取る。

しかし、その目的は家族として迎い入れるのではなく、「虐待」または「転売」。

近頃、そんな「里親詐欺」が急増中です!!



《「里親詐欺」とは?》

里親を探している保護主や飼い主、保護団体から猫を騙して引き取る行為。

目的は虐待、虐殺、転売など非道な行為です。


コロナで自粛生活の時間が増えたこと、SNSが発達、充実したことが「里親詐欺」に拍車をかけています。

ネットのSNSでは、婚活アプリのように「里親を探している人」と「里親になりたい人」のマッチングサイトも増えています。

しかし、そこに付け込んで里親詐欺を働く悪い人間がいるのです。


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【里親詐欺の被害を知る】

「虐待」「虐殺」「転売」、これらを目的として猫や犬を引き取る行為は許しがたい行為です。

また、詐欺罪であり、動物愛護法違反でもあります。



こうした悪質な「里親詐欺」を出さないためには、まず里親詐欺について知ることが必要です。




《里親詐欺の実態》

〈SNSを利用した里親詐欺〉

最近多いのがSNSを利用したもの。

「SNSを利用した譲渡」、これが里親詐欺の起こる危険性が高いのです。

SNSでの譲渡では、「複数のアカウントを作って多重応募をするケースが多い」です。

匿名のアカウントやフォロワーがいない、ネット上での活動がほとんどない、などというのは偽アカウント(裏アカウント)の可能性が高いです。


SNSでの譲渡の場合は、アカウントをきちんと調べ、SNS上での活動(発言、つぶやきなど)を調べることが大切です。



〈リアルな場での里親詐欺〉

掲示板やSNSのみならず、「通常の譲渡会」などのリアルな場で、堂々と里親詐欺が横行しています。

里親詐欺は堂々と、保護団体に接触し、譲渡会に参加してきます。


ある保護団体では次のような“窃盗”があったそうです。

保護団体の人が、譲渡希望者と1対1で面談中、お茶を入れようと席を立ったときに猫をさらって逃げた。

そんな信じられない“強盗”のようなケースもあります。


また、保護団体よりも譲渡してもらいやすいのではと考えて、保護猫カフェを訪れて猫好きを装い里親詐欺をする人間もいるようです。




《里親詐欺の形態(手口)》

里親詐欺の形態(手口)は主に以下の4つです。



1.動物虐待を目的とするもの

猫好きを装い、時には偽装した家族関係を作ってまで譲渡希望者として現れます。

目的は、ストレス解消のために虐待する、または命を奪うという異常行動願望を満たすためなどです。

このケースは、明らかに異常者と見ていいでしょう。

ですが、譲渡会や保護団体などには猫好きと偽っていますので、安易に信用してしまうと猫の命が奪われる、または猫が不幸になることになります。



2.転売・再譲渡を目的とするもの

譲り受けた猫を別の里親に引き渡し、医療費などをだまし取るケースがあります。

また、三味線の皮にするために業者に転売するケースがいまだにあります。



3.動物実験用に転売することを目的とするもの

動物実験用に転売するケースがあります。

これはどうしても需要があるものなので、密かに売買が行われている現実があります。

しかし、犬と猫は愛玩動物です。

家畜の動物と同じように動物実験用に使用するのは、間違っています。

科学者や生物学者などは、科学の発展、医学の進歩にばかり意識がいき、小さな命の大切さを尊重しない傾向があります。

動物実験に犬や猫を使用する科学者たちへも非難の目を向ける必要があります。



4.アニマルホーダーが目的なもの

アニマルホーダーとは、「異常な動物コレクター」のことです。

この場合は、ある程度動物への愛情は持っていることが多いですが、その愛情は非常に偏ったものであり、身勝手な愛情でしかありません。

面倒見切れないほど多頭飼いしていて、家族として生活するというよりも、コレクションを集めるような感覚で動物を引き取るのです。

ですから、「この人は動物好きなのだな」と思って譲渡すると間違うこともあります。

衛生面や健康面が不十分な劣悪な環境で飼育されるのは虐待と同じです。



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《里親詐欺に騙されないための注意点》

里親詐欺は焦って里親を募集している人を狙ってきます。

「〇日までに里親が見つからなければ保健所に行くしかない」

「入院するから緊急募集」

など、緊急性を以って里親を募集している人の弱みに付け込んできます。



「保護活動をしているので今すぐ猫を引き取れます」

「子猫を全部引き取ります」

「格安料金で里親探しを代行します」

など、親切なフリをして近づいてくることもあります。



「ケージもトイレも設置」

「猫の飼育経験もあり」

「戸建てで妻は専業主婦」

などと譲渡されるための好条件を提示してくる場合があります。



単身者への譲渡を警戒する保護団体の決まりを逆手に取り、夫婦や家族を装って、猫を譲り受けようとする詐欺師が増えています。

犯罪者などの悪い人間は必ず物事の盲点をついてきます。


保護団体は「単身者不可」ということを改善することによって、保護対象者を増やすことで里親詐欺にあわないようにする努力も必要だと思われます。



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【里親詐欺への対策】

1.譲渡契約書の用意と身分証明書の提示を必ず行う。


一番大切なことは、引き取る人の素性です。

身分証明書を必ず提示してもらい、譲渡契約書には氏名、住所、連絡先などを必ず記入してもらうことです。

万が一、SNS上でしか連絡が取れないなどがあれば譲渡はしないことです。



2.譲渡費用を求める。


里親詐欺の中には身分証明書を偽造する人がいます。

そこで譲渡条件に譲渡費用のお願いをすることで、里親詐欺を防ぐ要因となります。

ただし、譲渡費用はあまりにも安価だと効力がなく、高すぎると譲渡が滞っていまいます。

また、正当な理由がなく費用を求めることも保護団体側が売買目的となりかねてしまう恐れもありますから、注意が必要です。




3.譲渡する前に必ず引き取り希望者の自宅環境を確認する。


多頭飼いではないか?

トイレ、食器、スペースなど飼育する環境がととのっているか?

これは里親詐欺を防ぐためには絶対に必要です。




4.受け渡しは相手の自宅で行う。


受け渡しに「そちらに引取りに行きたい」と交渉してきても、相手の飼育現場である自宅に譲渡する側が出向き、現地で再度飼育環境を確認してから譲渡することです。



5.トライアル期間を設ける。


1週間~2週間のトライアル期間を必ず設けて、「相性」を確認し、その間に里親の素性に怪しい点があれば譲渡しないための最終的見極めの期間を設けることです。



6.アフターフォローを導入する。


譲渡したらおしまいという保護活動をしているところもあるようですが、それでは里親詐欺をしてください、と言っているようなものです。

譲渡した後こそ大切です。


譲渡した先で動物(猫や犬)が幸せに生活しているかどうかを確認することは里親詐欺を防ぐ最終的方法です。

また、そうした情報を把握し、発信することで、譲渡希望者の増加にもつながります。

確認と言っても、メールで写真や感想を送ってもらうだけで簡単に確認できます。

ここが保護活動の詰めの部分です。

譲渡件数が多いからといって手抜きをせずに、必ず確認する態勢を整えることが譲渡する側の責任となります。



7.保護団体や保護猫カフェなどの横のつながりを構築する。


保護団体や保護猫カフェなどの横のつながりを構築することで、情報のやり取り、情報の共有をすることで里親詐欺を防ぐことに繋がります。

同一人物が短い期間で多重応募しているなどをチェックする仕組みを整えることが重要です。



(参考情報は、YAHOO!!ニュース)




【里親詐欺は許さない!!】

いずれにしても譲渡する団体や個人が責任を持つことが必要です。

安易な譲渡は里親詐欺を見抜けず、猫を不幸にし、命の危険にさらしてしまいます。


詐欺師は巧妙に嘘という鎧で相手を騙してきます。


動物の保護活動をしている人たちの中には「お人好し」のタイプの人もいます。

「お人好し」は悪いことではありませんが、詐欺師から見ると格好の餌食となってしまうのです。



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保護した猫の幸せのために譲渡したのに、虐待されたり、動物実験に使われたりしたのでは、何のための保護活動なのか分からなくなってしまいます。

保護活動をする団体も個人も、里親詐欺を防ぎ、保護猫や保護犬を守るための知識や見解が必要です。

また、世間が関心を向けることも大切です。


犬や猫にも個性があります。

愛情を感じ、愛情を与えられることができる犬や猫を虐待する悪質な里親詐欺から守らねばなりません!




最後までお読みいただき、ありがとうございました。


合わせて読みたい記事。

『滋賀県内で動物(猫)の虐待が頻発!里親詐欺は絶対に許せない! ~虐待された保護猫「むうくん」にエールを贈る!~』







posted by チャミーの父ちゃん at 13:25| Comment(0) | ペット問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月11日

『ハッピーがハッピーを与えてくれる!』




【新しい家族のハッピー】

新しく「ハッピー」という子猫を我が子として迎い入れることになりました。


生後3ヶ月のスコティッシュフォールドのメスです。


ですが、初日は我が家とわたし(父ちゃん)にまだ慣れていなくて・・・。

我が家に来てすぐ、書庫に隠れてしまいました。


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ハッピーは、とても臆病な子(ビビり)で、おとなしく静かな子です。


特徴は、短い耳と長毛(三毛)です。

モフモフの三毛猫です。



なんでも、生まれてすぐに母猫に耳をなめられてしまったことが原因で、耳が小さくなってしまったとか・・・。

(マジか!)



我が家にきてすぐのハッピーは、

「ハッピー」と呼んでも、無視・・・。

父ちゃん辛い!


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隠れて、こちらをじっーと見ています。

「誰だ!お前」

ってな感じです!


「誰かって?」

「あんたの新しい父ちゃんだよ!」


ちゃんと覚えてください!




幼少期から捨て猫を拾ってきては育ててきましたが、無視される経験は野良猫以外にはありませんでした。

ショック・・・。


まぁ、少しずつ環境になれるしかないか・・・。

とほほ。



どうやらすごく臆病な子で、部屋のあちらこちらを何度もニオイを嗅ぎまくっていました。

しかも、わたしのいる部屋(寝室兼仕事場)から離れません。

階段を下りて1階に冒険することもなく、同じところでウロウロしたかと思うと、寝転がる。

たぶん暑いのだと思います。



夕食後、ネズミのおもちゃで遊んだら、食いついてきましたが、長らく運動不足だったせいか、舌を出してハッハッとしていたので、遊びは中止!



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しかし、夜も老けてくると、少しずつ父ちゃんの近くにくるようになって、就寝時には側で寝つきました。

ほっ!




2日目にはこちらを見る時間も多くなり。

撫でても喜ぶようになりました。


でも、長毛は夏に可哀想!




ハッピーが来て3日目。

バタバタと走り回り、ニャーニャー鳴くことも増えました。

父ちゃんがパソコンで作業してくると寄ってきて、「遊んで~」と寄ってきたりします。


どうやら「猫をかぶっていたようです」

始めから猫だ~!って?



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【ハッピーはハッピーを与えてくれる存在】

ハッピーの名前の由来は、文字通り「幸せになること」です。

母猫から離れて我が家にきたハッピーとそれを受け入れる父ちゃんが両方とも幸せになるように、という願いが込められています。


人間にとって一番辛くて悲しいことは「孤独」ではないかと思います。



自殺も、完全なる孤独のなかで行われます。

誰か一人でも寄り添う人がいれば、自殺することはなくなるはずです。


でも、物理的にそばに誰かがいても、人間関係があったとしても、「心の中では孤独」という現象があります。

そうした孤独のときに人生を揺るがす出来事があると人は絶望の底へ落ちていきます。



でも、たった1匹の猫(または犬)が、孤独な人間の心を癒すことがあります。

たった1匹のペットが人間に生きる力を与えることがあります。

ハッピーは、わたしにとって、そんな生きる力を与えてくれる存在です。


これからハッピーと一緒に生きていきます。



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だけど、チャミーのことは絶対に忘れません

チャミーを失った深い悲しみはいまだに癒えません。

チャミーのことを思うだけで、胸がぱっくり斬られたような痛みを感じます。


残された人生をハッピーのために生きていきます。

我が子がもう一人増えたそんな気持ちです。



ときおり「ハッピー日記」をお届けします!




最後までお読みいただき、ありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 12:19| Comment(0) | ハッピー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月04日

『犬は人間の感情を敏感に読み取る』





【犬は、飼い主さんどうしのケンカにとても敏感に反応する】

こんな経験ありませんか?


ある日、夫婦ケンカ(または親子ケンカ)が勃発!

ワーワー、ギャーギャー、汚い言葉の罵りあい。


そんなとき、そばで見ていた飼い犬が大きな声で威嚇するように吠え始める。

または、そばでキャンキャン鳴く、などなんらかの騒がしい行動をする。

多頭飼いの場合、こんなとき犬どうしでケンカが始まることも多いです。



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なんで?


犬は人間の感情に敏感です

犬は家庭(テリトリー)の中に不穏な空気が発生すると敏感に察してストレスを感じてしまいます。

すると不安になって騒いだり、異常行動をとったりするのです。


また、多頭飼いの場合は、家庭内の騒動を「これ幸い」と戦乱に乗じて自分の地位を上げようとしているという説もあります。

犬の祖先のオオカミの群れは、高い地位にあるオオカミどうしがトップの座をめぐって争いを始めると、下位のオオカミたちも争いを始めることが知られています。

これは、リーダーシップの頼りなさに不安感が募るためとか、騒ぎに乗じて自分の地位を上げようとするためと言われています。


飼い犬の場合も、犬どうしの実力が拮抗している場合や密かに下克上を狙っている場合、この機に相手をやりこめてやろうとケンカを始めるのです。


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密かに狙ってたのかい?

マジか!



いずれにせよ、飼い主さんどうしのケンカは、飼い犬にとっては平穏な生活をかき乱すことになります。


家庭内不和は、飼い犬にストレスを与えるのです。


飼い犬は、常に飼い主さんたちの気持ちを敏感に感じ取ろうとしているのです。


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犬の場合、ケンカをするフリをしても、同じような反応をすると言われています。



ちなみに猫の場合は、「またやってら~」と涼しい表情で流し目する。

クールビューティー(?)。

猫は「われ関せず」なのです。



〈犬の豆知識〉

「犬は、飼い主さんどうしがケンカをすると不安になって騒いだり、異常行動を取ったりする」







【犬は飼い主の表情を読み取る】

飼い犬がイタズラをした。

またか~!

と思って、愛犬に腹を立てる。


愛犬はどこかと探すと・・・。


ガックリうなだれて、「怒らないで~」と言わんばかりに無言のアピール。

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飼い主さんが視線を向けると、チラ見して目がキョロキョロ。

なんて、ありませんか?



犬は、飼い主さんの気持ちを繊細に感じ取ると言われています。


ですが、飼い主さんが声を出したり、体の動きがないときに、犬は何を手掛かりとしているのでしょうか?


最近の研究により、「犬は人の表情を読み取れる」ことが分かったのです。


実験では、モニターにさまざまな人の顔写真を映し、犬がそこから「笑顔」や「怒り顔」を見分けられるか調査しました。

すると、犬は容易に見分け、しかも初めて見る人の顔や、その顔を上半分だけにしたもの、下半分にしたものでも表情を見分けたのです。


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なんと!


また、別の実験では、必要最低限しか人に接触していない研究施設の犬は最初に人の目や額のあたりを見るのに対し、人と多く接しているペットの犬は最初に人の口を見る傾向があるということが分かりました。


つまり、ペットの犬は飼い主さんからのコマンド(指示)が出る口に注意する癖がついていたり、人の顔のなかで最も変化が大きい口から表情を読み取ろうとしているのです。



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だからといって、感情とはまったく違う変な口をして、飼い犬をからかうのは止めましょう!

(でも、面白いかも?)



〈犬の豆知識〉

「犬の視力はそんなによくないけど、人の表情を読み取れる能力を備えている!」




最後までお読みいただき、ありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 12:43| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月28日

『我が子チャミーへ』





チャミー。

チャミー・・・


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父ちゃん、寂しくて、悲しくて、辛くて・・・。



だから、新しい家族を迎えることにしました。

チャミーは、許してくれかな?

ジェラシーしちゃうかな?


だって、父ちゃん、生きる力が湧いてこないんだ。

父ちゃん、心が壊れそうなんだ。





台風で大雨の日。

父ちゃんが台所で夕食を作っていたとき。

赤ちゃん猫の助けを呼ぶ鳴き声がしました。


母猫は父ちゃんたちが世話をしている猫。

きっと母猫が守るのだろう、そう思ってた。


でも、いつになっても鳴きやまない。

鳴き声も悲痛な声になっていく。


父ちゃんは、鳴き声がする植木の奥に手を突っ込んだ。

そっと掴んで取り上げた。

それがチャミーでした。


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ずぶ濡れになった身体を拭いて、温めました。


生後3日。


まだ目も開いていない。

猫というよりもネズミみたいでした。



ミルクを与え、お尻を刺激して排泄をさせる。

猫用のベッドでスヤスヤと眠るチャミーは、父ちゃんに喜びと癒しを与えてくれました。


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あのときのチャミーは、父ちゃんの手のひらにすっぽりと収まる小さな生き物でした。



チャミーはずっと父ちゃんにとって「我が子」でした。


チャミーが父ちゃんにとって生きる力となっていました。


チャミーはずっと父ちゃんに生きる力と癒しを与えてくれる存在でした。


でも、いまチャミーはいない・・・。


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父ちゃんはチャミーと過ごした13年という時間を心の奥の一番大切な場所にしまっておきます。


チャミーのことは絶対になにがあっても忘れません。



父ちゃん、毎日ハグペットのチャミーと一緒にいます。

いつもチャミーと話しています。

父ちゃんが机で仕事をしていても、布団で寝るときもハグペットのチャミーはいつも父ちゃんを見つめてくれています。


チャミーだけが父ちゃんの生きる力でした。


チャミー、ありがとう!


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父ちゃん、天国でチャミーと逢うことを楽しみにして残りの人生を過ごします。



チャミー、ごめん。

父ちゃん、生きる力が欲しいから、新しい家族を迎えます。

父ちゃん、辛いんだ・・・

父ちゃん、悲しんだ・・・




チャミー、チャミー、

チャミーに逢いたい

チャミーにすごく逢いたい

チャミーにいますぐ逢いたい

チャミーを抱きしめたい


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チャミー、父ちゃんのこと忘れないで。


父ちゃんは、絶対にチャミーを忘れないから・・・。



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世界にひとつの似顔絵があなたの日常と大切な人に笑顔と幸せをお届けします
【似顔絵のWORLD1】





posted by チャミーの父ちゃん at 10:47| Comment(0) | チャミーへのメッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月21日

『ペットが行方不明になったら・・・』





【ペットが突然行方不明になったらどうしますか?】

大事な家族であるペットがある日突然いなくなった。

どうしよう!


焦って、110番にかけようと思った、などという経験者もいるでしょう。


そんなとき頼りになるのが「ペット探偵」です。


行方不明といってもその理由はさまざまです。


空き巣が入ったことで猫が逃げ出した。

散歩(猫)に行ったまま帰ってこない。

なにかに驚いて窓から飛び出したまま戻ってこない。

わりと多いのが飼い主が外出しようとして玄関を開けたときに出てしまい、そのまま帰ってこないというケースです。


行方不明になるペットのほとんどがです。


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犬は基本的に飼い主から離れません。

万が一離れても帰巣本能が強いですから、戻ってくることが多いです。

でも、猫の場合は自宅の近所に潜んでいても、自宅に戻らないことがあるのです。


飼い猫の行動範囲は一日に半径300m前後と言われています。

自宅周辺の地図を書店で手に入れて、半径300mくらいの範囲をしっかり把握して捜索するといいでしょう。


その際に、猫の性格も関係します。

臆病な猫はあまり遠くに行きません。

どこかでじっとしていることが多いです。


また、電車(線路)が走っているかどうか、人通りの多い道路かどうか、草むらがあるかどうか、緑道があるかどうか、などの周辺環境を考えて、自分が猫になったつもりで考えて捜索することが大切なようです。



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猫はとても臆病な生き物です。

また、縄張り意識の強い動物ですから逃げ出したとしても自宅周辺にいることが多いですが、狭いところに入りこんだり、草むらに潜んでいたり、他人の家に隠れていたり、昼間はじっとしていたりすると、いくら飼い主が名前を呼びながら探しても見つからないことがあります。

(悲しい~!)



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あと重要なのは、事故です。(あまり考えたくないですが・・・)

事故にあってしまい、保健所の人によって片付けられてしまった、というケースもありますし、通報によって保健所の人によって捕獲されてしまうケースもありますので、保健所に確認してみることも大事なこととなります。



飼い主が探しても見つけられないペットを探してくれるのがペット探偵なのです。

もし、何度探しても見つからなかったら、ペット探偵に依頼することを考えてみてはいかがでしょうか。





【ペット探偵の料金】

正直に言います。

ペット探偵の料金はけっこうします。


依頼は1日単位で「約3万円+税金+経費」くらいかかります。

探偵社(探偵者)によって差はありますが、それなりの金額が必要となります。


捜索にかかった日数(または時間)の分だけ料金がかかりますから、早く発見されれば安く済みます。



でも、基本的に飼い主にとっては「お金じゃないんだ」という気持ちではないでしょうか?

お金がかかっても大切な家族(ペット)を見つけたい。

それが、飼い主の気持ちではないでしょうか。



あるペット探偵には、年間200件もの依頼が舞い込むといいますから、お金よりもペットを取り戻したいと思う飼い主さんが如何に多いかを物語っています。



ただ、なかにはギリギリの生活費で暮らしている人もいるので、ペット探偵のボランティアがあったらいいのかな~とも思います。


ただ、ペット探偵の人たちはいわゆる“プロ”ですから、それなりの“ノウハウ”“経験”を持っています。

ペットを捜索、捕獲するための道具を持っています。


ボランティアの活動もありがたいですが、見つからないのでは意味がありません。


やっぱり愛するペットの存在はお金には代えられない、というところでしょうか?


飼い主としてはペットが勝手に脱走したりしないように注意する必要があります。

猫はドアや扉を勝手に開けてしまいますから。

不注意で脱走させない細心の注意が必要です。


それでも、ペットが行方不明になってしまったらペット探偵に依頼することをおススメします。


だって、愛するペットに逢いたいでしょう!




【チャーというチャ虎のオス猫が行方不明のまま帰ってこなかった】

実は私も約20年くらい前に、茶虎のオス猫(チャー)を飼っていて、散歩に行ったまま帰ってこなかった経験があります。


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(古い写真ですが、これがチャーです)


去勢をしていなかったため、チャーはよく「外に行かせてくれ~」とせがみました。

そのたびに窓や扉を開けて出してやりました。

すぐ戻ってくることもあれば、2~3日戻らないこともありました。

ベランダ側から出すときが多かったのですが、反対側の寝室に真夜中寝ているときに「開けてくれ~」と帰宅することもありました。


2日くらい帰ってこないときは心配したものです。


チャーはケンカの弱い猫で、よくお尻のあたりに怪我をしてくることがありました。

そのたびに病院で治療しました。

そのたびに、獣医師に「お尻に怪我をする猫は弱い猫なんだよ」と、よく言われたものです。


地域のオス猫とケンカするときに、チャーはお尻を向けて顔を横向きにするのです。

お尻を相手に向ける猫は弱い猫なのです。

優しい猫とも言います。


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人懐っこくて、甘えん坊、ケンカが弱いくせに冒険心が豊富。

そんなチャーが愛おしくてたまりませんでした。


近所のボス猫に追いかけられて自宅に逃げ込んできたときは、意地悪なボス猫を追っ払っらったりしたこともありました。


そんなチャーがある日、待っても待っても帰ってきませんでした。

私は「チャー」と名前を叫んで近所を探しました。


でも、願いかなわずチャーは戻ってきませんでした。



あのとき、ペット探偵の存在を知っていたら。

ペット探偵に捜索を依頼していたら、チャーは戻ってきたのではないか?

そう思って後悔しています。


チャーに逢いたい!


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ですから、私と同じような悲しい思いをされるなら、お金を捻出してでも、ペット探偵に依頼するのもいいのではないか、と思うのです。



また、近所の人たちも貼り紙などを見たら、協力してくれるとありがたいですね。




【ペット探偵を紹介】

「PET RESCUE」 

URL=https://www.rescue-pet.com/



「ジャパン・ロストペット・レスキュー」

URL= http://www.jlpr.net/



最後までお読みいただき、ありがとうございました。








posted by チャミーの父ちゃん at 12:03| Comment(0) | ペット問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月14日

『可哀想そうなのはどっち? 保護された犬猫とペットショップで売られている犬猫』





【犬の飼育数を制限】

ペットを愛する人たちにとって、とても気になるニュースがありました。


環境省の検討会で、一部の悪質な業者から動物を守るため、飼育できる数に上限を設ける案が取りまとめられました。(8月12日)


検討会では、悪質な一部の業者から犬や猫を守るため、動物愛護法に基づく省令の作成を進めているということです。


背景には、一部のペットショップやブリーダーによる劣悪な環境でペットが飼育されていることがあります。


検討会での焦点は、ペットショップやブリーダーが飼育できる犬の数だといいます。


検討会は12日、最終案が取りまとめられ、犬の場合、「ブリーダー(1人)は親犬を15匹まで」「ペットショップは従業員1人につき、犬20匹まで」を飼育の上限としました。

また、猫の場合は「ブリーダーは25匹」「ペットショップは30匹」が飼育上限とされます。


その他にも、繁殖の回数やケージの広さ、爪の手入れが適切に行われているかなども取り入れられました。



ニュースでは、埼玉県のとあるペットショップのバックヤードが映し出されていました。

そこには小さなケージや段ボールに入れられた犬や猫が窮屈そうにしています。


これを見たとき私も「可哀想」と思い、胸が痛みました。

この話題そのものは、別のブログに譲るとして、今回は犬猫について普段思っていることを書いていきたいと思います。




あなたは家族としてのペットを保護団体などから譲り受けますか?

それともペットショップで購入しますか?


これについては個人的な価値観が相当入りこむので、おそらく正解はないだろうと思います。

新型コロナウイルス感染症により、自宅で過ごす時間が増えた影響でペットを求める人が増えているようです。



ペットの代表である犬猫を迎い入れるには大きく言って3つでしょう。

1.捨て猫、捨て犬を保護して飼う。
2.保護団体、行政、ブリーダーなどから里親として譲り受ける。
3.ペットショップで購入する。

1の捨てられた犬猫や飼育放棄された子犬・子猫、迷子の犬猫と出会って保護するのは偶然でしかなく、出会いをつくり出せるものではありません。

ただ、このケースの場合、ほとんどが猫です。

ですから、積極的にペットを迎い入れようとすると2又は3の方法に頼るしかありません。



保護団体から譲り受けるか、ペットショップで購入するか、

どちらにしましょうか?


どちらにするかは、個人の事情と考えなので、どっちがいいというのではないと思います。

ですが、実際は、どちらかに偏った考えをもってどちらかにしている、というのが実情ではないでしょうか?



保護団体から里親として譲り受けることにこだわっている人のなかには、こんな考えの人もいます。

「ペットはお金を出して購入するものではない」

「ペットショップなどは犬猫を適正に飼育していないから買いたくない」

「悪質なブリーダーがいるからペットショップでは買いたくない」

「捨てられたりした犬猫が可哀想だから保護された犬猫をもらいたい」



逆に、保護団体等ではなくペットショップで血統証付きの犬猫を購入する人たちの中には、こう考えている人がいるようです。

「どうせ買うなら毛並みのいいペットを飼いたい」

「ペットもステイタスのひとつだ」

「ペットショップでしか犬猫を手に入れられない」


これ以外にもいろいろな考えはあると思います。


保護団体の活動は大変素晴らしいものだと思います。

動物を保護する活動をしている人たちは、捨てられたりした犬猫を可哀想だと思って保護し、新しい飼い主を探すことで犬猫の幸せをつくり出そうとしています。


ですが、こうした人たちのなかには、ペットショップで犬猫を購入することに嫌悪感を持っている人がいます。


こうした人たちの考えには、保護された犬猫が可哀想だと思う一方で、ブリーダーによって繁殖され、ペットショップで販売されている犬猫を可哀想だと思っていない節があるように思えます。


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あなたは「なんらかの理由によって保護されて里親を待っている犬猫」と「ペットショップで購入者(飼い主)を待っている犬猫」のどちらが可哀想だと思いますか?


もちろん考え方はいろいろあるし、正解はないと思います。

ですが、私は思うのです。


保護されて新しい飼い主が現れるのを待っている犬猫よりも、ペットショップで購入者(飼い主)を待っている犬猫の方が可哀想かもしれない、と。


個人や団体によって保護された犬猫は、それなりの環境で育てられます。

ですが、ペットショップで飼い主を待たざるを得ない状況に置かれてしまった子犬、子猫は、狭い空間に閉じ込められて、愛情を注がれることもなく幼少期(犬猫の)を過ごします。


お金を出して犬猫を手に入れることに嫌悪感を持つ人もいますが、お金や悪質なブリーダー、悪質なペットショップ業者と犬猫への感情は分けて考えるべきだと思います。


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先日、上記のニュースに関するコメント欄を読んでいたら次のような意見がありました。

悪質なブリーダーがいる。

悪質な業者がいる。

だから、ペットショップでは犬猫を購入したくない。


これは、悪質なブリーダーと悪質なペットショップへの怒りの感情を、そのまま犬猫へと結び付けてしまったのではないでしょうか?


ブリーダーによって繁殖させられた子犬や子猫たちは、早い時期に母犬、母猫から引き離されて、ペットショップに売られていく。

狭い空間に入れられて展示される。

きっと子犬、子猫は自分の置かれた状況を理解していないでしょう。

でも、愛情が欲しい。


ペットショップで売られることになった子犬、子猫になんの罪があるでしょうか?



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悪質なブリーダーの撲滅のためにペットショップで購入するのを止める。

それは一見すると動物を思ってのことのように思えますが、本当にそうでしょうか?

ペットショップで飼い主を待つ子犬、子猫の気持ちや将来を考えてのことでしょうか?



悪質なブリーダーや悪質なペットショップを無くすことは、購入しないという選択肢しかないのでしょうか?

それは違うのではないかと私は思うのです。

悪質なブリーダーや悪質なペットショップへの抗議や改善は違った形で行わねばならないと思います。


それにどんな業種でもそうですが、悪質な者は少数です。



ビジネス、お金儲けにされているからと言ってペットショップの犬猫を否定することは、本当に犬猫のためでしょうか?


もちろん、不要に繁殖させるというビジネス的行為は動物にとってよくありません。

それを止めさせようと検討会が作られたのですから。


この問題は深く、大きく、また人間社会のなかで未開の地の分野です。

1回の記事で語り尽くせません。




【ペットショップでしか犬猫を手に入れられない人がいる】

現実は、ペットショップでしか犬猫を手に入れられない人たちがいます。

それは

「ひとり暮らしの人」

「高齢者」

などです。


上記の2つのタイプの人に保護団体は里親として譲ってくれません。

それは犬猫の幸せな生活と人生(?)を考えてのことだと思いますが。

そこに起業家精神が足りないと思うのです。


たんに「一人暮らしの人はダメ」と言って、ではそれをどう克服したら一人暮らしの人が里親になって、引き取ってくれる人が増えるか、という発想がありません。


ですから、一人暮らしの人や面倒な保護団体の手続きを嫌う人は必然的にペットショップでペットを購入することになります。


ここにビジネス世界でいうところの「客を逃している」現象が起きています。

保護団体の活動が変われば、もっと里親になってくれる人が増え、飼い主が見つかる犬猫が増えるのです。

保護団体はみすみす里親になってくれる人を逃しているのです。

もちろんなんでもかんでもいいというのではありませんが。


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【人間側の視点、人間側の立場でなく犬猫の立場で考える】

大切なことは、人間側の論理でなく、自分がその犬、その猫になったらどう思うか、と考えることではないでしょうか?


親猫ごと引き取って里親を探すとしても、いつか親猫は我が子(子猫)と引き離されてしまいます。

また、子猫は母猫にあえなくなります。

その気持ちを考えた人がいるのでしょうか?


もし、人間の親子のように考えたら、とても辛くて引き離せない、となるのではないでしょうか?


でも、そこに引き取られた先で幸せに暮らせるということがあってはじめて引き離せるのだと思います。

それでも、結局、それは人間の勝手な論理でしかないのです。


人間は結局、人間の立場で犬と猫のことを考えることが多いのです

それでもそれは動物への愛だと思いますが。


人間って、素晴らしい反面、他の動物から見れば傲慢な一面も持ち合わせている生き物ではないでしょうか?


難しい話です。


今回、私が言いたかったことは、ペットショップで飼い主を待つペットには何の罪もない

逆に保護された犬猫よりも、可哀想なのではないか?

ということです。


悪質なブリーダーとショップへの怒りと飼い主を待つ犬猫への感情は分けて考える必要がある、ということです。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。






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2020年08月07日

『犬の走る本能とオナラ』







【犬は動くものを追いかける】

散歩のとき、猫を道端で見つけた。

猫が逃げた。

すると、猛ダッシュしそうになる犬っていませんか?


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野生時代の犬は、自分たち以外の「動くもの」を獲物として認識し、追いかけて狩りをしていました。

ですから動くものには敏感です。

逃げれば追いかけたくなる本能が働いてしまうのです。

いわゆる「狩りモード」のスイッチが入ってしまうのです。


狩りモードが入ってしまうと、普段は従順な犬でも制止が効かないことが多いです。

野生では獲物が力尽きるまでとことん追いかけるという狩りを行っていた犬は、走ることが大の得意。


一説によると、時速60㎞以上のスピードを出し、一晩に400㎞もの距離を移動することもあるとか・・・。

ホンマかいな?


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そんな犬に人間と同じように「ランナーズハイ」があることが最近の研究でわかっています。

ある実験では、8頭の犬を30分間走らせ、その前後の血中濃度を測定しました。

すると、人間がランナーズハイになったときに出る物質アナンダミドが走った後の犬にも出ていたのです。

犬が長距離を走り続けることが出来るのは、快感を得られるからなのです。


ですから、たまには散歩(歩く)だけでなく、ドッグランなどで、思いっきり走らせてあげると喜ぶと思います!


犬って、制約なく走るのが好きなんです。


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〈犬の豆知識〉

「犬は動くものに敏感に反応し、走り屋の本能を持っている!」






【犬のオナラ】

飼い犬が「プッ」とか「ブブッ」とか、ふと音を出すことがありませんか?

まさか「ブブッ、ブブッ、ピー」はないでしょうね?


犬って、自分が出したオナラが自分から出たものであることを自覚できないことが結構あります。


ですから、ブブッという音がすると、ジーっと飼い主さんを見たりして。

そう、飼い主さんが音をだしたと思い込んでいるのです。

えらい迷惑でんな~!


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マヌケな犬(?)の場合、自分のオナラに驚いて吠えたり駆けだす犬もいるようです。

特に若くてオナラをあまり経験していない犬は、自分が出した音だと気がつきにくいようです。


犬は「オナラ=恥ずかしいこと」なんて、全然思っていないのです。


ただ、犬は経験から学ぶ生き物ですから、「ブブッ」と音がした後に、飼い主が怒ったとか笑ったとか、そういったことは覚えている可能性があります。

ですから、犬がオナラをした後に怒ったりしていると「ブブッ」と音がすると「また飼い主に怒られる~」と怯えてしまうかもしれませんから、ご注意ください。


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犬のオナラは犬種によっても違いがあります

パグやブルドッグなどの短頭種は、構造的に鼻呼吸が下手で口呼吸が多くなり、余分な空気を吸い込むためオナラが多くなります

また、早食いをする犬も食事と一緒に空気を飲み込むため、オナラが出やすくなります。


人間と同じように健康な犬でもオナラはしますが、病気が原因のオナラもあります。

オナラが頻繁だったり悪臭が強かったり、いつもと違うオナラの異常に気がついたら動物病院に相談したほうがいいでしょう。


くれぐれも、オナラをした愛犬をからかったりバカにしてはいけません。

犬とすれば、笑われても「なんで笑ってるの?」と意味が分からないかもしれませんが・・・。


もし、犬が笑ってごまかしたら、自覚しているかもしれません。


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〈犬の豆知識〉

「犬だってオナラをする。だけど自分じゃないと思ってしまう!」



最後までお読みいただき、ありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 12:16| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月31日

『黒猫はどうして嫌われるのか? ~黒猫の暗黒歴史~』





【黒猫が嫌われる理由】

あなたは黒猫と白猫がいたら、どちらを選びますか?


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保護猫の譲渡会で、わざわざ黒猫を選んで引き取る人がどれだけいるでしょうか?


たいていの人は黒猫以外を選択するのではないでしょうか?

もちろんマニアはどの世界にもいます。



保護された黒猫の里親探しは時間がかかる、と言われています。

哀しいことだと思います。


黒猫は見た目で嫌われているにしかすぎないのです。

黒猫だろうが、白猫だろうが、茶虎であろうが、猫は猫。

猫の本質に変わりはないのです。


黒猫が嫌われる理由は、単純に「黒」という色が持つイメージに引きずられているからです。


見た目で「好き嫌い」を判断したりすることは、人間の肌の色で差別することと同じではないでしょうか?


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【黒猫は魔女の使い?】

中世ヨーロッパでは、黒猫は魔女の使いと思われていました。


中世までのヨーロッパでは、建物の壁に黒猫を生きたまま塗り込んでいた歴史があります。

(建物の中から猫のミイラが発見されている)


なぜそんな酷いことをしていたのか?


魔女の生霊が黒猫に乗りうつり、隣の家の人を監視したり、魔法をかけたりすることがあると信じられていました。

それを防ぐために行われていたのです。


中世のヨーロッパ人が不幸や災いをもたらす存在として恐れたのが「魔女」

日本でいえば「鬼」でしょうか。

どこの国の歴史でも人間に不幸や災いをもたらすものと信じられていた存在があります。

ヨーロッパなどでは、それが魔女だったのです。


黒猫は魔女や魔術と結び付けられて考えられていたのです。




【猫を飼う起源とローマの猫】

猫が人間と暮らすようになったのは、古代エジプトが始まりだと言われています。

猫はネズミなどから人間の食料である穀物を守ってくれる神の化身と考えられていたのです。


そんなエジプトの猫をローマ人が持ち帰ります。

やがてローマ帝国の支配が広がると猫も一緒に海を渡ったり各地に広がっていったのです。


そうした意味では、ローマは猫が世界中で暮らすことになった出発地ということができます。

だからイタリア人は猫が好きなんですね!


ローマ市内には“猫コロニー”と呼ばれる公共の施設が400ヶ所以上もあります。

猫の世話はボランティアが行い、資金は募金で賄います。


猫コロニーでは、捨て猫や虐待された猫の保護などを行っています。

保護された猫たちは、病気の治療を受け、引き取ってくれる里親を待つことになります。


でも、残念なことがあります。

猫コロニーに保護される猫の多くが「黒猫」または「黒毛が入った猫」なのです。

こうした黒猫の中には虐待された猫がいます。

実は、猫好きのイタリア人ですが、いまでも黒猫を虐待する事件があとを絶たないのです。

黒猫に関する偏見は根深いものがあるのです。


歴史的に見ると、キリスト教がローマの国教となっていくことが黒猫にとっては受難の時代となりました。

カトリック教会は、魔女を悪なる存在とし、その魔女の手先として黒猫がいるととらえたからです。


罪もない人たちが魔女と呼ばれ処刑されたのと同じように黒猫もカトリック教徒たちの手で迫害されていった歴史があったのです。




【黒猫が迫害された暗黒の時代(ヨーロッパ)】

12世紀のローマ教皇グレゴリウス9世がなんとも恐ろしいおふれ出します。

「黒猫は悪魔の下僕(しもべ)」


悪魔の集会では、黒猫が悪の使いを務めているとされたのです。

当時、黒猫にあった漠然とした悪いイメージが教皇の言葉によって権威づけられてしまったのです。

そのことによって黒猫は排除すべき存在となっていきました。


人は「黒色」を「死の色」と考える思考があります。

日本においても葬儀では黒色を用いますし、葬儀に着る礼服は黒です。

「黒色」と言うのは、たしかに人間にとって良いイメージがない色なのです。


ヨーロッパでは、黒色はたんなる「死の色」に留まらず、「不運の色」「悪魔の色」という考えが根付いていました。

黒色は恐怖心を感じる色とされていたのです。



15世紀初め、ときの教皇インノケンティウス7世は、聖人の誕生を記念した祭りの日に「猫を殺す」ことを認めたのです。

聖ジョバンニの夜、猫は生きたまま広場で火あぶりにされました。

カゴに入れられ火の中に入れられたのです。



中世、魔女狩りの嵐が吹き荒れます。

15世紀に出版された「魔女への鉄槌」という本には、魔女の見つけ方、自白のさせ方、拷問の方法などが書かれていました。


魔女狩りはヨーロッパ全土に広がっていきます。

その中で黒猫は魔女や悪魔と結び付けられていきます。

魔女は黒猫に姿を変えてあちこちに潜んでいる。

そう思われていたのです。



ある人の研究では、数百万匹の猫が殺されたとされています。

これはヒトラーがユダヤ人を虐殺した数字よりもはるかに大きな虐殺です。

猫にとっては暗黒の歴史です。



14世紀から18世紀にかけてペスト(黒死病)がヨーロッパの人たちを何度も襲いました。

ペストによって数千万人の人たちが命を落としたと言われています。


ペストの流行は黒猫にまた試練を与えました。

中世では悪魔の化身である黒猫を生贄にすることでペストを封じることができると信じられていました。

黒猫の前足を縛った状態で、建物の壁に生きたまま埋め込んだのです。

(後世になって建物の壁などから猫のミイラがいくつも発見されたのです)


猫を生きたまま壁に埋め込むなど、考えられません。

“かわいそう”という言葉では表現が足りません。



はっきりと証明されたことではありませんが、ヨーロッパにおけるペストの大流行は、猫を迫害した報いとも呼べます。

なぜなら、ペスト菌はネズミがもたらしたものだったからです。

ネズミを退治する猫を殺し、猫が減っていたことによって、ネズミの数が増えていたと考えらえます。


もし、猫が虐殺されていなければ、ペスト菌をもたらすネズミの数も減り、結果的にペストの大流行もなかったかもしれません。


天なる神が、猫を虐殺した人間(ヨーロッパ)に罰を与えたのかもしれません。


歴史の皮肉とはこのことでしょう。

神が与えた罰かは分かりませんが、自然界の法則から見ても反作用が起きたと言えます。




【猫への贖罪】

《イタリアの猫の日》

そんな暗黒の歴史を反省してなのか、イタリアでは毎年11月17日を「黒猫の日」と定めています。

歴史の中で黒猫に行ってきた惨酷な行為を振り返り、罪をあがなう一日とされています。


また、イタリアでは野良猫のことをこう呼びます。

「Gatto  Libero」

自由猫という意味です。




《ベルギー猫の祭り》

ベルギー西部の都市イーペルでは、3年に1度「猫祭り」が行われています。

人々が猫に扮装し、パレードが行われます。


この祭りのクライマックスでは、高い時計塔の上から黒猫のぬいぐるみが投げられます。

時計台の真下には多くの人たちが黒猫のぬいぐるみをゲットしようと待ち構えています。

この黒猫のぬいぐるみをゲットできた人は「幸運」とされているのです。


実はイーペルという街では中世の時代から毎年1回、本物の黒猫を時計台の上から投げ落とすという行事が行われていたのです。


「猫祭り」はそうした悲劇を忘れないために、そして犠牲になった黒猫たちを祀るために行われているのです。


そこには悲しい事情があったのです。

イーペルという街は毛織物が盛んな街。

大事な毛織物がネズミにかじられることを防いでくれる猫は大切なパートナーだったのです。

ところが、カトリックに改宗した当時の王が、教会に忠誠を求められ、その忠誠の証として大勢の人たちの前で魔女の手先として信じられていた黒猫を殺すことにしたのです。



もう一つイーペルという街で起きた悲劇があります。

第一次世界大戦でドイツ軍は猫の体に毒ガスのビンを括りつけてイーペルに送り込んだのです。

猫が爆弾の代わりに使われてしまったのです。

この悲劇もイーペルの街の人たちが、猫の鎮魂を祈る理由となったのです。


猫にとっては、たまりません。

猫に生まれること自体が、悲劇としか言いようがありません。

とても悲しい出来事です。

現代に生きる私たちができることは、こうした悲劇を忘れないことでしょう。


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【猫が勲章をもらう】

20世紀に入り大きな世界大戦が行われました。

イギリスでは黒猫の復権につながったことがありました。


第二次世界大戦で使われた巡洋艦にベルファスト号があります。

(いまは博物館になっている)


巡洋艦ベルファスト号には、猫の乗組員がいたのです。

これには大航海時代から船のなかで積み荷や食料をネズミから守る役割りとして猫が同船する歴史があったのです。


ベルファスト号の寝室には乗組員の寝るハンモックがありますが、猫用のハンモックもあったのです。

猫もれっきとした乗組員として認められていたのです。


サイモンという猫は、1949年中国との間で武力衝突が起きた揚子江事件のとき、ケガをしたにもかかわらず、ネズミ取りの任務をつづけ、乗組員の士気を高めました。

そのことで勲章をもらっています。


余談ですが、チャーチル首相は猫好きだったようです。


本当は、いつの時代も猫は人間にとってかけがえのないパートナーなのだと思います。




【黒猫の悪いイメージは人間の無知による偏見にしか過ぎない】

まっ、確かに真っ白な悪魔もイメージできませんし、真っ黒な天使もあり得ない~と思います。


ですが、黒猫に関するそれは「迷信」であり「無知」でしかないのです。

猫に聞いてみてください。

「自分が何色の毛色をしているか気にしているか?」ってね!


猫には、自分が何色だろうが関係なく「僕は僕」「私は私」と思っているのです。


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【猫好きの人のなかにもある差別意識】

人間の世界では、黒人差別などが問題となっていますが、「差別」は人間と人間だけの問題ではないと思います。


猫が好きな人のなかにも差別があると思います。


猫をその毛色で好き嫌いを判断する。

保護猫を血統証付きの猫より低くみる。

猫の種類によって好き嫌いや地位的な高下をつける。

黒猫を不吉な存在とみる。

黒猫を毛嫌いし見下す。



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たしかに、暗闇の中に猫の目だけが光っていたら不気味ですし、黒という色は「死」を連想させます。


ですが、それは猫には関係ない話なのです。

黒色の洋服を平気で着るのに、黒毛の猫を不気味に思うのは、なぜでしょうか?


人間が肌の色の違いに関係なく等しく同じ価値を持つならば、猫も毛色によって差別されるのはおかしな話です。


猫はきっとこう言うでしょう。

「そんなの関係にゃい!」



最後までお読みいただき、ありがとうございました。








posted by チャミーの父ちゃん at 13:52| Comment(0) | 犬と猫の歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月24日

『犬の“間違った暑さ対策”と生まれ持っての使命』




【犬にサマーカットは必要??】

もうすぐ梅雨が明けて夏本番がやってきます!

今年の夏も猛暑になるようですね。


飼い犬の中には、モコモコの毛の犬や長毛の犬がいます。

夏はいかにも暑そうですね。


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「ハッ、ハッ、ハー」と舌をだらんと出して、懸命に体温調節しようとしています。


ならば!と、“サマーカット”をして夏バテ防止、熱中症防止と考える飼い主さんもいるのではないでしょうか?


実はサマーカットは“逆効果”と言われています。

(科学的に証明されたわけではありません)


被毛は断熱材の役割をはたすため、被毛表面は熱くても内部の皮膚はそれほど高温にならないのです。


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サマーカットをするとどうなるか?


サマーカットすることで逆に皮膚に直射日光が当たって高温になる

皮膚が露出することでケガをしやすくなる

皮膚が露出しているので、虫に刺されやすくなり、感染症のリスクが高まる


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人間でも、頭毛が生えている理由は、直射日光から脳を守るためです。

もし、頭に毛が生えていなかったら、直射日光を浴びてしまい脳内が高温になってしまいます。


「毛」が生えているということは、そこに生物の生存に関しての意味があるということです。

(変な意味ではありませんよ!)


基本的に、人間以外の動物は暑さにも寒さにも適応できるようになっています。

人間が、余計なことをする必要はないのです。


人間は、“見た目”を気にしますが、当の犬にとっては見た目よりも機能重視なのです。

犬や猫はちゃんと夏毛に生え替わることで、暑さ対策をしています。


飼い主としては、気温が高い時間帯をさけて散歩するとか、室内飼いしているならエアコンをかけてあげるとか、風通しを良くするとか、自然と共生できる環境を用意してあげることが大切となります。



また、犬のためにサマーカットしたら、キレイな被毛に戻らなくなってしまうかもしれません。



ちなみに、一度サマーカットしてしまうと毛質が変わったり長く伸びなくなるポメラニアンなどがいますので、ご注意ください!



結局、サマーカットは人間の自己満足でしかないということです。

犬にとっては涼しくなるより、熱中症の危険が増す、ことになるのです。

ご注意ください!

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〈犬の豆知識〉

「犬にサマーカットは不必要! 犬の身体は自然に対する適応能力を備えている」







【犬は飼い主のボディーガード】

飼い犬にとって家の中は最も大切な縄張りです。(室内飼いの場合)

散歩に行ったとき(屋外)には気弱な犬でも室内では強気になります。


散歩で他の犬に遭遇すると、シッポを巻いて「ご主人、助けて~!」と飼い主の顔を伺い逃げる犬でも、自宅に戻れば大きな顔をしてのさばります。

これを「内弁慶犬」と言います。


そんな内弁慶犬でも縄張りの自宅では勇敢です。


犬にとって自分の縄張りを守ることは宿命

飼い主を守ることが仕事


当然、その縄張りに入ってくるよそ者を追い払おうとします。

宅配便や郵便局などの人が来ると、激しく吠えます。


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飼い主としては「静かにしなさい!」となるのですが、犬にしてみれば「縄張りが破られちゃう!」「飼い主が襲われてしまう!」とレッドランプが点灯する事態なのです。

危機感を持っているのです。

健気な奴じゃありませんか~!!



しかし!

犬は行動から学習する生き物です。

玄関チャイムが鳴ると「あの音(チャイム)が鳴るとよそ者がやって来る」と覚えます。

ですので、チャイムがなると犬は吠え出すのです。


チャイムが鳴って知らない人がやってきた。

縄張りを守るために吠えてやった!

そしたら、玄関先だけで帰って行った。

しめしめ!


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すると犬はこう考えます。

「室内に入らなかったのは、自分が吠えて追い払った手柄なのだ!」

「飼い主を守ったぞ!」

と、したり顔。


あ~勘違い!


飼い主さんにとっては吠えられて近所迷惑にならないか心配となるところですが、これは犬の飼い主への愛情でもあるのです。

ご理解ください!


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犬は「飼い主さんファースト」なのです。

犬にとっては、「縄張りを守ること」「飼い主を守ること」が人生(犬生?)の重要事項なのです。


健気な奴じゃ!



〈犬の豆知識〉

「犬の使命は飼い主のボディーガード! 犬は生まれつきの防衛官(犬)なのです!」


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。





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2020年07月17日

『猫に不要な食べ物と苦手な音』




【猫に不要な食べ物】

その昔、猫の食事と言えば「猫まんま」でした。

えっ?

「なにそれ?」って、思うか、「そうだよっ!」と思うかで年齢がわかりますよ~!


「猫まんま」の代表的メニューは、ご飯(白飯)に鰹節をかけたもの。

または、人間の食事の残りものに味噌汁などをかけたものです。

(これって、犬飯じゃねっ~!)



なんて、話はさておき、猫に食べさせてはいけない食材があります。


猫育歴が浅い人のなかで、猫にも野菜を食べさせようとする人が稀にいるようです。


ですが、雑食性の犬とは違い、猫は完全肉食動物です。

ですから、野菜の摂取は不要です。



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江戸時代以前の日本では伝統的に肉食文化がありませんでした。

なので、猫に魚を与えていた習慣があります。


猫はやっぱり魚が好き!

(サザエさんの影響でしょうか?)

というのは、はずれではないものの、ドンピシャでもないのです。


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猫は魚より肉が好きなのです!

ただ、魚も食べます。


この魚の中で注意するものがあります。

それは「鯖(サバ)」です。

サバなどの青魚は猫の体によくありません

魚を猫にあげるときは、青魚を避けましょう。


基本的に、キャットフードであれば問題はありません。


それと、食べ物ではありませんが、注意が必要なものが「キウイ」です。

キウイはマタタビ科の植物です。

キウイの葉や枝に猫は反応します。

要するに、酔っぱらいます。

キウイを猫の手(足?)の届くところに置かないようにしましょう。


余談ですが、猫の背後に「キュウリ」をそっと置くのは止めましょう!

「なぜ?」って。


猫は、ニョロニョロ、つまり長いものが苦手なのです。

猫の天敵は蛇です。


振り向いたときに背後にキュウリがあると、天敵の蛇が来た~と思ってびっくりすることがあります。

猫は、キュウリを蛇だと勘違いしてしまうほど、蛇が怖いのです。


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飼い猫にイタズラしようとして、猫の背後にそっとキュウリを置いて驚かせて、喜ぶのは止めましょう。

爆笑できますけどね!


でも、猫に嫌われますよ!

猫にだって、苦手なものもあれば、プライドもあるのですから。



〈猫の豆知識〉

「猫の健康維持に野菜は不要!」







【猫の苦手な音】

猫って音に敏感ですよね!


それぞれの猫で苦手な音に違いはありますが、共通して苦手な音があります。



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〈猫が苦手な音〉

「玄関チャイム」

「掃除機の音」

「ドライヤーの音」

「缶詰を開ける音」

「携帯電話の着信音」

「低~い声」

「黒板をひっかく音」

などです。


大きな音、猫同士の喧嘩を連想させる音、低音の声、自然界にない不自然な音などが苦手なのです。


玄関チャイムがなっただけで、隠れてしまう猫もいます。

猫は聴力が優れているので、ちょっとした音にも反応します。


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猫にとって、不自然な音は小さな音量でもストレスになることがあります。


また、音に関連して嫌な経験をすると、余計にその音が嫌いになります。

たとえば、チャイムが鳴る→見知らぬ人が来る→怖い思いをした。

こうした経験をすると、チャイムが鳴ると、「また怖い人が来た」と思って警戒するのです。


意外なのが「人間のくしゃみ」です。

猫は、突然大きな音がするとびっくりするのです。


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いまは新型コロナウイルス予防のために猫と接するにもマスクをしたほうが良いです。

くれぐれも外から帰宅して飼い猫にクシャミ爆弾をくらわすのは、止めましょう。

冗談ではすみませんよ!

猫も新型コロナウイルスに感染しますから!


猫は、人間が聞き分けられない音を聞き分けることで、身の安全をはかっているのです。

猫は、静かな空間と時間を好むものなのです。



〈猫の豆知識〉

「猫は突然鳴る大きな音、自然界にない人工的(不自然)な音が苦手!」



最後までお読みいただき、ありがとうございました。





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2020年07月10日

『犬の睡眠と求愛』





【犬の睡眠】

「ヒィ~」「クオーン」と飼い犬が変な声を出している。

びっくりして、サイレンをピーポーピーポー鳴らして駆けつけてみると・・・。

寝ている。


よく見てみると、手足をパタパタさせて「ヒン、ヒン」苦しそうにしている。

寝言か~!


びっくりさせんなよ~!

って、な感じですね!

そんな経験したことありませんか?


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実は、犬も人間と同じようにレム催眠とノンレム睡眠を繰り返していることが分かっています。

レム睡眠中は脳が覚醒に近い状態になっていて、眼球が動いたり足や尻尾が動いたり寝言を言ったりします。


人間はレム睡眠中に夢を見ていることが多いため夢見睡眠とも呼ばれていますが、犬も人間と同じようにレム睡眠中に夢を見ているのではないかと言われています。


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さらに、犬は学習したことをレム睡眠中に再体験することで学習を定着させているとも言われています。


これを裏付ける実験があります。

犬にある動作と言葉を結び付けて覚えさせるというトレーニングを行い、その後3時間睡眠させてから再度テストをしたところ、睡眠前より睡眠後のほうが成績が良かったという結果が出ています。


愛犬の覚えが悪いとお悩みなら、昼寝をさせてみるのもいいかもしれません。



〈犬の豆知識〉

「犬も睡眠中にいろいろ夢を見ている!」





【犬の求愛】

散歩に行く犬の楽しみは、「他の犬のニオイを嗅ぐこと」なんです。


オシッコの臭いは犬にとって名刺代わりで、自分の縄張りを主張するためのツールです。

さらにメス犬にとっては、発情を周りに知らせる手段にもなっているのです。


発情期に入るとメス犬はフェロモンが含まれるオシッコをあちらこちらに残し、それを嗅いだオス犬は「あの子が発情した!」「急いで側に行かなくちゃ!」となるのです。


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また、他の犬のオシッコの上から自分のオシッコをかける「上塗り」は、犬を含めイヌ科の動物に見られる行動です。

自分の臭いで上塗りすることで相手の臭いを消し、自分を主張するのです。


地位の低い犬がオシッコをしているすぐ後ろで地位の高い犬が待機し、すぐにオシッコの上塗りをすることもあります。

これを「オシッコ合戦」と言います。


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メス犬のオシッコにオス犬が上塗りするのは、求愛の意味があるのです。

狼の世界では、この行動はつがいの形成や求愛を意味するのです。


散歩中のオシッコには、縄張りの主張求愛の意味があるのです。

あなたの犬がどちらの行動をしているのか、見分けがつきますか?

今度、散歩に行ったらよく観察してみるのもいいかもしれません。


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〈犬の豆知識〉

「犬のオシッコは縄張りの主張と求愛の意味がある!」



 最後までお読みいただき、ありがとうございました。








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2020年07月03日

『猫が公務員?! ~猫に敬意と愛情を注ぐ紳士の国イギリスの話~』



『猫が公務員?! ~猫に敬意と愛情を注ぐ紳士の国イギリスの話~』


猫の公務員がイギリスにいることを知っていますか?

猫好きなら当然ですよね!


そんなイギリスの猫たちを紹介します。




【正式な公務員資格を持つたち】

イギリスに公務員として働く猫がいるというと、知らない日本人はちょっと驚くと思います。


ダウニング街10番地などには「首相官邸ネズミ捕獲長」と呼ばれる勇敢な(?)猫たちがいます。

正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国首相官邸ネズミ捕獲長」というなんとも長ったらしい役職名がついています。

(ダウニング街10番地は首相が居住する官邸の住所)



役職名が示すように彼ら(猫たち)の仕事はネズミ退治です。


ダウニング街では昔からネズミが多く住みついていたため、その対策として猫をネズミ捕獲兼ペットとして「雇う」という習慣が1500年代初期からあるのです。

1924年からは「首相官邸ネズミ捕獲長」として正式に「雇用」されているのです。


なんと、驚き!

給料は?

有給休暇はあるのか?



〈殺し屋の猫たち〉

ネズミが出て困るというのは、日本の都市部ではいまではほとんど聞かなくなりました。
(それでもネズミはいると思います)

でも、欧州では石造りの古い建物が多いのでネズミがでるのでしょう。


2015年のレポートでは、1年間で実に11万ポンド(日本円にして1571万円)がネズミ駆除費として使用されたといいますから、ネズミ退治はイギリスにとって深刻な問題なのですね。


そんな深刻なネズミ退治に貢献しているのが、ネズミ捕獲長の猫たちなのです。

その歴史は古く、創設は16世紀。

ヘンリー8世の時代に、トマス・ウルジー枢機卿が執務室に猫を伴っていたことが起源とされています。

ですから、かれこれ4世紀の歴史を持っているということです。


ネズミ捕獲長の彼らは、「殺し屋としての本能」を認められ、雇用されている歴史と由緒ある猫たちなのです。



〈補足説明〉

ダウニング街は、イギリス・ロンドン中心部のホワイトホールに位置する街区。

ダウニング街は、いわゆるイギリス首相官邸を示す代名詞となっている。


首相官邸は、ダウニング街10番地。

財務大臣官邸は、ダウニング街11番地。

院内幹事長官邸は、ダウニング街12番地。



役職名に関しては「ネズミ捕獲長」という呼び名を「主席ネズミ捕獲官(Chief Mouser)」と呼ぶことがあるようです。




【趣味は散歩と昼寝のラリー】

ラリー(Larry)


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ふさふさとした毛並みが立派な茶と白色のトラ猫のラリーは、元々野良猫。

ネズミ捕獲長の「シビル」が2009年に死去したのを受け、2011年に動物保護施設「バタシー・ドッグス・アンド・キャッツ」からやってきた猫です。

官邸で暮らすようになったラリーですが、昼寝が大好き。

昼寝と散歩を自由に楽しんでいる様子から「殺し屋としての才能がない」と嘆かれています。


2012年にはジョージ・オズボーン財務相の愛猫フレイアが新ネズミ捕獲長として就任。

フレイアが2014年に官邸を去るまで、ラリーは彼女とその座を分かち合ったといいます。


2015年にキャメロン首相が官邸を去るときに残した言葉は有名です。

「ラリーは公務員であり、一家のペットではない。これからも首相官邸で勤務を続ける」


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なかなか憎い言葉をはきますね。

日本人には言えない台詞かも。




【働き者で紅茶好きのパーマストン】

パーマストン(Palmerston)


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ラリーの登場から数年後に外務省へやってきたのがパーマストン

パーマストンは、タキシード猫と呼ばれる手足が白色の黒猫


外務省内でラリーのような専属ネズミ捕獲長を、と望まれて就任が決まったのだ。

彼もまた動物保護施設「バタシー・ドッグス・アンド・キャッツ」出身の猫。

「大胆で社交的」な性格が選ばれた理由だという。

名前の由来は、19世紀に外務相や首相を務めたパーマストン卿にちなんでいる。


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ですが、首相官邸のラリーとは“犬猿の仲”で、夜な夜な激しい権力闘争(ケンカ?)をしているところを報道機関に目撃されているとか。


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そんなパーマストンの好物は、なんと「紅茶」だそうです。

さすがイギリスの猫って感じでしょうか。

パーマストン、は官邸猫の中でも高い人気を誇る猫なのです。




【サービス精神旺盛なハンサムキャットのグラッドストーン】

グラッドストーン(Gladstone)


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ラリーやパーマストンに影響を受けた形で、財務省の元事務次官代理ジョン・キングマン氏が、これまた「バタシー・ドッグス・アンド・キャッツ」から迎えたのがグラッドストーン。

グラッドストーンは、全身真っ黒の正真正銘の黒猫


グラッドストーンは就任1カ月で6匹のネズミを捕獲する大活躍を見せたとか。


施設では「ティミー」という名で呼ばれていたそうなので、改名ということでしょうか?

施設にいるときは「早食い」でその名をとどろかせた、といいます。

(要するに食いしん坊なのか?)


グラッドストーンという名前は、19世紀に財務相を務め、後に首相になったウィリアム・ユワート・グラッドストーンにちなんだ立派な名前です。


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グラッドストーンはいつも、赤と白の水玉蝶ネクタイをつけたオシャレな猫でもあります。

きっと英国紳士のつもりなのでしょう。

(つもりなんていうと、グラッドストーンが怒りそうです)




【広い管内を親子でパトロールするイービー&オジー】

イービー(エヴィ)&オジー(Evie & Ossie)


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内閣府にいるのは親子猫イービーとオジー

こちらは、動物保護施設「ザ・シリア・ハモンド・アニマル・トラスト」の出身。

イービーとオジーは内閣府のオフィスからは出ずに、4楷建ての建物の中を親子で走り回っているとか。


口元と足の白い白黒猫がイービー(母猫)。

フサフサした毛の黒猫が息子のオジー


イービーの名は、初の女性事務次官エブリン・シャープから、オジーの名は、公務員が特別委員会の証言を行う際などに用いられる規定を策定したエドワード・オズマザリーから取られたものだそうです。



いずれの猫たちも、世話をしているのは専用のスタッフのようです。




【猫が社会とともにあるイギリス】

イギリスって、素晴らしいな~と思います。


猫に公務員資格を与える?

日本では考えなれないことでしょう。

そこにはユーモア精神と英国の騎士道精神が横たわっていて、なおかつ猫と人間が共存しあう思想と習慣があります。


そこには、猫の存在価値を認め、猫という生き物を大切にし、ある種の敬意を表しながら、愛情をもってともに暮らす姿があります。


また、猫につけられた名前をみると、日本とは違った文化があるようです。

それは政治家を尊敬する国民性です。

イギリスという国では国の指導者である首相や大臣などの政治家という職業の人たちが尊敬されている、ということがネズミ捕獲長の名前から読み取れます。


日本で「晋三」とか「太郎」とか「百合子」などという名前が猫につけられることは、無いかな~と思います。

(あくまでも可能性のこと)


それと動物保護施設の役割が良い!

日本の保護猫を保護する団体は、里親探しはしますが、それ以外の方法が眼中にないようです。

日本においても、もしかしたら、イギリスの保護団体のように里親探しだけではない猫の役割や仕事を探してみるのもいいのかなと思います。



また、ネズミ捕獲長のという職業を正式に国家が認めている、という点も素晴らしい。

まさに猫と人間の共存する理想的関係といえるでしょう。


日本の首相官邸や議事堂でネズミが出るかどうかは知りませんが、たとえネズミが出たとしても、「じゃあ猫に退治させよう!」という発想がまず出てこないでしょう。


日本人は発想が貧相なのかな、と思ってしまいます。

紳士の国イギリスに我が日本も学ぶべき点があるということでしょう。


日本の猫たちの地位向上を願います!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。




posted by チャミーの父ちゃん at 13:13| Comment(0) | 犬と猫のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月26日

『猫の不思議6(猫の音楽と行動習性)』




【猫も音楽で癒される】

猫に小鳥や小動物が動き回るビデオ(古い言い方だ~!)を見せると、興味しんしんでガン見したりします。

小鳥の不規則な動きや、鳥の羽ばたきを見ることで、猫科の狩猟本能の血が騒ぐのかもしれません。


意外と、テレビをじっと観る猫もいるようです。

では、猫は音楽を好むのか?


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実は、2016年に猫専用の「Music for Cats」という音楽CDがイギリスから発売されました。

作曲したのは、ワシントン・ナショナル交響楽団などで活躍したチェリスト、デヴィッド・タイ氏。

タイ氏は動物学の研究者と一緒に猫の聴覚を研究しながら曲を作ったそうです。


その研究では、「動物の種別ごとに音の好みがある」ということが分かっています。

人間は胎内で聞こえてくる音や生まれたばかりの頃に聞いていた音に安心するのですが、猫は胎内では音を知覚せず、生まれた後にはじめて聴覚が発達するという理論を発見しました。


「Music for Cats」は、この理論をもとに作曲されたものです。

子猫が母猫のおっぱいを飲むときの音、猫がゴロゴロのどを鳴らす音、鳥のさえずり、親猫の声などを楽器で表現し、その音を組み込むことで、猫がリラックスして聴ける音楽に仕上げているのです。

(アルバムに収録されているのは全5曲です)


研究では、この猫用の音楽と他の音楽をそれぞれ2つのスピーカーから流したところ、猫用音楽のほうにより早く、多くの猫が集まったという結果が出ています。

猫が注目する音楽ってことでしょうか。



猫も犬も、飼い主さんが普段聞いている音楽を好むようになる、という話もあります。

つまり、音楽の好みが飼い主さんに似てくるというのです。


ですが、猫にも好き嫌い、趣味の違いがあるのでは・・・。

ロックが好きな猫がいたらたまげる!

まさか、ハードロックは聞かないだろうな!

やっぱりJポップかな?

演歌好きの猫なら鰹節(?? 意味不明)


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我が家のチャミーは私がMay.Jをかけると、ゴロンとして「癒されるニャ~」ってな感じで聴いています。

(本当かいな~?)



落ち着きのない猫、保護猫を引き取ったばかりでその家に慣れていないとき、なんらかの理由でストレスが溜まった猫などに「Music for Cats」をかけてあげるのもいいかもしれません。



〈猫の豆知識〉

「猫だって音楽を好む!」






【猫を可愛く撮るために】

SNSなどで自慢の猫をアップする。

流行りですね!


でも、撮影には注意が必要です。


猫が暗いところにいると、瞳孔が開いて黒目がちに写って可愛いけれど、光量不足でよく映らない。

フラッシュを焚くと目がピカーンとなってしまう。

大量に撮影し、良いものだけ残す、という人もいるようです。


暗いところ、夜間の撮影には猫撮影が難しいものです。

だからこそ、猫の目の構造を知ることが必要となります。


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ご存知のように猫は夜行性と思われています

(うちの猫は夜になると寝る、という猫もいると思いますが・・・)

ですが、それは少し誤解なのです。

実は、猫は夜行性ではなく「薄明薄暮性」なのです

「薄明薄暮性」とは、主に明け方(薄明)と薄暮(夕暮れ)の時間帯に行動するようになる性質のことです。

「薄明薄暮性」は、いわば昼行性と夜行性に対比する言葉なのです。

薄明るい月夜にも活発になります。


なので、飼い主さんよりも早く起きて、「起きろニャ~」「腹減ったニャ~」とお寝坊な飼い主さんに催促したりするのです。



こうした習性のため、暗闇でも物が見えるように猫の目は進化したのです。

猫の目は、暗いところでもわずかな光を倍にする反射板のような仕組みになっているのです。

ですから、強い光は跳ね返してしまうのです。

基本的に猫の撮影にフラッシュは厳禁です。

くれぐれも正面を向いている猫にフラッシュを焚くのは止めましょう。

猫の目によくありません。


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余談ですが、夜行性動物であると説明される多くの動物が、実際には「薄明薄暮性動物」なのです。



〈猫の豆知識〉

「猫は夜行性ではなく、薄明薄暮性なのです!」



最後までお読みいただき、ありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 12:29| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月19日

『小型犬に関する知識(寒さと寿命)』





【小型犬がブルブルふるえる理由(わけ)】

肌寒い日、気温が低い時、小型犬がブルブルとふるえていること、ありませんか?

また、そんなに寒くないのにふるえている、なんてこともあります。


飼い主さんは心配してしまいます。

風邪かな?

病気じゃなければいいけど・・・。


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なんらかの病気の疑いがないのならば、それは小型犬特有の現象かもしれません。


「ベルクマンの法則」と呼ばれる現象があります。

同種や近縁種では、寒い地域にすむ動物のほうが暑い地域にすむ動物より大きいというものです。


例えば、同じ鹿でも屋久島の鹿より北海道の鹿のほうが大きく、同じ熊でもツキノワグマより北極熊のほうが大きいのです。


これは、体が大きいと体重当たりの体表面積が小さくなり、熱を逃しにくくなるので寒さに強くなるのです。


つまり、小型犬がブルブルとふるえているのは、体が小さくて寒さに弱いからなのです。

体温をキープするために震えていると考えられます。


人間もプールなどに入って出てきたとき、風が吹いていたりすると、ブルブルふるえるときがありますね。

それと同じだということです。


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小型犬はその名のとおり、体が小さいので寒さに弱いのです。



〈犬の豆知識〉

「小型犬は寒さに弱いので、幼い子犬と同じと考えて寒さ対策をしてあげましょう!」





【小型犬のほうが長生き?】

犬や猫って、見た目にはあまり年齢を判断することは難しいですよね。

でも、少しずつ毛色が悪くなったり、行動がゆっくりになったりして、「あ~歳かな」なんて感じることがあります。


どっちがいいという話ではありませんが、

異種間の場合、基本的には大きい動物のほうが小さい動物より長生きします。

ゾウは80年以上生きることもあります。

しかし、ハツカネズミの寿命は2~3年しかありません。


ネズミの心拍数は1分あたり約600拍と速いのに対し、ゾウの心拍数は約20拍とゆっくりです。

その分心臓の負担が少なくなり、長生きできることになります。


ですが!


なるほど、ならば大型犬のほうが小型犬よりも長生きなのか?

と思うと、


それが逆なのです。


ややこしいのですが、同種間では、“体が小さいほうが長生き”なのです。


ややこしや、ややこしや!



これはスペックが変わらないのに、大きな体に血液を運ばなくてはならないのが大きな負担になるので、大型犬は心臓病になりやすいと言われています。

要するに体にかかる負担が小型犬のほうが少ないということです。


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余談ですが、スペックが変わらないのは眼球も同じです。

小型犬は顔の面積に対して目の割合が大きく見えますよね。



と、いうことで犬という同種の間では、体が小さいほうが長生きするのです。

つまり、大型犬より小型犬のほうが長生きだということです。

(個体差はあります)


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でも、自分で書いていて思いますが、大型犬とか小型犬とか、そんなの飼い主には関係ないですよね。

大型犬とか小型犬とかという区別で接しているわけじゃない。

「わが子」としか思っていない。


大型犬にも長生きしてもらいたいと、つくづく思います。



〈犬の豆知識〉

「大型犬よりも小型犬のほうが寿命が長い(一般的に)!」


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 12:27| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月12日

『猫の気持ち2(猫の瞬間気分と爪とぎの効果)』




【猫の時間感覚は短い】

こんなことありませんか?


飼い猫が甘えた声ですり寄ってきたので、かまってあげた。

撫でてあげると最初は気持ち良さそうにしていたのに、そのうち尻尾をバタバタし始めてイライラモードに突入~!


いままでのイチャイチャ感はなんだったんだ!


ときには、シャーっと怒りを表すことも・・・。


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いくら猫が気分屋だと知っていても、ついていけない・・・。

って、なりませんか?



これは猫という生物の特性が関係しています。

基本的に生物によって時間の感覚は異なります。


一般的に体の小さな動物ほど鼓動が早いので、同じ1分でも、猫は人間が感じる以上に長く感じられると考えられています。


たとえば猫を5分撫でてあげたとしても、人間の5分は猫にとっては30分くらいの長さに感じていると考えられています。

つまり、「なげぇ~よ!」「まだやってんのかよ!」「もういいよ!」ってな感じでしょうか?


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これは人間の時間感覚と猫の時間感覚がずれているからなのです。

人間だって、1時間、2時間と猫が「撫でて~」って甘えて要求してきたら、「やることがあるのに」とか「もういいだろう!」と思うのではないでしょうか?


猫は人間とは違う体感時間を持っていることを理解して、愛情を注ぐことが大切だということですね。


しかし、感情の切り替えが早いのには、驚くこともしばしば・・・。



〈猫の豆知識〉

「猫の時間感覚は短い! だから人間から見るとコロコロ気分が変わるように見える」





【猫は爪とぎが快感!】

ガリガリ、ガリガリ!

そしてニオイをクンクン、クンクン!

一心不乱に爪とぎする姿は可愛くもあり、不思議な姿でもありますね。



ただ、「そこは止めて~!」と思うところでも、爪とぎしてしまうから困ったもの。

「こら!」「そこはだめでしょう!」

と怒ってみても、白っとして「ちゃんと爪とぎを用意しないあなたが悪いのですよ」なんて表情で見つめてくる。


とほほ。


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猫はどうして爪とぎを熱心にするのでしょうか?


猫が爪とぎするのは、古いサヤを落とし、中伸び過ぎを予防するなどの効果があると言われています。


また、猫科の動物は縄張り意識が強く、爪とぎの際に肉球からでるニオイをつけているマーキングの意味もあります。

つまり、「ここは俺(私)の縄張りだ~」ってことです。


爪とぎの意味は他にもある。

興奮を抑えるため。

ストレス発散。

気分を切り替えるため。

など。


もしかしたらこんな気持ちで爪とぎをしているかもしれません。

「嫌なことを忘れよう」

「あ~この感覚、止められない~」

「今日もパトロールっと。はいマーキング完了!」

なんて。


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自己主張の強い猫は、長時間爪とぎをすることも分かっています。

多頭飼いしている方は、飼い猫の爪とぎする時間を比べてみると、性格の違いが分かるかもしれませんね。


ただ、ひとつ注意があります。

それは、

爪とぎに集中しているときに、邪魔しないでくれ~ってことです。

(猫の気持ちを代弁)



猫にとって“爪とぎ”は生きていくために欠かせない行動のひとつ

爪とぎ器は猫にとって必須アイテムなのです。


爪とぎをしてほしくないところには、爪とぎ防止シートを貼るなどの対策をしましょう。



〈猫の豆知識〉

「猫が爪とぎをするのは、自己アピールや気分転換の効果があるからです!」



最後までお読みいただき、ありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 12:25| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月06日

『国内で14年ぶりに狂犬病が発症! 愛犬に予防接種を必ず受けさせよう!』




【国内で14年ぶりに狂犬病の患者が確認された】

愛知県豊橋市は今年2月にフィリピンから来日した人が市内の医療機関を受診し、狂犬病と確認されたことを発表しました。

日本国内で狂犬病の患者が確認されたのは14年ぶりです

豊橋市は年齢や性別、国籍などは公表していません。


ですが、「来日」した人のようなので、日本国籍ではない、つまり日本に定住している人ではないかもしれません?


この患者は5月11日足首に痛みがあり、その後、腹痛やおう吐などの症状が出たため、18日に市内の医療機関を受診し、集中治療室に入院しました。



なぜ狂犬病とわかったか? というと、

患者の検体を国立感染症研究所に送って検査したところ、22日狂犬病の感染が確認されたということです。

この患者の家族の話では、去年9月ごろにフィリピンで犬に足首を咬まれたと言っています。


私見ですが、新型コロナウイルス感染症で大騒動のこの時期だからこそ、検体の検査などをしっかり行ったのかもしれませんね。



狂犬病という怖い病気は、日本においてはほぼ根絶しています。

ですが、過去には日本においても1950年代までは狂犬病に感染した犬が存在していました。

それが1950年に「狂犬病予防法」が施行されたために、国内の犬による狂犬病の発生がなくなりました。


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ただ、犬ではなく人の事例がいくつかあります。

1970年にネパールで感染した1例。

2006年にフィリピンで別々に感染した2例。

などがあります。


いや~驚きましたね!

まさか狂犬病の発症事例が日本で出るなんて!




【狂犬病とは?】

《狂犬病とは?》

狂犬病は新型コロナウイルス感染症と同じでウイルス感染する病気です。

ウイルスに感染した犬や猫などにかまれることで感染します


ですが、人から人へ感染することはありません

つまり、狂犬病ウイルスを持つ動物に咬まれた人だけ発症する感染症ということです。


また、狂犬病にかかった哺乳動物に咬まれた部位から唾液に含まれる狂犬病ウイルスが侵入することで感染します。

つまり、狂犬病は犬だけではなく、他の哺乳動物に咬まれた場合にもありうるということです。(狂犬病ウイルスを持っている動物ということ)

哺乳動物の中でも症例の90%以上は犬に咬まれたことが原因です。


また感染してもすぐにワクチンを接種すれば発症を防ぐことができますが、ワクチン接種をしないと多くは1ヶ月~3ヶ月、長い場合は1年以上たってから発症することがあります。


ここがやっかいですね。

旅行などで海外に行き、そこで犬などにかまれたとしても、時間がたってしまうとすっかり忘れていることもありますから。

ただ、医療機関で受診すれば、海外渡航を訊かれると思います。




《狂犬病の怖いところ》

新型コロナウイルスは怖いが、狂犬病に対して恐怖感を持っている日本人は今現在ほとんどいないでしょう。

それは狂犬病の予防接種が義務化され、国内で発症する(国内の原因で)ことがないからです。


ですが、犬や猫を飼っている人はある程度の知識を持っていることは必要であると思います。


狂犬病の怖いところは、「発症すると有効な治療法がなく、ほぼ100%死亡する」

ということです。

狂犬病は致死率100%と言われている感染症なのです。


致死率100%って、ありえねー!

怖い!


でも、今回のような海外で動物にかまれるなどがない限り、国内で狂犬病に罹患することはほぼないと思います。

そう考えると安心。




《狂犬病の症状》

発症するとどうなるのか?

狂犬病が発症すると、強い不安感一時的な錯乱などの精神症状や痙攣麻痺などの神経症状が出ます。


もう少し詳しく述べると、

全身の脱力感不快感発熱頭痛などのインフルエンザの症状と非常によく似た症状で始まります。

これって、新型コロナウイルスとも似ていますね。

咬まれた部位の違和感を感じ、チクチク感かゆみを伴うことがあります。

その後、急性神経症状期として不安、混乱、焦燥感などの脳炎の症状が見られるようになり、進行すると異常行動、幻覚、水を怖がる恐水症状や風を怖がる恐風症状などの症状が現れます。


お~こわっ!



注意する必要があるのは潜伏期間です。

新型コロナウイルス感染症やインフルエンザと違って、潜伏期間が非常に長いのが狂犬病の特徴です。

潜伏期は、1ヶ月~3ヶ月とされています。

最長で8年後に発症した事例も報告されています。

今回確認されたフィリピンからの来日者も犬に咬まれてから約8ヶ月経過しての発症です。




《狂犬病はどこで感染する?》

日本においては狂犬病の予防接種が行われているため、国内の犬による狂犬病発症はほぼないと考えられます。

ではどこで感染するのか?

実は、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、スウェーデンなどのごく限られた国を除いてほぼ全ての国で流行しています。


WHOの発表によれば、年間59000人が狂犬病によって亡くなっていると試算しています。

しかもその6割はアジア地域で起こっています。

アジアでも特にインドで感染者が多く報告されています。




《狂犬病の治療法は?》

狂犬病に対する治療薬はなく、症状に応じた対症療法・支持療法が行われます。

つまり、実質的に狂犬病ウイルスを撃退することは出来ない、ということです。

狂犬病にかかってしまったら、ほぼ治療はできずに命を失う、ということを意味しています。

ある意味では、新型コロナウイルス感染症よりも怖いのでは?


ただ、若干ですが、これまでに狂犬病の生存例が20例に満たないほどあるようです。

ですが、年間約6万人もの命を奪っているとすると、20例というのは無きがごとき数、奇跡的な生存と言えるかもしれません。




《狂犬病の対策は?》

日本国内においては狂犬病予防法により、狂犬病予防接種が義務化されているので、犬を飼っている人がきちんと予防接種をしていれば、国内で狂犬病が発症することはありません。


ですが、ですが・・・!


なかには、狂犬病予防をしない飼い主さんがいると聞きました。

ほんのごくわずかな人であるとは思いますが、犬を飼うなら絶対に狂犬病予防のワクチン接種は行うべきです。


なぜなら狂犬病は致死率100%ですから、予防接種しないということは、誰かを確実に殺してしまう可能性を完全に否定できないからです。

(ただし、それはものすごく低い確率ですが・・・)



狂犬病の予防接種は、生後90日を過ぎると狂犬病ワクチンを打つことが義務化されています。

犬を飼っている人は必ず行いましょう。




【新型コロナウイルス感染症による自粛の影響】

通常であれば、この時期に狂犬病ワクチン接種をほとんどの人が行っていると思われますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で少し心配があります。


それは外出自粛の影響で、ついつい狂犬病の予防注射をしていない飼い主さんがいることです。

外出自粛中は後で行おうと思っていたのに、自粛が解除されたことで、すっかり予防接種を受けることを忘れてしまう人がいるようです。


致死率100%の狂犬病の発症を防ぐ唯一の手段が予防接種です。

忘れずに予防接種を行いましょう。


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【犬を飼うすべての人へ】

この記事を書いている途中で思い出したのですが、ずいぶん前に私も犬に咬まれたことがありました。


それはたぶん・・・、20年くらい前でしょうか?

それくらい時間が経っているから狂犬病にかからなかった、ってことかな?(笑)

(一応そのとき病院に行きました)


新型コロナウイルスがいま世界を席捲しているように、ウイルスには国境はありません。

現代社会は貿易、交通、流通などが世界中に広がり、つながる社会です。

狂犬病ウイルスが密輸や何らかの事故等によって日本に侵入する可能性は完全に否定できません。


世界中には多くの感染症が存在します。

エボラ出血熱、ノロウイルス感染症、風疹、デング熱、腸チフス、マラリア、インフルエンザ、また過去にもスペイン風邪、アジア風邪など。


この中で人類が克服できた感染症は天然痘だけなのです。

つまり、人類は発生したウイルス感染症を抑えることはできたが、克服することは出来ていない、ということです。


現代医学をもってしても解決できないのが感染症なのです。

ここに現代科学の限界があります。


ですが、きちんと毎年狂犬病の予防注射をすることで日本国内では狂犬病を防ぐことはできます。

また、狂犬病の多くがアジア地域で主に犬に咬まれたことから発生しています。

アジア地域に旅行などする場合は、犬に限らず動物に咬まれないよう注意をする必要があります。

狂犬病ウイルスを保有しているのは犬に限りません。

そして、どの動物、どの個体が狂犬病ウイルスを保有しているか見た目ではまったくわかりません。

とにかく咬まれないようにするしかありません。



最後に、狂犬病ウイルスは人から人へ感染しません

ですが、感染した人の唾液にはウイルスが含まれているので、濃厚接触した人は速やかにワクチン接種をすることが重要です。


外国では、日本のような清潔な国柄ではなく不衛生な社会を形成していたり、狂犬病ウイルスの予防接種を完全に行っていない国があります。

海外への渡航の際は気をつけなければなりません。

また、こうした知識を知っていることはとても大切です。


友人が自然動物と接触する可能性がある渡航をするなら「狂犬病に注意してね」「動物に咬まれないように注意してね」などと注意を促すことも大切ではないかと思います。


日本の事例からすると、フィリピンは要注意です。

(フィリピンを悪者にするつもりはありませんが・・・)

またインドなどアジア地域への渡航は気をつける必要があります。


「愛するとは理解することである」

という言葉があります。

犬を愛することは「犬に関することを知ること(理解)」だとも言えます。


だって、好きな人ができたらその人のことをいろいろ知りたいと思うでしょう?


狂犬病に関することを知ることは、愛犬を愛することに繋がると私は思います。



お読みいただきありがとうございました。





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2020年05月30日

『2つの顔を持つ子猫「ビスケッツ&グレイビー」と「フランク&ルイ」の話』




【2つの顔を持つ子猫「ビスケッツとグレイビー」】

アメリカオレゴン州の農場で2つの顔を持った子猫が生まれたことをご存知ですか?


オレゴン州で農家を営むキングさん一家の飼い猫「キーンリー」から生まれた子猫6匹のうちの1匹が普通とは違う猫だった。


子猫は、2つの鼻、4つの目、2つの小さな口を持っていた。

でも脳幹は1つだった。

それぞれの顔で食べたり吸ったり、「ミャオ」と鳴いていた。


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このような猫は「顔面重複奇形」というとても珍しい先天性疾患を持つ猫なのです。


子猫は、「ビスケッツ&グレイビー」と名付けられました。


2つの顔を持つ猫は、ローマ神話のヤヌス神にちなんで「ヤヌス猫」と呼ばれます。



ヤヌス神とは、

ヤヌス(Janus)は、ローマ神話の出入り口と扉の守護神

前と後ろに反対向きの2つの顔を持つのが特徴の双面神。

物事の内と外を同時に見ることができる神。

1年の終わりと始まりの境界に位置し、1月を司る神でもある。

つまり、ヤヌス神とは、「入口の神」「物事の始まりの神」「1月の守護神」なのです。


英語で言う1月(January)の語源(ヤーヌス)となった。

ローマ神話の神は、多くがギリシャ神話に端を発しているが、ギリシャ神話にヤヌス神に相当する神はいません。




2つの顔を持つ子猫が生まれることは稀にあります。

だが、残念なことにヤヌス猫が1日以上生き延びることは極めてまれなのだ。


ビスケッツ&グレイビーは、飼い主さんの愛情を受けて必死に生きました。

最初、とても元気な様子を見せていたビスケッツ&グレイビーでした。


ですが、生後3日後に、ビスケッツ&グレイビーは天国へ旅立ちました。


飼い主のキングさんは、たった3日半の命だったビスケッツ&グレイビーへの思いを語った。

「間違いなく贈り物です。神は何か理由があって、この小さな奇跡を私たちの人生にもたらしました」

キングさんは、一緒に生れた元気な兄弟猫たちは手ばなしても、この猫だけは手元に残すことにしていたのです。


(YAHOOニュースより)




〈ビスケッツとグレイビーは神からのギフト〉

正直、初めてこのヤヌス猫を見た瞬間は、ドキッとしました。


人間は普段見慣れないものに警戒心や恐怖心を抱くものです。


ですが、飼い主のキングさんは、2つの顔を持つヤヌス猫として生まれたビスケッツ&グレイビーを受け入れ愛した。


私は思う。

ビスケッツ&グレイビーの存在とキングさんの気持ちには、多くの人たちが学ぶ何かがあると。


猫が好きな人であっても、もし、2つの顔を持つ子猫が生まれたら、すぐに安楽死させたり、放置して育てなかったり、捨ててしまったりする人もいるでしょう。


見た目には美しいとは言えないかもしれません。

顔が2つもあるなんて、気味が悪い、と思う人もいるかもしれません。

たとえ猫が好きなひとであっても。


でも、キングさんはビスケッツ&グレイビーを神からのギフトとして愛情を注いだ。

感動という陳腐な言葉では表現できないことです。




【2つの顔を持つ猫「フランクとルイ」】

ビスケッツ&グレイビーは残念ながら短命でしたが、アメリカマサチューセッツ州で暮らす1匹の猫(ヤヌス猫)は長年に渡って多くの人に愛されてきた。


マサチューセッツ州ウースターのマーサ・スティーヴンスさんの愛猫もヤヌス猫でした。

2つの顔を持ち、どちらも個性があるため、「フランク&ルイ」と名づけられました。


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フランク&ルイを看た獣医師は「この猫はそう長く生きられない」と告げたという。

しかし、フレンドリーな性格のフランク&ルイは、なんと15年も生きたのだ。


フランク&ルイのようなヤヌス猫が長く生きた例は滅多にないこと。

フランク&ルイは、12歳の時にギネス世界記録に登録された

(2006年「ギネス・ワールド・レコーズ」)


ですが、高齢となり癌にかかってしまった。

飼い主さんのスティーヴンスさんは「苦しむことが予想される」との獣医師の説明を聞いて、安楽死を選択した。


フランク&ルイは、15歳で天国へ旅立った。


飼い主のスティーヴンスさんは、縁があれば、また同じような境遇の猫を飼いたいと考えていると述べた。



〈フランクとルイを愛したスティーヴンスさんは愛猫家の理想的存在〉

二つの顔を持つヤヌス猫を飼うことだけでも尊敬に値するのに、私はスティーヴンスさんの言葉から深い愛の姿を学びました。

「また同じような境遇の猫を飼いたい」


簡単には吐けない言葉、重い台詞であると思う。


自分だったらどうだろう?

と考えると、トラ柄が良いとか、白猫は可愛いとか、そんなことを思ってしまう。


考えてみれば、猫が家族だとするならば、そんなことはなにも価値がないことなのかもしれません。

だって、我が子が生まれたときに美男子でないからがっかりしたとか、美人じゃないから育てる気が薄れた、などと思う親はいないでしょう。

我が子が生まれたことに感謝し最上級の喜びを感じるはずです。


スティーヴンスさんも、きっと“我が子フランク&ルイ”へ無償の愛を注いだと思うのです。




【本当に猫を愛するとは?】

猫を愛するってなんでしょうか?

見た目の美しさ。

優雅なしぐさ。

血統書。

毛並み、色。


でしょうか?


私は猫を愛することと人間を愛することは共通していると思っています。

その人が猫をどう愛するかは、自分以外の人間をどう愛するか、と同じように表れていると思います。


猫の価値を見た目で判断している人は、他人も見た目や肩書などで判断しているのではないでしょうか?


でも、ビスケッツ&グレイビーの飼い主のキングさんとフランク&ルイの飼い主のスティーヴンスさんは、見た目ではなく、猫の魂そのものを愛したのだと思うのです。



愛にも「深い愛」と「浅い愛」があるように思います。

愛にも「強い愛」と「弱い愛」があるように思います。


人が猫を愛する、その愛にもいろいろな色と形があるように思えます。

ビスケッツ&グレイビーの飼い主さんであるキングさんとフランク&ルイの飼い主のスティーヴンスさんは、ヤヌス猫を神からのギフトと受け止め、愛情を持って育てた。

(ビスケッツ&グレイビーは残念ながら短命でしたが)


猫好きの人たちの中で、どれだけの人が同じことができるでしょうか?


生まれたから仕方なく育てるのではなく、神からのギフトとして、見た目に惑わされずに、猫の命を尊いものとして受け止めて育てる。


私は、そこにキリスト教の精神を見た気がします。


ビスケッツ&グレイビー、そしてフランク&ルイが天国でめぐり逢い、楽しくじゃれ合う風景を期待したいと思います。


そして、またそれぞれが飼い主のもとへ生まれ変わってくることを願います。



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 12:34| Comment(0) | 犬と猫のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月29日

『犬の困った行動2(食糞とお尻を向ける)』





【食糞はやめて~!】

飼い犬の食糞に悩む飼い主さんは多いようです。

(食糞とは、犬が排泄した自分の糞を食べてしまうこと)


食糞?


ありえね~!

と、人間ならなりますよね!


でも、どうして犬は糞を食べてしまうのでしょうか?



飼い主としては、愛犬の健康を心配してしまいます。

ですが、健康な糞なら食べてしまっても害が出ることはありません。

大丈夫です。


ただ、飼い主としては“やめてもらいたい”行為の一つですね。


犬が食糞をする理由は複数考えられています。

一つは食べ物のニオイが残っていること。

もう一つは、気になるものとして口にくわえ、弾みで飲み込んでしまうこと。


また、母犬は子犬の糞を食べて処理するという習性があり、子育て期間が終わってもその習慣が残っていたり、子犬が母犬の行動を真似て自分も糞を食べて処理するようになった、ということも考えられます。



そして、最も有力な理由が、トイレ以外の場所で糞をしたなどで飼い主に叱られた、または糞をしたこと(ニオイなど)を飼い主が嫌がったこと。

そのため飼い犬は、「ウンチをすると叱られる。じゃあ、ウンチを食べて隠してしまおう」と思ってしまうのです。


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これが飼い犬における食糞の一番大きな原因ではないかと思われます。



実は、2年前に亡くなった我が家の愛犬も食糞をしていました。

それは、世話をしていた息子が糞の片付けをするのに「ニオイを嫌がった」からと私は思っています。


世話をしてくれる飼い主(息子)が、糞をすると困っている、嫌がっている、そのことを見て食糞をすることによって飼い主に嫌われないようにしようと考えた、と思っています。


このことが当たっているとすると、大事なことは、いくら糞が臭くても飼い主が怒ったり、嫌がったりしてはいけない、ということです。


犬にもプライドがあるのかもしれません。



〈犬の豆知識〉

「犬は飼い主に“嫌われたくない”“怒られたくない”という気持ちから食糞してしまう!」






【尻を向ける犬】

最近では犬も室内飼いが増えました。

中には飼い主の布団(またはベッド)に寄り添い寝ている犬もいるでしょう。


そうしたときに、ふと目を開けると、愛犬がお尻をこちらに向けて寝ている

なんてことありませんか?


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嫌がらせ?


なんて思ったりもします。


ですが、事実は逆で、これは“信頼の証”なのです。


犬に限らず人間でも、前方から来たものはすぐに確認できても、後方から来たものはとっさに対応できません。

ですから、犬は警戒している相手に背中を向けません


また、野外で寝るときは背後を警戒しなくていいように洞窟や樹木を背にしたり、仲間どうしで背中をつけ合ったりして死角をなくします。


それと、お尻のニオイは犬の個人情報ですから友好的な相手にしか嗅がせません



つまり、飼い主にお尻を向けて寝ているということは、「完全に信頼しています」「あなたに背後を守ってもらえるから安心して寝ています」という意味なのです。


さらに言うと、犬が後ろ足を真っ直ぐに伸ばし、お腹を床につけて寝ていることがありますが、この姿勢だととっさに立ち上がれません。

このポーズで飼い主さんに背を向けて寝ているのは、完全に飼い主さんに心をあずけている状態なのです。



〈犬の豆知識〉

「犬が無防備なお尻を飼い主に向けるのは、最高の信頼の証なのです!」



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 13:41| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月22日

『猫の不思議5(忖度力と物理学)』





【猫には空気を読む能力がある?】

犬は、困ったときに“いかにも困った顔”で飼い主さんをのぞき込んでくることがあります。

これは犬の大きな特徴の一つです。


「社会的参照」という心理学用語があり、判断に迷った際に他者の表情を見て行動を決めることをいいます。


ちなみにオオカミにはそうした行動は見られません。


犬は散歩中に、ときたま飼い主さんを振り返りながら歩くことも多いです。



では、猫は?

犬のように飼い主さんの気持ちを「忖度」する能力はあるのでしょうか?


猫に関する実験で、奇妙な物体を見せると飼い主さんをじっと見たという報告があります。

また、それとは逆で、自分で開けられない箱に入ったご飯を与えても、飼い主さんを見ることなく自力で頑張り続けた、という報告もあります。


基本的に、猫は“自分の行動は自分で決める派”です。


ですが、飼い主さんとのコミュニケーション能力もあります。

「お腹が空いたとき」「飼い主さんが悲しんでいるとき」などに、ジッーと、見つめてくるときがあります。


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要するに、気分によるってことですかね!


犬派の人たちは、だから猫は嫌いなんだ!

って、言います。


でも、本当は猫だって犬に負けないくらい人間のことを観察しているし、興味もあります。

ただ、それを顔に出さないんです。

素振りを見せないんです。

要求しないんです。


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これが猫の誤解されているところでもあります。

猫って、控えめで健気なんです。

(自分勝手ともいいますけど)



〈猫の豆知識〉

「猫だって飼い主さんの顔を見て空気を読む能力はある。だけど、そうした素振りを見せない猫ファースト主義なのです!」





【猫は手品を見破る?】

こんなことありませんか?


マジシャンの手にあるはずのおやつが消えたり、右手に持っていたはずのおやつが左手から出てきたりするのを見て、犬は不思議そうに首をかしげている。


これを猫にやってみる。

おやつを使って簡単な手品を猫に見せてみると、“知らんぷり”


手品が下手だなんて言わないでくださいね。



猫に関するこんな実験があります。

箱を振って音がした後に箱を逆さにするとボールが飛び出してくる

箱を振っても音がしない箱を逆さにしてもボールが飛び出してこない


この二つのケースでは、猫は反応を見せることはありませんでした。

(それがどうしたニャー、ってことでしょうか?)


その後、箱を振って音がした箱を逆さにしたのに、ボールが飛び出してこない

また、箱を振って音がしない箱を逆さにしたのに、ボールが飛び出してくる


この二つに猫は反応しました。


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音がしたのにボールが飛び出してこない。

音がしなかったのにボールが飛び出してきた。


この不自然さに猫が箱をジーっと長く見つめた、という実験結果がでています。

猫が予測と違うことが起きたことにびっくりしたと考えられます。


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これがなにを意味するのか?

これらの実験は、要するに物理法則を理解しているか否か、ということです。


この実験からすると、猫も物理法則を理解しているということです。


そう、猫だって賢いのです。

(クールですけどね)


こうした手品で猫と遊ぶのも面白いかもしれません。

でも、あまりイタズラでからかうのは止めましょうね。



〈猫の豆知識〉

「猫だって物理法則を理解している!」



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 12:35| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月15日

『重要なお知らせ! 猫から猫へ新型コロナウイルス感染する!』





【愛猫家には辛いニュース! 新型コロナウイルスが猫から猫へ感染する】

《米医学紙より》

猫を愛し、猫を家族としている方には、今回とても辛いニュースです。

すでに知っている方が多いとは思いますが、万が一、知らない方がいると大変なのでお知らせします。



「新型コロナウイルスが猫から猫へ感染する」

これはショックです。


新型コロナウイルスに関しては、人から猫へ感染する可能性があるとされていますが、今度は、猫から猫へ感染するという研究結果が出されました。



米医学紙「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に13日発表された内容は、「猫から猫へ感染し、症状はまったくでない可能性がある」というものです。


米研究チームは「新型コロナウイルス終息に向けた対策の一環として、猫の間でも感染を広げないことが重要になる可能性がある」と示唆しています。




《東大医科研究所より》

ウイルス感染の専門家である河岡義祐教授らのチーム(東京大学医科学研究所)の研究では、新型コロナウイルス感染症患者からウイルスを分離し、猫の鼻腔内に接種し感染させる研究が行われました。

その後、感染した猫とそうでない猫のペアを3組つくり、同居させた結果、すべてのペアで感染が確認された

これによってウイルスは接触感染によって猫の間で簡単に感染伝播することが明らかになったという。

また、感染した猫からは、明らかな症状は見られなかったという。



河岡教授は、「今回の結果は、猫から人に新型コロナウイルスがうつると示しているのではない。感染者が猫を飼っている場合、猫に近づかないこと。家から出さないことを守って欲しい」と述べています。




《香港で、犬が新型コロナウイルスに感染》

その他にも、2020年3月16日、香港で新型コロナウイルス感染が確認された犬が死亡した事例があるようです。

その犬の犬種はポメラニアン(17歳)。

飼い主である60代の女性が2月に新型コロナウイルスに感染していたといいます。

香港政府が調べたところ、飼い犬のポメラニアンからウイルスの弱陽性反応が検出され、低レベルの感染が確認されたのです。




【愛猫家と愛犬家には辛すぎる】

愛猫はペットにあらず!

愛犬はペットにあらず!

愛猫、愛犬は家族なり!


おそらくペットに愛情を注いだことにない人は猫や犬を「ペット」というカテゴリーにしか分類しないのだろう。


河岡教授のウイルス研究には頭が下がるが、愛猫家としては「猫に新型コロナウイルスを感染させる」という言葉を聞いただけで、吐き気がする。

可哀想でいたたまれない気持ちになる!


それは人類を守るためなのだから、仕方がないし、法律でも許されていることだとはわかっていても、心が痛む。


これらの研究では、猫が死亡したとまでは書かれていないので、実験に使われてしまった猫が新型コロナウイルス感染により死亡しないことをただただ祈るばかりだ。

元気で寿命を全うして欲しい。


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【愛猫、愛犬を守ろう】

「猫から猫へ新型コロナウイルス感染する」


この事実を飼い主がまず知ることが大切です



そして、何よりも飼い主が新型コロナウイルスに感染しないように生活することで、愛猫(または愛犬)を守るしかありません。


飼い主が、愛する我が子(猫)に新型コロナウイルスをうつしてしまい、もし苦しんだり、死なせてしまえば、猫にとっても飼い主にとっても辛すぎる出来事となってしまいます。


おそらくその場合、飼い主はずっと自分を責めつづけて生きていくことになるでしょう。


猫が新型コロナウイルスに感染していると判明すれば、人間の場合と同じようにペットの遺体に触れることも「お別れ」を言うことも出来ないかもしれません。




《愛猫、愛犬を守るために飼い主ができること》

  • 新型コロナウイルス感染がある程度終息するまでは出来るだけ接触しない。
  • 可能な限りマスクをしてペットと生活する。
  • 飼い主が帰宅したら必ず念入りに手洗いうがいをする。
  • 飼い主の肌などをなめさせない。
  • 猫(または犬)を出来るだけ撫でたりしない。
  • 外に生きたがっても絶対に外に出さない。


〈多頭飼いの場合〉 

場所の確保が可能なら、猫たち(猫と猫の)の生活空間を別の部屋などにして隔離させる。(つまり、自宅内別隔離)

(頭数による)

また、食器を別にすることも必要です。

外に出さないことは1頭飼いと同じです。



これはペットを家族と思っている人にとっては、耐えられない生活です。

そこまでやるのか?

と思う方もいるでしょう。


でも言います。

これらの対処法は、人間の家族との間で感染を防ぐ対処法とほぼ同じです。

つまり、ペットに愛情があり、家族と思っているのであれば、人間の家族と同様に「いまは我慢」と「大切なペットを守る」ためにするべきだと考えます。


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新型コロナウイルスの怖いところは、ウイルスが体内に侵入し感染したその時点で、感染に気が付かないことです。

つまり、自覚症状が出るまで感染者自身がウイルス感染した事実を知らずに生活し、周囲に感染を広げてしまうことです。


ペットを愛する人にとっては、人間も猫も同じです。

人間も犬も同じです。

ともに家族であり、守るべき存在であり、愛する存在です。



ペットは自分で新型コロナウイルスから身を守ることは出来ません。

すべては飼い主しだいなのです。


愛する家族(愛猫、愛犬)を守りましょう!!




【心配なこと】

少しだけ心配なことがあります。

単なる危惧で終ればいいのですが、もし、猫や犬に新型コロナウイルスの感染被害が多くなれば、ペットを飼わない人たちから、ペットの存在が差別されるようになることも考えられます。


野良猫は駆除の対象とされ、ペットに関する新型コロナウイルス感染の法律や条例が制定されることもあるかもしれません。

そのとき、ペットと飼い主の意に添わない法ができないことを祈るばかりです。


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いま、新型コロナウイルス感染被害はウイルス感染だけではないとわたしは考えています。

それは「差別」という人間の卑しさが現れていると感じます。


医療現場で必死に治療にあたっている医療従事者の家族は差別されています。

感染病院で働く看護師の子どもが幼稚園から「登園拒否」にあっています。


また、物流を担うトラックドライバーの家族も同様な被害(差別)を受けています。


それらは、新型コロナウイルスに感染したくない、という人間であれば当然の防衛本能でもありますが、一方では「思いやり」「他者への尊重」のない心もとない言動であると思います。

行き過ぎた自己防衛であると思うのです。


はっきりと感染した事実にもとづくのではなく、たんなる憶測で他者をバイキン扱いすることは人間として一番醜い部分であると思うのです。


「新型コロナウイルスは自覚症状がないのに感染していることがある」

ということは、医療従事者や物流を支えるドライバーやその家族に限らず、差別しているその人がすでに感染しているかもしれないのです。


このウイルスの怖いところは、「誰が感染しているのか、非常に見えにくい」ところです。

だからこそ混乱もするのです。


心無い差別が人間の間で起こるようなら、ペットに新型コロナウイルスが広まってしまったら、どうなるかは不安でしかありません。


ペットを愛する人にとって、大切なことは、肝に命じなければならないことは、

「ペットは自分で新型コロナウイルスから身を守れない」

「ペットが新型コロナウイルスに感染する場合、飼い主から感染する」

(外にでないペットの場合)

「ペットは飼い主を頼るしかなく、飼い主を頼りにしている」

ということです。


愛するペットを守るために我慢するべきところは我慢し、ペットとの生活を守りましょう。

“自粛疲れ”などと世間では言いますが、ペットと自宅で過ごす時間が増えることは、ペットを飼う飼い主にとっては喜びが増えることでしかありません。

ペットにとってもそれは嬉しいことのはずです。


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ペットたちは飼い主に癒しを与えてくれます。

飼い主は、ペットの愛情に応えねばなりません。



お読みいただきありがとうございました。








posted by チャミーの父ちゃん at 12:52| Comment(0) | お知らせ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月08日

『犬の感情(服従心と嫉妬心)』




【犬が怒られないためにする必殺技がある?】

犬を飼っていると困るのが“イタズラ”ですよね?


飼い主にとって大切なものをイタズラされたら、つい「この野郎~!」と怒りたくなりますよね!



犬にも性格があり、真面目な犬は、「ハッハッ~」と息を吐きながら飼い主の怒りにじっと耐えます。

少し臆病な犬は“しょんぼり”した態度を見せて、飼い主から憐れに思って怒るのをやめるのを待ちます。

そんなとき賢い(?)犬は、飼い主からの叱責回避術を使います!


それは、

「必殺、ゴロン回転腹見せ術!」


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愛くるしい眼でこちらを見ながらゴロンされると「まっ、いいかっ!」って、なっちゃいますよね。


犬が仰向けになってお腹を見せるのは服従の意思表示と言われています。

犬にとって弱点であるお腹をさらけ出す姿はいかにも「降参!」と言っているようですね。


しかし、実はお腹を見せていても、服従の意味ではない場合があるのです。


見分けるポイントは“尻尾”です。


相手に服従するのは、弱気のときですから、服従の気持ちのときはシッポを股の間に巻き込んでいます。

そうではなく、シッポを伸ばしていたり、パタパタと振ったりしているときは、ただ単にリラックスしている状態か、「おなかなでて~」「遊ぼうよ!」というお誘いです。


このポーズをしたときに飼い主さんから優しくしてもらった経験を持つ犬は、飼い主さんに甘えるためにわざと腹見せをすることがあります。


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結局、服従のポーズの“腹見せ”しても、「ごめんなさい」と謝罪しているわけではなく、「もう怒らないで~!」という意思表示なのです。

飼い主さんからの叱責を回避しようとしているのです。

自分が悪いことをしたかどうかは、関係がないのです!



〈犬の豆知識〉

「犬の腹見せポーズは服従のサインや謝罪とは限らない!」





【犬の嫉妬は善か?悪か?】

犬にとって一番大事なこと。

それは飼い主さんからの“愛情”です。


飼い主さんが知らない人と仲良くしていたり、散歩で出会った他の犬をかわいがったりすると、飼い犬は“嫉妬”してしまうのです。

嫉妬のあまり、自宅に来た知らない人の持ち物などにオシッコをしてしまうことも・・・。



カリフォルニア大学が行った実験があります。


飼い主が犬を無視し、おもちゃと楽しげに遊んでいるフリをします。

おもちゃはぬいぐるみの犬、ハロウィンのかぼちゃ、飛び出す絵本の3種類。

この3種類で犬の反応が違っていました。


犬は、かぼちゃの絵本のときはほとんど反応しなかったのに対して、ぬいぐるみのときはぬいぐるみと飼い主の間に割り込もうとしたり、ぬいぐるみに噛みつこうとしたり、飼い主にタッチして気を引こうとする行動に出たのです。


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これが何を意味しているのか?

要するに、「犬にも嫉妬心がある」ということです。

ライバルから飼い主さんの愛情を奪い合うのです。


なぜなら、犬は飼い主さんの愛情のすべてを自分に向けて欲しいからです。

欲張りのようにも思えますが、人間同士の“愛”においても言えますが、「愛とは限定的な特徴を見せることがある」のです。


つまり、特定の間柄での愛情は閉鎖的であり、差別的なのです。

それは「あなたと結婚するから別の人を愛さないでね!」ということです。

ですから、“浮気”は裏切り行為となるのです。


こうした感情と関係は飼い主と飼い犬の間でも同じなのです。

これを人間と犬の関係で言うと、「〇〇ちゃんをわが家の飼い犬とするから、他の犬には愛情を持たないよ!」「飼い主さんのことが大好きだから、他の犬をかわいがらないでね!」っていうことです。

少し硬い言い方をすれば愛情の契約です。


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犬は、動物の中でも人類の歴史とともにずっと一緒に生活してきた“友”と呼ぶにふさわしい動物です。

ですから、人間の感情と同じような感情を持ち、人間の感情を敏感に感じ、人間と愛情を結びたいと思っているのです。

ですから、犬の飼い主への嫉妬心は“悪”ではなく、正当なものであると言えます。


でも、飼い犬が嫉妬するのは、飼い主さんにとって“嬉しい”ことでもありますね。



〈犬の豆知識〉

「犬は飼い主さんの愛情を独り占めしたいと思っている。だから、つい嫉妬してしまいます!」



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 12:47| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月01日

『猫の不思議4(鳴き声と予知能力)』




【猫の言葉はいろいろある?】

飼い猫が何か言いたげな顔をしてジッーと、こちらを見つめていること、ありませんか?


猫の自己主張は、「ガン見」と「ニャー」以外にもあるのです。


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猫と長く暮らしていると、鳴き声から猫の気持ちを読み取れるようになります。

阿吽の呼吸! 

って、やつですか!


でも、ど~も、猫の鳴き声にも種類があるようです。


「ニャ~」=「かまって~」

「ニャッ」=「よお!!」

「シャー」=「なめんなよ~」

「ウ~」=「やったろか~!」

「ニャ、ニャ~」=「会いたかったよ~」

「サイレントニャ~」=「好き~!」



実際に猫の鳴き声には様々な種類があると研究で分かっています。

さらに飼い主さんがそれを聞き分けられるという実験結果もあります。


声の高さ、声の長さ、目つきや体勢(姿勢)など、全身を見るとより気持ちが読み取れます


ただ、なかには声を出して鳴かない猫もいて個体差は大きいようです。



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猫の言葉(気持ち)を理解するコツは、普段からよく観察することです。

表情や体勢、耳の向き、シッポの動きなども合わせれば、愛する猫の気持ちを読み取れるようになります。



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〈猫の豆知識〉

「猫の鳴き声にもいろいろある。猫は飼い主に気持ちを理解してほしいと思っている!」





【猫には予知能力がある?】

地震などの天変地異を予知できる動物がいることは知られています。

猫って、どうなんだろう?


確かなことは、猫は環境の変化を敏感に感じ取っている生き物だということです。

特に、猫は人間よりも「音」に対して敏感です。

そのため、地震の初期微動で見られるP波などの地震波を察知している可能性があります。


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ウトウトしていたと思ったら、ハッと耳を立てたりしたときは、もしかして何かを察知したのかもしれません。

ただ、自宅にいるときに、猫は外の音に反応するときがあります。

「鳥の声」「エンジン音」「他の猫の声」「犬の鳴き声」「近所の人の話し声」など。


ただし、猫に地震などの天変地異を予知する能力があったとしてもそれを人間に伝える言葉がないのです。

残念~!


ヘンな「ニャ~」、異常な「ニャ~」と鳴いたら、もしかしたら・・・です。


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ですが、猫は身を守る時に一目散に逃げることが多いので、飼い主さんに危機を知らせることをせずにさっさと自分だけ退避場所に逃げ込むかもしれません。

そのときは、あしからず・・・。



猫の予知能力は、いまのところ研究途中ですが、猫に予知能力があって、知らせてくれたらありがたいですよね!


音に敏感かどうかも、個体差があるようです。

「のんびり屋の猫」と「臆病な性格の猫」では、察知能力に差がありそうですね。


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〈猫の豆知識〉

「猫は音に敏感! 人間が聞き取れない微細な音を感じている」



お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 12:26| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月24日

『猫を襲う突然変異した猫コロナウイルス! ~ペットを守ろう~』




【猫を苦しめる突然変異したコロナウイルスによる難病】

世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスですが、人間から猫に感染することがあるとお知らせしました。

ですが、別の話があります。


猫の間で、突然変異したコロナウイルスによる難病があり、多くの猫と飼い主が苦しんでいるのです。

この猫を苦しめる難病は、猫腸コロナウイルスの突然変異によって発症する猫伝染病腹膜炎(FIP)と呼ばれるものです。


猫伝染病腹膜炎(FIP)は、有効な治療方法が確立されておらず、“不治の病”とされ、致死率はほぼ100%と言われています。

発症してから数日で死亡してしまうケースが多いようです。

(平均生存期間9日、1年生存率5%未満。)


どんなに早期発見したとしても手の施しようがないという、猫にとってはとても怖い病気です。

猫好き、猫を家族と思っている人にとっては、新型コロナウイルス感染に匹敵するほど怖いことです。



〈FIPとは〉

FIPの原因となる猫コロナウイルスは、多くの猫がすでに保有していて、通常であれば健康面に影響することはありません。

突然変異を起こした場合のみ、FIPウイルスとなり、全身のどこかの機関に感染して致死率の高い症状を引き起こします。




〈FIP(猫伝染病腹膜炎)の症状〉

FIPには独自の症状はありません

ですから、飼い主さんも気づきにくいのです。

症状は、発熱、食欲不振、体重減少、貧血、下痢などの症状があらわれます。


こういった症状は他の病気でよく見られる症状ですから、FIPに感染していてもFIPであると気が付きにくいのです。



こんな症状があったらFIPを疑う!


ウェット型

・「腹水」や「胸水」が溜まる。

・腹水が溜まるとお腹がタプタプする。

・胸水が溜まると見た目にはあまり変化はないが、肺が圧迫されるため呼吸が苦しくなる。


ドライ型

肝機能、腎機能の低下や、脳神経などに作用して発作などの症状がでる。

・脊髄に影響すると手足のしびれなどを引き起こす。



〈FIPの検査は?〉

FIPの原因となる猫コロナウイルス自体を保有しているかどうかは、血液で抗体検査を行い調べます。

(人間の新型コロナウイルス検査と同じく、PCR検査でわかります。)


ただし、猫コロナウイルスとFIPウイルスの区別をつけることは非常に困難です。

ですから、現れた症状と各種検査によってFIPの診断が下されます


より確定的な診断を望む場合は、臓器の一部を切り取って検査し、その中にFIPウイルスの有無を調べることになります。

ですが、検査結果が出るまで1週間を要するため、その間に死亡してしまうこともあります。

また、外科手術をすることは猫の体力を奪うことにもなるので、現実的には有効な検査とは言い難いのが現状です。




〈FIPにかかりやすいのは?〉

FIPにかかるのはやや純血種が多い傾向があります。

年齢で言うと、5歳以下と10歳以上の割合が多い。

オスとメスでの違いは見られません。

これは比較的という意味なので、ミックス猫でも、どの年齢でも発症する可能性はあります。


問題は、“多頭飼い”をしているケースです。

発症した猫とのトイレ共用による排泄物からの感染、食器の共用グルーミンングによる唾液からの感染の可能性があります。


ですから、性別や年齢よりも、多頭飼いによってリスクが高くなる、と思ったほうがいいです。




〈FIPを発症してしまったら〉

現在、認可されている薬で有効な治療法はなく、FIPを発症した場合は対症療法しかないのが現状です。

抗炎症薬を投与して症状を緩和、ウイルスの増殖を抑えるなどを行い・・・。

あとは、残念ながら、残された時間を少しでも楽に過ごしてあげるしかないのです。

(飼い主さんにとっては胸をえぐられるような悲しみですね)


実質的に症状を緩和させることしかないので、FIPにかかった猫の治療をめいっぱいすることを希望する人もいれば、投薬など猫に負担がかかるようなことはしないで自然に任せる人もいます。

飼い主さんが苦渋の決断をするしかありません。



海外で開発されたFIP用の新薬で効果が現れたという報告もありますが、日本においては認可されていないのでいまのところ使用できません。

残念です!



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【愛猫を新型コロナウイルスから守るために】

ベルギーで新型コロナウイルスが猫に感染したと報道されました。

飼い主が発症した後、猫にも嘔吐などの症状がみられ、便から新型コロナウイルスが検出されました。

新型コロナウイルスは人間から猫に感染するのです。

(他の動物にも感染することが判明している。)

感染するといっても人間から人間への感染ほど心配する必要はありませんが、だからといって安心したり油断してはいけません。



ウイルス伝染症は基本的には、種別(犬から猫、人間から猫など)を越えて伝染することは無いと考えられていますが、新型コロナウイルスは未知のウイルスであり、ウイルス学者や生物学者、医師などの専門家であってもその全貌を理解している人は現時点ではいません。


ですから、まずは飼い主さんが新型コロナウイルスに感染しないように全力を傾けるしかありません。

心配ならば室内でのマスク使用をおススメします。


中国では、愛犬に防護マスクをさせる人も出ているようです。

防護マスクを購入するのもペットにさせるのも大変ですが、日本でもペット用のマスクが必要であると思います。

(ペットは嫌がると思いますが・・・)

人間用のマスクが不足する現状ですが、ペット用のマスクもペットを守るために必要であると思います。

どこかの企業で開発すれば売れると思いますが・・・。

それが、ペットと飼い主を助けることになるのですが・・・。


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FIPおよび新型コロナウイルスに感染しないようにと、飼い主さんの責任は重いですが、ペットは家族です。

愛猫、愛犬を守りましょう!



お読みいただきありがとうございました。






posted by チャミーの父ちゃん at 13:01| Comment(0) | お知らせ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月19日

『ペットと新型コロナウイルス感染に関する情報 ~ペットを守ろう~』




【厚生労働省からのお知らせ】

先週、猫も新型コロナウイルスに感染することをお伝えしました。


しかし、厚生労働省が4月17日に、ペットが新型コロナウイルスに感染する事例とQ&Aを公開しました。


厚生労働省によると、海外では人間から犬、猫に感染したと考えられる事例が複数あり、猫の呼吸器や消化器に症状が出た例も報告されていると、知らせています。

また、同じく海外では、動物園で飼育員から虎に感染した事例があります。


いまのところペットから人間への感染は確認されていませんが、新型コロナウイルスに感染した人間(飼い主)から動物(ペット)に感染する、ということです。


これはペットと自宅で自粛生活をする人たちにとってとても重要な情報です。


猫だけではなく、犬にも新型コロナウイルスが感染するのです。

犬を飼う人も注意が必要です。


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【愛するペットを守るために】

ペットの命と健康は飼い主さん次第です。

自粛生活をする飼い主さんにとってペットは、“慰めてくれる存在”“癒してくれる存在”だと思います。


ですが、その愛するペットに飼い主が新型コロナウイルスに感染させてしまう可能性がある以上、飼い主の責任と愛情をもとにして注意が必要です。



〈ペットに感染させないために〉

・過度な接触は避ける。

・ペットの体調が悪いときは不必要な接触をしない。

・飼い主が口にした食事をペットに与えない。

・買い物や仕事から帰宅したら念入りに手洗いうがいを行う。

・ペットと接触した後は、手洗いうがいを念入りに行う。

・ペットに人間の体をなめさせない。(特に犬に顔をなめさせない)

マスクをしてペットと接触する。



そして、一番大切なことは

飼い主が3密を避けた生活を送り、新型コロナウイルスに感染しない


愛するペットを守るために、飼い主さんが新型コロナウイルスに感染してはいけないのです。


ペットは大丈夫だろう!

「俺は」「私は」感染しないだろう!

という“甘い認識”は捨てましょう!

愛犬、愛猫に“感染させてしまうかもしれない”と考えて生活しましょう。


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新型コロナウイルスは未知のウイルスです。

発生の原因が分かっていなくて、ワクチンもいまだ開発されていません。

つまり、新型コロナウイルスに感染した人を治す治療薬がないのです。

(現時点では、治療にインフルエンザ等の既存の薬品を使用している)


ペットに新型コロナウイルスが感染してしまった場合、治療は出来ません

獣医師にその知識も技術も医療器具もないからです。

感染した人間を治療する医師でさえ、この未知のウイルスに関しての専門家はいないのです。

人間の医師でさえ新型コロナウイルスのことを“よくわかっていない”のです。


ペットを飼っている飼い主であれば、ペットの命と健康を守ることがその責任です。

愛するペットを苦しめ、命を奪ってしたったのが、飼い主だとしたら、こんな悲しいことはありません。


愛犬、愛猫を飼い主が苦しめて命を奪ってしまうかもしれないことを想像しながら、自粛生活をしなければなりません。


現時点での新型コロナウイルス感染を防ぐ唯一の方法は、“自粛”(3密を避ける)ことです

(悲しいことですが・・・)


もう一度言います。

新型コロナウイルスは犬や猫にも感染します。

感染は人間から動物への感染です。

つまり、飼い主から愛犬、愛猫にウイルス感染するということです。


全国のペットを愛する飼い主さんに、家族同然の愛犬、愛猫を守るために、自粛し、新型コロナウイルスに飼い主さんが感染しない努力をすることを望みます。



厚生労働省のペットに関する新型コロナウイルス情報リンク先



お読みいただきありがとうございました。








posted by チャミーの父ちゃん at 12:48| Comment(0) | お知らせ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月12日

『緊急のお知らせ! 猫も新型コロナウイルス感染する!』

【緊急のお知らせ!】

このブログはペットの健康を守り、ペットと幸せに暮らすことを目的としてスタートしました。

猫を愛する人が無視できない情報があります。

すでに知っている方も多くいると思いますが、知らないでいる人がもしいるのなら知ってほしくて今回の記事を書きます。


世間はいま、新型コロナウイルス感染症で命の危険、感染の恐怖、経済的危機などで大変な事態となっています。


そんな中で、ペットと暮らす飼い主さんにとって聞き逃せないニュースがあります。

それは“猫も新型コロナウイルに感染する”ということです。


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【猫も新型コロナウイルス感染する】

アメリカの科学雑誌「サイエンス」のウェブサイトで中国の研究チームが発表した内容によると、ペットや家畜の中でも比較的「猫は感染しやすい」とのことです。

また猫から猫への呼吸飛沫による感染も確認されたということです。

一方、犬は感染しにくいとのこと。


WHO(世界保健機構)も「動物がウイルスを媒介しているとは考えにくいが、感染した人から動物に感染することはありうる」と見解をしめしています。


(TBSNEWSより)




【猫を守ろう!】

猫を飼っている飼い主さんにお願いです。


飼い主さんが3密を避けた生活をし、感染しないようにする。

飼い猫を外に出さない。(他の猫と接触させない)

飼い猫に飛沫感染させないように注意する(マスクをするなど)


などの対策をして飼い猫を守ってください。


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確立は低いと思われますが、絶対にないとは言えないのが新型コロナウイルス感染です。


愛する家族である飼い猫を守るのは飼い主さんの義務です。

飼い猫を守るためには、まず飼い主さんが新型コロナウイルスに感染しないようにしなければいけません。


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飼い猫のことも考えて、生活しましょう。

大切な愛猫を守ってあげられるのは飼い主さんしかいないのです!



お読みいただきありがとうございました。


posted by チャミーの父ちゃん at 12:03| Comment(0) | お知らせ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月11日

『犬の散歩に関する性(さが)』




【犬の散歩中の楽しみは?】

犬にとって散歩中の楽しみはなんでしょうか?


飼い犬が、散歩中に“ヘンなもの”を咥えて持っていこうとする、そんなことありませんか?



散歩中に出会う目新しいものを調べることが犬にとっての楽しみなのです。


落ちているゴミは飼い主さんにとってはただのゴミですが、犬にとっては「調査すべき興味深いもの」なのです。


思う存分ニオイを嗅いだり、なめたりして調べて、気に入ったら宝物としてしまっておきたいのです。


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ただ、注意が必要なことがあります。

犬が宝物だと思って持ち帰ろうとしたときに、飼い主さんが取り上げようとすると、犬はゴクンと飲み込んでしまうことがあります。

異物を誤飲した場合、消化できなかったり、吐き出せなかったりする場合は、開腹手術になることもあり得ます。

充分な注意が必要です。


犬が、くわえて放さない。

怒っても放さない。

こうした場合、無理に取り上げることはしないほうがいいです。

(特に小さいものの場合)

気が緩んで口から放したときに取り上げるようにしましょう。


犬は散歩することで昨日までなかった新しいものを探したり調べたりすることに楽しみを見出しているのです。


〈犬の豆知識〉

「犬は散歩中に目新しいものと接することで好奇心を満足させている!」





【犬の散歩中のストライキ】

散歩中に犬が突然のストライキをすることはありませんか?


いくら強く引っ張っても抵抗して動こうとしない。

しょうがないから抱っこして連れて行く。

なんのための散歩なのか分からなくなる。


こうしたときの犬は不思議なほど頑固者です。


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犬がストライキをする原因は、調べたいものがあるのに飼い主さんが立ち止まってくれない、帰路についたけどまだ帰りたくない、単純に疲れたから歩きたくない、嫌いな動物病院への道を覚えていて「そっちに行きたくない」、好きな公園に行きたくて「そっちじゃなくてこっち」と行き先を主張している、などが考えられます。


また、歩かないことで抱っこしてもらえたり、おやつがもらえることを覚えた犬は、ご褒美目当てでストライキすることもあります。


それと犬も年をとると歩くことが面倒になったり、歩くことが辛くなります。

年をとった犬の場合、体力の低下による原因も考えられます。

老犬が散歩を嫌がっても、変化のある屋外の景色を見ることは脳への刺激になり、認知症の予防にもなりますから、無理のない距離で散歩させましょう。



〈犬の豆知識〉

「犬は散歩のときくらい好き勝手したいと思っている!」


お読みいただきありがとうございました。





posted by チャミーの父ちゃん at 14:00| Comment(0) | 犬と猫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする